アイフルのおまとめローン『おまとめMAX』は、上限金利の低さが魅力!
アイフルにはいわゆる「返済計画支援のための融資」もあります。「おまとめMAX」という商品名で、あくまで、「一定の信用度がある人に対して、借入先の変更を支援する」というものです。
たまに、少々問題がある一部の中小業者が、下のような「返済計画支援のための融資」を提供していますが、アイフルの返済計画支援のための融資は全くこういうものとは違うので、安心して下さい。↓
- 「どんな多重債務者でも返済計画の再編をできる」というもの
- 「ブラックリスト入りしているような人でも借りられる」というもの
このような「自称・返済計画支援のための融資」ですね。一部の中小業者ではこのように「多重債務者をさらにヤミ金融に誘導するための返済計画支援のための融資」がありますが、アイフルのような信頼度の高い、東証1部の上場企業であれば、そのようなことは絶対にないので、安心して下さい。完全に貸金業法にもとづいて、消費者の健全な借入先の変更をお手伝いするためのコースです。
という前提で、以下「アイフルの返済計画支援のための融資」と呼んでいきますが、このアイフルの返済計画支援のための融資(おまとめMAX)について、詳しく解説していきましょう。
目次
返済計画支援のための融資で借りる総額が小さい時、アイフルは一番低金利
大手の消費者金融はアイフルも含めて、プロミス・アコムなどが「いわゆる返済計画支援のための融資」を提供しています(これらの商品の趣旨も、冒頭で説明したアイフルのものと同じです)。
そして、その「いわゆる返済計画支援のための融資」の金利を比較すると、下のように言えます。
- 上限金利はアイフルの返済計画支援のための融資が一番安い
- 上限金利が安いということは、キャッシング総額が小さい時に、低金利になるということ
- そのため、少額の返済計画の再編だったら、アイフルが一番おすすめ
上記のような結論になります。具体的に金利を一覧にして比較しましょう。
消費者金融の返済計画支援のための融資の上限金利・比較
大手の消費者金融の返済計画支援のための融資の上限金利を一覧・比較すると、下のようになります。
アイフル | 15.0%(実質年率)) |
---|---|
プロミス | 17.8%(実質年率 *上限金利のみ記載) |
アコム | 18.0%(実質年率) |
ノーローン | 18.0% |
見ての通りアイフルが抜きん出て安いということがわかりますね。もう比較する必要もないくらいです。
そして、このように「上限金利が安い」ということは、先に書いた通り「借入金額が小さい時に低金利になる」ということなので、同じ多重債務でも「借入総額が少額」の時は、アイフルのおまとめMAXが一番…ということです。
具体的に、いくらまではアイフルがベストなのか
実は、これは明確には決まっていません。しかし、大体の目安として150万円~200万円のキャッシング総額の時と考えてください。理由を箇条書きすると、下の通りです。
- 100万円までは、基本的に上限金利である
- なので、150万円あたりまでは、アイフルの「上限金利のリード」が続く
- 150万円~200万円は、プロミスなどに追いつかれるかも知れない
- しかし、大体互角くらいなので、とりあえずこの幅
実は、返済計画支援のための融資に限らず、消費者金融の「借入金額ごとの金利」というのは、銀行カードローンのように明確に決まっていないのです。なので、返済計画支援のための融資でも普通のキャッシングでも「いくら借りたら金利が何%になる」とか、「このキャッシング金額までは、ここが一番低金利」…ということは言いづらいわけですね。
(実際、消費者金融の中の方々も、「実際にその人を審査してみないことには、何とも言えません」という結論になるかと思います。実際、それが一番正しい金利の決定方法なので)
ということで、「150万円から200万円」というのは、「あくまで目安」ではありますが、とりあえず返済計画再編の総額がそのくらいの時は、大手の消費者金融の中ではアイフルの返済計画支援のための融資が一番低金利…になる可能性がある、と思って下さい。少なくとも「150万円」まではほぼ確実にアイフルが一番低金利と期待できます。
200万円を超えたら、プロミスが低金利になる
逆に借入総額が200万円をオーバーしたら、ここからは「下限金利」の勝負になります。そして、そうなるとアイフルの下限金利より、プロミスの下限金利の方が断然安いので、ここからはプロミスの方が低金利…となります。
これは、実際に下限金利を比較してみるとよくわかります。先ほどと同じように、下限金利だけを抜粋して、一覧・比較してみましょう。
プロミス | 6.3%(実質年率 *下限金利のみ記載) |
---|---|
アコム | 7.7%(実質年率) |
アイフル | 12.0%(実質年率) |
ノーローン | 12.0%(実質年率) |
今度は見事に「真逆」となっているのがわかりますね。これも「勝負にならない」くらい、プロミスの方が低金利になっています。
ある意味、プロミスもアイフルも「すがすがしい」金利設定をしているといえます。つまり「コンセプトがハッキリしている」ということですね。
- 何のための返済計画支援のための融資なのか
- 誰のための返済計画支援のための融資なのか
これらの点が、極めて明確になっている…ということです。
- プロミス…高額の返済計画の再編のため
- アイフル…少額の返済計画の再編のため
このようにそれぞれの対象者がしっかり絞られている…ということですね。
このように、このように「下限金利だったら、プロミスが断然低金利」となっているので―。
- 200万円を超えたら、ほぼ確実に「下限金利」に近い金利になる
- だから、返済計画再編の総額が200万円以上なら、アイフルよりプロミスの返済計画支援のための融資の方がいい
このようになるわけです。
なぜ「200万円を超えたら」と言えるのか
これは、消費者金融の返済計画支援のための融資は借入限度額がみんな「300万円」だからです。基本的に、300万円まで借りたら下限金利がそのまま適用されるか「下限金利にかなり近い金利」…となります。
そう考えると、200万円を超えた段階から「下限金利に近くなる」かは不明でも、「下限金利と上限金利、どちらがより強く影響するか」と言ったら、「下限金利」の方に偏る可能性が高いということは言えるのです。
そのため、このあたりをボーダーラインとして「下限金利で比較する世界になる」ということです。
アコム・ノーローンよりは、アイフルがいい
ここまでの比較を見ての通り、大手の消費者金融の返済計画支援のための融資は、下の2つの選択肢しか、基本的にありません。
- アイフル
- プロミス
「この2つしかない」と勝手に決めるのもなんですが、正直、アコム・ノーローンの返済計画支援のための融資で返済計画の再編をする理由は、特にないのです。強いて言うなら、下のような場合はメリットがあります。
- アコム・ノーローンですでに借りている
- 返済の延滞・滞納もなく、信用されている
- それによって審査に通りやすくなる
こういう状況なら、確かにメリットがあります。ただ、これについては下のようにも言えるのです。
- これはアイフルやプロミスでも同じ
- すでに借りていて、借入実績が良好な人なら、普通の人よりは審査に通りやすくなる(可能性がある)
