アコムの大口融資「借換え専用ローン」は低金利?審査に通りやすい?
アコムには返済計画の再編専用のコース・プランもあります。「借換え専用ローン」というものですが、アコムで返済計画の再編をする時には、これが貸金業法第13条の2第2項の規定の範囲外(例外・除外含む)になるので、これで問題なく返済計画の再編できます。
以下、このアコムの返済計画支援のための融資について詳しく解説します。
目次
アコムの返済計画支援のための融資の金利は?
アコムの返済計画支援のための融資の金利は、実質年率で「7.7%~18.0%」となっています。これについてポイントをまとめると、下のようになります。
- 上限金利は通常のアコムと同じ(18.0%)
- 下限金利は、プロミスの返済計画支援のための融資についで低金利
そして、さらに詳しく説明していきましょう。
上限金利ではアイフルに負けている
まず、アコムの返済計画支援のための融資は上限金利ではアイフルより断然高金利…となっています。上限金利だけで比較すると、下のようになります。
アイフル | 15.0%(実質年率)) |
---|---|
アコム | 18.0%(実質年率) |
となっているのです。誰が見ても一発で、アイフルの返済計画支援のための融資の方が低金利ということがわかるでしょう。
そして、このように上限金利でアイフルの方が低金利ということは、下のように言えます。
- 大体150万円~200万円程度の多重債務だったら、アコムよりアイフルで返済計画を再編した方が、低利息で返済計画の再編をすることができる
上限金利というのは、普通のキャッシングの時でも同じですが、借入金額が小さい時の適用金利ですからね。なので、返済計画支援のための融資でいうと、大体150万円か200万円あたりまで、上限金利の影響が続く…ということです。
上限金利ではアイフルの独擅場
ちなみに、大手の消費者金融の返済計画支援のための融資の中で、上限金利を比較するとアイフルの独擅場となっています。もう一度アコム・アイフルも含めて、すべての消費者金融の返済計画支援のための融資の上限金利を一覧・比較すると、下のようになります。
アイフル | 15.0%(実質年率)) |
---|---|
プロミス | 17.8%(実質年率 *上限金利のみ記載) |
アコム | 18.0%(実質年率) |
ノーローン | 18.0% |
見ての通り「完全に、アイフルの上限金利だけが抜きん出て安い」ということがわかるでしょう。なので、下のようになります。
- 消費者金融で返済計画支援のための融資を利用する場合―。
- 返済計画再編の総額が小さい時は、アイフルのおまとめMAX以外の選択肢がない
こういうくらいなんですね。低金利を求めるのであれば、ですが。
大手の消費者金融の返済計画支援のための融資の中で、アイフルとプロミスの返済計画支援のための融資はコンセプトがはっきりしていてこの2つだけあればOKと言ってもいいくらいなのですが、とにかく、上限金利に関してはアイフルのおまとめMAXの独擅場です。
下限金利ではプロミスが圧倒的に低金利
そして、今度は「下限金利」の方で比較してみると、プロミスが圧倒的に低金利…という形になっています。これもそれぞれの下限金利を一覧・比較してみると、下のようになります。
プロミス | 6.3%(実質年率 *下限金利のみ記載) |
---|---|
アコム | 7.7%(実質年率) |
アイフル | 12.0%(実質年率) |
ノーローン | 12.0%(実質年率) |
このようになっています。見ての通り「ダントツでプロミスが低金利」となっていますね。
先ほど圧倒的に低金利だったアイフルについては「上限金利ではまったくプロミス・アコムの相手にならない」という状態になっています。しかし、これは別に悪いことではありません。というのは、先に書いた通り、あアイフルのおまとめMAXは完全に「上限金利の安さで勝負する」というコンセプトが明確になっているからです。
つまり、「下限金利で負けても、何も問題ない」ということなんですね。最初から「想定の範囲内」ということです。
アコムの返済計画支援のための融資の金利は、中途半端である
一方、今回の主役だるアコムの返済計画支援のための融資の金利について書くと下の通りです。
- 上限金利はノーローンと並んで一番高いので、意味がない
- 下限金利は、まあまあ安いが、それでもプロミスの方が断然安いので、中途半端
このように言えます。少々アコムの返済計画支援のための融資の金利について否定的な意見かも知れませんが、これが率直な感想です。(ただの感想ではなく、実際に物理的・数字的に見てもその通りなのですが)
なので、金利面だけからアコムの返済計画支援のための融資を見た時は、「正直、借りるメリットが少ない」といえるでしょう。もちろん、あくまで実質年率(金利)だけで見た場合ということなので、アコムの返済計画支援のための融資を全否定しているわけではない…ということは意識して下さい。
アコムの返済計画支援のための融資で借りるメリットは?
