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銀行カードローン
専業主婦でも借りられるのがメリット!
銀行カードローンは消費者金融より低金利で借りられますが、それよりさらに大きなメリットは自分の収入がない専業主婦でも借り入れできるということ。金利が低いことについては、少額・短期間のキャッシングなら消費者金融との利息差はありませんが、高額・長期間の借り入れの場合は、違いが出ます。審査に通る自信がある人は銀行カードローンで借りましょう。
銀行カードローンは消費者金融より低金利
銀行カードローンの特徴は、まず第一に消費者金融と比較して、低金利で借りられるということ。それぞれの金利を一覧にすると下のようになります。
- 消費者金融…年率18%
- 銀行カードローン…年率14.5%
といっても「年率○○%」と言われても、ほとんどの人はわからないでしょう。たとえば1万円を1ヶ月借りた時の利息で書くと、下のようになります。
- 消費者金融…150円
- 銀行カードローン…120円
これは「1万円」の場合なので10万円を1ヶ月という条件だと下のように言えます。
- 消費者金融…1500円
- 銀行カードローン…1200円
ということで「300円」の利息差になります。10万円を1ヶ月借りて300円なので、意外と少ないと感じる人もいるでしょう。実際その通りで、「30万円以下の少額借り入れだったら、消費者金融と銀行カードローンの金利差は、ほとんどないも同然」という人も多いです。
私の立場はどちらかというと「その人の稼ぐ力による」という意見です。稼ぐ力がある人にとっては、銀行カードローンでも消費者金融でも違いは全然ないですし、稼ぐ力がない人にとっては、両者の金利差はそこそこ大きいです。
どちらかというと銀行カードローンや消費者金融の比較をするより、早く稼ぐ力をつけた方がいいというのが、キャッシングに関して私が一番主張したいことです。これはつまり「銀行・消費者金融のどちらでも借りても同じ」ということですね。
高額・長期間で借りる場合は銀行カードローン
上に書いた「消費者金融でも銀行カードローンでも同じ」というのは、あくまで―。
- 少額
- 短期間
という条件で借りた場合の話です。これが逆に高額・長期間のキャッシングになる場合は、消費者金融より銀行カードローンで借りる方が断然いいです。
「高額」の境目がどこからかですが、大体「50万円~80万円」と言っていいでしょう。たとえば50万円の時、1ヶ月の利息がそれぞれいくらになるかというと下のようになります。
- 消費者金融…7500円
- 銀行カードローン…6000円
ということで利息差1500円と、少々差が開き始めています。そして、これが「80万円」の借り入れになると―。
- 消費者金融…1万2000円
- 銀行カードローン…9600円
ということで「2400円」と、差が広がっています。「なんだ、80万円借りても2400円だけか」と思う人もいるかも知れません。確かに、稼ぐ自信がある人、あるいはすでに稼ぐ力がある人の場合、これは大した違いではないでしょう。
しかし、これは「1ヶ月当たりの利息」なので、年間に換算すると、やや大きな差になります。それぞれ年間だと下のように言えます。
- 消費者金融…14万4000円
- 銀行カードローン…11万5200円
このように、利息差は「2万8800円」となります。この「年間で2万8000円」というのも、大きいと感じる人も小さいと感じる人もいて、両方正解でしょう。
ただ、確かなことは現時点でお金がなくてキャッシングをしている人にとっては、物理的には大きい金額のはずということ。精神的・心理的には大きい金額に感じられなかったとしても、「現時点でお金がない人は、本来これを高額に感じるべき」ということですね。
もちろん、肝っ玉の太い人で、将来お金持ちになるタイプの人だったら「大した差じゃねえだろ」と思うこともあるでしょう。しかし一生貧乏で終わる人の中には、そうして自分を大器だと勘違いしていた人がたくさんいます。
漫画『カイジ』では、そうした人々(カイジもそうだった)のことを「俺はまだ本気を出してないだけ、と30になっても40になっても言い続ける」と表現しています。
この消費者金融と銀行カードローンの利息差を見て「大したことない」と思った人は、この「勘違いし続ける貧しい人」に自分がなっていないかどうか、今一度客観的に考えてみて下さい。
その他の条件で、銀行で借りた方がいい場合
この「高額・長期間」という条件以外で、消費者金融より銀行カードローンで借りた方がいいケース―。これは、箇条書きすると、下のようになります。
- 銀行カードローンの審査に通る自信がある
- 特別急ぎでお金が必要なわけではない
- その銀行で住宅ローンなどを組んでいる
- あるいは、今後組む予定がある
…といったものになります。それぞれ補足すると下のようになります。
- 自信がある…審査に通るなら、少しでも低金利な銀行の方がいい
- 急ぎでない…これも、急いでないならわずかでも低金利な方がいい
