アイフルの金利は低い?高い?初回30日間無利息で低利子になるのがメリット!
アイフルの金利は、実質年率(金利)で「4.5%~18.0%」。これについて、高いのか低いのかまとめていくと、下のようになります。
- 下限金利は、大手の消費者金融の中で一番安い
- ↑(プロミスと同じ。アコムより安い)
- 上限金利は他の消費者金融と同じ
- 初回30日間無利息のサービスもある
以下、これらを切り口にして、アイフルの金利について語っていきます。
目次
アイフルの下限金利は、大手の消費者金融の中で一番低い
まず、アイフルの実質年率(金利)の特徴の一つが下限金利が大手の消費者金融の中で一番低金利ということ。下限金利というのは安い方の金利なので、アイフルの場合は「4.5%」です。この数字についてコメントすると下のようになります。
- プロミスと同じ
- アコムより0.2%安い
- SMBCモビットとの比較はできないが、おそらくSMBCモビットより安い
- ノーローンとの比較は、対象外
この比較は、それぞれの消費者金融の下限金利を一覧にしてみると、よくわかります。
消費者金融の下限金利・一覧&比較
実際に、アイフルも含めて大手の消費者金融の下限金利を一覧にしてみましょう。
アイフル | 4.5%(実質年率) |
---|---|
プロミス | 4.5%(実質年率 *下限金利のみ記載) |
アコム | 4.7%(実質年率) |
SMBCモビット | 3.0%(実質年率 *下限金利のみ記載) |
ノーローン | 4.9%(実質年率) |
そして、これを見ると何だ、一番安いのはSMBCモビットじゃないか。アイフルじゃないじゃないか。君…と言う課長がいるかも知れませんが、それは違います。理由は下の通りです。
- SMBCモビットとその他の消費者金融は、最高借入限度額が違う
- アコム・プロミス・アイフルは「500万円」である
- SMBCモビットは「800万円」である
このように金額が違って―。
- キャッシングでは「たくさん借りるほど」低金利になる
- つまり最高融資枠が大きいほど、下限金利も安くなるのは当たり前(と言うより、ならなくてはならない)
- だから、SMBCモビットの下限金利が一番安いのは、当たり前
(これは別に、SMBCモビットを否定しているわけではありません。言うまでもないですが)
そして、最高借入限度額500万円の消費者金融同士で比較すると、
アイフル | 4.5%(実質年率) |
---|---|
プロミス | 4.5%(実質年率 *下限金利のみ記載) |
アコム | 4.7%(実質年率) |
この3つの消費者金融だけになるので、「アイフル・プロミスが並んでナンバーワン」となるわけですね。(なので、アイフルだけが一番安いわけではなく、プロミスも一番安くなっています。)
ノーローンは?と思った方へ
ここまでの説明を読んで「で、ノーローンは?」と思った方もいるでしょう。これは単純比較できないのですが、(アイフルの記事では若干都合が悪いことに)おそらく、ノーローンの方が低金利といえます。
というのは、ノーローンの「4.9%」という下限金利は「300万円」の最高借入限度額という条件なんですね。
- アイフル…「500万円」で4.5%(実質年率)
- ノーローン…「300万円」で4.9%(実質年率)
こういうことで、この数値だけ見ると「おそらく、ノーローンの方が下限金利は安い」という結論になるのです。(なので、あまり触れたくなかったわけです、私としては)
ただ、これは本当にこのようになるとは限りません。あくまで「そうなるかも知れない」ということです。
最大融資枠まで借りれば、下限金利になるとは限らない
これはノーローンだけでなく、アイフルでも同じですし、もっと言うと、すべての消費者金融・銀行カードローンで共通して言えることですが、下の点が指摘できます。
- 最大借入限度額まで借りても、必ず下限金利が適用されるとは決まっていない
- とりあえず、下限金利か、それに近い金利になることは確か
- なので一応、比較する時はこのようにする
そのため、上のノーローンとアイフルの比較は「実際にこの通りになる」とは限らないものの、こうなる可能性が、比較的高いということで、書いています。
別に、アイフルの下限金利が高いわけではない
このようにノーローンの下限金利と比較すると「アイフルの下限金利は高い」という印象を持つ人がいるかも知れませんが、それは違います。どう違うのか書くと下の通りです。
- もしアイフルの下限金利が高いというなら、プロミスだって高い
- アコムはもっと高い
- SMBCモビットも高い
このようになるからです。さらに言うなら、下のようになります。
- 銀行カードローンまで話を広げると―。
- 新生銀行カードローン レイクもアイフルと同じ下限金利だし、三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」も同じなので、これらも「ノーローンに負ける」ことになる
こういうわけです。確かに数字上はその通りなのですが、これらの事実から、ノーローンは、三菱UFJ銀行にも新生銀行カードローン レイクにも、アイフル・プロミス・アコムにも、全部に勝っている…と思うような人はいないでしょう。
あくまで「300万円」の段階で安い、ということ
一応「これら全部の消費者金融・銀行カードローンに、ノーローンが下限金利で優っている」…という見方は間違ってはいません。ただそれは「借入金額300万円まで」という限られたフィールドでの話なわけです。
たとえばダンサーでいうなら―。
- 広い場所でのダンスは苦手だけど、狭い場所で踊らせたらうまい
こうしたものです。たとえば私は趣味でブレイクダンスをしていますが、ブレイクダンスでも―。
- トーマスやウィンドミルなどの、床でクルクル回転する技は、広い場所がいる
- しかし、「片手で逆立ち」などの「倒立系」は、全然場所がなくてもできる
このようになっているのです。このように、もっというと下のようになります。
- ブレイクダンス…全体的に場所がいらない
- 普通のダンス…それなりの場所がいる
- バレエ…ものすごい場所がいる。舞台全部を使う
ダンス一つとっても、このように―。
- 広い場所に向いている技
- 狭い場所に向いている技
このように、それぞれの適性があるわけですね。なので、ノーローンはこの「狭い範囲」に向いている借入先ということであって、ノーローンやアイフルなどの、「どちらが上か」という話ではないのです。
(それぞれの一長一短がある…ということですね)
SMBCモビットとアイフルの比較はどうなるのか?
