プロミスの金利は消費者金融で一番低い!初回30日間無利息・実質年率がメリット!

プロミスの金利は消費者金融で一番低い!初回30日間無利息・実質年率がメリット!

プロミスの金利は、最初にまとめると、下のようになります。

  • 上限金利は、大手の消費者金融の中で一番安い
  • 0.2%ということで、実際の利子総額では大きな差はないが、それでもナンバーワンの低金利、というのは間違いない

次に下限金利についても語ると、

  • 下限金利はアイフルと同じ
  • 単純に金利だけ見るとSMBCモビットの方が低金利だが、SMBCモビットは「最高借入枠800万円」と高額借入ができるので、最高融資枠500万円のプロミスの方が、これも考慮すると、おそらく下限金利でも一番安い(あくまで推測だが)

こういうのが下限金利について。そして、「初回30日間無利息」について語ると―。

  • メールアドレスとWEB明細の利用を登録すれば、プロミスでは初回30日間無利息でキャッシングできる
  • これは、同じ「初回30日間無利息」がない銀行カードローンと比較すると、最初の5ヶ月は、プロミスの方が低利息になる

以下、それぞれ詳しくまとめていきます。

プロミスは、上限金利が大手の消費者金融の中で一番低い

プロミスの実質年率(金利)は「4.5%~17.8%」。この17.8%という上限金利は、大手の消費者金融の中で一番低金利となっています。上限金利だけで、プロミスを含めた大手の消費者金融を一覧にしてみると、下の通りです。

プロミス 17.8%(実質年率 *上限金利のみ記載)
SMBCモビット 18.0%(実質年率 *上限金利のみ記載)
ノーローン 18.0%
アイフル 18.0%(実質年率)
アコム 18.0%(実質年率)
  • プロミス以外は18.0%(実質年率)
  • プロミスは17.8%(実質年率)

このようにプロミスだけ、0.2%安いという金利差になっているのです。

0.2%低金利だと、実際の利子総額はどう変わる?

そして、このプロミスのように―。

  • 上限金利が0.2%低金利というのは、実際の利子総額でどのくらいの差になるのか

を考えてみます。これは「実質年率の計算方法」と関わるのですが、以下、計算方法を箇条書きしてきます。

  • これは「1年間」で、「0.2%の利息差」がつく、ということ
  • たとえば「100万円」借りたとする
  • その場合「100万円の0.2%」の利息差が発生する
  • 100万円の0.2%は「2000円」である
  • つまり「1年間で2000円」の利息差が生まれる

そして、1年間で2000円ということは、月間で180円程度…なので「実際の利子総額にすると、あまり大した金額ではない」ということなんですね。

たとえば「借入金額が10万円」でも、月間の利息差が180円だったら「小銭だな」と誰もが思うでしょう。しかし、それが「100万円でも180円」ということですから、「実際の利子総額の差はないも同然」なのです。

誤解を招かないように書いておくと、これは別に「プロミスが低利息でない」と言っているわけではなく―。

  • プロミスが一番低金利なのは、間違いない
  • ただ、実際の利子総額で計算すると、数学的にこうなる

こういう事実を書いている、ということです。他の消費者金融だったら下のようになります。

  • あまり変わらないとはいえ、プロミスより高利息なのは間違いない

こういうことですから利息面で考えれば、プロミスでキャッシングするのが一番いいという結論になります。

借入金額が変わると、利息差はさらに小さくなる

上のような前提をした上で、さらにこの「0.2%」という上限金利の差が生み出す利息差を見ていきましょう。借入金額が変わると、さらに下のように利息差は縮まっていきます。

  • 10万円…18円
  • 20万円…36円
  • 30万円…54円
  • 50万円…90円

全部概算ではありますが、月あたり、このくらいの利息差しかないわけですね。プロミスで借りても、他の消費者金融で借りても。

なので、あくまで「プロミスが一番低金利」というのは知った上で実際の利子総額で見ると、どこで借りても違いはないということを知ってください。

ただ、これは「通常金利」だけを見た場合です。プロミスは(メールアドレス登録、WEB明細利用などの条件を満たせば)初回30日間無利息でキャッシングすることができますが、これがある消費者金融とない消費者金融では、実際の利子総額にかなりの差がつきます。

プロミスは、初回30日間無利息があるのが大きい

プロミスも含め、大手の消費者金融では―。

  • アコム
  • アイフル

も「初回30日間無利息」」でキャッシングできるようになっています(繰り返しますが、プロミスではメールアドレスやWEB明細の利用登録が必要です)。

なので、アイフル・アコムについては、プロミスとの利息差は、初回30日間無利息を考慮してもあまりつきません。差がつくのは―。

  • ノーローン…「何度でも1週間無利息」しかない
  • SMBCモビット…無利息期間がない(2016年4月時点)

こうした2つの消費者金融です。ノーローンの「何度でも1週間無利息」というのは、これはこれで個性的で価値のある無利息期間なのですが、下のように言えます。

  • 実際に割り引かれる利息総額では、やはり「初回30日間無利息」の方が大きいので、実際の利子総額で、プロミス・アコム・アイフルと差がつくことが多い

といえます。そして、無利息期間がないという条件になっているSMBCモビットが、大手の消費者金融の中で一番実際の利子総額が多くなるという可能性はあります。

もちろん、実際の利子総額が最終的にどうなるかは「その人の返済ペース」にもよるので、一概には言えません。あくまで「すべての消費者金融で、同じペース・同じ借入金額」というような「同じ条件での借入・返済」をしたら…という比較です。

(それだったら、利息差は数学的に計算できるので、ここまで書いた通りになるのです。つまり、無利息サービスがないSMBCモビットが、実際の利子総額では一番不利…ということですね)

なお、プロミスも含めてキャッシングで無利息期間を活用することのメリットは、下の記事で詳しく解説しています。

初回30日間無利息があると、銀行カードローンよりも低利息?