- 住宅ローン…この場合、住宅ローンの金利が割引になることも
- 今後組む予定…これも、審査に申し込みやすくなる
以下、これらの条件について詳しく説明します。
審査の申し込みやすさ・スピードで選ぶなら消費者金融
基本的に、銀行カードローンと消費者金融の一番の違いは金利というより「審査の申し込みやすさ」と「融資スピード」なんですね。この2つを求めるなら消費者金融、求めないなら銀行カードローン、というのが選び方の基本です。
- 審査に通る自信がある…銀行カードローン
- 審査に通る自信がない…消費者金融
という風ですね。それぞれの審査通過率を比較すると下のようになります。
- 消費者金融…40%程度
- 銀行カードローン…20%~30%程度
つまり銀行カードローンの方が、大体1.5倍か2倍程度審査が厳しいということです。それでも審査に通る自信があれば銀行カードローン、そうでなければ消費者金融…ということですね。
大体の基準として、どのくらいなら審査に通るか
銀行カードローンの審査に通る大体の基準を書くと、下のようになります。
- 勤続は最低でも半年以上
- 年収は100万円前後
- 他社借入はせいぜい1件か2件
- 他社借入金額は、30万円程度まで
ただこれは「思い切りアバウト」な基準。というのは一言に銀行カードローンといっても、審査の難易度も金利も全然違う」からです。これについて詳しく説明します。
銀行カードローンでも審査の難易度が全然違う
銀行カードローンの審査の厳しさ・ゆるさがどれだけ違うか―。それは「基本金利の差」を見ればわかります。基本金利というのは(私が命名したものですが)100万円未満の借り入れで適用される金利です。
この「基本金利(上限金利)」は、銀行カードローンでは大別して「3つのグループ」に分かれます。
- 高金利…ジャパンネット銀行・オリックス銀行・じぶん銀行など
- 普通の金利…三菱東京UFJ銀行・楽天銀行・三井住友銀行など
- 低金利…みずほ銀行・イオン銀行・ソニー銀行など
それぞれの金利を実質年率で書くと、下のようになります。
- 高金利…17.5%~18.0%
- 中金利…14.5%~14.6%
- 低金利…13.8%~14.0%
という風です。もっと簡単に書くと、下のようになります。
- 高金利…18%
- 中金利…14.5%
- 低金利…14%
大体銀行カードローンはこの3つの金利帯に分かれるということなんですね。で、この金利が高いほど審査に申し込みやすく、低金利なほど審査が厳しい…というわけです。
審査の難易度は、金利で決まるものなのか?
上の内容を読んで、下のように思う方もいるでしょう。
- 金利だけで審査通過率が決まるとは限らないのでは?
- その銀行の資本力なども、関係するのでは?
この疑問はもっともです。実際特に資本力については、中小業者・地方銀行の場合、それで大手より審査が厳しくなっています。
しかし、上に書いたような大手銀行に関していえば、この「資本力」の影響はないのです。理由はみんな資本力は十分にあるため。少なくとも「個人向け融資くらいは、問題ない」くらいの資本が、たっぷりあるわけですね。
なので、資本力は関係ないのです。では、なぜ「金利」によって審査通過率が決まるのか。
低金利な銀行カードローンには申し込みが殺到する
いくら資本力があるといっても、大手の銀行カードローンも、無尽蔵に個人向けに融資するわけではありません。
- 毎月の融資の人数を一定にしないと
- 管理するスタッフの人数を増やさないといけない
などの問題があるからです。なので、基本的に、銀行カードローンが毎月融資する人数は固定されているのです。そして、下のように言えます。
- 低金利な銀行カードローンは、申し込みも多くなる
- 「毎月の目標人数」を、その銀行がすぐに達成してしまう
- 「毎月」の締め切りはなくても「毎週」の締め切りは達成しやすい
…となると、当然「レベルの低い人は審査に通りにくくなる」ということです。低年収だったり、不安定な職業についている…というような人ですね。
また、このように「早めに目標人数に達する」ことを銀行カードローンが予想していて、月の前半では、審査に通る人をかなり絞るということも考えられます。要は「モテるから、言い寄ってくる相手を厳選する」ということですね。当然、この「厳選される期間」に申し込んだら、審査落ちのリスクが上がるわけです。
恋愛でも何でも、この世のあらゆるものは「需要と供給」が絡んでいるので、キャッシング審査でも同様の力が働くのです。なので、下のように言えます。
- 「低金利な銀行カードローン」は
- 特に「審査を厳しくしよう」と思わなくても
- 「申し込み者が勝手に増える」ことによって
- 自ずと審査が厳しくなる
この原理は―。
- 楽して儲ける方法
- 確実に儲かる株の銘柄
などでも同様に働く原理なので、ぜひ覚えておいてください。(「得するもの」には、必ず人が群がるので、その「得」は自然と小さくなる、ということです)
銀行カードローンのスピード融資は、何時までに申し込む?
