SMBCモビット・アコムの比較 ~最短即日借入・初回30日間無利息・審査基準など~
SMBCモビット・アコムのキャッシングを比較すると、下のようになります。
- 利子総額…アコムの方が安い(初回30日間無利息がある)
- 審査通過率…どちらもほぼ同じ
- 審査スピード…SMBCモビットの方が早い(10秒で事前審査ができるため)
- 限度額…SMBCモビットの方が大きい(800万円)
- 審査基準…どちらも同じ
- 受付時間…アコムの方が1時間長い
- 年末年始…SMBCモビットの方が申し込みやすい
以下、詳しくまとめていきます。
目次
審査スピードは、SMBCモビットの方が早い
単純な審査の所要時間だと、SMBCモビット・アコムともに「最短30分」となっています。なので審査時間では同じなのです。
※申込の曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱となる場合があります。
ただ、下のような点も指摘できます。
- SMBCモビットは、事前審査の結果が10秒でわかる
- これは借入診断ではなく、本審査に限りなく近い結果
- つまり、大体審査通過できるかどうかが、10秒でわかる
そして、このように大体の審査結果がわかると何がいいのかというと、下の通りです。
- 新たに他の借入先で申し込むにしても、そのままSMBCモビットの審査回答を待つにしても、より正確な判断ができ、ストレスも貯まらない
アコムや他の消費者金融だと下のように言えます。
- 審査申込みした後、自分が審査に通るのかどうかわからないまま、最短でも30分待たないといけない
この間、他のキャッシング業者やブランドに申し込む…ということもできないので、動きも遅れるし、ストレスも貯まってしまう…ということですね。
次の借入審査の準備ができるのは大きい
どうしてもその日中にお金が必要という場合、もしSMBCモビットで審査に通らないとなったら、「落ちたらすぐに、次のキャッシング業者でお金を借りる…という準備をしておく必要があります。具体的には―。
- その次の消費者金融などの申込みフォームを開いておいる
- そこで記入するべき情報を、すべて準備しておく
- あるいは、もう記入して、送信するだけにしておく
こうした準備です。もしSMBCモビットの事前審査で「審査通過が難しい」という結果が出たら、こうやって次の消費者金融ですぐに借りられるように、準備できるわけですね。もちろん、SMBCモビットで審査に通ったら通ったで、その方がラッキーなのでも、問題ありません。
一方、事前審査の結果がSMBCモビットのようにすぐにわからないアコムや他の消費者金融だと、こういう対策が取れないわけです。なので、急ぎでお金が必要な時は、アコムなどの消費者金融よりも、SMBCモビットがいいわけですね。
事前審査の結果が出なくても、同時に申し込めばいい?
上の説明を読んで、こう思った人もいるでしょう。「そんな仮審査の結果など待たなくても、他の貸金業者で、同時に申し込んでおけばいいのでは?」ということです。これは日常生活の感覚だともっともなのですが、下のように言えます。
- キャッシングの世界では、これはできない
- これをやると、多重申し込みとして、ブラックリスト入りする危険がある
このようになるわけです。
- 同時申込み
- 連続申込み
などの行為は、キャッシング審査の世界では「危険人物」とみなされて、ブラックリスト扱いになることがあるわけですね。これを「申込みブラック」というのですがそうなると半年は、新規の借入審査に通らなくなってしまう…というリスクがあります。なので、このような同時申込みは、したくてもしてはいけないのです。なので、下のようになります。
- SMBCモビットでもアコムでも、一度どこかで申し込んだら、そこの審査結果が出るまで、次の審査申込みは控えないといけない
なので、事前審査の結果がすぐにわかって、次の準備ができるSMBCモビットは、非常に便利なのです。
どうして、そんなに早く審査結果が出るのか?
これは、コンピューターで審査しているからです。というと「審査が甘い」と思うかも知れませんが、そうではありません。
- 審査するのはあくまで「データ」としての情報だけである
- 年収・月収・勤続年数・他社借入件数…などの「数字」である
- 数字としての審査情報だったら、当然コンピューターでも審査できる
- むしろ、コンピューターの方が早くて正確である(電卓と暗算の勝負のようなもの)
つまり、SMBCモビットの事前審査というのは、下のように言えるからです。
- こうした「書類審査」のようなことを、すべて「コンピューター」に任せて、その後「人間でなければできない審査」を、人力でしている
こういう仕組みなのです。
「人間でなければできない審査」とは?