  • 「初回30日間無利息」で借りられるプロミス
  • 「初回30日間無利息」がない銀行カードローン

両者を比較すると最初の5ヶ月で完済するなら、プロミス方が低利息という風になっています。簡単に書くと下の通りです。

  • 最初の1ヶ月で、利子総額でプロミスがリードする
  • 銀行カードローンがその利息差を埋めるのに、5ヶ月かかる

どういう計算でこのようになるのか、それを説明していきましょう。

銀行カードローンとの利息差の計算

まず最初に、初回30日間無利息がなかったら、それぞれの1ヶ月の利息はいくらになるのかを比較します。たとえば20万円キャッシングしていたら―。

  • プロミス…約3000円
  • 銀行カードローン…約2400円

そして、プロミスは初回30日間無利息でキャッシングできるので、(再三書きますが、WEB明細利用の登録や、メールアドレス登録など、プロミスが定める条件をクリアした場合のみ、初回30日間無利息となります)ので、最初の1ヶ月の利息は、それぞれ下のようになります。

  • プロミス…0円
  • 銀行カードローン…約2400円

こういうことで、最初の1ヶ月で、2400円の利息差がつくわけですね。そして、これを毎月「銀行カードローンが猛追していく」ということですが、どのくらいのペースで猛追していくのか。

これはもちろん「通常の、月間の利息差」になるので―。

  • 通常は、銀行カードローンの方が
  • 「600円」低利息になっている
  • ↑(20万円のキャッシングの場合は)
  • ということは「毎月600円」ずつ追撃できる
  • 最初の1ヶ月の利息差は2400円である
  • よって、4ヶ月でキャッチアップできる
  • この4ヶ月に、最初の1ヶ月をプラスして、全部で5ヶ月となる

そのため、プロミスの実際の利子総額は、最初の5ヶ月は銀行カードローンより安いと言えるわけですね。これはもちろん、同様に初回30日間無利息で借り入れができる、アコム・アイフルでも同じことがいえます。

補足…「一般的な銀行カードローン」との比較である

上の比較は、もしかしたら下のように思われるかも知れません。

「どうせ、高金利な銀行カードローンと比較したんだろ?」と。

こういう疑念を持って読んでいただくというのは、非常に言いことです。マスメディアの情報でも何でも、あまり鵜呑みにすべきではありません。ただ、これについては、このような心配は不要です。

  • 高金利な銀行カードローンではなく、あくまで「一般的な金利の銀行カードローン」と比較した
  • つまり「14.5%」の上限金利の銀行カードローンと比較した

「実質年率14.5%」と言われても意味がわからないと思いますが、下の銀行カードローンが、14.5%(か14.6%)といえば、「主要な銀行カードローンが大体該当している」というのがわかるでしょう。

  • 三井住友銀行カードローン
  • 楽天銀行スーパーローン(カードローン)
  • 三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」
  • 静岡銀行カードローン「セレカ」
  • 横浜銀行カードローン
  • 東京スター銀行カードローン

特に三菱UFJ銀行・三井住友銀行のカードローンが入っていると言ったら、それでもう説明は十分かも知れません。これでほとんどの人は「なるほど、銀行カードローンの標準レベルか、それより安い金利だな」と思うはずです。

なお、ここでは銀行カードローンの金利を「実質年率14.5%」として計算していますが、それに近い「15.0%」の利息計算を、下の記事で詳しくしています。

これより低金利な銀行カードローンと比較すると?

そして、さらにするどい人は、「これらより低金利な銀行カードローンと比較するとどうなるのか?」という疑問を持つかも知れません。これらよりも低金利な銀行カードローンというのは、下のように言えるからです。

イオン銀行カードローンBIG 13.8%(実質年率)
ソニー銀行カードローン 13.8%(実質年率)
みずほ銀行カードローン 14.0%(実質年率)

こういう3つの銀行カードローンになっています。(主要な銀行カードローンの中では)で、イオン銀行・ソニー銀行の方がみずほ銀行よりも安いので、こちらだけ比較しましょう。


どう比較するかですが、箇条書きすると下のようになります。

  • 13.8%なので、平均的な金利の14.5%とは、「0.7%」の差がある
  • これは「実質年率」の差である
  • たとえば「100万円」キャッシングしていたら、「100万円の0.7%」の利息差が、年間で発生する

そして、計算を続けていくと、下のようになります。

  • 100万円の0.7%なので、7000円である
  • それが「年間」の差なので、月間に換算すると、500円程度である
  • ↑(正確には510円程度)

そして、これはあくまで「100万円」の時の利息差です。ここまで計算してきた「20万円」で換算すると

  • 利息差もこの5分の1になるので、月間で「100円」程度の利息差である

そして、この状態で1ヶ月の利息を書くと下の通りです。

  • プロミス…約3000円
  • 低金利な銀行…約2200円

つまり毎月800円の利息差ですね。

  • 普通の銀行カードローン…毎月600円
  • 低金利な銀行カードローン…毎月800円

こういう利息差を、プロミスにつけているわけです。(20万円のキャッシングの時)

低金利な銀行カードローンの追い上げはどうなる?