では、このように「金利面でのメリットがない」(プロミス・アイフルの方がいい)のであれば、あえてアコムの返済計画支援のための融資で返済計画の再編をするメリットは何なのか―。これはズバリすでにアコムでキャッシングしているということ。こういうケースでは、「アコムで返済計画の再編をする」という理由があります。
その理由を箇条書きしていくと、下の通りです。
- アコムですでにキャッシングしている、ということは、借入実績があるので、審査に通りやすくなる
- 他の消費者金融の返済計画支援のための融資で、当落線上ギリギリの人であれば、アコムで申し込むことによって、審査落ちすることなく返済計画の再編をできる
こういう可能性が開けるわけです。なので、こうした方なら、アコムの返済計画支援のための融資で返済計画の再編をする理由・メリットがしっかりとあります。
返済トラブルなどを起こしていたら、逆効果
ただ、少しでもキャッシングの知識がある人はすぐに気づいたでしょうが、下のように言えます。
- アコムですでに借り入れをしている
- そのアコムの返済で延滞・滞納をしている…という場合は、審査で有利になるどころか、逆に不利になる
これは常識で考えてわかりますよね。マイナスの印象を持っている知り合いより、全く初めての人の方が、プラスの評価になるということです。「やなやつ」をわかっている人立ったら、関わろうとはしませんからね。
クレジットスコアは、諸刃の剣である
これはアコムの返済計画支援のための融資の審査に限った話ではないのですが、キャッシングの世界に置いて「クレジットスコア」とか「クレジットヒストリー」というのは、「完全に諸刃の剣」なんですね。
諸刃の剣というのは、「両方に刃がある刀剣」のことで―。
- 相手側も切れるけど、自分側も切ってしまいやすい
こういうことで、要は「いい方にも悪い方にも出る」という物事のことを言います。そして、クレジットヒストリー・クレジットスコアというのも、まさにそれなんですね。
- 良いクレジットヒストリーを残していれば、アコムでもどこでも借入審査で有利になる
- しかし、悪いクレジットスコアをつけてしまえば、やはりどこのキャッシング審査でも不利になる
人間の名声とか人間関係なども同じかも知れませんが―。
- 人間万事、塞翁が馬
- 苦あれば楽あり
- 禍福は糾える縄の如し
などということわざ・格言とも通じるものがあります。人間の幸不幸は、すべてセットのものであるということですね。
(「禍福は糾える縄の如し」というのは、「あざなえる」と読みますが、「縄は、2本の紐を編んで作っている」→「その絡みあった2本のひものように、災と幸福はセットなのだ」という意味です)
このように、クレジットスコア・クレジットヒストリーについての話が深くなりましたが、このように―。
- すでにアコムでキャッシングをしている
- その借入・返済の実績が良いものであれば、それによって審査通過率が上がるので、アコムの返済計画支援のための融資で借りるメリットがある
逆に―。
- すでにアコムで借り入れしている
- 返済の遅延・延滞などのトラブルを起こしている場合―。
- アコムでは逆に審査に通りにくくなるので、アコム以外の消費者金融の返済計画支援のための融資にした方がいい
消費者金融の返済計画支援のための融資のどれを迷ったら、こうした基準を参考にしてみてください。
アコムの返済計画支援のための融資の審査は厳しい?甘い?