このように「アコム・ノーローンだけのメリット」とはいえないわけですね。なので、総合的に見て、やはりノーローン・アコムの返済計画支援のための融資は、アイフルやプロミスと比較すると、少々劣る(というか中途半端)なわけです。
(ただ、繰り返しますが、アコム・ノーローンですでに借入・返済の実績を残している場合は、審査通過の点で有利になるので、こういうケースではおすすめできます。)
アイフルの返済計画支援のための融資のメリット
アイフルだけでなく、返済計画支援のための融資全般のメリット・利点について書いていきましょう。まず最初に一覧にすると、下のようになります。
- 返済の手間・手数料が減る・ゼロにできる
- 正確な借入残高がわかるようになる
- 返済計画の再編の内容によっては、低金利になる
キャッシングの知識がある人にとっては、いずれのメリット・長所も「常識」に等しいかも知れませんが、特に「初めてお金を借りる」という方のために、解説していきます。
返済の手間・手数料を減らすことができる
まず、1つ目のメリットは、多重債務の返済にかかるそれぞれの手間・手数料を、減らせるということ。あちこちで返済していると、だんだんこんがらがってくるので、返済日間近になったり、あるいは当日になったりすると「もうどこでもいいや」と思って、提携ATM手数料がかかる提携ATMなどで、返済してしまいます。
もちろん、延滞・滞納するよりは断然いいのですが、それでも利用手数料という「本来払わなくていいお金」が飛んでいくことは確かです。
それすら気づいていない多重債務者の方々もいる
実は、多重債務者の方々の中には、こうして自分が返済手数料を払っていることすら気づいていないという方も、かなりいます。つまり、こういうカードローンとかクレジットカードなどのルールを調べるのが面倒くさいので「何も知らないまま借入・返済している」ということです。
実は、私も多重債務者だった時代、プロミスでの借り入れでこれをやっていました。
- 振り込みサービスを利用すると、手数料がかかる(かかる口座だった)
- しかし、それを知らなかった(もちろん、私が悪い)
- お金が必要になるたびに、1000円や2000円という少額を、月に10回くらい借りていた
このようなことをしていたんですね。なかなか空恐ろしいことですが、この私ほどひどくないにしても、自分が使っているキャッシングやクレジットカードの、返済手数料などのルールをまったく知らないという方は、おそらく多いと思います。
ちなみに、私はクレジットカードはJCBを使っていますが、「コンビニの提携ATM・提携銀行のATMで臨時返済をすると、手数料がかかるのかどうか、つい最近まで知らなかった」というくらいです。(もう3年以上使っているのですが)
「多分、かからないだろう」くらいに思って、返済したい時や余裕がある時だけ、適当に返済していたのですが…。もし全部100円の手数料がかかっていたとしたら、おそらく余裕で8000円くらい、累計で失っていたはずです(笑)。
このように、これは私がひどいだけではなく(自己弁護のようですが)意外とこういう方はたくさんいるもので、特に多重債務者の方々になると、その傾向は強くなります。
多重債務者が、こうした知識を持たない理由
実は、多重債務者の方々がこうした返済手数料などの知識に鈍感なのには、2つの理由があります。
- こういうことに鈍感だったから、多重債務になった
- 多重債務だと、自分の現実を直視するのが怖いので、ますます鈍感になる
こういう2通りの理由です。つまりよくある「ニワトリが先か、卵が先か」という議論ですね。この多重債務者の方々のケースの場合、おそらく答えは「両方」なのですが、何はともあれ、こうした理由によって、下のようになるのです。
- 鈍感な方々が、ますます借入残高を膨らませていく
- この結果、さらに現実を直視するのが怖くなって、ますます鈍感になる
このような、いわゆる「無限ループ」状態になるわけです。人間のやることは、個人でも組織でも、基本的に何でも好循環か悪循環のどちらかになります。たとえば地球を宇宙から見ると「お昼の部分、夜の部分」の2通りしかないように、人間が何かをしている時に起きる流れは、好循環か悪循環、ほぼどちらかになるということです。
これはやや怖いことのようですが、逆に考えれば「悪循環さえ一度止めてしまえば、そこからは好循環しか起こらない」ということもいえます。そうしてプラスに考えると、「何でも循環する」というのは、非常にいいことでしょう。
(なので、多重債務を返済して行く時でも、返済計画支援のための融資でも何でもそうですが、まず何らかのアクションを起こし、好循環のきっかけを掴む…ということをおすすめします)
少々話が膨らみましたが、まとめると下のようになります。
- 多重債務者の方々の多くは、自分の個別の返済手数料なども、あまり把握していない
- なので、自分が思っているよりも、遥かに多くの返済手数料を払っている
- そのため、返済計画支援のための融資でそれを減らせるメリットは大きい
これを説明するために、ここまでいかに多重債務者の方々が、自分の利用手数料などの現状を把握していないかということを書いてきたわけですね。
自分の正確な借入状況がわかる
もう一つのメリットは、これは多くの人がすぐに想像するものだと思いますが自分の正確な借入残高が把握できるというもの。返済計画の再編に限らず、「何かを一ヶ所にまとめる」というのは、掃除でも何でも、やはり「状況が正確にわかるようになる」ものです。
そして、こうして正確な借入状況がわかるようになると、何がいいのか。
- 今後の返済計画を、よりリアルにできる
- 完済へのモチベーションが上がる
前者は「本人のモチベーションがどうだろうと、物理的に必ず起こるメリット」です。後者は「モチベーション」という気持ちの部分なので、誰でも必ず起こるとは限りませんが、大体起こるメリットです。
(状況が明確にわかる方が、取り組みやすくなりますからね。借金の返済でも何でも)
なぜ、ゴールが明確だとモチベーションが上がるのか
正確には、モチベーションが「上がる」というよりは「低い状態が、改善される」ということです。箇条書きで説明すると、下のようになります。
- 動物はみんな「面倒」を避けたい
- 「借金の返済」は、当然面倒である
まず、これはいいでしょう。次に下のように言えます。
- 借金の「情報」がこんがらがっていると、さらに面倒である
- 「件数・金額・完済時期がわからない」などの状態である
- こうなると、低いモチベーションがさらに低くなる
これもわかると思います。「マラソン自体嫌なのに、さらにマラソンのゴールがどこかわからない」という状態ですね。
「多重債務」というのは、要するにこういう状態なのですが、それが「せめてゴールが明確になる」「ゴールまでの風景・給水所・アップダウンなどの情報も、すべて明確になる」ということで、モチベーションがかなり上がるのです。
返済計画支援のための融資によって「多重債務の状況が明確にわかる」ことで、心理学的にもモチベーションが上がりやすくなるのです。
ピアノを弾かなくても、弾いているのと同じ効果がある
これは、『何をやっても続かないのは、脳がダメな自分を記憶しているからだ』という本に書かれていた実験です。
- 被験者に、ピアノの前に座ってもらう
- 実際にはピアノを弾かず「弾いている自分の姿」だけを想像してもらった