そして、この計算で低金利な銀行カードローンの「追い上げ」をシミュレーションすると、まず最初の1ヶ月で―。

  • プロミス…0円
  • 低金利な銀行…2200円

このようにプロミスが2200円リードとなります。そして、それを「月々800円」ずつ、低金利な銀行カードローンが追跡していくわけです。(カーチェイスよろしく)

そして、計算すると下のようになります。

  • 2200円の利息差を800円ずつ縮めるので、「3ヶ月」で追いつける
  • 「最初の1ヶ月」にプラスして「3ヶ月」なので、全部で「4ヶ月」となる

こういう計算結果になります。

まとめ…普通&低金利な銀行カードローンの違い

ということで、下のように言えます。

  • プロミスが「初回30日間無利息」になった時、「普通の銀行カードローン」と、「低金利な銀行カードローン」では、プロミスに追いつくまでにどれだけの時間がかかるか

を整理すると、下のようになります。

  • 普通…5ヶ月
  • 低金利…4ヶ月

なので、下のようになります。

  • プロミスで「初回30日間無利息」でキャッシングしたら、どの銀行カードローンで借りても、最初の4ヶ月~5ヶ月は、実際の利子総額でプロミスの方が安くなる

(ここでも注意書きをしておきますが、プロミスで初回30日間無利息でお金を借りるためには、WEB明細の利用登録や、メールアドレスの登録など、その他、プロミスが定めるルールを満たす必要があります)

なお、ここではプロミスと銀行カードローンを比較しましたが、消費者金融全般と銀行カードローンを金利などで比較した記事は、下になります。

「高金利な銀行カードローン」の場合、差は埋まらない

また、ここまでは―。

  • 普通の金利
  • 低金利

こういう、2タイプの銀行カードローンとプロミスを比較してきました。しかし、大手の銀行カードローンの中には、消費者金融に近いレベルに高金利な銀行カードローンというのもあります。そして、これらの「高金利な銀行カードローン」でキャッシングした場合、下のようになります。

  • プロミスで初回30日間無利息でお金を借りた場合―。
  • その銀行カードローンが利子総額で追いつくことはない

といえます。つまり「常にプロミスが上」ということです。「高金利な銀行カードローン」というのは、あくまで「上限金利が高い」というだけで、下限金利は安いのですが、それらの銀行カードローンを一覧にすると下の通りです。

オリックス銀行カードローン 17.8%(実質年率)
じぶん銀行カードローン「じぶんローン」 17.5%(実質年率)
新生銀行カードローン レイク 18.0%(実質年率)
ジャパンネット銀行「ネットキャッシング」 18.0%(実質年率)

このように、なっています。先に書いた通り「プロミスの上限金利が17.8%」なので、下のようになります。

  • 新生銀行カードローン レイク・ジャパンネット銀行は、むしろ差が広がる
  • オリックス銀行カードローンは、まったく縮まらない
  • じぶん銀行のみ、少しずつ埋まっていくが、相当な時間がかかる

そのため、金利だけ見ると「これらの銀行カードローンでキャッシングすると、プロミスとの利息差が埋まらない」というようにも見えます。ただ、新生銀行カードローン レイク・ジャパンネット銀行は、プロミスと同様に「初回30日間無利息」で借りられるので―。

  • 最初の1ヶ月で利息差がつくことはない
  • ただ、その後「0.2%」プロミスの方が低金利なので、差は徐々に広がっていく

と考えて下さい。「差が広がっていく」というのは、つまり「プロミスの方がが低利息になっていく」ということです。

新生銀行カードローン レイクは「5万円まで180日間無利息」もあるが…

キャッシングの知識がある人ならすぐ―。

  • 新生銀行カードローン レイクは「5万円まで180日間無利息」という無利息サービスもある
  • これと「初回30日間無利息」の2つがあるわけだから、これを考慮すると、新生銀行カードローン レイクの方が、プロミスより低利息なのでは?

こういうことに気づくかも知れません。確かに、この可能性はあります。

新生銀行カードローン レイクの「5万円まで180日間無利息」では、月間最大「750円」の利息差がなしになるので、それを考えると、確かに「半年から8ヶ月程度で完済するなら、新生銀行カードローン レイクの方が、プロミスより低利息…ということになるでしょう。

ただ、これについては下の通りです。

  • その期間も(2ヶ月目~6ヶ月目も)、プロミスの方が「0.2%低金利」というのは間違いない
  • たとえば借入金額が大きかったら、新生銀行カードローン レイクの「毎月750円、最大で安くなる」というよりも、プロミスの「0.2%低金利」の方が、実際の利子総額では大きくなる可能性がある

こういうことが指摘できます。要は借入金額によって、どちらが低利息か変わるので、何とも言えない…ということです。なので、下のようになります。

  • 複雑なので、「5万円まで180日間無利息」は考慮しない方がいい
  • 考慮しないで計算した場合―。
  • プロミスの方が、継続的に新生銀行カードローン レイクよりも低利息になる

このように言う結論になるわけです。これはあくまで「長期間・高額」でキャッシングする場合ですが、プロミスと新生銀行カードローン レイクの比較については、このような結論になる、と考えて下さい。

ジャパンネット銀行とプロミスの比較は?