人間でなければできない審査…。これは、下の通りです。
身分証明書の確認…というのは説明しなくてもわかるでしょう。人間の肉眼で確認しないと偽造ができてしまいますからね。
また、本人の携帯や勤務先への確認電話についても、いいでしょう。これをコンピューターがやったら大変なことになりますからね。(初音ミクがやるとか)
そして、最後の個人信用情報ですが、これについて簡単に解説します。
なぜ個人信用情報の照会は、人間でないとできないか
個人信用情報というのは、個人の借入・返済の履歴のことです。クレジットヒストリーとも言われます(俗語ですが)。
そして、「それはコンピューターでもチェックできるのでは?」と思った人もいるでしょう。確かにデータとしては、コンピューターで処理できるものです。しかし、下のようにも言えます。
- 個人信用情報は、数ある個人情報の中でも、一番重要な情報である
- ↑(何しろ、借金の情報なども全て書かれているので)
- だから、これは絶対に漏洩させてはいけない
- コンピューターが自動でアクセスできるようにすると、個人信用情報機関(JICC・CIC・KSCなど)が
- ハッキングの被害にあう可能性がある
- だから、人間による照会がなければ、個人信用情報は見せない
このようになっているわけです。よく考えたら当たり前ですよね。そのくらい厳密に情報を管理するからこそ、貸金業法や銀行法などの法律で、指定信用情報機関として、指定されているわけです。
ということで、これらの審査だけは、SMBCモビットでも当然「オペレーターさんが直接」やります。こうやって―。
- コンピューターでもできること
- そうでないこと
の区別をしっかりしているわけですね。だからこそ、大手の消費者金融なでも最速の審査ができるわけです。(審査の所要時間だったら、ノーローンの最短20分の方が早いのですが、事前審査の結果をすぐに出せるという点では、SMBCモビットが最速です)
審査通過率は、大体同じ
続いて審査通過率についてですが、これはSMBCモビットもアコムも大体同じとなっています。どちらも40%~43%程度です。アコムについては、もう少し高い時期もあるのですが、審査通過率というのは時期によって大きな変動するもので、長期間の平均値をとると、大体このくらいになります。
また、そもそも微妙な審査通過率の違いが影響するのは、ボーダーラインにいるような人だけです。消費者金融の審査というのは、SMBCモビットでもアコムでも、基本的に普通の生活をしている人だったら、通るようになっているんですね。普通の生活の定義は、下の通りです。
- 何らかの仕事をしている(パート・アルバイト・フリーターでもOK)
- 勤続月数が大体半年以上である
- 他社借入がゼロか、1件程度
- 他社借入総額が、せいぜい20万円程度まで
- ↑(クレジットカードのショッピング枠は含まない)
こういう条件です。これだったら、ほとんどの人が満たせる…というのはわかるでしょう。(あと、ブラックリストに入っていない…というのもありますが、これもほとんどの人にとっては当たり前のことです。要するに、自己破産をしていないとか、強制解約になったことがない…などです)
というように、消費者金融の審査というのは、それがSMBCモビットであっても、アコムであっても「審査に通るのが普通」なんですね。なのに何で審査通過率が40%程度なのかというと、下の通りです。
こういう「最初から、審査に通らないことがわかっている人たち」が、ダメ元で申し込むからなのです(私も昔そうだったので、気持ちはよくわかりますが)。
消費者金融の審査通過率が低く見えるのは、あくまでこういう人たちが大量に申し込んでいるからであって、実際は「普通の人」が申し込むのであれば、体感的な審査通過率(あくまで体感)は、80%~90%近くはあるのです。
なので、SMBCモビットやアコムの審査通過率に数%の差があったとしても―。
- 40%の時の数%と違い、80%~90%の時の数%なので、ほとんど誤差の範囲内
となるわけですね。なので、SMBCモビット・アコムの審査通過率については「違いはない」と結論づけていいわけです。
借入枠はSMBCモビットの方が大きい
最大の借入枠…つまり最高限度額ですが、これはSMBCモビットの方が、アコムより大きくなっています。
このような風ですね。800万円までキャッシングできるのは、大手の消費者金融の中でもSMBCモビットだけです。アコムの最高借入限度額が小さいということは決してなく―。
- ノーローンは「300万円」だし、プロミス・アイフルもアコムと同じ「500万円」である
そのため、あくまで「SMBCモビットの与信枠が大きい」だけなんですね。
最高借入限度額は、実はあまり意味がない
上のように、アコムの最高限度額は決して小さくありませんし、そもそも最高極度額はあまり意味がない…という点も指摘できます。というのは、下のように言えるからです。
- 消費者金融は貸金業法第13条の2第2項の規定の影響を受ける
- つまり年収の3分の1までしか借りられない
