アイフルのメリット・デメリット ~初回30日間無利息・最短即日審査のスピードなど~
アイフルでお金を借りるメリット・デメリットをまとめると、下のようになります。
このような点です。もっと詳しく書いていくと、下のようになります。
■ メリット
- 初回30日間無利息
- 毎日21時頃まで最短即日審査
- 特定の銀行口座がなくても最短即日借入できる
- 銀行カードローンと比較して、審査通過率が高い
- 若年層でも申し込みやすい(銀行カードローンは借りにくい)
- 審査スピードが早い(最短30分)
そして、下のように言えます。
■ デメリット
- 他の消費者金融より、即日振り込みの締切時間が早い
- コンビニの提携ATM・提携銀行のATMの利用手数料がかかる
この2点になります。以下、詳しくまとめていきます。
目次
アイフルは初回30日間無利息で借り入れできる
まず、アイフルのメリットで特に大きいのは「初回30日間無利息」のサービスです。この何が大きなメリットかというと、下の通りです。
- 初回30日間無利息で借り入れすると、最初の5ヶ月で全額返済できるのであれば、一般的な銀行カードローンよりもアイフルの方が、実は低利息になる
これはキャッシングの知識がある人の間では半ば常識になっていますが、実は―。
こういうのが基本中の基本なんですね。たとえば20万円キャッシングしたとして、そのシミュレーションをしてみましょう。
20万円借り入れした場合のシミュレーション
20万円というキャッシング金額の場合、アイフルと銀行カードローンの1ヶ月の利息は、下のようになります。
- アイフル…3000円
- 銀行カードローン…2400円
つまり「600円」の利息差ですね。これが「通常金利」による利息差です。そして、「もっと効果が大きい」初回30日間無利息だとどうなるかというと、下の通りです。
- アイフル…0円
- 銀行カードローン…2400円
こういうことで、一気に、アイフルの方が「2400円」も低利息になるわけです。もちろん、これは最初の1ヶ月だけなので、その後は銀行カードローンが追い上げていきます。そして、その追い上げが―。
- 最初に書いた「600円」ずつなので、2400円÷600円で、4ヶ月で追いつく
- 最初の1ヶ月もこれに付け足して、全部で5ヶ月、アイフルが優位に立つ
なので「最初の5ヶ月で完済できるスケジュールであれば、アイフルで借りた方が低利息」ということになるわけですね。これは、実際にこうしてシミュレーションしてみて初めてわかることなので、世間ではあまり知られていません。
なお、アイフルの金利(実質年率)については、さらに詳しく下の記事で書いています。
消費者金融は、実は高金利ではない
世間の人は―。
- 消費者金融…高金利
- 銀行カードローン…低金利
というイメージを持っているでしょう。実際、実質金利の数字だけ比較すると確かにそうなのですが、下のように言えます。
- 実際には、こうして「初回30日間無利息」によって低利息になることもあるし、大手の銀行カードローンの中でも、上限金利が消費者金融なみに高い、という銀行カードローンは複数ある
あくまで「上限金利が高い」だけで下限金利は安いのですが、それらの銀行カードローンも紹介しておきましょう。
上限金利が消費者金融に近いレベルの銀行カードローンとは?