実は、ジャパンネット銀行も「初回30日間無利息」でお金を借りることができます。ただ、ジャパンネット銀行は先に書いた通り―。

  • 上限金利が18.0%で、プロミスの「17.8%」(実質年率 *上限金利のみ記載)よりも0.2%高金利
  • 新生銀行カードローン レイクのような、「5万円まで180日間無利息」というオプションも持っていない
  • なので、プロミスの方が普通に低利息になる

といえます。こちらの比較はシンプルでわかりやすいです。ということで―。

  • ジャパンネット銀行とプロミスを比較するなら、一部の例外を除いる
  • 基本的には「プロミスが低利息になる」

と考えて下さい。

じぶん銀行がプロミスに追いつくのには、どのくらいかかるか?

「高金利な銀行カードローン」の中で、唯一「プロミスより低金利」なのが、じぶん銀行カードローンです。

プロミス 17.8%(実質年率 *上限金利のみ記載)
じぶん銀行カードローン「じぶんローン」 17.5%(実質年率)

こういうことで「0.3%」低金利なわけですね。そして、この金利差だと最初の1ヶ月でプロミスにつけられた利息差を、どのくらいのペースで縮められるのか。これを計算してみましょう。箇条書きしていくと、下の通りです。

  • 10万円キャッシングしたとすると、年間で「10万円の0.3%、じぶん銀行の方が安い」
  • 10万円の0.3%は「300円」である
  • 年間で300円なので、月間では「25円」である

こういうことです(概算ですが)。そして、下のように言えます。

  • 最初の1ヶ月の利息は、プロミスが0円
  • じぶん銀行は「約1500円」である
  • (10万円の借り入れの場合)

そして、この「1500円」の差を、毎月25円ずつ、じぶん銀行カードローンが追い上げていくというわけですね。

  • 1500円は、100円の15倍である
  • 100円は、25円の4倍なので、全部で60倍…つまり「60ヶ月」かかる
  • つまり「ちょうど5年」である

要はじぶん銀行カードローンが、プロミスの利息総額に追いつくまでに、5年かかるということなんですね。なので、下のようになります。

  • 5年で完済できる…プロミスの方が低金利
  • 5年以上借りる…じぶん銀行の方が低金利

このようになるわけですが、「これだったら、誰が見てもプロミスの方が低利息」となるでしょう。どう考えても、5年あれば完済できるし、できないとまずいですからね。

なので、この比較をまとめると、下のようになります。

  • じぶん銀行は、確かにプロミスに追いつくことができる
  • しかし、その年数は「5年」である
  • だったら、これは「ほぼ追いつけない」と言える
  • だから「じぶん銀行より、プロミスの方が安い」と言える

こうして計算すると「高金利な銀行カードローン」のグループでは、利息総額でプロミスに勝てないというのはよくわかるでしょう。

補足…あくまで「上限金利が高い」だけである

この「高金利な銀行カードローン」という表現について補足しておくと―。

  • あくまで「上限金利が高い」だけである
  • これらの銀行カードローンは、すべて「下限金利」は安くなっている
  • 大手の銀行カードローンの中の下限金利を比較した時、上位(低金利)なのは、これらの銀行カードローンである
  • 要は「高額キャッシング向け」と、最初からコンセプトが決まっている銀行カードローンである

ここで下限金利が低金利だと、なぜ高額キャッシング向けなのか?と思った人もいるかもしれません。ここで、キャッシングの上限金利・下限金利の意味と違いを説明します。

上限金利と下限金利の意味・違い

簡単に書くと下の通りです。

  • 上限金利…100万円未満での適用金利(基本的に)
  • 下限金利…最高融資枠(かその近く)まで借りた時の適用金利

もっと簡単に書くと下の通りです。

  • 上限金利…普通の金利
  • 下限金利…マックスまで借りた時の金利

マックスというのは、銀行カードローンの場合500万円~1000万円なので、普通の人はキャッシングできないと考えて下さい。つまり「普通の人の借り入れでは、銀行カードローンの下限金利は関係ない」ということです。

消費者金融の下限金利は?

消費者金融の下限金利も関係ありません。つまり、プロミスでキャッシングする時でも、下限金利は関係ありません。ほとんどの人にとっては。箇条書きすると下のようになります。

  • プロミスの最高借入限度額は「500万円」である
  • 500万円かその近くまで借りて、ようやく下限金利が適用される
  • ↑(これも絶対適用されるわけではなく「されるとしたら」の話である)

これが前提で―。

  • 500万円キャッシングするには、その3倍の年収が必要なので、年収1500万円でないといけない

そして、年収1500万円というのは、日本人の年収の上位1%に入るので、これはまず無理ということですね。理論的にはゼロではありませんが、現実的に考えると、「プロミスでキャッシングする人であれば、まず年収1500万円以上の人はいない」と考えていいでしょう。

なので、プロミスのキャッシングでは「多くの人にとって、下限金利はほぼ関係ない」と思って下さい。

数百万円キャッシングする場合は、やや関係ある

例外として、プロミスでの借り入れでも下限金利が関わってくるのは、大体
「250万円以上」の高額キャッシングをする時です。250万円というのは私の推測に過ぎませんが、その根拠を書くと下の通りです。

  • プロミスの最高限度額は「500万円」である
  • 上限金利・下限金利、それぞれの影響が「切り替わる」タイミングがあるとしたら、それは「最高借入枠」の半分の金額である
  • なので、500万円の半分で「250万円」である

切り替わるというのは

  • 250万円以下の借り入れだったら、上限金利に近い金利が適用される
  • 250万円以上のキャッシングなら、下限金利に徐々に近づいていく

このようになるわけです。

借入金額ごとの適用金利はわからないのか?