アコムの返済計画支援のための融資審査基準は、他の消費者金融の返済計画支援のための融資と比較して甘いか、ゆるいか、あるいは厳しいか―。これは、下の通りです。
- 審査通過率自体は、ほとんど違いはない
- アコムも含めて、それぞれの消費者金融での「借入・返済の実績」による
こういうのが大前提で―。
- 通常のキャッシングでは、アコムの審査通過率が一番高いので、返済計画支援のための融資でもそれが生きている可能性はある
このように言えます。あくまで「可能性」ですが、以下、これについて詳しく解説しましょう。
通常のキャッシングの審査通過率は、アコムが一番
返済計画支援のための融資ではない普通のキャッシングの場合は、大手の消費者金融の中でアコムの審査通過率が一番高い…と言う風になっています。実際にそれぞれの審査通過率を一覧にしてみると、下の通りです。
- アコム…45%
- アイフル…43%
- プロミス…42%
- SMBCモビット…非公開
- ノーローン…30%
見ての通り、アイフルと僅差ではありますが、アコムの審査通過率が一番大きくなっている…ということがわかるでしょう。
もちろん、審査通過率というのは(知っている人もいるでしょうが)時期によってかなり激しく変動するものですし、上の一覧の順位が逆転することも、しばしばあります。なので、固定的なものではないのですが、それでも、ここ数年を通算してみると、「大体、大手の消費者金融は上のような審査通過率になっている」ということができます。
なので、このような「普通のキャッシングでの審査の通りやすさ」から推測すると、「もしこれがそのまま当てはまるなら」、アコムの返済計画支援のための融資・借換え専用ローンも、「かなり審査に通りやすいのではないか」(他の消費者金融と比較して)という推測ができます。あくまで推測ですが。
その時期の申し込み状況にもよる?
たまにキャッシングの情報サイトでは、下のように書かれています。
- アコムの返済計画支援のための融資も、月間で融資できる金額が決まっている
- だから、たとえば申し込みの多かった月は、後半になると審査に通りにくくなることがある
- 逆に前半で申し込みが少なかったら、後半では審査に通りやすくなることがある
確かに、物理的にはこれはあり得ます。ただこれはあくまで中小の消費者金融の話であって、アコムのような東証1部上場企業の大手では、それはないと考えた方がいいでしょう。
そもそも、 返済計画支援のための融資の件数自体が少ない
理由はカンタンで、そもそも返済計画支援のための融資を申し込む人の人数自体が少ないのです。中小の消費者金融だったら、こうして「審査結果が変わる」くらいのことがあるかも知れませんが、アコムのような大手の消費者金融を揺るがすほどの人数の変動というのは、そうそうないわけですね。
(他の消費者金融などのライバル企業が、わざわざそんな暇なことをする…というわけもないですし)
なので、資金力が乏しい中小の消費者金融だったらいざしらず、アコムのような資金が豊富にある大手の消費者金融では、このような理由で返済計画支援のための融資の審査通過率が変わる…ということはないと考えて下さい。
(ただ、指摘としてはこれは面白いと思います。消費者金融だってビジネスですからね。そういう可能性はゼロではないわけです)
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契約方法は「店頭・郵送・自動契約機」
アコムの返済計画支援のための融資の契約方法は3通りで―。
- 店頭
- 郵送
- 自動契約機
の悟りのいずれかとなっています。まず店頭・無人契約機の共通点は「顔が見える審査」であるということ。審査というか契約ですが。
- 返済計画支援のための融資というのは、高額の融資である