そして、ノーローンについてはこのように言えるのですが、「SMBCモビットはどうなったのか?」と思う人もいるでしょう。もう一度書くと下の通りです。
- SMBCモビット…「800万円」で3.0%(実質年率)
- アイフル…「500万円」で4.5%(実質年率)
これだと比較のしようがないという結論で、終わったんでしたね。
そして、それでは納得できないという方のために続きを書いていくと、実はSMBCモビットが「最高限度額500万円」だった時期の金利で判断する…という方法があります。当時のSMBCモビットの金利で、アイフルと比較すると、下のようになります。
アイフル | 4.5%(実質年率) |
---|---|
SMBCモビット | 3.0%(実質年率 *下限金利のみ記載) |
このようになっていたのです(両方、最高融資枠500万円です)。なので、もし、当時の「500万円の時の金利」がまだ生きているとしたらSMBCモビットよりアイフルの方が、下限金利は安い…ということになるんですね。
(実際には、先のノーローンの部分で書いた通り「消費者金融では、借入金額と適用金利が常に一致しているわけではない」ので、今のSMBCモビットの「500万円の時の適用金利」というのは、まったくわからないのですが…。参考にはなるかと思います)
このように、ここまでは「他の消費者金融とアイフル」の下限金利の比較をしてきました。参考までに、「銀行カードローンの下限金利」とも比較してみましょう。
なお、SMBCモビットの金利についてさらに詳しく知りたいという方は、下の記事も参考になるかと思います。
銀行カードローンの下限金利と比較すると?
実はアイフルをはじめとした大手の消費者金融の下限金利というのは銀行カードローンと比較しても、意外と安いんですね。先に少し書きましたが―。
アイフル | 4.5%(実質年率) |
---|---|
新生銀行カードローン レイク | 4.5%(実質年率) |
三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」 | 1.8%(実質年率) |
こういうことで、同じ「最大借入枠500万円」の銀行カードローンと比較すると、アイフルは―。
- 新生銀行カードローン レイクと同じ
- 三菱UFJ銀行より「低金利」
となっているわけです。意外かも知れませんが、三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」よりも、アイフルの方が低金利なんですね。
世間のイメージは、結構ずれているもの
この、「アイフルの金利より、三菱UFJ銀行・バンクイックの方が高い」というのは、世間のイメージとはかなりずれているでしょう。
- 銀行カードローンは消費者金融よりも低金利
- 特に三菱UFJ銀行のようなメガバンクは低金利
こういうのが世間のイメージのはずだからです。事実、私も金融ライターのお仕事をさせていただく前は、そう思っていました。
しかしよく調べてみると違う、ということが金融の世界では非常に多いんですね。どの業界でもそうかも知れませんが。
(たとえば、最近ではとうとう「人間は、炭水化物を食べない方がいい」という説まで強くなっていますね。個人的には「食べたいものを食べればいい」と思うのですが。それはさておき)
何にせよ、世間が思っているよりも―。
- 銀行カードローンは意外と高金利だし、消費者金融は実は低金利だったりする
こういう現実があるわけです。特に後述しますがアイフルのように初回30日間無利息でキャッシングできる場合は、大幅に低利息になります。
こうした事実から言えることは、下のように言えます。
- 世間の「もやもやしたイメージ」に惑わされず、何でも自分で調べて、体感して、自分の目と心と身体で判断する、という習慣をつけるべき
人間…、特に日本人はとかく「集団の、もやもやしたイメージ」に振り回されて、「自分の哲学」まで決めてしまいますからね(世間から刷り込まれただけの常識を、「自分の哲学」と勘違いしてしまうことが、ままあるわけです)
このように、ここまでは、アイフル以外の消費者金融と銀行カードローンを含めて「下限金利」で比較してきました。ここからは「そもそも、下限金利で比較するというのはどういうことなのか」「下限金利にはどんな意味があるのか」ということを書いていきます。
アイフルの下限金利が低いことには、どういう意味があるのか?
これは「高額キャッシングで有利」ということです。
- 上限金利…100万円以下の適用金利
- 下限金利…最大借入枠近くでの、適用金利
こういうことで、下のように言えます。
- 最高借入限度額に近づくほど、つまり「借入金額が大きくなるほど」
- 下限金利が安い消費者金融・銀行カードローンの方が有利
こういうわけですね。なので、アイフルは下限金利が安いので、大手の消費者金融の中では特に「高額借入で有利」ということなのです。
どのくらいから「高額借入」というのは?
通常だと、「50万円」「100万円」のラインを超えた時、それぞれ「高額キャッシング」ということが多いです。ただ、上に書いた通り―。
- 100万円以下の借り入れでは
- 基本的に「上限金利のまま」なので、50万円では、下限金利は全然関係ない
- 100万円でも、まったく関係ない
- (上限金利の方が関係する)
こういうことで、これらは―。
- 「高額キャッシング」ではあるものの、「下限金利が影響する」高額キャッシングではない
では「下限金利が影響する高額借入」というのは、いくらからなのか。
単純に最高借入限度額を半分にすればいい
このわかりやすい見方は―。
- その消費者金融・銀行カードローンの、最高融資枠を半分にする
- その金額を超えたら「下限金利の影響が強くなる」
こう考えるものです。
- アイフルの最高借入枠は「500万円」なので、この半分の「250万円」以上の借り入れになったら、下限金利の方が影響が強くなる
そして、アイフルだけでなく、プロミス・アコムも「500万円」なので大手の消費者金融全体で「250万円を超えたら、下限金利で比較するべき」となるわけです。
(ノーローン・SMBCモビットは、それぞれ400万円・150万円…という風に基準を変えてください)
なので、わかりやすく言うと250万円を超える高額キャッシングだったら、大手の消費者金融の中ではアイフルとプロミスが、一番低金利…ということですね。
250万円も借りられるのか?
ここで「大手の消費者金融で250万円もキャッシングできるのか?」という疑問を持った人もいるでしょう。この疑問はもっともです。これについてポイントをまとめると、下のようになります。
- 消費者金融には「貸金業法第13条の2第2項の規定」というルールが働く
- 「年収の3分の1まで借りられる」というもの
- 逆に言うと「年収の3分の1しか」ダメということ
こういうルールがあって、ここから逆算すると下のようになります。
- 250万円をキャッシングするには、年収750万円が必要になる
- また、年収750万円でもすぐに借りられるわけではなく、アイフルでの借入実績が、かなり必要になる
この「借入実績」についても、少し解説していきましょう。
最初は大体「50万円」から始まる
アイフルでもどこでも、大手の消費者金融のキャッシングは―。
- 最初は最大でも50万円から始まる
- その後、借入・返済の実績に応じて、徐々に融資枠が増額されていく
こういうシステムになっています。そして、このスタイルで徐々に増枠されていく場合、250万円借りられるようになるには、かなりの時間がかかるということですね。最低でも1年、長ければ2年程度の借り入れ期間は必要かもしれません。
もちろん、その他の条件が良い人であれば、最初からいきなり「250万円の融資枠」ということもありえます。たとえば、例を出すと下の通りです。
- 職場が安定している(公務員など)
- 勤続年数が長い
- 自宅が持ち家である
- しかも自分名義で、住宅ローンの支払いも少ない
こうした条件です。このようにすべての条件が「理想的」という人がいたら、アイフルでも、最初のキャッシングからいきなり「50万円以上」という高額を借りられるかも知れません。しかし、基本的にそのようなことはありません。
そして、そうやって―。
- 50万円から始まって、250万円まで限度枠が増額されていく、という過程には、どう考えても最短で1年、普通なら数年はかかる…
と考えていいでしょう。なので、下のようになります。
- アイフルの下限金利は非常に安いものの、実は、アイフルに限らず、下限金利自体が、あまり使われる場面がない
…なのです。よほど特殊なケースに限定された金利なんですね。(これは、めったに適用されることがないと言っているだけで、アイフルの下限金利のメリットを否定しているわけではありません、もちろんですが)
なお、キャッシングの借入可能金額がどのように決まるのか、詳しく知りたい方は、下の記事をご覧ください。
アイフルの上限金利は高い?低い?
