キャッシングのネット申込み・必要書類・年収確認資料・職業・属性などのまとめ|用語集
ここでは、キャッシングのネット申込みや必要書類、会社員・OL・公務員・アルバイト・パート・フリーターなどの職業・属性について、用語の解説やポイントをまとめていきます。
目次
キャッシングの「ネット申込み」
キャッシングのネット申込みの意味は、そのままです。インターネットから審査申込みをする…ということですね。そして、ポイントをまとめると、下のようになります。
そして、審査時間については下の通りです。
このようになっています。ただ、この審査の所要時間については、「あくまで最短」であって、実際に必ず30分で終わるとは限りません。当たり前ではありますが、その点は注意して下さい。
また、プロミスは最短20分ですし、銀行カードローンを比較すると、やはり消費者金融の方が、「実際に最短20分で審査完了する」という割合が高くなっています。なので、特に急ぎでお金を借りたいという時には、消費者金融のネット申込みを利用するのがいいでしょう。
それより遅いアコムなどの大手の消費者金融でも早いです。
キャッシング審査の「必要書類」
キャッシング審査の必要書類は、基本的に「身分確認資料」だけです。
- 運転免許証
- パスポート
- 各種健康保険証
- 住基カード
- 個人番号カード
などを提出すればOK…ということですね。収入証明書は必要ないのか?と思う人もいるでしょうが、下のように言えます。
- 消費者金融だったら「50万円を超えるまで」は、原則必要なし
- 銀行カードローンなら、「100万円から300万円」までは、同じく原則不要
こういうルールになっています。
- 銀行カードローンの「100万円以上」はもちろん、消費者金融の「50万円以上」でも、普通の人は、最初のキャッシングでは借りられないので、どちらの場合でも、基本的に収入確認資料は不要
となるわけです。
年収確認資料が必要になるケース
ただ、例外的に年収証明書が必要になるケースとして―。
- 何かしら、信用度(クレジットスコア)が疑わしかった時
- 個人事業主・自営業の時
自営業・個人事業主は会社代表者・法人経営者・フリーランスなどと置き換えていただいてもOKです。
何にせよ、このような「独立系の職業の方々」のキャッシング審査では、収入確認資料が必要になる…というパターンが多いわけですね。
「年収確認資料」とは
年収確認資料とは、収入証明書のことです。別名がいろいろあり―。
- 年収確認資料
- 年収証明書
- 収入証明書
- 収入確認資料
- 所得証明書
- 所得確認資料
などとなっています。
- 年収
- 収入
- 所得
こういう3種類の「前半」に加えて―。
- 確認資料
- 証明書
こうした2種類の「後半」がある…ということですね。何にせよ、「全部同じ意味」なので、違いはないと考えて下さい。(ただ、所得証明書だけ例外があるので、これについて説明します)
「所得証明書」とは
所得証明書には2種類の意味があって、下のようになります。
- ただの「収入確認資料」という意味と、「所得証明書」という名前の書類
このような2通りになっています。たとえば前者の「収入証明書」という意味では、iFinanceという金融情報のサイトさんは「所得証明書は、収入証明書とも呼ばれ~」という風に、完全にこの意味で説明しています。↓
http://www.ifinance.ne.jp/glossary/lifeplan/lif067.html
しかし、Googleで「所得証明書」と検索していただくとわかりますが―。
- 「所得証明書」という名前の正式な書類があり、市区町村がそれを発行している
のです。たとえば陸前高田市の「所得証明書」は―。
- 発行されるのは、「6月15日」
- その所得が発生した年度(基本的には昨年)の、1月1日に住んでいた(住所があった)市区町村で発行できる
- 手数料は、1通300円(児童手当用なら無料)
http://www.city.rikuzentakata.iwate.jp/kategorie/todokede/zeimu/syoumei/syoumei.html
そして、源泉徴収票などとは、何が違うのかという点がきになるでしょう。それも説明していきます。
所得証明書と「源泉徴収票」などの違い
源泉徴収票と所得証明書の違いは、下の通りです。
- 源泉徴収票…「その会社」からの給料しか、証明できない
- 所得証明書…「すべての会社・取引先」からもらった所得を、証明できる
要は、所得証明書とは、源泉徴収票を合算したものと言っていいでしょう。(源泉徴収票だけでなく、要は「個別の所得」を、すべて一年分まとめたもの)ということです。
会社員・OL・公務員の方々だと下のように言えます。
- 勤務先は一つしかない(特に公務員の方々)ので、源泉徴収票に書かれている所得が、その人の「一年分の所得」である
- なので、源泉徴収票と所得証明書の違いは特にない
- むしろ、所得証明書は「6月」にならないと発行されないので、源泉徴収票の方が断然便利(12月か1月には発行されているので)
このようになるわけです。
自営業・個人事業主だったら、所得証明書の方がいい
個人事業主・自営業…というよりフリーランスと言った方がいいでしょうが、こういう独立系の職業の方々の場合、下のようになります。
- 複数のクライアントさんから、源泉徴収票が発行されている
- だから、源泉徴収票では「収入確認資料」にならない