- 普通だったらあり得ない「数百万円」の高額融資をする
- しかも、融資する相手は「多重債務者」である
- つまり、普通のキャッシングより「信用度が低い人々」である
こういうことを考えると、返済計画支援のための融資というのは、下のように言えるからです。
- 普通より危険な融資を、普通より危険な人に対して行う
こういうことで「ダブルでハイリスク」なんですね。なので、通常のキャッシングのネット審査などとは違い「顔が見える審査・契約」が必要になる…ということです。
なので、必ずアコムの中の人に対して「顔バレ」するわけですが、これは別にいいでしょう。
- 初恋の人とご対面、とか
- ご近所さんとこんにちは
こうしたケースは千載一遇(悪い方で)くらいの確率しかないので、基本的にまずあり得ないと思って大丈夫です。
契約方法によって、月々の返済金額が変わる
アコムの返済計画支援のための融資の契約方法の特徴としては、契約のやり方によって、月々の最低返済金額が変わるという点があります。
- 来店・郵送…借入金額の1.0%以上
- 自動契約機・無人契約機借入金額の「1.5%~2.0%以上」
つまり、たとえば返済計画支援のための融資で返済計画を再編した借入総額が「300万円」だったとしたら―。
- 来店・郵送…毎月3万円ずつ返済する
- ローン契約機…毎月4万5000円~6万円返済する
「300万円」というマックスの借入限度額にしたので、月々の返済金額が大きくなりましたが、たとえば「150万円」だったら下のようになります。
- 来店・郵送…月々1万5000円
- 自動契約機…月々1万7500円~3万円
これだったら、特に問題ない返済金額でしょう(これでも厳しいという方は、債務整理をする必要があります)
なぜ、無人契約機・自動契約機の方が厳しくなるのか?
そして、なぜこのように「自動契約機・無人契約機でけ契約した時の方が、月々の最低返済金額が厳しい条件になるのか」という疑問を感じた人もいるでしょう。これは、下の通りです。
- 来店だったら、確実に本人と会っている
- なので、一番信用できる
こういうのは、まず理解できるでしょう。次に―。
- 郵送は、即日借入ができない
- 最短でも数日、長ければ10日かかる
- それだけの日数待てる人であれば、それなりに信用できる
基本的に怪しい人ほど、結果を急ぐというのは、どの世界でも同じなんですね。なので、こうやって「待たされる」ことに耐えられる人なら、信用できるわけです。
また、郵送の場合は「住所確認ができる」という点も指摘できます。実際にそこに住んでいるというだけでも、信用度が上がるわけです。
銀行で口座開設をした時、キャッシュカードだけ後日郵送される…というのも同じ理由ですからね。なので、郵送とか住所確認というのは、その人の信用度を高める上で、有効な方法なのです。アナログではありますが。
そして、ここまでの内容をまとめると、自動契約機・無人契約機については、何で返済金額が大きくなるのかわかるでしょう。
- 来店のように、生の本人を見たわけではないので、一応顔は見たが、それほど信用できない
- 郵送のように「時間の経過」という試煉に耐えたわけでもない
- 住所確認もできていない
これらの点で「ローン申込機での契約だと、どうしても信用度が落ちる」ということで、代わりに月々、多めに返済金額を払ってもらうというシステムにしているわけです。
なので、もしアコムの返済計画支援のための融資を自動契約機で契約したら、その分毎月やや多めに返済することになりますが、その点はよく意識しておいて下さい。
(もっとも、どんどん早期返済した方が借入残高も減って気持ちいいですし、利子総額も安くなって有利です)
アコムの返済計画支援のための融資の提出書類は?