そして、このように「下限金利はほとんど、適用されることがない」。では、ほとんどのキャッシングで適用される上限金利についてはどうか。(上限金利は100万円未満での適用金利なので、アイフルでも基本的に上限金利が適用されます)
そして、アイフルの上限金利について見ると、これは「他の消費者金融の上限金利」と比較してみる、というのが一番でしょう。
アイフル | 18.0%(実質年率) |
---|---|
アコム | 18.0%(実質年率) |
SMBCモビット | 18.0%(実質年率 *上限金利のみ記載) |
ノーローン… | 8.0%(実質年率) |
プロミス | 17.8%(実質年率 *上限金利のみ記載) |
このように―。
- プロミスには0.2%負けているが、その他の消費者金融とアイフルは、完全に同じ
こういうことがわかります。先ほどの下限金利の比較で、プロミスは、アイフルの下限金利と同じだったので、上限金利で勝っているということは、総合的にはプロミスが微妙に上ということです。
ただ、これはあくまで「微妙」であって、実際には「上限金利で0.2%の金利差」というのは、全然利子総額の違いがありません。これを解説します。
上限金利が0.2%違うと、利子総額はどれだけ違うか?
まず、上限金利というのは「100万円まで」の適用金利です。なので、マックスの「100万円」借りたとしましょう(正確には100万円から金利が変わるので、99万円なのですが)。計算しやすく100万円で計算します。
- この上限金利は「実質年率」である
- つまり「年間の利息」のことである
- それが0.2%違うということは、年間で「100万円の0.2%」の利息差が生まれる
これが「実質年率」の意味・見方です。そして、下のように言えます。
- 100万円の1%は1万円
- 0.2%は、「その5分の1」なので、2000円
- なので「年間で2000円」の利息差
そして、下のように言えます。
- 年間で2000円なので、1ヶ月で大体180円
つまり、アイフルとプロミスの上限金利の差の「0.2%」というのは、100万円キャッシングしても、月々180円の利息差しかないということなんですね。
そして、実際には100万円も借りません(というか審査に通りません)。なので、仮に一番大きい「50万円」を借りられたとしても「わずか90円の利息差」ということになります(月間で)。
これがさらに少額のキャッシングになって、たとえば「10万円」だったら、さらに5分の1ですから、なんと「18円」になるわけですね。まるで「家庭用本格コーヒー、1回分の値段」です。(コーヒーの方が高かったかも知れません)
というように実際の利子総額を計算してみると、上限金利の0.2%の差は、まったくないも同然ということなのです。感情的にそう書いているわけでなく、淡々と数字だけ計算して、そういう結論になる…ということは、これで理解していただけるでしょう。
(基本的に当サイト・美人キャッシングでは特定の消費者金融・銀行カードローンはひいきしていないので、淡々と数字や事実だけお伝えしています)
なので、下のようになります。
- 確かに、プロミスの方が0.2%、アイフルより上限金利が安い
- しかし、これは実際の利子総額ではほぼ違いがない
- だから、この金利差は無視してしまっていい
このようになるわけです。
プロミスが一番低金利である、というのは事実
ここまでの書き方だと、まるでプロミスが数字のトリックを使って、低金利に見せているかのようなので、そうではないことも補足しておきます。
確かにこの上限金利の差は、「借りている我々」からしたら、たいした違いではありません。しかし、「企業の側」にとっては大きな違いなんですね。たとえば、例を出すと下の通りです。
- プロミスの年間の利息収入が「5000億円」だったとする(たとえばですが)
- その1%は「50億円」である
- 0.2%はその5分の1なので「10億円」である
- つまり上限金利が0.2%違うと、「10億円」の利益の差になる
数字が大き過ぎてピンとこないかもしれませんが、たとえば資本金1億円以上から、税法的に「大企業」として分類されるということを考えると、「利益で10億円」というのは、かなり大きいことがわかるでしょう。
ちなみに、経営再建中のシャープが「資本金1億円」にしようとしたことでも、やはり10億円の大きさがわかるかと思います。
ということで、消費者にとっては大した金利差でなくてもプロミスなどの消費者金融側にとっては、かなりの金利差なんですね。0.2%というのは。なので、プロミスの企業努力が、ものすごく高いレベルであるということは、理解しておいてください。
(だからこそ、アイフルも含めて他の消費者金融は「17.8%」(実質年率 *上限金利のみ記載)まで下げることができていないわけですから)
アイフルの実際の利子総額はいくらになる?