プロミスなどの大手の消費者金融の場合、下のようになります。

  • 「借入金額ごとの適用金利」は公表されていない
  • また、公表しない方が正しい(理由は後述)
  • ということで、わからない

こういう結論になります。なぜ公表しない方が正しいのかというと、下の通りです。

  • 金利は本来、画一的に決められるものではない
  • その人の年収だけでなく、職業の業界・企業の将来性など、ありとあらゆる要素を見て、「あくまでその人個人に対して」のジャッジを下すべきである

たとえば「魅力的な人間」の条件が、データだけでは決められないように最終的には、その人そのものを見るしかないわけです。

なので、下のようになります。

  • 借入金額ごとの適用金利も、一応の目安くらいは作れる
  • しかし、それだって幅の広いものになるし、結局その中のどれになるかわからないのだから、借入金額ごとの金利は、特に公表する必要はない
  • 不要な混乱を招かないように、むしろ設定しない方がいい

そのため、プロミスでも他の消費者金融でも借入金額ごとの適用金利がいくらになるのかは、公表されていないということなんですね。

銀行カードローンは公表されているが?

キャッシングの知識がある人なら、これについて―。

  • 銀行カードローンは、大体公表されている
  • 上のようなことは「銀行カードローンでも言える」はずなので、プロミスなどの消費者金融も、公表するべきでは?

思うでしょう。確かにこの指摘は一理あります。これについての回答を箇条書きしていくと、下の通りです。

  • 銀行カードローンに申し込んでくる人は、基本的に最初から「クレジットスコアが高い人」である
  • なので、適用金利を決めてしまっても、それほど問題はない

一方―。

  • 消費者金融に申し込んでくる人は、クレジットスコアがやや低く、消費者金融以外の場所では、借りられない人が多い

このようになるわけです。

  • こうした方々の「良い所」を探して融資する、というのが、消費者金融の仕事である
  • ↑(良い所というのは「返済能力」的な意味である)
  • そうして、いわば「頑張って融資できるようにする」わけだから、適用金利をそう簡単に固定するわけにはいかない

わかりやすく、具体的な審査の光景を(あくまでイメージですが)紹介しましょう。

消費者金融の審査のイメージ

最初にことわっておきますが、これは、下の通りです。

  • わかりやすくするために、単純化したイメージであり、また、プロミスでこうした審査をしている、という意味ではない

これを意識して読んでください。そして、消費者金融の審査がどのようなものかをイメージすると下のようになります。

  • 若手「課長、今申し込んできた山田さんですが…」
  • 課長「おう、どうだ。厳しいか」
  • 若手「年収だけ見ると厳しいですね」
  • 課長「他の部分はどうだ?」
  • 若手「そうですね。会社経営者で『山田工業』と言う会社なんですが…」
  • 課長「どういう会社だ?」
  • 若手「ネジ締めの技術で、1つ特許を持っているみたいです。業界では、それなりに評価されているようです」
  • 課長「なるほど」
  • 若手「ただ、何らかの事情で資金繰りに困ってるみたいですね」
  • 課長「そうだな。その事情は気になるが、会社の将来性はありそうだ」
  • 若手「はい。なので、自営業ということも考慮して、適用金利を通常より高めにしようかと」
  • 課長「そうだな。300万円で6.5%くらいだったら、融資してもいいぞ」
  • 若手「はい、了解しました」

繰り返しますが、あくまでわかりやすくしたイメージであり、プロミスの審査がこうなっている…というわけではないということは、重々理解して下さい。


そして、このやり取りを見てもわかるように―。

  • 銀行カードローンだったら門前払いとなるような人でも、消費者金融だったら、良い所を見つけて融資しようとする
  • そして、どうしても条件が厳しい時は、金利を高めにする、ということで、融資する
  • だから、適用金利は簡単に決められない

この「金利を高めにして融資する」ということについて「足元を見ている」と思う人がいるでしょう。しかし、その見方は間違いです。その理由を説明します。

相手によって金利を変えるのは、金融や投資の常識である

結論を箇条書きしていくと、下の通りです。

  • 融資というのは「投資」である
  • 普通の投資は「企業の株」などに投資するが、消費者金融では「消費者個人」に投資する

そして、投資である以上―。

  • ハイリスク・ハイリターン
  • ローリスク・ローリターン

のどちらかしかないわけです。そして、下のように言えます。

  • リスク…貸し倒れのリスクのこと
  • リターン…金利のこと

となるので―。

  • 信用できない人…ハイリスク
  • 高めの金利…ハイリターン

つまり信用度が低い「ハイリスク」な人に融資するには、高金利という「ハイリターン」が必要なわけですね。でなければ、誰も「投資」なんてしないわけです。株式投資を考えても同じでしょう。

  • 「ハイリスク」と言われる、新興国などの株に、誰が「ローリターン」で投資するか?