- それを続けた後、「実際に練習してきた」人と比較した
すると「イメージだけ」の人も、9割ほどうまく弾くことができた
このような実験です。さすがに、実際に弾かないと「筋肉」はついてこないので、おそらくこれが「1割」の差になったのでしょう。
個人的には、「実際に弾いた方が、イメージトレーニングもさらにリアルになるのでは?」と、少々反論したい部分もあるのですが、確かなことは、「我々が思っている以上に、イメージの力というのは強烈である」ということです。
ある病院で行われた実験
実際、これも心理学の実験の1つですが、ある病棟で、同僚の看護師に向かって、みんなで会うたびに「顔色が悪いですね」と、彼女に声をかけていったそうです。
この実験は「顔色が悪い」と言われる当の彼女も知っていたのですが(事前に予告した上で実験したのですが)、知っていたのにこの実験が続くと、本当に顔色が悪くなっていったということです。知っていたら効果はない…と思うのが普通ですが、そうではなかったんですね。
なぜそうなったのか、理由を説明すると、下のようになります。
- 「顔色が悪い」という言葉を聞く度に、彼女の脳に「イメージ」が浮かんだ
- 彼女がこれまでに出会った「顔色の悪い人」のイメージである
ここまでは、日常体験することなので、すぐわかるでしょう。そして、科学的にさらに掘り進めると、下のようになります。↓
- 彼女の脳の「視覚野」「海馬」(記憶を担当する部分)などで、この「顔色の悪い人のイメージ」が再生された
- その人たちを見た当時と、「同じ電気信号のパターン」が再生された
これもOKだと思います。「イメージが浮かぶ」ということは、科学的には「そういう電気信号が、脳内で発生する」ということですね。(イメージは、電気信号として実在するものなのです)
ここで、こう思う人もいるでしょう。顔色が悪い人を「見た」時の記憶と、「自分の顔色が悪い」時の記憶は、まったく別物では?…ということですね。
確かに「人の気持ちが先天的にわからない」人の場合は、そうです。いわゆる「サイコパス」の方ですね。
こういう方は、そういう「人のダメージが転移しない」という、ある意味での「強さ」を持っているのですが、大部分の人はそうではないのです。(もちろん、それは良いことです)
「ミラーニューロン」の働き
人間には「ミラーニューロン」というものがあって見ただけの相手の感情や動きを、コピーする性質があります。これがあるから子供が親のまねをして成長していくし、他人の気持ちも理解することができるのです。
なので、この看護師の女性が「今まであった、顔色が悪い人たち」を思い出すたびに、下のような作用が起きたのです。
- 「顔色が悪い人」と実際にあった時を思い出した
- そして、ミラーニューロンによって、その「体調の悪さ」が彼女に伝搬した
- それで本当に顔色が悪くなった
こういう仕組みで「実験だと知っていた」看護師ですら、繰り返し「顔色が悪い」と言われる度に「本当に、顔色が悪くなった」わけですね。イメージとか言葉というのは、「科学的に重要なもの」なのです。侮ってはいけないんですね。
このような事実を見ても、キャッシングの返済でもイメージトレーニングの力というのは、バカにできないわけですね。バカにできないどころか「むしろ、それが全て」と言ってもいいくらいかもしれません。
(ピアノの実験でいえば「練習は、イメージが9割」というわけですから)
例えば、早食いで伝説的な世界チャンピオンとなった、日本人の「コビー(小林氏)」は、世界記録を2倍以上のスピードで更新したのですが、その時これまでの世界記録を、人間の限界だとは考えないようにしたと語っています。つまり「それを人間の限界だと思う」と、「本当に自分にとっても限界になってしまう」ということです。
このような「イメージの重要性を証明する事例」はいくらでもあります。キャッシングの返済を早める上でも完済した自分の姿を、リアルにイメージできるというのは、早期返済する上で、非常に重要なことなのです。
そのため、アイフルでもどこでも、下のようなことが言えるのです。
- 返済計画支援のための融資によって「現時点での借入状況」がよく見えるようになる
- それで完済までの道のりが明確になる
- 「科学的に」それだけで完済のスピードが上がる
この「科学的に」の部分を証明するために、ここまであらゆる心理学の実験などの話をしてきた…ということです。
(決して、キャッシングやアイフルの返済計画支援のための融資の話から、脱線していたわけではありません)
アイフルのおまとめMAXによって、金利は低くなる?
これが三つ目の返済計画支援のための融資のメリット・利点ですが、ここまでの2つのメリットの話が長くなったので、これは独立させます(特にこの「低金利になる」というのは、返済計画支援のための融資の一番重要なメリットの一つなので)。
まず最初にポイントを箇条書きしていきます。
- 多重債務は基本的に「消費者金融」での借り入れである(すべて)
- これは、アイフルで返済計画支援のための融資を利用するときも、同じである
- つまり「消費者金融からの返済計画の再編」ということになる
こうした内容が前提となります。これは問題ないですよね。銀行カードローンで、多重債務になったという話は、聞いたことがないですから。(それだけ銀行カードローンの審査に通りまくったら、逆にすごいですからね)
ということで、アイフルのおまとめMAXを利用する時も、アイフルを含むにしても、含まないにしても、返済計画を再編するのは全て「消費者金融からの借り入れ」であるといえます。
そして、ここから言える内容が、下の段落です。
適用金利が、18.0%→15.0%になる
具体的にいうと、これはつまり金利が「18.0%から15.0%になる」ということ。理由は下の通りです。
- 消費者金融の金利は、すべて「18.0%」である
- 大手でも中小の消費者金融でも、この金利は同じ
- ↑(法定金利ギリギリなので)
これが「ビフォー」の方です。返済計画の再編をする「前」の金利ですね。そして、これをアイフルのおまとめMAXで返済計画を再編すると、下のようになります。
- アイフルのおまとめMAXの上限金利は、「15.0%」である
- 借入総額に関係なく、これ以上の金利にはならない
- なので、必ず「18.0%→15.0%」となる
もちろん、これはアイフルのおまとめMAXの審査に通ったらという話なので、それは重々承知しておいて下さい。
実際の利子総額でいうと、どれだけ安くなる?
まず、多重債務だったということは、大体「100万円」は借りているでしょう。なので、仮にわかりやすく100万円とします。そうすると、下のように言えます。
- 実質年率18%だと、1年間で「100万円の18%」の利息が発生する
- つまり、年間で「18万円」の利息
- ということは、月間で大体「1万5000円」
これが返済計画の再編をする前の、利息ですね。そして、アイフルのおまとめMAXで返済計画の再編をした後は、下のようになります。
- 実質年率15%だと「100万円の15%=15万円」
- 年間で15万円なら、月間で大体「1万2000円」
このようになるわけです。つまり、毎月の利子総額は、こうなります。↓
- 返済計画の再編前…1万5000円
- 返済計画の再編後…1万2000円
このように、大体「3000円」安くなるわけです。
100万円を返済計画を再編して、月3000円は効果が小さい?