ここまでは「金利(実質年率)」の数字で比較してきましたが、今度は「実際の利子総額」はいくらになるのか?ということを書きましょう。借入金額ごとに簡単に一覧にすると下の通りです。
- 1万円…150円
- 5万円…750円
- 10万円…1500円
- 20万円…3000円
- 30万円…4500円
- 50万円…7500円
- 100万円…1万5000円
このようになっています。概算ですが、1万円で150円として、それを掛け算していけばOKというのが、消費者金融の実際の利子総額の計算方法です。
(もちろん、微妙に前後しますが、誤差の範囲内です。こうして素早く計算できる方法を覚えた方が、細かい返済シミュレーションをするよりずっといいでしょう)
アイフルの実際の利子総額は、意外と安いが…
上の実際の利子総額の一覧を見て「意外と安いな」と思った人は多いでしょう。10万円借りても「月1500円」だけで済むんですからね。その融資に関わった―。
- 審査をしたスタッフさんの人件費
- オフィスの地代・光熱費
- 自動審査のシステムの維持費用
- その他のコスト
を考えると、どう考えても赤字です。世間が思っているほど、消費者金融という業種は、そんなに稼いでいないんですね。
これは別に「事業がうまくいっていない」という意味ではなく「暴利などとっていない」ということです。私達は一般的なイメージですぐに「貸金業=暴利」と結びつけてしまいますが、実際には「利益率は、ものすごく低い」のです。
(これがぼったくりとか悪徳というなら、シャネルやプラダの方が遥かにぼたくりだと、マネーリテラシーのある人なら、みんな言うでしょう)
このように、実は消費者金融の利息というのは、アイフルでもどこでも「そんなに高くない」のです。ただ、これは、下の通りです。
- 10万円~30万円あたりまでで、50万円からは、かなり返済が厳しくなる
こういうことを覚えておいてください。
(これは「50万円から消費者金融が厳しくなる」ということではなく「そこまで借りてしまうくらい、収支のバランスが崩れている」ことが危険…ということです)
なぜ、50万円から返済が厳しくなるのか
これは「利息総額」で見るとわかります。50万円だと「月7500円」なんですね。
- 1万円払っても、元本は「2500円」しか減らない
- それを1年繰り返しても、ようやく「3万円」減るだけ
このようになるわけです。
- 1年目でそうして「47万円」まで元本を減らしても、50万円とそう変わらないので、月々の利息はやはり「7500円」程度
- というわけで、これをもう1年繰り返す
そして、3年目は「44万円」ですが、これも似たようなものなので、下のようになります。
- また同様に繰り返す
- それでようやく「41万円」まで減る
- これで月々の利息は「6000円」になるが、ここまでの計算に近い状態が、また数年続く
ここまで書いたことをまとめると、下のようになります。
- 最初の3年間で、「27万円」の利息を払ったのに、元本は「9万円」しか減っていない
- これと同じことを、あと2回程度繰り返す
こういうことなのです。信じられないかも知れませんが、50万円キャッシングして、月々1万円しか払わないというのは、そういうことなんですね。
アイフルや消費者金融が高金利なわけではない
この内容を読んで、日本人の大部分は「だから消費者金融は高金利なんだ」と思うでしょうが、先に書いた通り消費者金融は全然高金利ではありません。ここで何が問題なのかというと、「この人が、月1万円しか返済していない」ということなんですね。
たとえば「月3万円」などの「もっと高額」を返済していけば、こんな風にはならないのです。なので、これは「消費者金融の金利が悪い」というのではなく「ゆっくり少額で返済していると、こうなる」というシミュレーションなんですね。
「じゃあ、毎月3万円返済すればいい」と思うでしょう。しかし、なかなかそうは行かないのです。
お金がないからキャッシングしているのに、どうやって3万円払うのか
多重債務者だった頃の私もそうでしたが、キャッシング地獄になってしまう人というのは、とかく「見通しが甘い」のです。箇条書きすると下のようになります。
- 毎月3万円を払い続けることは、それなりに稼いでいる人でも厳しい
- なのに「お金がなくてキャッシングをしている自分」が、どうしてそれを払えると思うのか
これが、冷静に考えるとおかしいわけですね。
- 50万円をキャッシングしている人は、10万円を借りる人よりも、お金がない
- なのに、払う利息は「10万円」の人の五倍になる
このようになるわけです。
- 五倍お金がない人が、五倍の利息を払うということで、感覚としては「25倍きつい」ということなんですね。
もし、自分が「10万円借りる人」の25倍きつい借り入れをしようとしてると計算できたら、そう簡単に50万円は借りないでしょう。何とかして「借りずに済む方法」を考えるはずです。
しかし、こういう冷静な計算ができていないので、10万円の時に「意外と利子が安いな」と思ってしまい、どんどん30万円・50万円…とキャッシング金額を増やしてしまう…というパターン多いんですね。
消費者金融が悪いわけではなく、そういう人は必ずいる
再三強調しますが、これは消費者金融・銀行カードローンなどの貸金業が悪いわけではありません。これは、率直に言うと借り手の人々が悪いのです。理由は下の通りです。
- この人たちは、世の中に貸金業がなかったとしても、タバコを吸ったり、お酒を飲み過ぎたりして、必ず「自分で自分の首を絞める」ことをする
- 古今東西、人間の世界には一定数そういう人がいる
- だから、貸金業がなくても、この人は「何らかの方法」で、自分で自分の人生を苦しくするだろう
何やら性悪説的な見方ですが、現実にこういう部分があることは、誰もが認めるでしょう。もちろん、これはこの方々が「生まれつき」悪かったわけではなく―。
- 人間は「90%以上、習慣で動く」生き物なので、何らかの方法で「いい習慣」を身につけたらいい
と言う解決策はあります。たとえばホリエモン(堀江貴文氏)が刑務所で、強制的に健康的な生活をさせられて、別人のように痩せたというのを見ても「習慣の力」というのはよくわかるでしょう。
(出所した後も、毎日腕立て伏せをしないと落ち着かなかったそうです。あのホリエモンが。笑)
ということで、人間を完全に嫌っているとか見限っている…というわけではない、という点は理解してください。(というか、私も多重債務者だったし、そういう「変えたい習慣」をいろいろ持っている人間なので、人を責める気も資格も、まったくありません(笑)。
言いたいことは、下のように言えます。
- キャッシングやクレジットカードで破産する人がいるのは、これらのサービスに問題があるわけではなく、どんな商品・サービスでも、かならず「悪い使い方」をして、自分の人生を破綻させる人が、山ほどいるのだ
そして、こうして破綻する人がいるからといって、そのサービスや商品が悪いと言い出したら―。
- 自動車もダメだし、ゲームもダメだし(特にネトゲ)
- お酒も駄目だし、マクドナルドもダメ
こういうことになります。とにかく、ありとあらゆるものが否定されてしまうわけです。ということで「最終的には人間の問題である」という当たり前のことを、キャッシングの議論や、多重債務者の方々の救済・防止を考える時でも、再度意識する必要があります。
このように、少々「貸金業の本質的な話」になりましたが、要するに、下のように言えます。
- アイフルでも50万円以上借りるのは危険だが、これはアイフルや消費者金融の金利が高いのではなく、結局「借りる人の人間性の問題」
そのため、自分はそういう人にならないということだけ、意識していればいいわけです(経済感覚の破綻した人にならない、ということですね)
アイフルは初回30日間無利息で借りられる
そして、アイフルの金利の話にまた戻ってきました(笑)。アイフルの利息面でのメリットを書くと初回30日間無利息でキャッシングできるという点があります。これについてポイントをまとめると、下のようになります。
- プロミス・アコムもやっている
- SMBCモビット・ノーローンはやっていない
- ノーローンは「何度でも1週間無利息」がある
- ただ、基本的には初回30日間無利息の方が得
特殊なケースでは「何度でも1週間無利息」が得することもありますが、ほとんどの人の場合は、初回30日間無利息の方が役立つと考えて下さい。