上限金利とセットで一覧にすると下の通りです。
オリックス銀行カードローン | 17.8%(実質年率) |
---|---|
新生銀行カードローン レイク | 18.0%(実質年率) |
じぶん銀行カードローン「じぶんローン」 | 17.5%(実質年率) |
ジャパンネット銀行「ネットキャッシング」 | 18.0%(実質年率) |
これらの銀行カードローンは高額キャッシング向けの銀行カードローンなので、下のようになります。
- 100万円以下の適用金利である上限金利については、高い
- 代わりに、数百万円以上の借り入れで影響する下限金利については、大手の銀行カードローンの中でも特に安い
このように「メリハリ」がしっかりしています。(新生銀行カードローン レイクについては、下限金利は別に安くないですが、無利息サービスで、トップに立っています)
ということで、これらの銀行カードローンも決して高金利ではないのですが、下のように言えます。
- 多くの人にとって関係ある「上限金利」では、これらの銀行カードローンと消費者金融の金利は変わらない
こういうことなのです。参考までに、アイフルを含めた大手の消費者金融の上限金利も一覧にすると下の通りです。
アイフル | 18.0%(実質年率) |
---|---|
SMBCモビット | 18.0%(実質年率 *上限金利のみ記載) |
プロミス | 17.8%(実質年率 *上限金利のみ記載) |
ノーローン | 18.0% |
アコム | 18.0%(実質年率) |
このようになっています。プロミスが17.8%で、後はアイフルも含めてみんな18.0%…という金利設定です。プロミスに至っては、新生銀行カードローン レイク・ジャパンネット銀行カードローンよりも低金利…というのがわかるでしょう。
このように世間のイメージの銀行カードローンは無条件に低金利で、消費者金融は高利貸というのは間違っているんですね。消費者金融は高利貸しというのは、マスコミなどが喜んで使う表現です(何か悪者を作っておいた方が、記事が売れるので)。
しかし、こうして無利息サービスなどを冷静にチェックしてみると「実態は全然違う」ということがわかるでしょう。投資漫画の『インベスターZ』に「銀行は、体のいい金貸しである」という名言が出てきますが、まさにその通りなのです。
(もちろん、これは銀行を否定しているのではなく、あやふやなイメージばかりを信じている日本人に対して、もう少し勉強した方がいい…と言いたいわけです。『ドラゴン桜』でも繰り返し書かれている通り、勉強しないでイメージに踊らされていたら、損するのは自分です)
なお、消費者金融の金利や審査については、下の記事でも詳しく書いています。よろしければ、こちらも参考になさってみて下さい。
アイフルなどの消費者金融で借りて、短期で完済するのがベスト
そして、アイフルの利息の話に戻ると―。
- 5ヶ月で完済するなら、銀行カードローンよりも低利息とわかっている
- だったら、アイフルで借りた方がいい
- そして、5ヶ月で完済すればいい
こういう結論になります。会社員・OL・公務員の方々など、お給料が固定されていると、確かに急激に収入を増やすのは難しい…という点はあるでしょう。しかし、下のようにも言えます。
- 不要品の売却をする
- 自動車を売る
- 空いている時間でアルバイトをする
など、臨時収入を得る方法はたくさんあるはずです。また、支出を切り詰めることでも、だいぶ返済できるはずです。さらに言うなら、そもそも借入金額を小さくする…ということで、だいぶ楽になるはずです。
本当に必要な金額はいくらか考えるべき
そもそも、自分にとって本当に必要な金額はいくらなのか…ということを、真剣に考えた方がいいでしょう。キャッシングする理由として多いものの一つに「冠婚葬祭」があります。特に友達の結婚式などですが、本当に「友達の結婚式というのは、借金をしてまで出る価値があるのか」ということは、よく考えた方がいいでしょう。
当サイト・美人キャッシングでは何度か書いていることですが―。
- 親や兄弟など「選べなかった」関係ならともかく、友達というのは「選べる」し、「選ぶべき」ものである
- そして、「お金がない」という理由で結婚式を断れない時点で、その友達と自分は、本当の友達ではない
- 本当の友達ではないのだから、いてもいなくてもいい
- だから、その友達の結婚式に、無理して出る必要はない
もちろん、借金してでも、心の底から行きたいというような友達、あるいは結婚式であれば出ればいいでしょう。それはそれで良いのです。要は下の通りです。
- 正直、あまり行きたくない
- お金もない
- でも、出ないと何か言われるから、とりあえず、キャッシングしてでも出よう
こういう考え方は間違っているということですね。
「本当に必要な金額」を考えるのは、人生を考えることである
「貨幣は鋳造された自由である」というドストエフスキーの言葉がありますが、これはつまり「お金=自由」ということ。つまり、「お金の使い方=その人の自由の使い方」ということなんですね。「自由をどう使うか」というのは、そのままその人の「命の使い方」というのはわかるでしょう。