上の計算は100万円の多重債務を返済計画を再編したという計算です。それで「月間3000円安くなる」というのは「これ、あまり効果なくないか?」と思う人もいるでしょう。
これは、感じ方に個人差があるので、何ともいえません。その人の収入によって、この感じ方はまったく違うでしょう。しかし「月間3000円」ということは「年間3万6000円」であると考えれば「これは大きい」と感じる人も多いでしょう。
また、さらに下のような考え方もできます。↓
貧乏な自分が、お金持ちより多くのお金を払っている
あえて、少々きつい言葉を使いますが、そもそも多重債務であるということは(現時点では)貧乏ということです。(これは昔、私も多重債務者だったので、悪意があるわけではありません)
そして、そうした「お金がない」自分は、本来「お金持ちの人より、お金を使わないようにしないといけない」わけです。これはいいですよね。(もし、これに反対する人がいたら、相当変わった思考回路の持ち主でしょう。もしかしたら天才かも知れませんが)
そして、そうやって「お金持ちより、出費を小さくしないといけない」のですが、現実は下のようになっています。
- ここまで書いた「年間3万6000円」の利息は、お金持ちだったら、「払わなくていい」お金である
- 出費を減らさないといけないはずの自分が、「彼らだったら払わない」お金を余計に払っている
こういう「論理的に考えて、明らかにおかしい事態」になっているんですね。(これを資本主義のせいにする人も多いですが、同じ低所得でも借金をせずにやっている人は多いのですから、基本的には資本主義のせいではないのです)
お金持ちは、お金を使わなくて済む
こうした「キャッシングや多重債務の現実」というのは、マネーリテラシーと深いかかわりがあるので、少々そちらの話もさせていただきます。『お金持ちの教科書』シリーズのベストセラーで有名な加谷珪一氏は、お金持ちは、お金を使わなくて済むというタイトルのブログ記事を書かれています。
これは何となく実感している人も多いでしょうが、例えば下のような内容です。
- 何でも一括払いなので、分割手数料やクレジットカードの手数料がない
- 常に余裕を持って行動しているので、「急な事情」であわてて「特急料金」を払う必要がない
- 好きな日時に行動できるので「料金が安い日時」だけで、買い物ができる
「お金持ちになったことがないから、わからない」という人でも、日常生活でこれに近いことは少なくとも何回かは体験してきたはずです。それが、お金持ちの場合は「日常的に」「もっと大きなレベルで」起きているということです。
というように、マネーの世界ではキャッシングが関係しようとしまいと、格差は開く一方なんですね。そして多重債務によって「返済計画の再編さえすれば、払わなくてもいい利息を払っている」というのは「その格差を、さらに広げる行為」なのです。
格差の下の方にいる自分が「自らさらに下に行って」経済格差を広げてしまう…ということなんですね。
最近ブームになったトマ・ピケティの『21世紀の資本』は、この「経済格差の拡大」がテーマでしたが、こうして格差が拡大している現実に憤りを覚えた人は「自分が自ら、下の方に行くような行動をしていないか?」ということを、振り返る必要があります。
(人間だから完璧には行きませんが、たとえば飲み過ぎて体を壊すとか、そういうのだって「自ら格差を広げている」わけです。お金持ちになるような人は、こういう自虐的なことをしないと言います。あるいは、している人は、今は一時的にお金持ちでも、長続きはしないでしょう)
つまり、返済計画の再編の効果は「大きい」と思わなければいけない
なぜこのように経済格差の話をしてきたのか、ここで一度まとめます。
- まず「返済計画の再編によって、どれだけ低利息になるか」という話をした
- そして、シミュレーションをしてみた
- 結果、金額的にはそれほど大きくない、とわかった
- 100万円を返済計画を再編しても、年間で3万6000円程度、という金額
まずこのような計算結果が出たわけです。そして、次にこれを「少額」と思うか「高額」と思うかという議論に移ったわけですね。
(少額だったら、返済計画支援のための融資の効果はあまりないということになりますから)
そして「高額か少額か」ということを考える上で、下のような話をしたわけです。
- 多重債務者ということは、ある程度「貧困」である
- 貧困なら、富裕層よりは「支払いを少なく」しなければいけない
- しかし、現実には「富裕層だったら払わなくていいお金」を、多くの場面で支払っている
- 多重債務の利息は、その最たるものである
こういうことを考えると、「100万円の返済計画支援のための融資で、年間3万6000円程度の利息が減る」というのは、誰もが「大きい金額」と考えなくてはいけないということです。繰り返しますが「貧困な自分が、富裕層よりも無駄な支払いをしている」ということなのですから。
このように借金とか多重債務というのは、ある意味お金の世界の現実や法則と、向き合うチャンスでもあります。痛みもたくさんありますが、痛みを感じるほど「○○しなければならない」という気持ちが強くなり「正しい方向に向かう効果もある」というプラス面を意識しましょう。
(いいことかわかりませんが、サーカスの動物が複雑な芸を修得できるのも「修得しないと、ムチで打たれる、えさを抜かれる」という「痛み」を知っているからです。もちろん、褒めてもらえる喜びも知っているでしょうが)
実は「返済計画支援のための融資」でなくても低金利になる?
実は「返済計画支援のための融資」という専用コースでまとめなくても、返済計画の再編をすると低金利になる…というケースがあります。簡単に書くと、下のようになります。
- 借入総額が100万円である
- 総額が「100万円以下」なので、個別の借入先で見ても、すべて100万円以下
- そのため、どの借入先でも基本的に「上限金利」が適用されている
- これだったら「返済計画支援のための融資でない、普通のアイフルのキャッシング」でも低金利になる
- 「100万円以上の金利=最高でも15%」が適用される
つまり、アイフルのおまとめMAXで返済計画の再編をした時と同様に、実質年率18%→15%、となるわけですね。「100万円以上なら、上限金利は実質年率15.0%というのは、利息制限法で決まっていることなので。
この場合、アイフルのおまとめMAXとの違いは、下の通りです。
- おまとめMAX…借入総額に関係なく「実質年率15.0%」になる
- 普通の返済計画の再編…借入総額が「100万円以上」だったら「実質年率15.0%」になる
ちなみに、「普通の返済計画の再編」というのは、下のようなものです。
- 「返済計画支援のための融資」は使わない
- あくまで「年収の3分の1」(貸金業法第13条の2第2項の規定)の範囲内で留める
- その条件で、アイフルにすべての借り入れを移動させる
ただ、これは基本的にありえません。理由は、貸金業法第13条の2第2項の規定の範囲内(年収の3分の1以下)で、返済計画の再編をするのは、通常の年収ではできないからです。これは返済計画支援のための融資は、なぜ貸金業法第13条の2第2項の規定の範囲外(例外・除外含む)でなければいけないかという点とも共通するので、この理由を説明します。
なぜ、返済計画支援のための融資は貸金業法第13条の2第2項の規定を超えるのか?