(だから、アイフル・アコム・プロミスの3つの消費者金融とも、初回30日間無利息にしているのですが)
なお、この初回30日間無利息を中心とした、アイフルのメリットについて詳しく知りたい方は、下の記事も参考になります。
最初の5ヶ月は、銀行カードローンよりも低金利になる
そして、この初回30日間無利息のすごい所は―。
- 最初の1ヶ月で、銀行カードローンよりも利子総額でリードする
- そのリードが埋められるまでに、5ヶ月かかる
- だから、もし5ヶ月以内で完済できるなら、実は初回30日間無利息の消費者金融の方が、一般的な銀行カードローンよりも低利息になる
こういうことなのです。一般的な銀行カードローンというのは、一覧にすると、下のような銀行カードローンです。
- 三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」
- 楽天銀行スーパーローン(カードローン)
- 三井住友銀行カードローン
- 静岡銀行カードローン「セレカ」
- 横浜銀行カードローン
- 東京スター銀行カードローン
といったものですね。そして、「5ヶ月」でなく「4ヶ月」でもいいなら―。
- みずほ銀行カードローン
- ソニー銀行カードローン
- イオン銀行カードローンBIG
よりも、消費者金融の方が低利息になります。そしてさらにほぼ追いつけない銀行カードローンもあり、それは―。
- オリックス銀行カードローン
- じぶん銀行カードローン「じぶんローン」
- ジャパンネット銀行「ネットキャッシング」
これらの銀行カードローンの金利は、消費者金融と同じレベルなので、下のようになります。
- 最初の1ヶ月でつけられた利子総額の差を、その後も埋めることができないので、差がついたまま、維持される
そのため、びっくりするかも知れませんが、これらの銀行カードローンよりは、初回30日間無利息の消費者金融の方が安いという現実があるのです。(あまり知られていませんが)
そして、何でこのような計算になるのか。その利息計算の過程をまとめます。
初回30日間無利息で借りた時の、利息計算
わかりやすく「10万円」キャッシングしたケースを考えます。そして、10万円の時の月々の利息は、消費者金融と銀行カードローンでそれぞれ―。
- 消費者金融…約1500円
- 銀行カードローン…約1200円
つまり月々300円、銀行カードローンの方が安いということですね。しかし、最初の1ヶ月は―。
- 消費者金融…0円
- 銀行カードローン…1200円
こういうことで、消費者金融の方が「1200円リードする」わけです。(ここから、わかりやすく「アイフル」に書き換えます。そして、下のように言えます。
- アイフルが最初の1ヶ月で「1200円」リードした分を、2ヶ月目から、銀行カードローンが「300円ずつ」縮めていく
こういう展開になります。そして、「1200円」を「300円」ずつ縮めるので「4ヶ月」かかるわけですね。追いつくまでに。なので、下のようになります。
- 最初の1ヶ月と、追いつくための4ヶ月で、合計5ヶ月、アイフルがリードしている
となるのです。最後の1ヶ月は「300円」の差しかないわけですが、それでも「アイフルの方が実際の利子総額が安い」ということは、変わりありません。
さらに「申し込みやすさ」のメリットがつく
ここでさらに重要なのは―。
- 実際の利子総額が安いだけではなく、アイフルの方が銀行カードローンより「申し込みやすい」ということ
この「申し込みやすい」というのは、いわゆる「審査が甘い」とか「審査がゆるい」ということでは、当然ないので、くれぐれも注意してください。申し込みやすいという言葉の意味は下のようになります。
- 審査の所要時間が短い(システムが充実している)
- 最短即日審査の受付時間が長い(これもシステムが充実しているため)
- 特定の銀行口座などを持っていなくてもいい
- 土曜日・日曜日・祝日でも最短即日審査に対応している
このような点です。簡単にキーワードだけ書くと下の通りです。
- 審査時間
- 受付時間
- 口座不要
- 土日OK
となるわけですね。こうした「システムの充実」によって、アイフルなどの消費者金融は最短即日キャッシングをできる可能性が、銀行カードローンよりも断然高くなっているのです(断然高いというのも、もちろん、「サービスが、断然充実している」という意味であって、審査の甘さなどを意味するものではありません。)
なので、このように、申し込みやすい上に、5ヶ月間なら実際の利子総額も安いとなったら、どう考えても「銀行カードローンよりアイフルで借りるべき」となるわけですね。
もちろん、アイフルでなくても要は「初回30日間無利息の消費者金融」であればいいので、プロミスでもいいし、アコムでもいいということです。初回30日間無利息が終わった後の金利も、上限金利の比較で書いた通り、プロミス・アイフル・アコムはみな同じですからね。
というわけで、この3つの消費者金融であればどこでもいいのですが、何はともあれ「5ヶ月で全額返済できる自信がある人は、銀行カードローンよりこれらの消費者金融の方がいい」ということを、理解して下さい。
ノーローンの「何度でも1週間無利息」と比較すると?
ここまでは、アイフルと同じ「初回30日間無利息の消費者金融」について書いてきましたが、先に書いた通り消費者金融の無利息サービスでは、ノーローンの「何度でも1週間無利息」というものもあります。これとアイフルの初回30日間無利息を比較してみましょう。それぞれのメリットを書くと下の通りです。
- 初回30日間無利息…金額が大きい
- 何度でも1週間無利息…何度でも利用できる
こういうことになります。名前通りですが。そして、この「何度でも使える」というのが、どのようにメリットになるかというと、下の通りです。
- もうすぐお給料が入るとわかっている時
- 自営業・個人事業主で、もうすぐ「顧客から入金がある」とわかっている時
これらに役立ちます。特に個人事業主・自営業だと、こういうつなぎ融資が必要になるケースは、山のようにあります。ないのが理想ですが、それは松下幸之助が「ダム式経営」を説いたように「難しいもの」なのです。
(松下幸之助がいった「ダム式経営」というのは、「ダムのように普段から資金をためておけば、何かトラブルが起きた時でも、そこから資金を出せばいい」ということです。当たり前のことのようですが、「それをわざわざ松下幸之助が発言して、現在まで伝わっているくらい、企業の資金繰りは大変なのです)
ということで、そうしてたびたび資金の需用が生じるとわかっている人の場合は、ノーローンの「何度でも1週間無利息」は、かなり便利なんですね。
もちろん、これは「お金が必要になる」というだけではなく「近々入金される」ということがわかっている必要があります。自営業・個人事業主や会社経営者・法人代表者だったら、ある程度こういう「目算の立っているケース」があるので、そのような場面だったら、ノーローンの「何度でも1週間無利息」を活用する意義は大きいと言えるでしょう。
会社員・OL・公務員が繰り返し使うのは、あまりおすすめできない
会社員・OL・公務員の方々が、給料日前だけ、月末だけ繰り返し使う…というパターンも確かにあります。ただ、個人的にはこれはあまりおすすめできません。というのは、下のように言えるからです。
- 毎月月末にお金がなくなるというのは、収支のバランスが崩れている、という証拠
- 収入が少ないのと、支出が多すぎるのの、おそらく両方
- ↑(支出が多いか少ないかは、収入によって判断されるものなので)
こういうことで、まずこの収支のバランスを改善しないといけないということなんですね。確かのノーローンの「何度でも1週間無利息」で「窮地を脱する」ということも大事なのですが、これは風邪でいうなら―。
- あくまで「西洋薬」による一時的な治療であって
- ある程度体調が良くなったら「漢方薬」に切り替えるべきだし、完全に治癒したら、その後は「健康的な生活」を第一に考えるべき
これは言うまでもないことですよね。治療より予防が大事というのは、もう医学の世界では言うまでもない真実です。(医学だけでなく、リスク管理などありとあらゆる点で言えることですが)
なので、会社経営者・法人代表者や自営業・個人事業主の方々と違って、会社員・OL・公務員などの「給与所得者」の方の場合、あまりノーローンの「何度でも1週間無利息」に頼り過ぎるのはよくない、ということです。
自営業・個人事業主だったら、なぜいいのか?