なので、「自分にとって本当に必要な金額」とは何かを考えることは、人生そのものを考えることなんですね。上の友達の結婚式に関して言えば「友達とは何か」という問題に、結局行き着くのです。
こういうことを言うと、お金とかキャッシングの話から飛びすぎている…と思われるかも知れませんが、まったく飛んでいません。
- どんな理由であろうと、何かのために「借金」をしたのなら、それは決して「偶然」ではないし、「今回だけ」でもない
つまり「友達の結婚式」は、確かに年に1回か、数年に1回かも知れません。しかし、下のようにも言えます。
- 出たくないのに、お金がないのに断れなかった
- ということは、今後もきっとそういう付き合いがある
こう考えるべきなのです。これは「その友達が悪い」のではなく、自分の問題です。友達が悪いこともあるかも知れませんが―。
- いやだったら縁を切ればいい
- それができないのは、自分の弱さである
「縁を切ったら、経済的に生きていけない」という関係かも知れませんが、それは自分に経済力がないのが悪いということなのです。福沢諭吉は「金銭は独立の元なり。これを卑しむべからず」という言葉を残していますが、まさにその通りなんですね。
ITの世界でよく知られる企業の一つである、株式会社ブレインの代表、天毛氏の書籍は『独立不羈』というタイトルですが、これも同じ経験から来ています。彼がハリウッドで「映画製作の資金調達」を手伝った学生時代、「あとわずかの資金調達が期限内にできなくて、プロジェクトが消滅した」のを見た時、人のお金でやろうとしたことに、問題があったと感じたそうです。そして「独立を貫いて、本当にやりたいことをするには、お金がいる」と、痛感したそうなんですね。以来「独立不羈」をスローガンにして経営をしてきたのですが、これはドストエフスキーの言葉とまったく同じです。
- 「貨幣は鋳造された自由」であり、独立という自由を勝ち取るには、その「自由」が「鋳造された」、お金を手にする必要がある
こういうと日本人がする反応は決まって「お金より大切なものがある」というものですが、そんなのは当たり前です。
- お金より大切なものはある
- たとえば、精神力・本当の友情・鍛え上げられた個人技…
などなど。いろいろありますが、とりあえず「傷の舐め合い」ではないはずです。そして、下のように言えます。
- それらはすべて「お金をガチで稼いだら、手に入る」
- カーネル・サンダースの母親が、彼が子供の頃から、「人生で最良のものは、ただ仕事によってのみ得られる」と教えたように、「お金より大切なもの」は、仕事の中に必ずある
こういうことなのです。これは本当に当たり前のことなのですが、戦後の約半世紀、ずっと「世界で一番成功した社会主義国」だった日本では、こういう考えが通じないんですね。
つまり「経済的な理由で切れない友達」など、友達ではないし、その関係を、できるだけ早く切れるように、強くならなければいけないということなのです。それができないから、みんないつまでも周りの人に愚痴を言いながら、定年まで生きているわけですが。
それでいいならいいですが、良いと思っている人は(心の底から思っている人は)いないはずです。冠婚葬祭でも、その他の付き合いでも、「嫌な付き合いを断れない」というのは、すべて自分の実力のなさが原因だと思い、強く生きるための発奮材にするべきだと、私は思います。
このように、キャッシングやお金の話からかなり膨らみましたが、結局、借金とかお金のやりくりについて語る上でも、これは避けては通れない話題なのです。これをみんな避けて通るから、若い頃「ああはなりたくない」と思っていた「年寄り」になっていくのです。(これはもちろん高齢者の方々…という意味ではなく、魂がしぼんで死んでしまった方、という意味です)
繰り返しますが、そうなっても良いなら別に良いのです。ただ「なりたくない」なら、どれだけ根本的で面倒な課題に対しても、向き合わなければいけないのです。(そもそも、その程度の苦労は、世界の各地で生きている貧困層の方々の生活と比較したら、全然苦でも何でもないはずですから)。
アイフルは毎日21時頃まで最短即日審査可能
そして、アイフルのメリットに話題に戻ると、2つ目のメリットとして、毎日夜9時(21時)頃まで最短即日審査をしている…という点が指摘できます。これは、下の通りです。
- SMBCモビット・ノーローンと同じ時間であり、アコム・プロミスよりは1時間短い
(プロミスも含めこれらの消費者金融の締切時間については、状況・条件によって多少前後することがあります。)
そして、このように、プロミス・アコムよりは少々短い時間ですが、それでも―。
- 平日だけではなく、土曜日・日曜日・祝日でも夜間まで最短即日審査できる
このような点で、最短即日キャッシングのしやすさでは、かなり便利なシステムになっている…と言っていいでしょう。
大体19時頃までには審査申込みする