返済計画支援のための融資によって返済計画の再編をする時は、ほぼ99%、「年収の3分の1」という貸金業法第13条の2第2項の規定のラインを超えて、借り入れをする必要があります。なので、アイフルのおまとめMAXでも何でも「返済計画支援のための融資」と呼ばれているコース・プランは、すべて「貸金業法第13条の2第2項の規定の範囲外(例外・除外含む)」となっています。
そして、何で「年収の3分の1を超えないと」いけないのか。この理由を箇条書きすると、下のようになります。
- 返済計画の再編は、個別の業者にとっては関係ない
- 「返済計画を再編します」と宣言しても、「ああ、どうぞ。しかし、うちの分は普通に返済してください」となる
もちろん、実際にこう言われることはありませんが、返済のルールを見れば、要するに上記のようになります。
そして「個別に返済」していくわけですが、当然「お金」が要ります。貯金があればそれを下ろせばいいが、多重債務者に貯金があるわけがないということです。
そうなると「借りる」しかないが…
貯金がない人が「どこかから、今すぐお金を捻出する」と言ったら、基本的に「借りる」しかありません。しかし、ほとんどの多重債務者はすでに「年収の3分の1」まで借りているので、もう借りられないという状態なのです。
- 貯金もない
- 追加の借り入れもできない
こういう「八方塞がり」の状態なんですね。
そして、そのままだと、ずっと返済計画の再編をできないまま終わるということです。
しかし、それが国にとって良いことかと言ったら、当然良いことではないんですね。「この人が、返済計画の再編できるような手助け」をした方がいいわけです。
(そうした方が、経済が健全に回りますから)
そのため「一瞬だけ」貸金業法第13条の2第2項の規定のオーバーが認められる
よく考えると「年収の3分の1を超えて借金する」といっても、返済計画支援のための融資の場合は「一瞬だけ」なのです。
- 一瞬だけ借りる
- そのお金で、個別のキャッシング業者をすべて返済する
- 残るのは、「追加で一瞬だけ融資してくれた業者」だけになる
- これで事実上返済計画を再編できる
このような流れです。
これだと少々わかりにくいと思うので、具体例を出しましょう。まず、下のような借入状況だったとします。
- アコム…30万円
- プロミス…20万円
- ノーローン…10万円
合計は「60万円」ですね。そして、この人は、もう1円もキャッシングできない…という状況です。しかしそこにアイフルが現れて「60万円融資しましょう」となるわけですね。(もちろん、返済計画支援のための融資としてです)
そうすると、状況は下のようになります。
- アコム…30万円
- プロミス…20万円
- ノーローン…10万円
- アイフル…60万円
一瞬だけ、このように「借入総額が2倍」になります。そして、この「アイフルの60万円」を使って、アコム・プロミス・ノーローンをすべて返済すれば、下のようになるのです。
- アコム…0円
- プロミス…0円
- ノーローン…0円
- アイフル…60万円
このようにアイフルの60万円だけが残るということですね。これが「返済計画の再編の原理・やり方」なのです。
個別の業者・ブランドは、返済計画の再編に気づかない
上の例を見てわかった人もいるかも知れませんが、返済された個別の消費者金融は、「この人が返済計画の再編をした」ということも、気づかないのです。ただ普通に「なんか、急に全額返済してくれたな」と思うだけです。
もちろん、プロなので理由はすぐわかりますが「現象だけ」見ると、「何か急に、一括返済してくれた」というだけなのです。
なので、返済計画支援のための融資というのは借り入れを横に移動させる、と言うものではないんですね。
- 「縦方向」に、1つずつ消していく
- 最後に一ヶ所だけ「返済計画支援のための融資を使った業者・ブランド」が残る
こういうシステムなのです。これが返済計画支援のための融資を利用すると、必ず貸金業法第13条の2第2項の規定の制限を超えるという理由です。そして、必ず超える以上、アイフルのおまとめMAXのように金融庁公認の返済計画の再編コースは「貸金業法第13条の2第2項の規定の範囲外(例外・除外含む)」となるわけですね。
このような理由から、アイフルのおまとめMAXでも、あるいは他の消費者金融の返済計画支援のための融資でも、返済計画支援のための融資というのは、基本的に貸金業法第13条の2第2項の規定を超えて借り入れるようになっています。なので、上の方で書いた通り、「消費者金融」で「返済計画支援のための融資を使わない」で、「普通のキャッシング」によって、100万円以上の借り入れをまとめるということは、基本的にあり得ないのです。
(具体的な数値を出すと「年収300万円」の人が「50万円」の借入総額しか抱えていない…という時だったら、OKです。追加で50万円別の場所で借りて、今借りている50万円の多重債務を、すべてまとめればいいわけですから。しかし、このような軽度な「多重債務」というのは、ほとんどないというのはわかるでしょう)
返済計画の再編のデメリット・注意点は?
返済計画支援のための融資で返済計画の再編をする時には、当然デメリット・注意点もあります。
- 過払い金の返還請求ができなくなる場合がある
- リスケジュールによって、利子総額が多くなることがある
後者を少し補足すると、下のようになります。
- リスケジュール(返済計画の見直し)をする
- これにより、返済期間が予定よりも長くなる
- 低金利になったのに、最終的な利子総額が多くなった
以下、それぞれ説明します。
返済計画支援のための融資で、過払い金の返還請求ができなくなる?
返済計画支援のための融資で返済計画の再編をすると、過払い金の返還請求ができなくなる―というデメリットが、よくキャッシングの情報サイトでも指摘されています。なぜ、このようなことが起きるのか。箇条書きしていくと、下の通りです。
- 返済計画の再編をする時は、先に書いた通り「個別返済」をしていく
- この時、これらのキャッシング業者・ブランドで「全額返済」するだけではいけない
- 「解約」もしないといけない
多くの人はここで疑問に思うでしょう。何で、全額返済ではダメで、解約までしないといけないのか?と。この理由を説明していきます。
なぜ、返済計画の再編では解約が必要なのか?
これは簡単に言うと、下のようになります。
- 返済計画支援のための融資は、融資する側にとって、リスクが大きい
- だから、そのリスクを下げるために「もう、他の業者・ブランドから借りないように」してほしい
これは当然ですよね。うちで返済計画の再編してあげたんだから、もう、よそで借金しちゃだめですよということです。これが普通の友達のやり取りだったとしても、やはりこうなるでしょう。
そして、「よし、わかった。もう借りない」と友達が言った時まだアイフル・アコムなどの消費者金融の契約が残っていたら、信用できるでしょうか?できないですよね。「本当にもう借りないつもりなら、解約してよ」と誰もが思うはずです。
そして、それと同じことを返済計画支援のための融資で返済計画の再編を請け負うアイフルなども考えるわけです。
そのため、返済計画支援のための融資で返済計画の再編をする時は、これまで借りていた、他の借入先(個別の業者・銀行)を、すべて「解約」しなければいけないというわけですね。
(よく考えたら当たり前すぎるくらい当たり前のことです)
返済計画支援のための融資でなくても共通するルール
実は、これは返済計画支援のための融資でなくても共通するキャッシングのルールとなっています。何が共通するのかというと、実際に借入をしていなくても、「契約」が残っているだけで、キャッシング審査で「危険視される」という点です。
たとえば、下のような状況だとします。
- アイフルで「30万円」の借入枠をもらっている
- しかし、現時点で借り入れはしていない
- つまり「借金総額ゼロ」である
この人がキャッシング審査やクレジットカードの審査に申し込んだら、下のように判断されるのです。
- 確かに「借り入れ」はしていない
- しかし、下のような扱いにしよう
- 「この人は、アイフルから30万円借りている」
これを読んで、「借りてないのに何で?」と思う方もいるでしょう。その理由を説明します。
なぜ借りている扱い、となるのか?