これは「それによってお金が生まれる」からです。もちろん―。
- どう資金を回収するのかわからない新規ビジネスとか
- 相手が入金してくれる保証がない、疑わしい取引とか
そういう場合は、話は別です。しかし、下のようにも言えます。
- いつもやっているビジネスで、入金する相手(クライアント)も信用できる会社で、仕事さえこなせば、数ヶ月後に大金が入る
とわかっている場合は、借金をしてでも、その仕事を受注してこなすというべき場面が、個人事業主・自営業だったら山程あるのです。(もちろん、会社経営者・法人代表者でも同じです)
これは会社員・OL・公務員の方々だと、あまり実感できないことだとは思いますが、独立して事業を始めるようになると、これがよくわかります。とにかく―。
- チャンスをつかむかどうか、自分がよく働くかどうか
そして、天と地ほども収入が違う世界ですから、多少キャッシングして、利息を払ってでも、仕事をつかむべき場面というのは、当たり前のようにあるのです(というより、日々その連続…といってもいいくらいです)
なので、下のようになります。
- 自営業・個人事業主だったら、繰り返し使うのもあり
- 会社員・OL・公務員だと、おすすめできない
となるのです。もちろん、個人事業主・自営業の方々でも、最終的にはやはり「借り入れに頼らない」というのが、基本だし理想なのですが…(松下幸之助の言うとおり、ですね)。
他の種類の無利息期間と比較すると?
ノーローンの何度でも1週間無利息以外でも、変わった無利息サービスがあります。新生銀行カードローン レイクが提供している「5万円まで180日間無利息」というものです。これについてポイントをまとめると、下のようになります。
- 5万円以上キャッシングしてもいい
- いくら借り入れしようと、「5万円部分」が無利息になる
こういうシステムです。なので、たとえば「50万円」をキャッシングしたとしたら―。
- 45万円…利息がかかる
- 5万円…利息がかからない
となるわけですね。具体的には―。
- 45万円の利息…約6750円
- 5万円の利息…約750円
こうなります。
- 本来は「約7500円」払うはずだった
- しかし、そこから「750円」割引になる
- 「6750円」で済んだ
このようになるわけです。
5万円まで180日間無利息は「750円割引」のことである
つまり、新生銀行カードローン レイクの「5万円まで180日間無利息」というシステムを一言でいうと、半年間、利息が常に750円安くなるということなんですね。普通の商品でいうなら「半年間、いつでも750円割引!」ということです。
そして、6ヶ月間「毎月」続くわけなので、最大で―。
- 750円の六倍で、4500円の割引
こうなります。
- 毎月750円
- 最大4500円
の割引サービス…ということです。わかりやすく言うと。もちろん、借入残高が2万円や3万円など、もっと少額になったら、割引金額は小さくなります。もちろん、これは良いことですから、上に書いたようなメリットは、常にあると考えてください。
無利息サービスでは、アイフルよりレイクの方が上
新生銀行カードローン レイクの無利息サービスは、2種類あります。
- 初回30日間無利息
- 5万円まで180日間無利息
こうした2つですが、「初回30日間無利息」はアイフルと同じです。これと併用して「5万円まで180日間無利息」も適用できる…ということですね。なので、物理的に考えて、アイフルより確実に、無利息サービスでは有利となります。
アイフルだけでなく、どの消費者金融・銀行カードローンと比較しても、「無利息サービスでは、新生銀行カードローン レイクが最強」となっています。ここに無利息期間で勝てる業者・銀行はない…と考えて下さい。
しずぎんカードローン「セレカ」だけ、勝てる場合も
唯一新生銀行カードローン レイクに無利息サービスで勝てるかもしれないのが、しずぎんカードローン・セレカです。ポイントをまとめると、下のようになります。
- 最大45日間利息キャッシュバックという、システム
- 要はこれも「無利息期間」だが、日数が変動する
- 「15日~45日」である
- なので「15日」などの短い期間では駄目だが、「35日~45日」くらいの日数になったら、割り引かれる利子総額で、新生銀行カードローン レイクを超える
以下、アイフルの金利から少しそれますが、「アイフルよりさらに低利息の無利息サービスを利用したい」という方のために、紹介しておきます。
しずぎんカードローン・セレカのキャッシュバックの仕組み
まず、「利息キャッシュバック」と「無利息期間」の違いを簡単に書くと下の通りです。
- 利息キャッシュバック…一度、利息を払う
- 無利息期間…一度も払わない
利息キャッシュバックは一度利息を払った後、それが戻ってくるという仕組みなんですね。なので「一度払う」という点では、無利息期間より利息キャッシュバックの方が、利用者にとって不利になっています。
といっても「すぐに戻って来る」ので、それほど不利ではないんですけどね。なので「特に大きな違いはない」と考えて下さい。
そして、いよいよ本題である利息キャッシュバックの日数の計算について書きます。
利息キャッシュバックの日数の計算の仕方
これは、箇条書きしていく方がわかりやすいので、箇条書きしていきます。
- しずぎんカードローン・セレカの返済日は、毎月10日である
- 「最初に借り入れした日」から、この「最初の10日=返済日」までが、無利息期間となる
こういうのが基本です。これは「よくある仕組み」というか、多くの人が考えそうなルールでしょう。
ただ、無利息期間の長さをこうやって決めると、問題が生じます。
借りた日が「9日」だったらどうする?アイフル?