- 正確にはなるが「多数提出しないといけない」ので、面倒だし、審査の印象も悪い(だらしないと思われる)
こういうことで、一つにまとまっている、所得証明書の方がいいというわけですね。なので、特にフリーランスの方々など「お金をもらう先が複数ある」という人は、所得証明書(あるいは確定申告書など)がキャッシング審査の年収確認資料になると思って下さい。
「フリーランス」の借り入れ
フリーランスになった直後は、誰でもお金がないもの。当然キャッシングが必要になることもあるでしょう。そして、こうしたフリーランスの方々のキャッシングについてまとめると、下のようになります。
- 個人事業主・自営業という扱いになる(当然ですが)
- なので、これらの職業・属性の方々同様に、借入金額に関係なく「年収証明書が必要」という条件になる
ちなみに、この「借入金額に関わらず」というのは、下のように言えるからです。
- 通常なら、消費者金融だと「50万円」までは、収入確認資料は不要である
- また、銀行カードローンなら100万円以下なら不要(300万円までOKの銀行カードローンが多い)
こういう条件が普通なのですが、フリーランスや個人事業主・自営業だと、それとは関係なく常に収入証明書が必要ということなんですね。これは、下の通りです。
- 職業が不安定だから…という理由もありますが、そもそも「本当に仕事をしているのかどうか」を確認するため
と言う理由もあります。当然ですが、下のように言えます。
- 「フリーランス」と名乗るだけなら誰でもできるので、実際に稼いで、確定申告などをしていないと、「フリーランスとして、仕事をしている」とは言えない
至極もっともな理由ですね。なので、フリーランスにしても自営業・個人事業主にしても―。
- 「名乗った時から、その肩書になる」のではなく、「稼いで、一度でも確定申告をして、初めて」その肩書になる
名乗っているだけでは、ダメなのです。実績がすべてなのです。独立系の世界は。
「源泉徴収票」とキャッシング
源泉徴収票は、社会人の方なら誰でも知っているでしょう。
- 「1年分の収入証明書」のことで、「会社からもらったお給料のうち」
- 「どれだけが税金として天引きされたか」が書かれている
こういうものですね。
- 源泉=会社で、徴収=税金の徴収
- が、どれだけ行われたか
こういう数字を示す表です。これは個人事業主・自営業や法人経営者・会社代表者の場合、下のようになります。
- 税金がいくらになるか、すべて自分で計算して、自分で納税する
こういうルールになっているので、否が応にも税金を意識せざるを得ない…という状態になっています。もっとも、その方が―。
- 何にお金を払うなら「経費」として認められるか、に敏感になり、この「経費」というフィルターを通して、本当に必要なこと以外、お金を使わなくなる
と言うメリットがあります。なので、個人的には断然「納税は、自分で計算してする方がいい」と考えています(お金持ちになった人もやはり全員そう言っています。当たり前ですが)
ということで、源泉徴収票というのは「国民に、自分がどれだけ納税しているかの感覚を麻痺させる」ものなのですが、何はともあれ、会社員・OL・公務員の方々は収入確認資料と言ったら、主にこれになるので、キャッシング審査でもこの源泉徴収票を提出すればOKです。
(余談ですが、『ドラゴン桜』の外伝である『エンゼルバンク』によれば「サラリーマンの生涯年収の4分の1は、税金で取られている、ということです。つまり、大体生涯で5000万円~7000万円、税金で取られている…ということですね)
「会社員・OL・公務員」のキャッシング
キャッシング審査の職業・属性としては、会社員・OL・公務員というのは一番有利な属性です。もちろん―。
- 公務員が一番有利で、その後に会社員・OL
このように続きます。さらにその会社員・OLや公務員の中でも―。
- 正社員(正規職員)が一番有利
- その後、契約社員・派遣社員・嘱託社員…と言う順番
嘱託社員と派遣社員については、どちらがカードローン審査で有利かは、特に決まっていません。年収や雇用年数・職場の安定性などにもよります。
(もちろん、それは正社員や契約社員でも同じことですが…)
何はともあれ、このように毎月の収入が安定している「給与所得者」の方々は、キャッシング審査ではパート・アルバイト・フリーターや個人事業主・自営業などの方より、断然有利と考えて下さい。
(アルバイト・パート・フリーターも給与所得者ですが、当然会社員・OL・公務員として雇用されている方が、信用度(クレジットスコア)が高い…というわけです。)
「パート・アルバイト・フリーター」の借り入れ
アルバイト・パート・フリーターなどの非正規雇用の方々でも、キャッシングは問題なくできます。これらの雇用形態の方々のキャッシングについてまとめると、下のようになります。
- 大体10万円から50万円まで借りられる
- 月収8万円以上あれば、ギリギリ審査に通る
- 月収5万円でもギリギリのギリギリでOKなことはあるが、かなり厳しい
これが、キャッシング金額や収入に関する条件。
- 特に勤続年数が長い人は有利
- パート・アルバイト・フリーターは収入の問題というよりも、「いつやめるかわからない」という「安定性」が問題になりやすいので、その点、勤続年数が長い人は、クレジットスコアが高くなる
そのため、特に一つの職場で長年務め上げている…というアルバイト・パート・フリーターの方々の場合、キャッシング審査でもクレジットカードの審査でも、比較的有利になる…と考えていいでしょう。