「車は急には止まれない」ではありませんが、キャッシングでは、業者・銀行・ブランドは一度与えた融資枠を、なかなか取り消すことができないのです。(規約違反などの行為がない限り)
なので、例えば上の「アイフルで30万円の借入枠」という例え話であれば―。
- アイフルは、この融資枠をすぐには取り消せない
- つまり、この人はアイフルからいつでも「30万円」借りられる状態
そして、この人がキャッシング審査に申し込んできたら、たとえばその申し込み先が「SMBCモビット」だったら、SMBCモビットはこう考えるわけです。
- この人は、年収から計算して「45万円」だったら融資できる
- そして、アイフルからの借り入れは「今は」ない
- しかし、いつ借りるかわからないから、「すでに借りている」と計算しよう
- となると「借り入れ30万円」ということだから「15万円」だけ融資しよう
こうなるわけです。これも一般的な感覚で考えて、当然のことですよね。誰だって、同じ立場だったらこう考えるわけです。
なので、キャッシングやクレジットカードの審査では、どこかで借り入れできる「融資枠」が残っていたら、それだけで「その借入枠を全額借りている」のと、同じ扱いになる…ということなんですね。
キャッシング審査の「収入確認資料の提出」でも関係する
ちなみに、この「借りていなくても、借りているものとカウントされる」というルールは、通常のキャッシング審査で、年収確認資料の提出が必要になるか…という境目でも、影響します。
…と書いても、キャッシングの知識がある人でないと「何のことだ?」と思うでしょう。これについて説明します。
他社も含めた借入総額が、100万円を超えるケース
知っている人もいるかも知れませんが、アイフルなどの大手の消費者金融ではそこでのキャッシング金額が、50万円を超えるまでは、所得確認資料を原則として提出しなくていいというルールになっています。(審査によって必要になることもあります)
そして、大抵の場合50万円以下の融資枠になるので、基本的に「収入証明書はなしでOK」というルールになっているのです。
しかし、もう一つ「収入確認資料が必須になる」ケースがあるんですね。それが、他社も含めたキャッシング総額が、00万円を超えるという場合です。
そして、この時の「他社借入金額」をどうやって計算するかという時に、上に書いた借りていなくても、キャッシングしているものとカウントするというルールが採用されるわけです。
なので、極端な話、それぞれの消費者金融から下のような借入枠をもらっていたとします。
- アイフル…50万円
- SMBCモビット…40万円
- プロミス…30万円
- ノーローン……20万円
そして、どこからも、一円も借りていなかったとしましょう。(現実にはまずあり得ないですが)
その場合も、消費者金融・銀行カードローンからは下のように判断されます。
- この人の「キャッシング金額」は確かにゼロである
- しかし「借入枠」の合計は「120万円」である
- したがって「100万円」をオーバーしていると見なす
- よって、年収確認資料の提出を必須とする
このように「実際には、申し込んだだけで1円も借りていない」としても、「収入証明書の提出が必要になる」のです。
「実際に借りている」よりは、多少マシになるが…
ここまでの内容を読んで、こう考える人もいるでしょう。
- 確かに、理屈はわかる
- しかし、実際に借りている人と、まだ借りていない人を比較したら?
- ヤバイのは明らかに「借りている」人だ
- 逆に言えば「まだ借りていない」人は、それほどやばくない
- だったら、両者の審査に差があってもいいのでは?
これはまったくその通りで、「まだ借りていない」人の方が、多少審査で有利になります。
こちらの方がマシ、という理由を正確に書いていくと、下のようになります。
- たとえば「生活費」に困っているとする
- 借入枠が残っているなら、そこから借りざるをえない
- ということは「融資枠」が残っている時点で、少なくとも、この人は生活には困っていない
こう言えるわけです。つまり、この点では「マシ」です。
しかし「困っていないのに、なぜ申し込みをしている」のか?
見出しのことを考えると、「少々怪しい」というのはわかるでしょう。
- 確かに、お金には困っていないようだ
- しかし、「じゃあ、何で申し込みしているんだ?」
こういうことですね。例えば、可能性としては下のようなことがあります。
- あちこちの業者・ブランドで、虎視眈々と借入枠を増やそうとしている
- 目標の金額に達したら「一気に全部借りる」つもりかも知れない
もちろん、「考え過ぎ」ではありますが、このように「今は借りていなくても、借りるつもり満々」で、「確信犯的に」やっている可能性があるんですね。
ある意味「困って」はいないのですが「ヤバイ人間である」という可能性はあるわけです。それが警戒されるということです。
そのため、まとめるとこう言えます。
- 確かに、「すでに借りている人」ほど切羽詰まっていない
- その点では「マシ」
- しかし「切羽詰まっていない」だけで、計画的な「確信犯」の可能性もある
だから、やはり「借りている」扱いにした方がいい…ということです。もちろん、上に書いた通り実際に借りている人より、ある程度はマシと判断されるというのは、まったくその通りです。
ちなみに、何の確信犯なのか?
確信犯ということばを使ってきましたが、一体何を企んでいると警戒されるのか。これは、下の通りです。
- お金を借りまくって、逃げるということ
- ヤミ金や反社会勢力(ヤクザ)などが、計画的にやること
どうしてこれが計画的にできるのかというと、下のようになります。
- ヤミ金は、自分の所で借りた債務者を利用する
- 「返済」の代わりに「銀行口座」を作らせたりする
- また、ニセの身分証作りに協力させたりしている
そして、反社会勢力になるとさらに、下のようなことをします。
- 「零細企業の会社経営者」にも融資している
- 返済できなくなった彼らを支配下におく
- そうすれば、在籍確認でも収入確認資料でも何でも「偽造」できる
- その会社を利用して「何でもでっちあげる」ことができる
こうやって「個人」でも「企業」でも、「でっちあげ」をしてしまうわけですね。そして、これらを使って「まともな消費者金融・銀行カードローン」で、審査申込みをするわけです。で「借りられるだけ借りて、逃げる」ということですね。
…もちろん、めったにないことではあります。特に最近ではCRINというネットワークによって個人信用情報機関の情報共有が強化されたということもあり、こうした「借りまくって逃げる」という反社会勢力が使う手口が、使いづらくなっています(もちろん、とても良いことです)。
なので、今はそれほど「借りまくって逃げる」人物を警戒する必要はなくなったのですが、それでもまだこうした手口はゼロではありません。ヤミ金でも反社会勢力でも実力のない事務所は、お金に困って、古い手口を使う…ということがよくありますからね。
なので、いまだにゼロにはならないそうした手口を警戒して、例の「借入枠があるだけで、借りている扱い」というシステムになるわけです。
以上、こういうルールになる理由を説明しました。何でも「理由の理由」まで説明していくと、長引くものですね。
(プラトンは、こうして説明していくと「原因の原因」が無限にある、ということを指摘し、「我々が原因と呼んでいるものは、実は原因とは呼べない」ということを言いました。「プラトニックラブ」という言葉もプラトンから来ていますが、これは「純愛」と同じように「純粋な理由」を追求する姿勢が語源になっています)
リスケジュールによって、利子総額が増える
返済計画支援のための融資のデメリット・注意点の話に戻ります。もう一つのデメリット・短所として返済期間が長くなることによって利息総額が逆に増えるということがあります。
これは返済計画支援のための融資を利用すると必ず起きるというデメリットではありません。あくまで、下のようなケースのみで起きます。
- 返済期間が長くなった場合
- しかも、それに気づかずにそのままゆっくり返済した場合
以下、詳しく説明していきます。
なぜリスケジュールが起きるのか?