こういう話ですね。こういうハイリスクな投資をするには「それに見合ったハイリターン」が必要なのです。これは投資の常識であり、まったく非難されるべきものではない…ということはわかるでしょう。

そして、消費者金融もそれと同じということです。銀行カードローンもクレジットカードもそうです。

  • ハイリスクな相手に融資するなら、それなりのハイリターンを確保する
  • しなければ、企業が存続できない
  • 存続できなければ、サービスそのものがこの世から消滅し、結果として、より多くの人が困ることになる

だから―。

  • クレジットスコアが低い人に対して、通常より「高めの金利」を設定することは、「足元を見る」のではなく、「経済全体の循環」のために、欠かせないこと

実際その金利で、借りたくなければ借りなければいいだけなんですからね。でも、他の借入先では、その人は借りることができない。あるいは「ヤミ金などで、もっと高金利をふっかけられる」ということです。これもつまり、結局―。

  • その人のリスク(貸す側から見て)に対して、見合ったリターンは「人よりも高めの金利」とならざるをえない

こういうことなのです。なので、これは足元を見るとかそんなことではなく、市場原理で「自動的に」決まったことということです。これを否定するのは―。

  • 「市場原理」や「資本主義」「貨幣経済」そのものの否定であり、この発想は要するに、昔の共産主義と同じである
  • 共産主義がうまくいかないことは、旧ソ連や昔の中国の失敗で、世界的に証明された
  • だから、この「市場原理で金利が決まる」ことを、否定する方がおかしい」

ちなみに、この「市場原理の金利」を否定するとどうなるかは、「イスラム文化」の例でも説明できます。

イスラムは「金利」を否定したが…

イスラム教では「金利をとる」ことを否定しました。「お金でお金を生んではならない」ということです。「マネーゲームは嫌いだ」という、大部分の日本人が喜びそうな言葉ですね。

そして、そうして「金利」が禁止されたイスラム圏がどうなったかというと、下の通りです。

  • 資本主義が発達しなかった
  • その結果「自由競争」がなくなった
  • 結果、宗教界のトップなど「限られた人間」だけが、子々孫々にわたり、「利益を独占」することになった

この現状は、イラクやアフガニスタンなどを見てもわかるでしょう。

  • こうやって「能力もないのに特権を得た」人々は、自分に自信がない(実力ではその特権を維持できない)ので、その特権を維持するために、人々に対する抑圧を、さらに強くしていく

これもわかるでしょう。そして、結果は下のようになります。

  • 女性は学校に通ってはいけない、などの、意味不明・時代錯誤なルールが維持され、それに抵抗したマララのような少女が、銃で撃たれることになる

これが市場経済・自由競争を否定した歴史の末路なんですね。(イスラムだけを否定しているわけではなく、旧ソ連や昔の中国も同様です)

市場経済は「ベストではないがベター」である

つまり、こういう市場経済とか自由競争というのは、下のように言えるからです。

  • 確かに、経済格差が広がるなどのデメリットはある
  • しかし、その経済格差は「努力で埋められる」部分もある
  • 少なくとも、社会主義国やイスラム圏の、「特権階級が独占する利益」よりは、格差は縮めやすい

このようになるわけです。

  • 自由競争・市場経済は「完璧」ではない
  • しかし、これを否定すると、もっとひどい社会になる
  • だから「ベスト」ではないが「ベター」ではある
  • 完璧な理想郷(ユートピア)を目指すよりは、理想郷でなくても「今よりマシな世界」を目指した方がいい

つまり毛沢東などの共産主義者は「理想の世界」を作ろうとして、失敗したということです。その理想は良いものだったでしょうし、だからこそ、日本でも昔は知識人がみんなマルクス主義を礼賛していたのですが(若年層もみんな「共闘」していたのですが)、実際は―。

  • 現実に適応し、少しずつ社会をよくしていく、という
  • 「玉虫色の改革」の方が、正しい

こういうことだったのです。これが正しいことは、今のロシアとアメリカを比較すれば明らかでしょう。アメリカが完璧な国というわけではありませんが、ロシアよりマシというのは、誰もが認めるはずです。

(ロシアは今でも、プーチン政権に逆らったジャーナリストが、毒殺されるような世界です。飛行機で出されたドリンクに、ダイオキシンが入っていた…という説が濃厚です)

だから、相手によって金利を変えるのが当然である

このように、このように「自由競争がなぜ正しいか」という話をしてきたのは、相手によって金利を変えることは、正しいと説明するためです。こうした「根本的」な部分を説明しないと―。

  • 日本人は経済について何も勉強していないし、特に貸金業に対して「最初から偏見を持っている」ので、「金利を相手によって変える」と聞いただけで、「足元を見る」と、お決まりの反応をする

「お決まりの反応」というと少々批判的なようですが、本当にそうなので、仕方ありません。確かに―。

  • イスラム教がずっと金利を否定してきたように、毛沢東が「市場経済自体」を否定したように、昔、多くの知識人が世界中でそれに賛同してきたように、「金利」というのは「弱い者いじめである」という見方は、一面の真実はある