銀行カードローンでも消費者金融と同様にスピードキャッシングすることは問題なく可能です。そして、そのようにスピード借入したい場合、何時までに申し込めばいいのか。このポイントをまとめると、下のようになります。
- ほとんどの銀行カードローンは午前中
- 「14時までは原則スピード審査」という銀行カードローンも多い
- 三菱東京UFJ銀行・新生銀行などは、消費者金融に近いレベルの時間
以下、それぞれ詳しく説明します。
ほとんどは午前中の申し込みが必要
まず、ほとんどの銀行カードローンは午前中に申し込むことが必要となっています。というのは、銀行は15時で締まってしまうからです。
キャッシングの借り入れ方法というのは2通りあって、下のようになります。
- 銀行振り込み
- 提携ATM借り入れ
のどちらかとなっています。そして提携ATM借り入れの場合、提携ATMを動かすためのローンカードが必要なのですが―。
- ほとんどの銀行カードローンは
- ローンカードの発行を「郵送」によってしている
- つまり、ローンカードの「スピード発行」はできない
- よって「銀行振り込みでスピード融資するしかない」
…となるわけです。そして、その銀行振り込みが、15時からできなくなるため、「15時までに審査完了&スピード融資しないといけない」ということなんですね。
で、そうして計算すると下のようになります。
- 審査に「3時間」かかるとすると
- 15時(午後3時)から逆算して
- 最低でも「正午」には申し込みが必要
- これはギリギリラインなので、それより前に申し込むべき
- つまり「午前中」の申し込みが必要…となる
というわけです。こういう理由で、ほとんどの銀行カードローンはスピード借入をしたいなら、午前中に審査申込みするというシステムになっているわけです。
午前中でなくても間に合う銀行カードローンは?
たとえばイオン銀行カードローンなどは、14時までに申し込めば原則スピード回答というルールになっています。ただ、これもあくまで「原則」なので絶対ではありません。
普通の人の場合、かなりの確率で14時までOKでしょうが、下のように言えます。
- 他社借入件数・金額が多い人
- 年収が少ない人
- 職業が不安定な人
などは、審査に通る場合でも審査時間が自然と長くなり、14時の申し込みでは間に合わないということも考えられます。大体は大丈夫だとは思いますが、「そういう場合もある」ということは、常に考えておいて下さい。
(特にその日中に確実にお金を借りる必要がある…という場合)
スピード審査の受付時間が長い銀行カードローン
一方、このように細かい審査時間を気にしなくても「かなりの長時間、スピード審査している」という銀行カードローンもあります。一覧にすると下のようになります。
- 新生銀行カードローン レイク
- 三井住友銀行
- 三菱東京UFJ銀行
これらの銀行の「スピード審査の締切時間」を一覧にすると下のようになります。
- 新生銀行…21時
- 三井住友銀行…21時
- 三菱東京UFJ銀行…20時
となっています。ちなみに、これを大手の消費者金融の締切時間と比較すると、
- プロミス・アコム…22時
- SMBCモビット・ノーローン・アイフル…21時
というようにSMBCモビット・ノーローン・アイフルと同じ時間になっていることがわかります(三菱東京UFJ銀行は1時間短いですが)。
というように、新生銀行・三菱東京UFJ銀行・三井住友銀行の3つの銀行は消費者金融に近いレベルにスピード審査の受付時間が長いということなんですね。「遅い時間になってしまったけど、その日中に借りたい」という場合には、これらの銀行カードローンで申し込むのがいいでしょう。
新生銀行などは、何時までに申し込めばいいか?