リスケジュールというのは「返済計画の見直し」のことですが、返済計画支援のための融資でこれが起きるというのは、何となくわかるかと思います。
- 返済計画の再編という、「大手術」をした
- 返済期間ももう一度設定し直す
上記のような理由ですね。
- 「返済計画の再編をする前」の返済期間というのは、個別のキャッシング業者によって「全部違う」
- それが一箇所にまとまった以上「新たに設定し直すのは当たり前」
このようにも言えます。なので、返済計画支援のための融資で返済計画の再編をすると、どうしても「リスケジュールが起きる」ということなんですね。
こう書くとまるで「リスケジュールがいけないこと」かのようですが、そうではありません。
「返済期間が延長」されていた時だけ、まずい
まず、リスケジュールによって「返済期間が短くなる」ということもあります。これだったら、むしろ良いわけです。
- 確かに「短期返済」になる分、月々の支払いはハードになる(負担が大きくなる)
- しかし、その分早期返済できるので、最終的な利子総額は小さくなる
そのため、苦あれば楽ありではありませんが、苦労して集中的に返済する分、利息総額は安くなるということですね。
これが逆に「返済期間が長くなった」という場合、下のようになります。
- 月々の支払いは小さく、負担は軽くな
- その分利息を「全体では」多く払う
- そのため、利子総額は多くなる
つまり、下のように言えます。
- リスケジュールがいけない、のではない
- 「返済期間が長くなる」ことが悪いのだ
このような結論になるわけですね。
長くなっても、気づいて臨時返済すればいい
また、仮にリスケジュールによって、そのように返済期間が延長されたとしても、それに本人が気づいていれば問題はありません。自主的にどんどん返済していって、それで終わりだからです。
返済計画支援のための融資を提供するアイフルなどの消費者金融・銀行カードローン側も、返済計画支援のための融資で一番怖いのは、多額でまとめた借り入れをそのまま返済せず、自己破産や個人再生などの債務整理をされる…ということなのです。
なので、臨時返済してもらって、そのリスクをどんどん下げてもらえるなら、これほどありがたいことはないわけですね。もちろん、「利子総額が小さくなる」というのはデメリットではありますが「債務整理されるより、遥かにマシ」というのが、消費者金融・銀行カードローンの本音です。
(また、そもそも債務整理するレベルまで行くことは、何より本人にとって良くないですからね。別に銀行カードローン・消費者金融の利益になるというだけではなく、債務整理は、借り手本人にとっても、やはり「しないですむなら、しない方がいい」ものなのです。ブラックリストにも載ってしまいますしね)
ということで、この返済計画支援のための融資のデメリットについてまとめると、下のようになります。
- 確かに返済計画支援のための融資では「リスケジュール」が起きる
- しかし、それで「短期返済」に変わるなら、問題ない
- 「長期返済」になったとしても、自分で気づいて、どんどん任意返済をしてけばOK
つまりこれは「デメリット」というより「注意事項」なわけですね。知っていれば問題ない…ということです。
解約すると、過払い請求ができなくなる理由
ちなみに、もう一つのデメリットでのある「過払い金の返還請求ができなくなる」について、補足しておきます。何となく分かるとは思いますが、過払い金の返還請求は、一度解約した業者相手にはできないというルールになっています。理由は、解約したということは「ここまでのお互いのやり取りに関して、一切問題はありませんでした」と同意したことになるからです。
つまり「そう同意して解約した以上、後から過払い金の返還請求をするというのは、無し」となるわけですね。
これは納得できると思います。「もう過ぎたこと」というわけですね。
そして、「じゃあ、解約しなければいいじゃん」…という指摘については、先に書いた通りです。ここまで書いてきたような理由で、返済計画支援のための融資では、必ず解約をしなければいけないのです。(全額返済するだけではダメ、ということでしたね)
これについては書かなくてもわかるという人もいるかも知れませんが、一応「解約すると、なぜ過払い金の返還請求が不可能となるのか」という理由を説明しておきました。
その他、返済計画支援のための融資のデメリットはあるか?
一応、小さなものですが、他にも「返済計画支援のための融資のデメリット・短所」とされるものはあります。これもやはりデメリット・短所というよりは「注意点」と言った方が正しいですが…。
代表的なものは返済計画支援のための融資を適用したからといって、低金利になるとは限らないというもの。たとえばどんなケースだったら「低金利にならない」のかを説明します。
返済計画支援のための融資で「低金利にならない」ケース
もう一度、消費者金融の返済計画支援のための融資の「上限金利だけ」を一覧にしましょう。(すべて実質年率です)
ノーローン | 18.0% |
---|---|
アコム | 18.0%(実質年率) |
プロミス | 17.8%(実質年率 *上限金利のみ記載) |
アイフル | 15.0%(実質年率)) |
そして、アイフルはいいのですが、それ以外の消費者金融は全部、通常のキャッシングの上限金利と同じとなっています。要は「普通の金利」ということです。
なので、他の消費者金融での複数の借り入れを、これら(アイフル以外)の消費者金融の返済計画支援のための融資でまとめても、その総額が「100万円」を超えない限りは、金利は変わらないということなんですね。具体的な例をあげて説明しましょう。
具体的な例でシミュレーションすると?
たとえば、下のように借り入れしていたとします。
- アイフル…30万円
- アコム…15万円
- SMBCモビット…10万円
そして、これを「ノーローンの返済計画支援のための融資で返済計画の再編」するとします。そして、現時点の金利は下のようになります。
アイフル | 18.0%(実質年率) |
---|---|
アコム | 18.0%(実質年率) |
SMBCモビット | 18.0%(実質年率 *上限金利のみ記載) |
こういうことで、見事に全部「18.0%」です。そして、ノーローンで返済計画の再編をした後の金利も―。
- ノーローンの返済計画支援のための融資の上限金利も「18.0%」
- なので、「全然変わらない」
となるんですね。もちろん、これは「絶対にそうなる」というわけではないのですが、返済計画支援のための融資でも、100万円以下の借入総額だったら、金利は変わらないということが多いです。また、変わるにしても、60万円か70万円程度は借入総額があることが必要であり、このケースのように「55万円」程度だと、金利は上限金利のまま…ということも多いです。
上のように書いたものの、こうした「どんな金利になるか」は、最終的には「借入総額」だけで決まるのではなく、その人の、総合的な信用度も絡めて決定するという風になっています。
- 信用できる人…低金利
- 信用できない人…高金利
これはたとえば投資でいうなら、下のように言えます。
- 日本国債は、信用できる
- だから、利回り(金利)が小さくても、みんな融資する
逆に、例えば「カンボジア」だったら、下のように言えます。
- カンボジアは、あまり信用できない
- だから、カンボジアでの預金は「6%」という高金利でないと、みんな融資しない(預金しない)
余談ですがこの6%という金利は「カンボジアリエル」で預金した場合であり、ドル預金だと5%になります。それでもものすごい利回りですけどね。
少々投資の話になりましたが、このように信用度によって利回りが決まるというのは、日本国債でもカンボジアの銀行預金でも何でも同じなので、キャッシングの世界でもクレジットスコアによってその人の適用金利が決まる…というのは、ある種当たり前なのです。
(キャッシングとかクレジットカードというのは、業者・銀行の側にとっては「投資」なんですね。「融資」という言葉を使ってはいますが)
返済計画支援のための融資はアイフルの躍進のきっかけになった
アイフルの返済計画支援のための融資の記事なので、アイフルの返済計画支援のための融資についての豆知識を書くと、もともと、アイフルが東証1部上場企業になるまで急成長したきっかけが、実は返済計画支援のための融資だったのです。ポイントをまとめると、下の通りです。
- おまとめMAXのような「無担保」の返済計画支援のための融資ではない
- 不動産担保の返済計画支援のための融資だった