アコムの返済計画支援のための融資(借換え専用ローン)では、どんな書類を提出するのか。これは、下のようになります。
- 本人確認資料…運転免許証、なければ保険証
- 収入証明書…源泉徴収票など
以下、これらアコムの返済計画支援のための融資の必要書類について、詳しく解説します。
本人証明書類の種類や条件
上に書いた通り、借換え専用ローンの審査では、基本的に運転免許証が必要になります。そして運転免許証を持っていない人に限るという条件で「保険証でもOK」となります。
キャッシングの知識がある人だと「社会保険証・組合保険証でないとだめか?」と思うかも知れません。プロミス・SMBCモビットの在籍確認の代替措置などで、必要になる書類ですね。
しかし、これは国民健康保険証でもOKという答えになります。SMBCモビット・プロミスの在籍確認の代替手段で組合保険証・社会保険証が必要になる理由は「これが、職場から発行された保険証」だからです。
- 「在籍確認の代わり」として提出する保険証なので、「勤務先から発行された」ものでないとだめ
そして、ここでは別に「在籍確認の代替措置をとる」わけではないので、国民健康保険証でもいいのです(もちろん、社会保険証・組合保険証でも大丈夫です)。
なぜ「運転免許証」に決まってるのか?
この条件を読んで、下のように思う方もいるでしょう。
- 何で運転免許証なのか?
- パスポートや住基カードではいけないのか?
と思った人もいるでしょう。こうして運転免許証が重視される理由は、下の通りです。
- まず、顔写真がある
- これだけならパスポートでもあるが、パスポートは「普段、携帯しない」
- ということは「紛失しても、気づきにくい」
- つまり「誰かの成りすまし」のリスクがある
つまり今、身分確認資料を提出して申し込んでいる人が、明らかに本人であるという確証が、アコムは欲しいわけですね。(アコムでもどこでも、すべての消費者金融・銀行カードローンがそうですが)
そして、パスポートや個人番号カード・住基カードなどの場合は「たとえ顔写真がついていても、その保証が少ない」ということです。紛失したり、盗難にあったりしても、なかなか気づかないですからね。これらの身分証明書は。
なのでなくした時に、一番気づきやすい運転免許証が、もっともキャッシング審査では信用される…ということなのです。
2つ目の身分確認資料は、なぜ保険証なのか?
次にこういう疑問を持つ方もいるでしょう。
- 一番重要なのが運転免許証というのはわかった
- しかし、何で二番目が「保険証」なのだ?
- パスポートでもいいのでは?
これはあくまで推測ですが、下のような理由が考えられます。
- 保険証の場合―。
- 特に社会保険証・組合保険証の場合―。
- 在籍確認をさらに強化することもできる
これが、まず1つ目の理由。在籍確認は在籍確認で、もちろん別途するのですが、さらにそれを補強できるということですね。前述の通り、SMBCモビット・プロミスの在籍確認の代替手段で必要になるくらいの書類ですから。
そして、もう一つの理由ですが「パスポートの方が偽造されやすい」ということが考えられます。意外かも知れませんが、その理由を説明します。
パスポートの方が、偽造されやすい理由
この理由は、説明すると「なるほど」と思っていただけるでしょうが、下のように言えます。
- 外国から日本に犯罪を犯しにくる集団は、まず「パスポート」の偽造が必要になる
- だから、パスポートの偽造は「国際レベル」で、技術が進化する
一方保険証はどうかというと、下の通りです。
- 日本国内でしか使えないものだし、マイナーすぎて外国の偽造集団には、手が出しにくい
- なので、パスポートより偽造しにくい
実際海外でパスポートを盗まれたという人は多いでしょうが、あれは「現地のマフィアなどの手にわたって、偽造の参考資料に使われている」ということも多いのです。
(普通にそのまま使われることも、たまにあるようですけどね)
というように、変な方向にグローバルになっていますが―。
- 外人の犯罪集団による偽造、まで考慮にいれると、パスポートより保険証の方が安全である
- ゆえに、保険証が2番目に信用できる
こういうことなのです。説明すると「なるほど」と思っていただけたかと思います。(あくまで推測ですけどね)
本人確認資料と、現住所が違う場合はどうすればいいのか?