で、「締切時間」は上の通りですが実際に申し込む時間は、何時までなら間に合うのか。これは大体下のようになります。
- 新生銀行…20時まで
- 三井住友銀行…19時まで
- 三菱東京UFJ銀行…18時まで
と考えてください。新生銀行カードローン・レイクと三井住友銀行はスピード審査の受付時間は同じですが、審査の難易度が違うので、「おそらく、三井住友銀行の方が審査時間が長くなる」と推測できるわけです。なので、下のように言えます。
- 新生銀行…締切時間の「1時間前」
- 三井住友銀行…締切時間の「2時間前」
ということで、上のような時間にしています。実際には厳密に決まっているわけではなく、その申し込み者・状況によってケースバイケースというのが現実です。(当たり前かも知れませんが)
なので、あくまで上の時間は大体の目安と考えてください。ちなみに、三菱東京UFJ銀行も「締切時間の2時間前」で計算しています。
審査の所要時間は「最短30分」と書かれているが…
新生銀行・三井住友銀行・三菱東京UFJ銀行については審査にかかる時間は「最短30分」と公式サイトにも明記されています。なので、上の計算のように「2時間前に申し込む必要はない」と考える人もいるでしょう。確かにそれも一理あります。ただ、下のように言えます。
- 最短30分というのは、あくまで「最短」である
- 実際には「もっと時間がかかる」ことが多い
- 消費者金融の場合は「本当に30分」のことが多いが
- 銀行カードローンだと「長くなるケース」が多い
ということです。なので、それも考えるとやはり「2時間前」には申し込んだ方がいいのです。
ただし、新生銀行カードローン・レイクだけは、三井住友銀行・三菱東京UFJ銀行より審査通過率が高いので、「1時間前」で計算しています。消費者金融と同じ計算です。
(消費者金融でも、大体ギリギリの申込み時間は「1時間前」となっています)
レイクは消費者金融ほど審査に申し込みやすくはありませんが、「大体、銀行カードローンと消費者金融の中間の審査通過率」となっていて、銀行カードローンの中ではダントツで審査に申し込みやすくなっています(代わりに金利も高いですが)。
ということで、銀行カードローンの中で一番早く審査完了するのは、基本的に新生銀行カードローン・レイクと考えてください。
銀行カードローンは土日・祝日でもスピード借入可能?
銀行カードローンは、土日・祝日などの休日でもスピードキャッシングできるようになっています。これについてポイントをまとめると、下のようになります。
- 横浜銀行・みずほ銀行などは、土日融資はしていない
- 楽天銀行・オリックス銀行などは「口座が必要」になる
- 新生銀行・三菱東京UFJ銀行などは「口座もなし」でOK
ということ。つまり銀行カードローンの土日審査の難易度は三段階に分かれていて―。
- そもそも、融資不可…横浜銀行・みずほ銀行など
- その銀行の口座が必要…オリックス銀行・楽天銀行など
- 口座なしでOK…新生銀行・三菱東京UFJ銀行・三井住友銀行…
という風になっています。以下、詳しくまとめます。
土日キャッシングをしていない銀行カードローン
上に書いた通り―。
- みずほ銀行
- 横浜銀行
- 静岡銀行
などの銀行カードローンは、土日キャッシングは対応不可となっています。(上ではみずほ銀行・横浜銀行だけ書きましたが、静岡銀行も追加しました)
静岡銀行・横浜銀行の2つの銀行が入っているのを見てもわかるかも知れませんが、地方銀行のカードローンほど、土日融資ができない割合は高くなります。というより「ほとんどの地方銀行のカードローンは、土日キャッシングには対応していない」と考えてください。理由は―。
- 地方銀行はスタッフの人数が少ない
- 土日キャッシングの審査に回せる人数が足りない
- また、コンピューターによる審査システムも整備されていない
- 仮にそれらの審査体制を整えても
- 地方銀行のカードローンは申し込みの件数自体が少ないので
- 審査コストを回収できるだけの、申し込みがない
なので、地方銀行のカードローンの場合、土日キャッシングはほとんどできない、と考えてください。(もっとも、土日・祝日にお金を借りたいという人で、あえて地方銀行で申し込む人も、あまりないとは思いますが…)
土日・祝日は口座が必要になる銀行カードローン
続いて難易度が中位の土日・祝日はその銀行の口座が必要になるという条件の銀行カードローンです。一覧にすると下のようになります。
- 楽天銀行
- オリックス銀行
- ソニー銀行
- イオン銀行
などがこの条件になります。一緒に書きましたが―。
- ソニー銀行
- イオン銀行
については、平日でも土日・祝日でも、口座が必要なので、注意してください。そして、楽天銀行・オリックス銀行については、下のように言えます。