上の21時というのは、あくまで「アイフルが最短即日審査を締め切る時間」であって、この時間にネット申込みをすればいい…という意味ではありません。つまり、21時までに審査通過していないといけないわけですから、その2時間前くらいには申し込みをしておくべきなんですね。
ギリギリのギリギリだったら、「1時間前」でもいいのですが、やはり余裕を持って「2時間前」(できれば3時間前)には、審査申込みをしておくべきでしょう。
アイフルの審査の所要時間は最短30分で、融資の手続きまで全部入れると、大体最短で1時間となっています。これもアイフルだけでなく、プロミス・アコム・SMBCモビットなど、大手の消費者金融はみんな同じです。(ノーローンだけ10分ほど短いですが)
なので、それらの消費者金融のルールにならって、アイフルでも2時間前か3時間前には申し込む(どんなにギリギリでも、1時間前)と考えておいて下さい。
夜間の最短即日借入では、カード発行をする
アイフルでも他の消費者金融でも同じですが、夜間に当日キャッシングをする場合は、カード発行をします。銀行のキャッシュカードに近いもので、ローンカードというのですが、これをアイフルの契約ルームと呼ばれる場所で発行します。いわゆる自動契約機のようなものです。
アイフルの契約ルーム(無人契約でんわBOX「てまいらず」)の場合はテレビ電話はないので、無人契約機とかローン契約機というよりは、やはり「契約ルーム」という表現がしっくり来ます。要は「マシン」ではない…ということですね。
マシンでないというと、「古い」と思う人もいるかも知れませんが、むしろテレビ電話がない方がいいことも多いです。というのは、やってみるとわかりますが、普段スカイプなどをしている人でなければ、テレビ電話というのは緊張するのです。そして、画面越しで申込者が緊張していると、オペレーターさんは「何かやましいことがあって、緊張しているのでは?」と考えます。これは、アイフルでもそこでも、キャッシング業者では、そういう風に社員さんを訓練するからです。
人間には当然、いい人もいれば悪い人もいて、同じ人の中にも良い部分、悪い部分があります。そして、お金に困っている時というのは、その「悪い時」「悪い部分」だけが、ベスト盤(ワースト盤)のように、これでもかと表に飛び出してくる時なんですね。
なので、どれだけ性善説を信じていても、キャッシング審査の作業に関しては「善良なほとんどの利用者に迷惑をかけないため」にも、厳しい態度で臨む必要があるのです。
怪しい申込者に厳しくすることが、全体の利益になる
怪しい申込者、延滞・滞納が多い悪質な利用者に対しては、厳しく臨むのが、実はやさしさです。というのは、下のように言えるからです。
- こういう人たちが起こす貸し倒れや、詐欺的な借り入れによる損失は、利息収入で補う必要がある
- つまり、ほとんどの善良な利用者が、これらの悪質な利用者のために、利息などのお金を払っているようなもの
「いや、利息をそれに充当させなければいいじゃん」という人もいるでしょう。だったら「どのお金を、充当させるのか」ということですね。当たり前ですが、会社の資本金を使い続けていたら、すぐに倒産します。そうしたら、キャッシングやクレジットカードというサービス自体がなくなるわけです。
(消費者金融というビジネスが始まってから、もう60年近く経ちますが、その間これだけの成長を遂げたということは「必要なビジネス」なのです。それがなくなって困るのは消費者の方でもあります)
ということで、利息以外で充当させるお金はない。しかし、損失が出たら、補填はしなければいけない―。
となったら貸し倒れを出さない、というのがベストになるわけです。これだったら、善良な利用者から高い利息をとる必要もないし、万々歳というわけですね。
なので「怪しい申込者」「悪質な利用者」に対しては、厳しく臨む必要があるのです。これをしなければ、「善良な利用者に厳しい態度をとる」という、本末転倒というか、明らかに間違った行動をとることになります。
日本人は「甘さ」と「優しさ」を勘違いしていますが、優しさというのは「筋を通す」という部分もあって、そのためには強さや厳しさがどうしても必要なのです。
なので、信賞必罰という四字熟語の通り、「問題がある消費者に対しては、厳しい態度で臨む」というのが、正しい消費者金融やクレジット会社の姿なのです。そうでない会社などないし、あるべきではないのです。
このように、少々話が膨らみましたが、このように、消費者金融のローン契約機のテレビ電話で、「緊張して、挙動不審になってしまった」という時でも、かなり警戒されます。
こういうわけなんですね。一方、アイフルの契約ルームは「テレビ電話がない」ので、そういう緊張がありません。もちろん、「耳が悪いので、電話だけの方が緊張する」という方もいるでしょう。そういう方の場合は、SMBCモビット・アコムなどの「テレビ電話がある無人契約機・自動契約機」の方がいいですが、そうでない方(電話の方が緊張しない方)は、アイフルの方がいいでしょう。