こういうことは確かです。しかし、それはあくまで「一面の」真実であり「全面」の真実ではないということです。一面だけの真実を重視すると下のようになります。

  • いわゆる「部分最適」になり、「全体最適」にはならない
  • 一部の理想を実現した結果、全体でみると、かえって悪くなる

こういうことになるわけです。世界史で習った、ジェレミ・ベンサムの「最大多数の最大幸福」という言葉のように、社会というのは常に―。

  • 全体にとっていい選択肢、をとるべきであり、そのためには、一部の人が犠牲になるのも、時としてはやむを得ない

日本国憲法でいうと公共の福祉のためなら、個人の自由は時として制限されるということですね。原文だと「個人の自由は、公共の福祉に反しないかぎり、これを保証する」という内容になっていますが、要は下の通りです。

  • 大事なのは「全体」である
  • そのためには、多少「個人の自由」は犠牲になってもやむを得ない

そうして「国家」を成り立たせることが、結果的に―。

  • 犯罪を防ぎ、職業選択などの自由を確保し、広い目で見れば「個人の自由」を拡大している

こういうことになるのです。だから―。

  • 相手によって金利を変えるのは、弱い者いじめ
  • …という発想も分からないではないが、それは「世界史の中で、ありとあらゆる偉人が論じてきたこと」で、その議論や、数々の成功・失敗の結果、今の日本やアメリカのような文化ができあがっている
  • ↑(それで、少なくともロシアやキューバよりはうまく行っている)

こういうのが金利を、借り手の信用度によって変えるのが正しいという理由です。少し長くなってしまいましたが、読んでいただけたら、納得していただけるかと思います。


という理由から―。

  • 消費者金融では「借入金額ごとの適用金利」が明らかになっていない
  • なので、プロミスでも「下限金利の影響」がどのくらいかはわからない
  • ただ、「大体250万円」をボーダーラインとして、それ以上だと、下限金利の影響が強くなる…と想像できる

こういうことです(あくまで推測ですが)。

プロミスと他の消費者金融の下限金利を比較すると?

そして、またプロミスや消費者金融の具体的な話に戻りましょう。今度は「下限金利だけ」で、プロミスと他の消費者金融を比較していきます。まず一覧にすると下の通りです。

プロミス 4.5%(実質年率 *下限金利のみ記載)
SMBCモビット 3.0%(実質年率 *下限金利のみ記載)
アイフル 4.5%(実質年率)
アコム 4.7%(実質年率)
ノーローン 4.9%(実質年率)

そして、下限金利というのは、最高借入枠が同じグループで比較した方がわかりやすいので、まず「プロミスと同じ、最大借入枠500万円」のグループだけ一覧にしてみましょう。

プロミス 4.5%(実質年率 *下限金利のみ記載)
アイフル 4.5%(実質年率)
アコム 4.7%(実質年率)

こういうのが「最高借入限度額500万円」の消費者金融の下限金利です。そして、これを見て言えることは、下のように言えます。

  • プロミスはアイフルと同じ
  • アコムより低金利
  • よって、500万円グループでは、プロミスは(アイフルと並んで)ナンバーワン

そして、「上限金利」を見ると、下のようになります。

プロミス 17.8%(実質年率 *上限金利のみ記載)
アイフル 18.0%(実質年率)

プロミスの方が低金利なので、下のようになります。

  • 上限金利・下限金利両方を見た時、プロミスは大手の消費者金融の中で一番安い

こういうことが言えるわけです。先に書いた通り初回30日間無利息については、アイフルもプロミスも、両方あるわけですからね。

(また補足をしておくと、プロミスで初回30日間無利息でキャッシングするためには、メールアドレスやWEB明細利用の登録が必要です)

最高借入枠が違う消費者金融と比較すると?

まだSMBCモビット・ノーローンが残っているので、これら「最高借入枠」が違う消費者金融とも、下限金利を比較していきます。まずSMBCモビットとプロミスを比較しましょう。

  • プロミス…「500万円」で4.5%(実質年率)
  • SMBCモビット…「800万円」で3.0%(実質年率)

こういうことで、これだけだと「どっちが低金利なのか、よく分らない」状態になっています。なので、参考になるデータとして、SMBCモビットが「最高限度額500万円」だった時代の下限金利を持ち出しましょう。(実は、SMBCモビットは2015年途中までは「最高融資枠500万円」と、プロミスと同じだったのです)

そして、その当時のSMBCモビットの下限金利と、今のプロミスの下限金利を一覧にすると下の通りです。

プロミス 4.5%(実質年率 *下限金利のみ記載)
SMBCモビット 3.0%(実質年率 *下限金利のみ記載)

こういう風でした(あくまで「当時のSMBCモビットの金利」であり、今のSMBCモビットの下限金利ではありません)。

そして、このように「あくまで昔の金利」なので、今もこうなるとは限らないのですが、下のように言えます。

  • 昔、500万円で4.8%だったなら、今もそれに近い条件になる可能背が高い
  • だったら、おそらくプロミスの方が、下限金利は安くなる「可能性が高い」と言える

繰り返しますがこれはあくまで「可能性が高い」というだけであって実際にそうなるという保証があるわけではありません。ただ、両者の下限金利をわかりやすく比較するためには、現時点ではこれが一番「わかりやすい根拠」になるので、これを紹介しています。

というわけで、結論を書くと下の通りです。

  • SMBCモビットの下限金利とプロミスの下限金利は、単純比較はできないが、おそらく、プロミスの方が低金利

このようになるわけです。

プロミスとノーローンを比較すると?