不動産担保というのは、要するに返済できなかった場合は、その不動産をもらうということです。なので、かなりの高額の多重債務でも、返済計画を再編することができたんですね。
不動産を取り上げる返済計画支援のための融資ではない
この、アイフルの不動産担保の返済計画支援のための融資について誤解している人がいますが(当時もいましたが)、これは決して「不動産を取り上げるためのシステム」ではありません。そんなに簡単なものではないのです。理由を箇条書きしていくと、下の通りです。
- 不動産は、売るのも大変である
- しかも、価値が激変する
これは、下のようにも言えます。
- 取り上げたからといって、売れるとは限らない
- 融資するときに判断した「価値」が、暴落することもある
これは例えば、下のように考えられるわけです。
- 融資した後で、バブルが弾けた
- この時点でもう、不動産を取り上げても、回収できないことが決定した
- (バブルが弾ける前の価値で、融資してしまったので)
- そして、そんな「価値のなくなった不動産」を取り上げても、今度は「それを売る」のがまた手間である
こうして考えると「不動産担保」でも「融資する側のリスク」が、非常に大きいことがわかるでしょう。
どんな商品でも「売る」のは大変である
販売や営業を担当した人ならいやでもわかるでしょうが、何かを売る、というのは何でも大変なのです。なので、不動産も「そう簡単に転売できるものではない」んですね。
「嘘みたいに安い値段」をつければ、それは簡単に売れるでしょう。しかし、それでは赤字を垂れ流すだけです。
だから、よほど欲しい人か、よほどお金がある人以外、買えない金額で売るしかないわけですね。このように「不動産を売る」というのはこれはこれで大変であり、完全に「プロの仕事」なのです。なので不動産業者というのがいるんですね。
(当たり前すぎるくらい当たり前の話ですが)
だからアイフルが、債務者から不動産を取り上げて、大儲けしていたなどと思う人がいたら大間違いです。取り上げても、むしろ「それを売る実力がなければ」固定資産税などを払いまくって「逆に大痛手」となるのです。
銀行も、不動産担保ローンで大失敗した
そして、もう一つのリスクである「不動産の価値の下落」ですが、これがまさにバブル崩壊の時に、銀行がした失敗です。実は、あの頃「不動産担保」の融資をしていたのは、アイフルなど全然大したレベルではなく、「やりまくっていたのは、銀行」なんですね。
今、金融の世界の人間が振り返ると「真っ青になるくらい」、当時の銀行は「不動産がある、というだけの理由」で、ガンガン常識はずれの融資をしていたのです。
- 不動産の価値は、桁外れに上がり続けている
- だから、返済できなくなったら、不動産を没収すればいい
- その頃には、融資した時より大幅に価値が上がっている
- だから、むしろボロ儲けだ
- 返済できなくなって、不動産を渡してくれた方が、むしろいい
こういう雰囲気だったんですね。今振り返ると本当に「狂乱の時代」だったのですが、当時の銀行はこうやって「不動産担保」の融資を乱発していたのです。
そして、バブルが弾けると当然「回収」にかかり、これで多くの個人や企業が「不動産を手放す」ことになったのです。
世間の消費者金融のイメージは、銀行もやっていること
これは別に銀行を否定しているわけではなく、要するに世間の人がイメージするようなアイフルが、不動産担保によって、債務者の不動産をどんどん取り上げていったというのは「どちらかというと、銀行の方がやっていた」ことなんですね。
もちろん、これは、下のように言えます。
- ルールにのっとったものである
- しっかり返済していた人は、不動産をとられてはいない
- だから、何もおかしなことはない
このように「正しいこと」なのです。要は、私が言いたいのは、同じことを、銀行がやると何も言われなくて、消費者金融がやるとあれこれ言われるというのは、おかしいということですね。
別にそういう「思い込み」や「偏見」をしていてもいいのですが、こういう偏見を持っている人は、人間的にも経済的にも、大損をしているのです。
偏見を持って損するのは、自分である
偏見を持つということは、要するに「何を見ても、正しい情報を得られていない」ということです。
- まったく同じ情報に触れたとする
- 「偏見のない人」は、「正しいヒント」を得られている
- 「偏見のある人」は、「全然違う結論」を、勝手に出してしまう
当然ですが、この世は経済でも物理でも、必ず一定のルールで動いています。たとえば戦争でいうなら「物資の量が多い方が勝つ」というようなルールですね。
でも、戦時中の日本の上層部のように「偏見に凝り固まった人」はこれが見えないわけです。そして「経済や物理の真理に反した行動」をとって、自滅してしまうわけですね。
(これは過去の話ではなく、日本の製造業の「ものづくり」も同じです。世界の人が求めているものは「彼らが求めているもの」であり「良い物」ではないのです。「良い」というのは、作り手の自己満足に過ぎないことも多いのです)
このように、消費者金融の偏見の話から太平洋戦争や製造業まで話が飛びましたが、このように人間が偏見を持つと、誰より自分のためにならないということなんですね。なので、消費者金融を生理的に嫌うとか、金貸し=悪…と思い込むのは勝手ですが、「こういう偏見で、損をしているのは自分である」ということには、早く気づいた方がいいでしょう。
アイフルが叩かれたのは、完全に濡れ衣である
このように「偏見」の話になった理由を整理すると、下のようになります。
- アイフルは不動産担保ローンで躍進した
- これを「債務者から不動産を取り上げるものだった」と勘違いした人がいる
- しかし、それはむしろ銀行の方がバブル崩壊後にやってきた
- なのに、銀行は叩かれないでアイフルだけ叩かれるのは偏見である
ちなみに、アイフルが叩かれた理由については債務者に対する脅迫をしていたという「証拠」のテープが流されたりしていましたが、あれは2009年に「最高裁で、無罪が確定した」という事実があります。「アイフルのものとは断言できない」と、最高裁が無実の判決を出したんですね。
なのに、マスコミはあれを「アイフルの脅迫テープ」と決めつけて、連日報道していたのです。そして、無罪が確定した以上「自分たちが間違っていた」ということも報道しなければいけないのに、それは一切しないんですね。
ということで、私達が日頃受け取っているテレビや雑誌の情報というのは、消費者金融の関連でもそれ以外でも「相当ゆがんでいる」のです。アイフルの報道に関して、この程度のモラルしかないメディアが報道しているわけですから他の内容についても、推して知るべしなんですね。
これは別に「アイフルの味方をしろ」とか「消費者金融を高評価しろ」ということではなく、要は「あまり世間を信用してはいけない」ということです。メディアだけではなく、世間全般もですね。
- 高校を出て、大学を出て…、という価値観
- お盆・正月は、家族で集まって…という価値観
こうしたものは「それが好きな人だけ、やればいい」のです。
- 好きでないなら、やる必要はない
- 生きるためにそういう付き合いが必要なら、仕方がない
- 嫌だったら、誰にも頼らずに生きていける力をつければいい
こうして考えると、世間の価値観に振り回されないようにするには「ある程度の力」がいるわけです。
(私達の大部分は「力がない」ことが原因で、無意識のうちに世間の「おかしな価値観」に染められていることがある…ということを意識すべきでしょう)
アイフルの返済計画支援のための融資・まとめ
以上、やや人生論的な話も交えつつ、アイフルの返済計画支援のための融資や返済計画の再編についてまとめてきました。最後にポイントを整理すると、下のようになります。
- アイフルには返済計画の再編専用のコースがある
- 「おまとめMAX」で、実質年率(金利)は「12.0%~15.0%」である
- 上限金利だったら、消費者金融の返済計画支援のための融資でダントツに低い
- 下限金利だったら、プロミスの方が低い
上記が基本的な情報で、さらに下のように言えます。
- 上限金利が安いので、返済計画再編の総額が小さい時に低金利
- 逆に返済計画再編の総額が大きい時は、プロミスの方が有利
- アコム・ノーローンの返済計画支援のための融資は、上限金利・下限金利ともに中途半端なので、特に借りる理由がない
その他、返済計画支援のための融資自体のメリット・デメリットや注意点などもまとめてきましたが、それらは各部を参照なさってください。
アイフルの返済計画支援のための融資「おまとめMAX」については以上です。現時点で多重債務を抱えている方は、それを返済計画を再編することは非常に良いことなので、ぜひ積極的に返済計画の再編を検討してみて下さい。