カード発行をしたら、コンビニの提携ATM・提携銀行のATMで自由に利用できる
上のように、テレビ電話の緊張感がない…というメリットがあるアイフルの契約ルームですが、ここでカード発行が完了したら、後はコンビニの提携ATM・提携銀行のATMで自由に借入・返済できます。特に21時のような夜間にカード発行をした場合は、基本的にコンビニの提携ATMで借りることになるでしょう。
(もちろん、アイフルの専用ATMが契約ルームに併設されているので、そこでOKです。そこで借りる所を人に見られたくない…という場合は、コンビニの提携ATMという選択肢もある、ということですね)
そして、コンビニの提携ATM・提携銀行のATMでの使い方ですが、これは簡単です。銀行のキャッシュカードとまったく同じで―。
- 提携ATMにローンカードを差し込む
- 借入・返済・残高照会などのメニューが、自動的に起動する
- あとは、自分がやりたいことを選ぶだけ
- (返済の場合は、その金額をお札で挿入する)
完全にキャッシュカードと同じ要領なので、特に難しいことはありません。誰でもすぐに利用することができます。
という風にローンカードを発行すれば、深夜でも土曜日・日曜日・祝日でもいつでもコンビニの提携ATMで借入・返済できるので、これでもう、アイフルの最短即日借入はいつでもできる…ということですね。
(夜間は銀行が閉まっていて、振込キャッシングができないので、必ずこの方法で借りることになります)
アイフルの振込キャッシングは、14時までに審査完了が条件
これはアイフルのメリットというかデメリットというか迷う所ですが―。
- 14時までに審査完了して、振込手続きをすれば、提携ATMから現金で直接借りるのではなく、アイフルに振り込んでもらう、振込キャッシングもできる10分
こういうシステムになっています。これは他の消費者金融でも同じです。時間はそれぞれ違いますが。
- ノーローン…12時30分まで
- アイフル…14時まで
- アコム…14時30分まで
- プロミス…14時50分まで
- SMBCモビット…14時50分まで
つまり、アコム・プロミス・SMBCモビットと比較すると、アイフルの時間は少々早めに締め切られるわけですね。そして、ノーローンよりは長い時間OK…という風になっています。
なので、アイフルのデメリットというべきか、メリットというべきか難しい所なんですね。アコムより締切時間が不利に見えますが、アコムも「ゆうちょ銀行だったら、14時まで」ということで、アイフルと同じ条件ですし…。
なので、これについてはメリットでもデメリットでもない…ということでいいでしょう。とりあえず、アイフルでキャッシングする時、銀行振込で借りたい…という人は、この時間までに審査通過できるよう、午前中には申し込んだ方がいい…ということです。
銀行振込で借りるメリットは?
そもそも、提携ATMから借り入れできるのに、わざわざ銀行振込で借りるメリットはあるのか―。これはあります。箇条書きすると下のようになります。
- カード発行のために、契約ルームに行く必要がない
- 契約ルームに入る所を知り合い見られて、キャッシングがバレるというリスクもない
- 出かける時間や労力も必要ない
特に最後が重要で―。
- 自宅の近くにアイフルの契約ルームがない人は、そこまで行くだけでも、かなり大変である
- 特に夜間だと、審査通過は間に合っても、契約ルームの営業時間までに、そこに移動するのが間に合わないかもしれない
こういうこともあるわけです。特に山間部などに住んでいたら、まず無理でしょう。なので、下のようになります。
- 審査通過はしたのに、カード発行ができなくて、即日借入できなかった
こういうことがあり得るわけですね。東京や大阪などの都市部だったらありえませんが、田舎だったら、これは十分にありえるのです。
なのでそういう方だったら、カード発行をして、提携ATMから借りるよりも、銀行振込で借りた方がいい…ということなんですね。これが、振込キャッシングの最大のメリットの一つです。
体が不自由な人でも、キャッシングしやすい
また、契約ルームは自宅の近くにあっても、身体障害があったり、病気だったりして、体が不自由…という方もいるでしょう。そうした方の場合、契約ルームまで出かけるというのはかなりの労力が必要ですから、やはり「出かけなくていい」というのは、非常にありがたいわけです。
また、ここまで重症でなくても「たまたまその時風邪を引いていて、外に出たくない」という時もあるでしょう。もっと書くと下の通りです。
- 天気が悪い
- 自転車がパンクしている
- 服が全部洗濯中
など「出かけにくい」理由は山のようにあります。これらの理由によって「自動契約機(契約ルーム)まで行きたくない」という時には、振込キャッシングが一番便利…というわけです。なので、これらに該当する方々にとっては、振込キャッシングは提携ATM借入よりもメリットがある…ということですね。
振込キャッシングのデメリットは?