たとえば、もし「9日」に借りたとしましょう。そうすると翌日、すぐに返済日が来るわけです。こうなると「無利息期間がたった一日で終わってしまう」ということなんですね。
これは誰でも納得がいかないでしょう。こんなんだったら「無利息期間などないほうがマシ」と考えるでしょうし、しずぎんカードローン・セレカの側としても「もう少し延長してあげたい」と思うものです。
(また、そうしないとこういうタイミングで、誰も借り入れして下さい。なくなりますからね)
なので返済日があまりに近い時は、翌月の返済日まで無利息期間を延長しようとなるわけです。そして、この「返済日が近い時」をどう定義するか。
最初の返済日まで「15日未満」なら延長する
そして、しずぎんカードローン・セレカで設定されたルールは―。
- 最初の返済日まで、15日未満…延長
- 15日ある…延長しない(そこで無利息期間終了)
なので、14日のタイミングで借りた人はラッキーですが、15日だと残念…ということですね。一日でちょっとした明暗がわかれるわけです。
「何だ、結局格差が生まれるんじゃん」と思うかも知れませんが、確かにその通りです。ただ、下のように言えます。
- 「1日や3日で無利息期間が終わる」よりは、断然いい
- 「15日」でも、無利息になるのはそれなりに大きい」j
といえます。なので「多少の不平等はあっても、全体的にはいいシステム」なんですね。もちろん、アイフルなどの普通の「初回30日間無利息」の方が、わかりやすいのは確かですが…。
45日になったら、しずぎんカードローン・セレカが最強
ということで、借り入れするタイミングが良くて、利息キャッシュバックの期間が「45日」になった時には、しずぎんカードローン・セレカは、すべての借入先で一番低利息となります。
ライバルとして楽天銀行スーパーローン(カードローン)がいるのですが、下のように言えます。
- 楽天銀行スーパーローン(カードローン)は「初回30日間無利息」である
- そして、通常金利はしずぎんカードローン・セレカと同じである
- なので、しずぎんカードローン・セレカが「45日」になったら、この「15日分」の利息差を、楽天銀行スーパーローン(カードローン)は埋めることができない
「じゃあ、楽天銀行スーパーローン(カードローン)以外の銀行カードローンだったら埋められるのか?」と、鋭い人なら思うでしょう。これについても説明します。
楽天銀行以外だと、数年がかりでないと埋められない
まず、しずぎんカードローン・セレカがこうして「最大45日間利息キャッシュバック」を適用した後、それに追いつける銀行カードローンは、下のようになっています。
- みずほ銀行カードローン
- ソニー銀行カードローン
- イオン銀行カードローンBIG
だけとなります。理由は下の通りです。
- しずぎんカードローン・セレカの通常金利は、「14.5%」である
- 大手の銀行カードローンの中でこれより低金利なのは
- みずほ銀行・イオン銀行・ソニー銀行だけである
これらしかもそんなに莫大に低金利というわけでもないので―。
- 毎月じわじわとしか追いつくことができず、完全に利息総額で追いつくまで、数年かかる
こういうのが基本なんですね。試しに「10万円」キャッシングしたケースで、計算してみましょう。
10万円キャッシングした場合の、シミュレーション
まず一番低金利な「ソニー銀行」と比較します。
ソニー銀行カードローン | 13.8%(実質年率) |
---|---|
静岡銀行カードローン「セレカ」 | 14.5%(実質年率) |
こういう違い。そして、10万円借り入れした場合の「1ヶ月の利息」は、それぞれ―。
- ソニー銀行…約1150円
- 静岡銀行…約1200円
つまり「月々50円」の利息差ですね。そして、下のように言えます。
- 最初の1ヶ月で「1150円」の差がつく
- さらに次の15日間で「約600円」の差がつく
- 45日で合計「1750円」の利息差がつく
そして、これを「毎月50円ずつ」ソニー銀行が追い上げていく…ということ。(この時点で、絶望的になってきましたね)
計算すると下のようになります。
- 1000円…20ヶ月分
- 500円…10ヶ月分
- 250円…5ヶ月分
こういうことで「35ヶ月」になります。つまり2年11ヶ月ですね。ちょうど3年と言っていいでしょう。
一番低金利なソニー銀行でも、3年間追いつけない
ということで、もししずぎんカードローン・セレカで「45日間利息キャッシュバック」でキャッシングしたら―。
- 一番低金利なイオン銀行・ソニー銀行でも、3年間は、利子総額で追いつけない
- みずほ銀行だったら、3年半はかかる
- 後の銀行カードローンは、すべて追いつけない
いかにしずぎんカードローン・セレカの最大45日間利息キャッシュバックというシステムが、圧倒的かわかるでしょう。
ただ、ここまでの計算を見て分かる通り、「普通の人がここまで計算して、比較するのは、かなり難しい」のです。なので、あまり知られていないんですね。
何となく「三菱UFJ銀行・三井住友銀行・みずほ銀行などの、メガバンクの方が安そう」と思って借りるわけですが、実は一番安いのは、あまり知られていないしずぎんカードローン・セレカなのです。
(ただ、審査に通るかどうかはわかりません。地方銀行のカードローンの方が全体的にキャッシング審査は厳しいので)
アイフルが実際の利子総額で勝てる銀行カードローン
このように、銀行カードローンの無利息サービスについて説明するために、新生銀行カードローン レイクやしずぎんカードローン・セレカの説明が少々長くなりました。そして、あらためてアイフルが利息総額で勝てる銀行カードローンをまとめると、下のようになります。(最初の4ヶ月~5ヶ月だけですが)
- イオン銀行カードローンBIG
- ソニー銀行カードローン
- みずほ銀行カードローン
- 三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」
- 三井住友銀行カードローン
- じぶん銀行カードローン「じぶんローン」
- 横浜銀行カードローン
アイフルで低利息で返済する方法
アイフルでの返済を、できるだけ低利息にする方法はあるか。これは「早期返済する」につきます。たとえば、例を出すと下の通りです。
- この条件を満たせば、金利引き下げになる、とか
- 「いくら以上借り入れしたら、無利息期間が延長される」
このようなことはありません(当然ですが)。なので、下のようになります。
- 一度アイフルで初回30日間無利息のサービスを受けたら、あとは「通常金利で淡々と払う」だけなので、早期返済して、自分から「低利息」にするしかない
先ほど50万円キャッシングして、月々1万円ずつ返済したシミュレーションでも書きましたが、キャッシングでは「ゆっくり返済する」というのが、一番の禁じ手なんですね。キャッシングやクレジットカードというのは「何が何でも、早期返済しなければいけない」ものなのです。
(私も昔多重債務者だったので、わかっていてもお金がなくてできない、という気持ちはわかります。ただ、これ以外の方法はないので、その点は重々意識して下さい。)
早期返済をするための具体的な対策
そして、早期返済をするためには何をしたらいいかというと、これは日払いのアルバイトで稼ぐというのがベストです。「日払い」が重要な理由は下の通りです。
- 利息が膨らむ前に返済できる、というのもありますが、「返済が習慣になる」というのが、一番重要
つまり「臨時返済をしょっちゅうしているうちに、返済することが当たり前になる」ということなんですね。なので、あまり苦痛に感じなくなる…ということです。