- 平日は「口座なしでOK」
- 土日・祝日は「口座が必要」
という条件になっています。なお、オリックス銀行の土日融資の場合は「オリックス銀行」の口座だけではなく「ジャパンネット銀行」の口座でもOKとなっています(オリックス銀行・ジャパンネット銀行は提携してるからですね)。
以上、これらの銀行カードローンについては口座がある人だったら、問題なく土日借入可能となっています。口座がない人の場合、これらの銀行カードローンで土日キャッシングすることはできないので、注意してください。
土日・祝日でも口座なしでOKな銀行カードローン
そして最後に「一番難易度が低い」、「口座なしで土日借入できる」という銀行カードローンです。また一覧にすると下のようになります。
- 新生銀行カードローン レイク
- 三菱東京UFJ銀行・バンクイック
- 三井住友銀行
この3つの銀行カードローンとなっています。これらの銀行カードローンがなぜ「口座なしでも土日融資できる」のかというと、自動契約機を持っていて、そこでローンカードを発行できるからなんですね。なぜローンカードが発行できれば、口座なしで土日借入できるのかというと下のようになります。
- そもそも、土日・祝日に「口座が必要」になるのは
- 土日・祝日は銀行が閉まっていて
- 「他の銀行」には振り込めないため。
- 「同じ銀行」だったら土日・祝日でも振り込めるので
- 「同じ銀行の口座」があれば、融資可能となる
- ↑(みずほ銀行などは、それでもダメ)
つまり銀行振り込みでお金を借りるという前提なんですね。ということは「銀行振り込み以外の方法で借りられる」場合、「別に口座など関係ない」ということです。
ローンカードがあれば、提携ATMで借り入れできる
で、登場するのが「提携ATM」です。提携ATMだったら下のようになります。
- コンビニは当然土日・祝日でも開いている
- 提携銀行の提携ATMも(手数料はかかるが)土日・祝日でも開いている
ということで、銀行振り込みが封じられていても、問題なく融資できるわけです。で、この提携ATMを操作するのが必要になりますが、その「操作」のために「ローンカードが必要」ということなんですね。
銀行の預貯金を引き出す時でも、キャッシュカードを使うでしょう。それと同じで、キャッシングの借入・返済をするためには、ローンカードが必要ということなのです。そして、新生銀行・三井住友銀行などは、それを「無人契約機でスピード発行できる」ため、「口座なしでも土日融資OK」となるわけです。
なぜ「無人契約機」で発行しなければいけないのか?
理由は簡単で、下のようになります。
- 無人契約機で発行しないから「郵送」か「来店」になる
- 「郵送」は当然スピード借入に間に合わない
- 「来店」も、土日・祝日なので銀行は閉まっている
なので、その日中にローンカードを発行する方法というのは「自動契約機」しかないのです。
なので、「口座なしでも土日借入する」ためには、自然と「自動契約機が必要」になり、「それを持っている、この3つの銀行のみ」が、口座なしでも土日キャッシングできる…となるわけですね。
なので、もし「口座が必要」な銀行カードローンで借りられるところがなかった場合は―。
- 新生銀行カードローン レイク
- 三井住友銀行
- 三菱東京UFJ銀行・バンクイック
…のどれかで申し込むようにしましょう。
銀行は家庭に入っている女性(自分の収入があることが条件)でもキャッシングできる
銀行カードローンと消費者金融を比較した時の(銀行側の)大きなメリットとして家庭に入っている女性(自分の収入があることが条件)でもお金を借りることができるという点があります。これについてポイントをまとめると、下のようになります。
- 大手の消費者金融は、家庭に入っている女性に対しては融資していない
- 銀行カードローンも一部は「専業主婦不可」だが
- 基本的には既婚女性でも借り入れできる
以下、それぞれ詳しくまとめます。
まとめ「銀行カードローンのキャッシング」
以上、銀行カードローンのキャッシングについて、既婚女性の借り入れをはじめ、審査、消費者金融との比較、金利などありとあらゆる面について語ってきました。最後に特に重要なポイントをまとめると、下のようになります。
- 少額・短期間の借り入れだったら
- 銀行カードローンでも消費者金融でも利息差はほとんどない
- 銀行カードローンで借りた方がいい人というのは
- 審査に通る自信があり、急ぎでお金が必要でないという人
- 信用度(クレジットスコア)に自信がなかったり
- あるいは急ぎでお金を借りたいという人は
- 銀行カードローンではなく消費者金融で申し込むべき
特にこれからお金を借りる人で、銀行カードローンにしようか消費者金融にしようか迷っている…という方は、参考にしていただけたら幸いです。