これは言うまでもなく「時間が制限されている」ということ。
- 土曜日・日曜日・祝日は無理…銀行が閉まっているので
- 15時以降も無理…上に同じ
わかりやすく「15時」と書きましたが、、正確には14時50分程度であり、アイフルの場合はもろもろの手続きがあるので、「14時までに振込手続き」という条件になっています(これは先に書いた通り)です。
このように借入可能な日時に制限がある…という点が、振込キャッシングでお金を借りる最大のデメリットでしょう。それ以外は、ここまで書いてきた通り、メリットの方が大きくなっています。
(ちなみに、金融機関にもよりますが、振込手数料は基本的に必要ありません)
特定の銀行口座がなくても、アイフルなら最短即日借入できる
これもアイフルに限らず、大手の消費者金融だったらみんな共通することですが、特定の銀行口座を持っていなくても、アイフルでは最短即日キャッシングができるようになっています。こう書くと「何で銀行口座が必要なの?」と思われるかもしれません。箇条書きすると下のようになります。
- 銀行カードローンでお金を借りる場合は、その銀行口座が必要…ということが多い
- 即日借入でなければなしでもOKだが、最短即日借入だった必要…ということ
このようなわけですね。そして、平日だったら「口座なしで融資可能」という銀行カードローンであっても、土曜日・日曜日・祝日になると「口座が必要」と、融資条件が変わる…ということもあります。(このパターンの銀行カードローンとしては、オリックス銀行・楽天銀行スーパーローン(カードローン)などがあります)
ちなみに、楽天銀行スーパーローン(カードローン)の土日祝の最短即日融資については、下の記事でも詳しく書いています。興味がある方は、参考にしてみて下さい。
何で土曜日・日曜日・祝日だけ口座が必要なのか
これらの銀行カードローンは、何で土曜日・日曜日・祝日だけ口座が必要になるのか。これは少し仕組みを考えると簡単で、下のようになります。
- 土曜日・日曜日・祝日は当然、どの銀行も休んでいる
- なので、楽天銀行などが「他行の銀行口座」に振込手続きをしても、それがその日中には反映されない
- 次の営業日(たとえば月曜日)に、ようやく反映される
このようになるわけですね。つまり、楽天銀行・オリックス銀行などの側は、サービスする気マンマンで即日振り込みの手続きをしても、銀行口座の側で、それが反映されない…ということです。みずほ銀行でも三井住友銀行でもどこでもいいですが。
なので、土曜日・日曜日・祝日でも即日振込みが口座に反映される…ということを考えると「同じ銀行口座」に対して振り込む…というのが、唯一の方法になるわけですね。なので、これは楽天銀行・オリックス銀行にとって、精一杯のサービス…というわけです。
三菱UFJ銀行・三井住友銀行などは「口座なし」でOK
少々アイフルの話から逸れますが、アイフルとこれらの銀行カードローンを比較する参考になるので、書きます。「特定の銀行口座なしでもキャッシング可能」という条件では―。
- 新生銀行カードローン レイク
- 三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」
- 三井住友銀行カードローン
この3つの銀行カードローンもそれに該当します。つまり、アイフルなどの消費者金融と同様の条件で借入可能なわけです。そして、なぜこれら3つの銀行カードローンだけOKなのか。
理由は、これもアイフルと同様に「ローン契約機があるから」です。
- 審査完了した後、ローン契約機でカード発行をする
- そのローンカードを使って、コンビニの提携ATM・提携銀行のATMなどで借入・返済する
このように借り入れするわけですね。これだったら、銀行口座を経由しないので、銀行が閉まっていようがいまいが無関係…というわけです。(銀行を無視するわけですね。彼らも銀行なのに。笑)
ということで、これらの銀行カードローンは、他の銀行カードローンが融資できない夜間や土曜日・日曜日・祝日でも、最短即日融資できるようになっています。特に新生銀行・三井住友銀行の最短即日融資の態勢は充実していて、アイフルと同様に「毎日21時まで」最短即日審査をしています。
(もっとも、銀行カードローンという時点でアイフルより審査が厳しいので、アイフルよりももっと早めに申し込む必要があるでしょうが…。大体3時間前には申し込んだ方が確実でしょう。遅くとも1時間前…というのはアイフルと同じです)
アイフルは若年層のキャッシングも申し込める