何度も臨時返済することの効果
何度も臨時返済をしていると、まず―。
- 正確な借入残高が、常に頭に入っている
- マラソンでいうなら「現在地」が常にわかっている状態
- つまり「ゴールまでの距離」が、いつもわかってる
逆に言えば「正確な借入残高を把握していない」というのは、下のように言えるからです。
- ゴールまでの今の距離がわからないまま、マラソンを走るようなもの
当然ですがこれではモチベーションが上がらないというのは、言うまでもないでしょう。逆に言えば、ゴールまでの残りの距離が常にわかっているというのは、それだけでモチベーションの向上に繋がる…ということです。
「自分は前進している」という実感が、モチベーションになる
臨床心理学の世界でも、「モチベーションの向上」に関する研究は、日々去れています。実験も多数されています。そして、その中で共通して見えてきたことは、下のように言えます。
- 毎日少しずつでも、「自分は確実に前進している」という実感は、人間のモチベーションに、最もプラスになる(ものの一つ)
このようになるわけです。
- 「たまにだけど、大きな前進」よりも、「少しずつだけど、毎日の前進」の方が、人間に大きなモチベーションと安心をもたらす
特に「安心」というのは、納得できる人が多いでしょう。ちなみに、この「毎日」がなぜ重要なのかということも、科学的に説明できます。
人間は「やったことの結果」を、すぐに知りたい
メールの返信もそうですが、人間は何かをやったらすぐに、その結果を知りたいという習性があります。箇条書きすると下のようになります。
- 人間は「脳が新陳代謝を起こす」のが気持ちいい
- 脳というのは、「何かをして」「何かが返ってきた」時に、学習する
- 「こうすると、こうなる」という、パターンを、人工知能やロボットの学習のように、日々繰り返す
つまり、人間の脳を発達させるには何かをした後、刺激が返ってくる必要があるのです。もちろん、「時間が経ってから返ってくる」のでも、それなりの刺激はあるのですが、「それはすでに、小さい刺激になってしまっている」ということなんですね。
なので、できるだけ大きな刺激を得て、学習を効率的に進めるためにも「行動のフィードバックが、すぐに欲しい」わけです。
- 今日、努力したら、今日、どれだけ前進したのか知りたい
なのでダイエットを始めた人は、一日何回も体重計に乗るわけです。ムダとわかっていても、ついついやってしまうんですね(笑)。
このように、こうした理由からも、キャッシングの返済でも何でも、人間には毎日、少しずつでも前進している、という実感が必要なんですね。絶対必要ではありませんが「それがあればあるほど、モチベーションは高まる」ということなのです。
なので、キャッシングの早期返済を実現するためにも―。
- できるだけ小まめに返済して、「自分は前進している」という実感を日々持つことが、完済へのモチベーションの向上に、一番役立つ
気づいたと思いますが、これはキャッシングの返済だけでなく、ありとあらゆる場面で応用できることなので、ぜひ意識してください。
(たとえば、成功するスポーツ選手などは大体「日記」をつけていますが、それもこういう理由なんですね。毎日、自分に対して「フィードバック」を与えているわけです。「自分へのご褒美」というと、世間では買い物を意味しますが、実は一番のご褒美は「自分がその仕事で、今日どれだけ前進したか」を、自分に教えてあげることなのです。簡単な、2行程度のコメントでもいいので)
何度も臨時返済するには、日払いのアルバイトが重要
このように、臨時返済がなぜ完済へのモチベーションを高めるのか、科学的に説明してきました。そして、言うまでもなくこうして「何度も任意返済をする」というのは、臨時収入がいります。つまり、日払いのアルバイトなどの仕事をする必要があるということです。
こうした日払いのアルバイトをしたことがない人だと、少々抵抗があるかも知れません。しかし、人間は一度始めたら何でもすぐなれるものなので、この点は大丈夫です。
私が今までやってきた日払いのアルバイトは―。
- 佐川急便の仕分け作業
- パチンコ店のホール(これは週払い)
あとは家庭教師も日払いでしたが、これは微々たるものだったので、やはりこの2つが大きいです。(あとは文章を書くお仕事も日払いがいくつかありましたが、これは特殊で参考にならないと思うのえd)
日払いのアルバイトの仕事を探す時の注意点
そして、こうした日払いのアルバイトの求人広告を見て、応募するときの注意点は―。
- 日払いといっても、お給料を「毎日計算する」だけであって、「その日に渡す」という意味ではない
- …ということもある
このような点です。ややこしいですが―。
- 日払い
- その日払い
これらは、違うわけですね。ほとんどのお店や会社は、しっかりその日中に払ってくれるのですが、中には「毎日計算するだけ」という屁理屈をこねて「実際に払うのは1週間後」などになることもあるのです。(あるいは数日後など)
なので、この点は面接か、できれば事前の電話で確認しておきましょう。数日後に払ってくれるならまだいいですが、1週間後だったら週払いで、もっと条件がいい所を探した方がいいという結論になりますからね。
日払いでは、日給の全額はもらえない
基本的に、日払いのアルバイトで、たとえば日給1万円を稼いだとしても、その1万円を、その日中に全額もらう…というのは、できないようになっています。たとえば日給1万円の場合はどうなるかというと、下の通りです。
- 5000円だけ、その日中にもらえる
- 残りの5000円は「月末に普通にもらう」か、「週払い」に回される
大抵は「週払い」に回るのではなく、そのまま月末に「普通のお給料」のようにもらうことになります。(つまり、月末のお給料は大体半額になるわけですね)
なので、もし日給1万円のお仕事だからといって「その日中に1万円もらえる」と思っていたら、キャッシングの返済の目算が狂うことになります。もちろん、そこまでギリギリの返済計画を立てている人も少ないかも知れませんが、もしそういう風に予定していたら、あとで返済が行き詰まって大変なことになるので、注意してください。
ちなみに、上のように書いたもののキャバクラ・ホストクラブ・スナック・パブなどに勤務する、いわゆる水商売の人々であれば、日払いでお給料を全額もらえることが多いです。最近は水商売でもだいぶ不景気になっているので、それもない…という店舗もあるかも知れませんが、それだと人員が確保できないので、ほとんどの店舗は「全額その日払い」になっているはずです。
まとめ「アイフルの金利・利息」
以上、お金の稼ぎ方の話などもしながらアイフルの金利・利息について、総合的にまとめてきました。最後に要点をまとめていくと、下のようになります。
- 実質年率は、アイフルは「4.5%~18.0%」である
- 下限金利は、プロミスと一緒で大手の消費者金融の中で一番安くなっている
- 上限金利は他の消費者金融とまったく同じである
- プロミスの方が0.2%低金利だけど、まったく実際の利子総額には影響しないレベル
- ということで、「プロミスとほぼ同じ金利」と考えていい
これが、基本実質年率(金利)についてです。そして、下のように言えます。
- アイフルは初回30日間無利息のサービスもある
- これによって利息総額が安くなるので、銀行カードローンよりも最初の5ヶ月は低利息になる
- なので、短期返済する自信がある人は、大手の銀行カードローンよりアイフルの方がおすすめ
その他、上限金利の意味や下限金利の意味などもまとめて書いてきましたが、参考になる部分を、参考にしていただけたら幸いです。