- つまり、アコムの500万円を借りるだけでも、年収1500万円が必要
- SMBCモビットの800万円を借り入れするには、年収2400万円が必要
つまり、完全な別世界なんですね。このくらいの高収入の人々でなければ、マックスの借入枠まで借りる…ということはできないのです。(最小の限度枠であるノーローンでも年収900万円が必要なのです)
ということで、最高借入枠は、それぞれの消費者金融の「飾り」としては華があっていいのですが、実際には利用者にとってはあまり関係ないということですね。
こういうこともあります。そういう場面では、こうしたマックスの限度枠も必要になるわけですね。なので、全く無意味というわけではもちろんなく、多くの人にとっては、あまり関係ない…ということなのです。
具体的に、どういうケースで必要になるのか
少々ぶっ飛んだ例ですが、たとえばミュージシャンの小室哲哉さんが逮捕された時、エイベックス会長の松浦勝人氏が保釈人になったことがあります。この時、確か「6億円」程度の保釈金を積んだのですが、松浦氏がインタビューでこう語っていました。
6億って言っても、右から左に動かせる金額じゃないですからね。
マネーのリテラシーがある人はすぐにわかったと思いますが、下のように言えます。
- 松浦氏なら、確かにこのくらいの資産は余裕で持っている
- しかし、銀行預金のような「現金」で持っているわけではない
- 不動産や株券など、「すぐに現金化できない」ものがほとんど
これらしかし、この時は当然「期日まで」に6億円を調達しないと、小室氏の保釈人にはなれなかったわけです。なので、こういう場面では「松浦氏の信用」によって、どこかからお金を借りてくるわけですね。
松浦氏レベルの人なら、もちろん、消費者金融などに頼る必要はありません(消費者金融の社長から直接借りることはあるかも知れませんが。笑)。しかし、これがもっと小規模な法人経営者・会社代表者だったら、似たような場面で
- とりあえず消費者金融から数百万円借りて凌いで、不動産や自動車などを現金化して、それですぐに完済する
こういうやり方を使うでしょう。こういうケースだと、SMBCモビットの800万円などの「誰が借りるんだ、これ」と思うような高額キャッシングが利用されることもあるわけです。
(こういう時、SMBCモビットやアコムなどの高額借入のサービスがあるのとないのとでは、一人の人の人生が、まったく別のものになるわけです)
審査基準はどちらも全く同じ
続いて、審査通過率ではなく審査基準について書くと、SMBCモビットもアコムも「まったく同じ」となっています。
などの職業・属性に関するルールですね。
このようになっています。これらのルールは、アコムだけではなく、アイフルやプロミスなど、他の消費者金融でもみんな同じです。これは当たり前で―。
もちろん、高齢者の方々でも同じですし、審査基準というのは、下のように言えるからです。
- 社会のルール・常識に沿ったものなので、大手の消費者金融だったら、皆同じになるのは当然
中小業者だったら、多少それぞれの個性が出る…ということはありますけどね。学生専用ローンというサービスもありますし。また、レディースローン・レディースキャッシングと呼ばれる、女性専用ローンに特化した中小業者も存在します。
ということで、中小の消費者金融だったら多少は審査基準の違いもあるのですが、アコム・SMBCモビットなどの大手になると、それはないわけですね。
最短即日審査の受付時間は、アコムの方が長い
何時まで最短即日審査を受け付けているか…という受付時間については、アコムの方が、SMBCモビットよりも1時間がなくなっています。状況・条件によって多少時間は変動しますが―。
- アコム…22時まで
- SMBCモビット…21時まで
これが、それぞれの基本的な受付時間になっています。つまり、ギリギリでお金が必要…と言う場面だったら、アコムの方が最短即日借入が間に合いやすい…と言えるわけですね。もちろん、ギリギリで行動しなければいい、という指摘も成り立ちますが、何はともあれ、時間的に最短即日借入をしやすいのは、アコムということになります。
ただ、先に書いた通り「審査スピード」については、SMBCモビットの方が事前審査の結果がすぐわかる点などで有利です。なので、アコムの方が決定的に最短即日キャッシングをしやすいというわけではありませんが、一応の参考にはなるでしょう。
年末年始は、SMBCモビットの方が申し込みやすい
これは少々特殊なケースですが、年末年始に最短即日審査を受けたい…という人もいるでしょう。このような方々の場合、SMBCモビットの方がアコムよりも有利になっています。それぞれの年末年始(正月・大晦日)の営業日・休業日を書くと下の通りです。
- SMBCモビット…元旦以外、すべて営業
- アコム…大晦日・元旦は休業
そのため、一日だけですが、SMBCモビットの方が年末年始の当日キャッシングは有利なのです。
ということで、少々特殊ではありますが、もし年末年始にお金が必要…となったら、SMBCモビットの方が申し込みやすいと考えて下さい。