さらにアイフルのメリットとして、学生がキャッシングしやすい…という点も指摘できます。これは「アイフルだけ」ではなく、大手の消費者金融は全体的にそうなっています。銀行カードローンと比較して、学生が申し込みやすい…ということですね。具体的にどう申し込みやすいのかというと、下の通りです。
これが銀行カードローンだとどうなるかというと、下の通りです。
- 三井住友銀行など、主要な銀行カードローンのうち半分程度が「20代前半の若者が借入不可」
- 三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」など、若年層への融資可能でも、代わりに提出書類に「親権者の同意書」がある所も
このようになります。
- 最初から借入不可の銀行カードローン半分
- 残りも「親バレ必須」の所がある
そのため、アイフルなどの消費者金融が20代前半の若者の借入をしやすいというより「銀行カードローンが借りにくい」といった方が正確なのですが…。
「若年層への融資不可」の銀行カードローンとは
ちなみに、若年層のキャッシングが完全に不可になっている銀行カードローンを一覧にすると下の通りです。
- 三井住友銀行カードローン
- イオン銀行カードローンBIG
- オリックス銀行カードローン
- 静岡銀行カードローン「セレカ」
- 横浜銀行カードローン
静岡銀行・横浜銀行という二大地方銀行のカードローンが入っていますが、地方銀行だと特に若年層への融資不可という条件のカードローンが多いです。
これは何となく想像がつくと思いますが、ローカルで「真面目」な感じがする金融機関ほど、学生の借り入れが難しくなっているんですね。専門的な言葉だと、協同組織金融機関は、基本的に全部若年層のキャッシングが難しくなっています。
といった組織です。見るからに学生借り入れと縁がない感じがしますよね(笑)。こういう「地味・ローカル・まじめ」という感じがする金融機関ほど、学生は借入不可…という条件が多くなります(上の協同組織金融機関だと、ほぼ全部無理だと思われます。教育ローンは別ですが)
どうして消費者金融は若年層への融資可能なのか
このように、「真面目な」金融機関が全部融資しない中で、どうしてアイフルなどの消費者金融は若年層に融資しているのか―。これは審査がゆるいとか審査が甘いということではありません(当然ですが)。理由は下の通りです。
という風です。これは当然ですよね。50万円くらいまではまだ良いかも知れませんが、さすがにそれ以上は、学生に対しては、絶対に与えてはいけない借入枠と、誰でも思うでしょう。そして「初めてキャッシングする時は、10万円から」というのも、納得するはずです。
銀行カードローンでは、これだけ少額だと利益が出せない
そして、このように若年層への融資というのは「少額融資ありき」の貸し付けなのです。最初から「10万円スタート」という制限があるわけですね。これは学生にとっても制限ですが、実は貸し手の銀行カードローン・消費者金融にとっても制限なのです。
これで大体わかったと思いますが、下のように言えます。
- 審査コストをかけて融資した以上、ある程度の金額を借りられる人でなければ、意味がない(赤字になる)
- しかし、学生では最初から「小口借入」しかできない
- (社会的にも、小口融資しか許可してはいけない)
- つまり、若年層への融資は最初から、利益がほとんど出ないか、赤字ということが確定している
- まして、実質年率が低い銀行カードローンでは、それを覆すことは、ほぼできない
一方、消費者金融の方はどうかというと、下の通りです。
- 消費者金融も回収が大変なのは同じだが、金利設定が銀行カードローンよりも高い分、少額融資でも、比較的コストの回収がしやすい
- だから、銀行カードローンよりも若年層への融資に力を入れる
こういうことなのです。もちろん、これによって学生は助かるわけなので、社会的にも良いことです。学生に過剰貸付をするようなら問題ですが、そうではないわけですからね。
ちなみに、消費者金融でもやはり学生というのは「あまりお金にはならない」のですが、それでも融資するのは、「先行投資」としての意味もあります。
- 学生のうちに、たとえばアイフルを使ってもらうと、会社員・OL・公務員として就職した後でも、お金が必要になった時は、真っ先にアイフルを検討してくれる可能性が高い
もちろん、学生時代に長期延滞・強制解約などの返済事故があったら話は別ですが、そうでない人だったら、アイフルなどの貸し手側も、信頼できる人には喜んで融資したいので、まさにウィンウィンの関係になる…ということです。