こういうケースはよくあるでしょう。実は、今現在の私も運転免許証の記載住所と、現住所が違うという状態になっています。(マンスリーマンションに住んでいるので…)
そして、こうした方は特に「一人暮らしを始めたばかり」とか「マンスリーマンションやウィークリーマンションに住みつつ、長期出張」というケースで多いでしょう。そして、この場合はどうすればいいのか。
別の書類を合わせて提出する
こうしたケースでは、下のような書類を合わせて提出します。
- 国税や地方税の領収書
- 社会保険料(年金など)の領収書
- 公共料金の領収書
このようなもの。要は公的な領収書だったら、どれでもいいわけですね。「携帯電話の料金の領収書」はダメです。住所が関係ないですからね。
「公共料金」の種類ですが、「電気・水道・ガス・固定電話・NHKの受信料」のどれかとなっています。私はテレビを全然見ていないので、NHKの受信料を払っているのかどうかもわかりませんが、マンスリーマンションなので自動的にとられていそうです(そう考えると、ちょっといやですね。笑)
何にせよ、こうしたものであれば確かにその住所に住んでいるという証明ができるので、合わせて提出することで「身分確認資料の記載住所と、今住んでいる場所が違ってもOK」となります。
この方法で証明するのは、たとえばペイパルなどのネット決済で「アカウントの確認」をする時でも、しばしばあります。
(ちなみに、私はインドからペイパルのアカウントにアクセスした時、不正アクセスを疑われ、こうした公共料金の領収書などを提出しろと言われましたが、旅先だったので無視して、凍結されました。笑)
収入確認資料は何を出せばいいのか?
そして、アコムの返済計画支援のための融資の話に戻ると、年収確認資料については何を提出すればいいのか―。これは最初に一覧にすると、下のようになります。
- 確定申告書
- 税類通知書
- 源泉徴収票
- 給与明細
- 所得証明書
- 納税通知書
- 課税証明書
- 住民税決定通知書
こういったものです。あえて全部の呼び方を一覧にしましたが、
- 納税通知書
- 課税証明書
- 所得証明書
- 住民税決定通知書
こういうのは、すべて税類通知書というジャンルで一括りにできます。なので、あまり細々と考えなくても「こういう税金の類の通知書や証明書」と大雑把に考えていただければOKです。
いつのものを出せばいいのか?
これは当然ですが「直近」のものです。なので、給与明細だったら先月のものになりますし、確定申告書だったら、3月以降であれば、つい今年確定申告したばかりの、できたてホヤホヤの控えになります。
「いや、郵送したから控えがまだ戻って来てない」という人の場合、下のようになります。
- 控えが返送される1週間後まで待つ、か
- 確定申告書以外の所得確認資料を提出する
こういう方法で対処できます(前者は対処になっていませんが)。
また「確定申告をイータックスでした」という人の場合は、印刷画面から普通に印刷するだけでOKです。(これがアコムの返済計画支援のための融資の審査でも、その他の場面でも@マンションの賃貸契約などでも)普通に確定申告書の控えとして効力を持ちます。
納税通知書、課税証明書はいつ発行されるのか?
