キャッシング審査の職業・属性・年齢のまとめ~未成年・10代など|カードローン用語集
ここではキャッシングの知識や用語の中でも、特に職業・属性や年齢などについてまとめていきます。カードローンの世界について詳しく知りたいという方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
キャッシング審査の「職業・属性」
知っての通り、キャッシング審査では職業・属性が重要になります。職業・属性ですべてが決まるわけではありませんが、かなり大きな影響がある…というのは確かです。
そして、カードローン審査の職業・属性についてまとめると、下のようになります。
- パート・アルバイト・フリーターでも借入可能
- 会社員・OL・公務員だったら、さらに有利になる
- 雇用形態だけではなく、業界や勤務先の安定性も影響する
こういうのが基本的なポイント。
- 若年層のキャッシングも可能
- ただ、学生は消費者金融だったら借りられるが、銀行カードローンでは借りられないことが半分程度
また、学生といっても―。
- 未成年・10代・20才未満ではキャッシング不可で、あくまで20才以上で、自分のアルバイト収入を持っていること
こういう条件です。消費者金融は、学生だけでなく誰が審査申込みする時でも「自分の収入が必要」になります。
「家庭に入っている女性(自分の安定収入があることが条件)のキャッシング」について
キャッシング審査の職業・属性の中で、特に話題にのぼりやすいのは「収入のない既婚者の女性」でしょう。家庭に入っている女性(自分の安定収入があることが条件)のキャッシングについては下の通りです。
- 大手の消費者金融では不可
- 銀行カードローンだったらOK
そして、銀行カードローンでも―。
- 夫・旦那の収入によって借りるわけなので、基本的には配偶者の同意書の提出が必要になる
- 配偶者の同意書というのは、夫・旦那の同意書のこと
- つまり、こうした銀行カードローンでは「夫バレ・旦那バレが確実」
当然既婚女性の借り入れでは夫・旦那に内緒で借りたいはずなので、これでは実質借入不可のようなものなんですね。
「配偶者の同意書なし」でOKな銀行カードローン
配偶者の同意書なしでOKな銀行カードローンを一覧にすると、下のようになります。
他にも複数ありますが、主だった銀行カードローンではこれらになります。
そして、配偶者の同意書なしで借りられるとなっても「他の必要書類はないのか?」という点がきになるでしょう。これは、下の通りです。
- 基本的に「婚姻関係の証明書」を提出する
- 住民票・戸籍抄本・戸籍謄本などである
- しかし、楽天銀行・横浜銀行だけは、それも無しでOK
「婚姻関係の証明書」とは
婚姻関係の証明書とは、「結婚していることが、証明できる書類」です。主に―。
他にもマニアックな婚姻関係の証明書はいろいろありますが、基本的にこれらのどれかを提出すればOKです。そして、特に家庭に入っている女性(自分の安定収入があることが条件)のキャッシングで提出されるのは「住民票」です。理由は下の通りです。
- 住民票の写しなら、普段から持っていることも多い
- また、何度も発行しているものなので、もらい方も方にわかる
- ↑(市区町村の役場に行くだけです)
- また、審査する業者・銀行やクレジット会社の側も慣れている
- なので、審査が比較的簡単に終わる
もちろん、他の婚姻関係の証明書だと審査に通りにくくなる…というようなことはありませんが、提出する側としても「住民票が一番簡単」なことは間違いないので、それを普通に提出しておけばOK…ということですね。
(キャッシング審査では、そもそも個性などはまったく出す必要がないのです)
「戸籍謄本」「戸籍抄本」とは?
戸籍謄本とは、戸籍の情報が「全部」書かれたもの。「全部事項証明」とも言います。
そして、もう一つの「戸籍抄本」は―。
- 戸籍の情報が、「その本人」(一個人)の分だけ書かれた者
そのため、「個人事項証明」といいます。
- 戸籍謄本…「全部」書かれている(家族も含め)
- 戸籍抄本…「自分」だけ書かれている
戸籍抄本の「抄」という字は「省」の意味です。(抄録という言葉も要約の意味です)なので、下のようになります。
- 戸籍の「全部の情報」ではなく、その人「個人」に関する情報だけを抜粋した
こういうことなんですね。
そして、キャッシング審査では「家族は関係ない」ので、戸籍謄本でも戸籍抄本でも、どちらでもOKです。
ちなみに、「戸籍謄本」でも「戸籍抄本」でもない戸籍というのは「戸籍原本」と言います。これは文字通り「原本」なので、役場の人しかさわれません。その戸籍に掲載されている本人でも、見ることや触ることはできないんですね。
「未成年・10代」のキャッシング
未成年・10代のキャッシングは、基本的にできません。しかし、下のようにも言えます。
- クレジットカードのキャッシングだったらできる
- 「18才以上ならOK」というクレジットカードを発行し、それで5万円~10万円のキャッシング枠をもらい、その金額の範囲内なら借りられる
ただ、下のようにも言えます。
- 見ての通り、少額キャッシングしかできない
- また、キャッシング枠をもらえるかもわからない
こういうことで、10代・未成年では正直キャッシングはかなりしにくい…というのが現実です。(もちろん、しやすかったら借入超過者・多重債務者をたくさん輩出することになってしまうので、借りにくくてOKだと思いますが)
なお、「働いている18才・19才」であれば、ろうきんカードローンでキャッシングする、という方法もあります。ここではそれについて説明していきます。
「ろうきんカードローン」とは
ろうきんカードローンは、労働金庫が提供するカードローンです。労働金庫は、名前通り労働者を支援するために作られた、信用金庫のようなもの。そのため「勤労している」人に対しては、18才・19才であっても融資してくれるんですね。審査基準としては、下の通りです。
- 勤続1年以上であること
- 年収150万円以上であること
こういう二点があります。あと「その労働金庫の管轄エリアに在住・在勤している」という条件もありますが、これは当たり前ですし、全国各地に労働金庫はあるので、特に問題ありません。
ということで、下のように言えます。
- 勤続1年
- 年収150万円
こういう条件さえ満たしていれば、10代・未成年の方々であっても、キャッシングすることはできる…というわけです。また、ろうきんカードローンは「銀行カードローンよりも低金利」なので、この点でも大きなメリットがあります。
(ちょっとだけ低金利というわけではなく、銀行カードローンの半分程度の安さです。ものすごい低金利なんですね。)