そして、残る1つの大手の消費者金融である、「ノーローンの下限金利」とも比較してみましょう。それぞれ一覧にすると下の通りです。

  • プロミス…「500万円」で4.5%(実質年率)
  • ノーローン…「300万円」で4.9%(実質年率)

このようになっています。これもどちらが低金利かは微妙ですが、単純に数値だけ見ると、ノーローンの方が低金利な可能性が高いと、誰もが思うのではないでしょうか。(まったく何の情報も持たずに、数字だけ見た場合)

実際、「200万円」という金額の差があったら、その間に「0.4%」、適用金利が下がる…ということは、十二分に考えられます。ということで―。

  • もし「300万円」の時の適用金利で比較したら、おそらくプロミスよりノーローンの方が低金利

こういう推測が成り立つでしょう。ただ、「あくまで推測にすぎない」ので、その点は重々承知して下さい。

基本的に、上限金利だけ見ておけばいい

このように下限金利の比較もしてみましたが、基本的には「ほとんどの人のキャッシングでは、上限金利だけチェックしておけば、それでいい」と思って下さい。というのは、先に書いた通り―。

  • 下限金利というのは、最高極度額近くまで借りた時の金利であり、プロミスの場合は「500万円近く」の時の金利なので、そこまでキャッシングするのがまず無理

先ほど500万円借りるには年収1500万円が必要と書きましたが、その理由も説明します。

貸金業法第13条の2第2項の規定によって「借入金額の3倍」の年収が必要になる

プロミスなどの消費者金融は「貸金業法」によって管理されています。そして、この貸金業法には「貸金業法第13条の2第2項の規定」というルールが記載されているのですが、これは、下の通りです。

  • 「年収の3分の1まで融資できる」というもの
  • つまり「借入希望金額」の3倍の年収が必要、ということ

になります。なので、500万円のキャッシングをしたいなら、年収1500万円ないと借りられないわけです。

これは「審査に落ちる」とかそういうレベルではなく、法的に、それだけの年収がなければ、プロミスの側が融資したくてもできないわけです。

  • プロミスがどれだけその人を信頼し、この人だったら「500万円」融資したいと思っても、法的にそれができない(国が許可しない)

なので、プロミスで500万円借りるには、必ず年収1500万円以上が必要となるわけです。

年収1300万円で、日本人の上位1%である

そして、この年収1500万円というのがどのくらいのレベルなのかというと、下の通りです。

  • それよりやや低年収な、年収1300万円でも、日本人の上位1%に入る

こういう説明でわかるでしょう。さらに正確に書くと下の通りです。

  • 日本人の上位1%の年収が、いくらになるのかは、正確にはわからない
  • 税務署などの調査は「それぞれの個人が申告した数字」によるもので、会社経営者・法人代表者などは、かなりの「節税」をしている

このようになるわけです。

  • 一部のお金持ちが「節税」をしているので、実際は「日本人の上位1%」は、税務署の統計よりも高年収になるはず

そして、こうした現実も加味して考えると、金融の専門家の間では「おそらく年収1300万円が、上位1%」と考えられている、ということです。


これは『お金持ちの教科書』シリーズで知られる加谷珪一氏が、著書やブログで書かれていることなので、信用できます。「年収1300万円」という数字をメディアで持ちだしたのは別の知識人の方ですが―。

  • ピケティの資本論について語るテレビ番組に、その知識人が呼ばれた
  • そして、司会者から「日本人の上位1%って、どのくらいの年収なんですかね」と聞かれ、「年収1300万円くらいです」と、その有識者が答えたら、司会者も含め、一瞬芸能人たちが凍りついた

理由は下の通りです。

  • 「経済格差」を批判するつもりでピケティを特集したのに、その場合にいる芸能人やテレビ関係者が、実はみんな「上位1%」に該当していた

彼らは「年収1000万円など貧乏人」という世界で生きているので、まさか自分たちが「上位1%」に入っているとは、思わなかったのでしょう。実際、私もこのデータを見るまで「上位1%=年収5000万円くらい」と思っていました。しかし、現実は全然違ったんですね。

これが、加谷珪一氏が紹介されている「年収1300万円が、日本人の上位1%」というデータです。あくまでその有識者の計算ですが、おそらく「個人事業主・自営業の節税」なども考慮して計算すると、これが妥当な数値でしょう。

(つまり、ブロガーなどが書いている「税務署の統計によると…」という記述は、実態を反映していない、ということです)

プロミスの金利(実質年率)・まとめ

以上、市場経済や共産主義などの話題も絡めつつ、プロミスの実質年率(金利)や初回30日間無利息(メールアドレス・WEB明細利用の登録など、プロミスが定める条件をクリアすることが必要)について語ってきました。最後に要点を整理すると、下のようになります。

  • プロミスの実質年率(金利)は「4.5%~17.8%」
  • 下限金利の「4.5%」はアイフルと同じ
  • アコムの「4.7%」より低金利である
  • 上限金利の「17.8%」(実質年率 *上限金利のみ記載)は、大手の消費者金融の中で一番安い
  • 初回30日間無利息があるので、大体一般的な銀行カードローンより、最初の4ヶ月か5ヶ月は、実際の利子総額が安くなることが多い

繰り返しますが、プロミスで初回30日間無利息でキャッシングするためには、「メールアドレス・WEB明細利用の登録」などの条件が必要になるので、こうした手続きを忘れないように、しっかりしてください。

そして、この初回30日間無利息も含めて、上限金利・下限金利ともに低金利という点で、プロミスは利息面・金利面で、一番おすすめの消費者金融だといえます。

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