実は私も最近、マンションの賃貸契約をしようと思ってこれらが必要になったのですが、課税通知書・納税証明書は、5月か6月に発行されるという風になっているようですね。なので、確定申告が終わっても、それから数ヶ月待たないと行けない…ということです。
なので、「昨年の収入確認資料より、今年の年収の方が金額的に有利」という人の場合、下のようになります。
- 課税証明書などを提出するのではなく、最新の確定申告書の控えを提出する
こういうやり方の方が、アコムの借換え専用ローンの審査も、おそらく通りやすいでしょう。
引き落とし口座がわかる、通帳なども必要
また、これは審査結果には直結しないのですが、契約のために通帳なども必要です。理由は下の通りです。
- アコムの返済計画支援のための融資の返済方法は、原則「口座振替」となっている
- なので、口座引落の設定をする必要がある
- だから、「預金通帳」を見せる必要がある
もっとも預金通帳でなくてもOKのようです。アコムの返済計画支援のための融資(借換え専用ローン)の公式サイトでは「引落口座のわかるもの」と書かれているので、たとえば「キャッシュカード」でもいいでしょう。何にせよ、そうした引落口座を伝えられるもの、を提出する必要があります。
銀行口座の届出印も必要
これは「提出書類」ではなく「必要なもの」ですが銀行口座の届出印も必要になります。銀行口座の届出印が必要な理由は、これもやはり引き落としの設定のために、必須となるからです。ただ、これが少々厄介な人もいるでしょう。
つまり「届出印をなくしてしまった」ということですね。実は私もそうなのですが(というより、南アフリカで一人暮らしをする前に、捨てた)、こうした紛失・処分などの理由によって「届出印を持っていない」「どこにあるかわからない」という方々は、意外と多いのではないかと思います。
そして、そうなると―。
- 銀行の支店に出向いる
- 届出印を紛失したことを告げて、届出印の変更手続きをする
と言う必要があります。面倒かも知れませんが、アコムの返済計画支援のための融資でキャッシングするためにはこの届出印がどうしても必要なので、この手続きはせざるを得ません。(銀行口座の届出印というのは、ありとあらゆる場面でかなり重要になるんですね。最近、それを痛感しています。税金を払う時などに)
まとめ「アコムの返済計画支援のための融資の提出書類・必要なもの」
以上、アコムの返済計画支援のための融資の審査を受ける時の提出書類、必要なものについて書いてきました。最後に一覧にすると下の通りです。
- 本人証明書類…運転免許証(がなければ保険証)
- 収入確認資料…何でもOK(一般的な収入証明書なら)
- 引落口座がわかるもの…通帳、キャッシュカードなど
- 銀行口座の届出印…紛失したら、再設定してから申し込む
アコムの返済計画支援のための融資は最短即日融資も可能なのですが、銀行口座の届出印をなくしてしまった方は、まず変更をしてからなので、即日借入が難しくなるかも知れません。こうした方はアコムの返済計画支援のための融資の最短即日キャッシングを希望する場合は、特に早めに届出印の変更をするようにして下さい。
アコムが、利用者の名義で他社に振り込む
アコムの返済計画支援のための融資にしても、その他の消費者金融・銀行カードローンの返済計画支援のための融資にしても、その「返済計画の再編の仕組み」というのは、あまり知られていないでしょう。
アコムの返済計画支援のための融資の場合は、下のようになっています。
- 審査通過すると、アコムが「申込者の名義」で、現時点の借入先すべてに振り込む(返済する)
つまり、その人の名前が「流川楓」だったら下のようになります。
- アコムが「ルカワカエデ」という名義で、全ての借入先に振り込んで返済する
そして、アコムがこうして振り込んだ分は「アコムから借りた」ことになるので、これで「返済計画の再編が成立する」という仕組みなのです。
(要は、掃除をするときのように「1ヶ所にまとめる」のではなく、「アコムが個別にそれぞれ返済していった」ということですね@本人の代わりに)。
アコムの返済計画支援のための融資・結論
以上、アコムの返済計画支援のための融資について、金利や審査・契約の方法や提出書類などを、総合的にまとめてきました。最後に要点を整理すると、下のようになります。
- アコムの返済計画支援のための融資の金利は、実質年率で「7.7%~18.0%」である
- これは下限金利・上限金利ともに中途半端なので、金利的にはあまりおすすめできない
そして、下のように言えます。
- 返済計画再編の総額が小さいならアイフルがいいし、高額だったらプロミスがいい
これが、金利面に着目した時の選び方。そして、下のように言えます。
- すでにアコムでキャッシングをしている
- 返済の滞納・延滞などがない場合は、借入実績によって審査通過率が上がることがあるので、その場合はアコムの返済計画支援のための融資を利用するメリットがある
他にもいろいろ書いてきましたが、その他の部分については、当記事の各部分を読んでみて下さい。