学生の場合、今はそれほど利益にならなくても、こうして将来的な利益が見込めるので、そういう点でも融資する…ということなんですね。
何はともあれ、アイフルを含めた消費者金融は、銀行カードローンやしんきんカードローンなどよりも、だいぶ学生が申し込みやすくなっています。これもアイフルなどの消費者金融のメリット…と言っていいでしょう。
アイフルは収入がない既婚女性では融資できない
これはアイフルなどの消費者金融のデメリットですが、収入のない既婚者の女性に対しては貸し付けできない…という風になっています。つまり家庭に入っている女性(自分の安定収入があることが条件)のキャッシングは不可能…ということですね。
アイフル以外でも、アコム・プロミス・ノーローンなどみんなこのルールでやっているのですが、実は消費者金融は配偶者貸付というシステムを使えば、収入のない既婚者の女性に対しても融資をすることができます。しかし、なぜしていないのか。
消費者金融が配偶者貸付をしない理由
理由は簡単で、審査コストがかかる割に、売上の増加が期待できないということ。
そして、大体わかったと思いますが、下のように言えます。
- 専業主婦は全員「夫・旦那に内緒」で借りたいので、このシステムでは意味がない
- つまり、専業主婦は誰も申し込んでこない
- ↑(誰もは言い過ぎだが、申し込みはあまり増えない)
このようになるわけです。
- オペレーターさんの教育など、わざわざ審査コストをかけてまで、配偶者貸付を導入したのに、融資件数…つまり売上はほとんど増えない
こういうことになるわけですね。当然、これでは企業としてやる意味がないし、やってはいけないのです。こういうことをしていたら、倒産して、そのサービス自体がなくなってしまいますからね。サラリーマンの方々でたとえていうなら、「体を壊すまで働いて、倒れてかえって迷惑をかけてしまう」というのと同じです。会社員・OL・公務員がまず健康第一であるように、会社もまず「存続第一」なのです。なので、こういう「コストばかりが増えるようなこと」をしてはいけないわけですね。
なので、貸金業法のルールとしては、消費者金融でも「配偶者貸付」を適用することによって、一応収入のない既婚者の女性に対して貸し付けできるのです。ただ、それは企業として採算をとれず、やるべきでないのでやらない…ということなんですね。
というわけで、収入のない既婚者の女性の方々がキャッシングをしようとしたら、アイフルのような消費者金融ではなく、大手の銀行カードローンで借りる…という選択肢になるわけですね。
アイフルはコンビニ・提携銀行のATMの利用手数料がかかる
アイフルのデメリット・短所は全体的に少ないのですが、コンビニの提携ATM・提携銀行のATMの利用は手数料がかかる…という点に注意してください。これはアイフルに限らずどの消費者金融でも同じです。
唯一の例外はプロミスで、三井住友銀行の提携ATMが無料となっています。(借入・返済ともに)これはプロミスが他の消費者金融をリードしている部分と言っていいでしょう。
何はともあれアイフルやその他の消費者金融は、コンビニの提携ATM・提携銀行のATMの利用手数料が大体かかるので、この点は銀行カードローンと比較してデメリットだといえます。
銀行カードローンはコンビニの提携ATMが無料
銀行カードローンは消費者金融に対して、コンビニの提携ATMの利用手数料がほぼすべて無料となっています。例外としては、イオン銀行カードローンBIGがセブンイレブンの提携ATMを使えない…というくらいですが、これはイオンとセブンイレブンがライバルだからです(小売業のライバルですね)。
代わりにイオン銀行カードローンBIGは、提携銀行の提携ATMがかなり無料で使えますし(三菱UFJ銀行・三井住友銀行・ゆうちょ銀行・りそな銀行など)、基本的に無料の提携ATMの数では、消費者金融より銀行カードローンが圧倒的なのです。この点では、アイフルも含め、消費者金融は銀行カードローンと比較して、やや不利…となるでしょう。
(といっても、アイフル提携ATMなどの専用ATM・自社ATMを使えばいいだけの話なんですけどね)
以上、アイフルでキャッシングするメリット・デメリットについてまとめてきました。基本的にデメリットとして書いた部分は、消費者金融全体を、銀行カードローンと比較した時のデメリットであり、その分当然消費者金融ならではのメリットもあります(というより、メリットとデメリットは大体セットです。これらの点を意識して、アイフルでお金を借りる時の参考にしていただければ幸いです。