三井住友銀行はおまとめローンもOK?→一本化は可能だが、積極的ではない

三井住友銀行はおまとめローンもOK?→一本化は可能だが、積極的ではない

三井住友銀行カードローンは、「おまとめローン」としても利用できます。おまとめ専用のコースはありませんが、それは他の銀行カードローンでも同じこと。

銀行カードローンはもともと総量規制の対象外なので、あえて「おまとめ専用プラン」を作る必要はないということですね。消費者金融は普段は「総量規制の対象」なので、借金の一本化のために「おまとめ専用のコース」を作る必要があるのです。

おまとめも可能だが、あまり積極的ではない

冒頭に書いた通り、三井住友銀行カードローンは、普通のキャッシングをそのまま「おまとめローン」として使えばいいのですが、三井住友銀行自体は特に、おまとめ・借り換えに積極的なわけではないので注意してください。

それは公式サイトを見ればわかります。

  • 楽天銀行スーパーローン
  • オリックス銀行カードローン
  • イオン銀行・カードローンBIG
  • みずほ銀行カードローン

などは、公式サイトの目立つ場所におまとめ・借り換えOKと大きく書いています。これに対して、三井住友銀行カードローンではそのようなことはまったくありません。

(インターネットのブラウザで「借り換え・おまとめ・一本化」などの単語を探しても出なかったので、「一言も書かれていない」ということです)

このように「おまとめ・借り換えOK」を強調していないということは、

  • それほど、借り入れの一本化を歓迎していない、ということ
  • つまり、審査が厳しくなる可能性がある
  • 少なくとも「歓迎している」銀行よりは、審査が厳しくなる

ということです。基本的に銀行カードローンも「ビジネス」ですから、歓迎しているなら強調するし、歓迎しているなら、審査に通りやすくなるわけです。

こういう視点からすると、「三井住友銀行カードローンでのおまとめ審査は、少々難しい」といえます。

(楽天銀行スーパーローン・オリックス銀行カードローンなどの方がおすすめです)

楽天銀行・オリックス銀行なら、どちらが良い?

三井住友銀行カードローン以外のおまとめの候補として、楽天銀行・オリックス銀行をあげましたが、借金の一本化をする時は、このどちらの方がおすすめなのか―。これはおまとめ総額がいくらかによって変わります。

  • 200万円以下…楽天銀行
  • 200万円以上…オリックス銀行

…という風です。金額はあくまで大体の目安ですが、このように、

  • 少額…楽天銀行
  • 高額…オリックス銀行

…というように、借金の一本化で有利な銀行カードローンが分かれています。

なぜおまとめ総額によって変わるのか

おまとめ総額によって、なぜこのように有利な銀行カードローンが変わるのか。これは「上限金利」の違いが理由です。楽天銀行・オリックス銀行の上限金利を書くと、

  • 楽天銀行…14.5%
  • オリックス銀行…17.8%

…となっています。見ての通り、オリックス銀行の上限金利はかなり高くなっています。そして、

  • 上限金利は「100万円未満の借り入れでの適用金利」なので、
  • おまとめ総額が100万円未満だったら、当然楽天銀行が低金利
  • 200万円までも、上限金利の影響がある程度続くので、
  • おまとめ総額200万円までは、確実に楽天銀行が低金利

…ということです。実は借入金額ごとの適用金利は、どの銀行カードローンでも完全に固定されているわけではないので、実際の金利がどうなるかは、やってみないとわかりません。

ただ、「上限金利から推測して、200万円まではほぼ確実に楽天銀行の方が低金利だろう」ということは言えるわけですね。あくまで推測ですが、このように借金の一本化の総額によって、それぞれ低金利になる(だろう)銀行カードローンで申し込んでみて下さい。

おまとめローンはなぜ「総量規制の対象外」でないとダメ?

冒頭で三井住友銀行などの銀行カードローンは、総量規制の対象外なので普通のキャッシングでもおまとめに利用できるということを書きました。しかし、なぜ借金の一本化をする時には「総量規制の対象外である」ことが必要なのか。この理由をまとめると、

  • おまとめするには「個別に返済する」必要がある
  • 不要な業者を、1つずつ「完済」していく必要がある
  • というのは、それぞれの業者にとって「他での借り入れ」などどうでもいいので、
  • 「おまとめか何か知らないけど、うちの分は普通に返済してください」
  • …ということになる。なので「個別返済」が必要」

…というのが最初の流れ。そして「個別返済」をするには、当然お金が必要です。ですが、多重債務になるような人は、そもそもそんなお金は持っていないわけですね。お金がないということは、

  • 借りる
  • 稼ぐ

…のどちらかしかないわけです。で、後者の「稼ぐ」でもいいのですが、それでは時間がかかるし、その間にも多重債務により利息が膨れていってしまう…。ということで「借りる」方法による一本化を、金融庁が後押ししてあげよう…と考えたわけです。

一時的に総量規制を超えることで、一本化ができる

総量規制というのは「年収の3分の1以上借りてはいけない」というルールですが、金融庁はおまとめの時だけ、一時的にこれを解除するというルールを作ったわけですね。これが「総量規制の例外」というものです。つまり、

  • 一時的に総量規制が解除される
  • その間、追加で借り入れできる
  • その借り入れによって、不要な業者を個別返済できる
  • 個別返済が終わったら「当初の借金」は全部なくなっている
  • 残っているのは「追加で、総量規制を超えて借りた分」だけ
  • だから、最終的に年収の3分の1でおさまる

…という風です。少々わかりにくいかも知れないので、具体的な数字を出して説明します。

おまとめの流れの、具体的な例

たとえば下のような借入状況だったとします。

  • プロミス…30万円
  • モビット…40万円
  • アイフル…50万円

…合計「120万円」の借金ですね。で、この人は「もう一円も借りられない」状態だったとします。でも借金の一本化をしたいので、三井住友銀行カードローンから、120万円借りたとします。そうすると、こうなります。↓

  • プロミス…30万円
  • モビット…40万円
  • アイフル…50万円
  • 三井住友銀行…120万円

…で、借金の合計は一時的に「240万円」になりました。で、ここからプロミス・モビット・アイフルの返済をすると、

  • プロミス…0万円
  • モビット…0万円
  • アイフル…0万円
  • 三井住友銀行…120万円

…という風に当初の「120万円」の借入金額に戻るわけですね。これがおまとめローンの仕組み・流れです。

こういう「少々回りくどい」やり方で一本化をするので、おまとめローンは「総量規制の対象外であることが必要」ということ。そして、三井住友銀行も他の銀行カードローンも「最初から総量規制の対象外」なので、借り入れの一本化をする分に、問題は何もない、ということですね。

(あとは、おまとめローンに積極的かどうか、という違いだけ…ということです)

まとめ「三井住友銀行のおまとめローン」

以上、三井住友銀行カードローンを借り入れの一本化に使うことについて勝てきました。最後に要点を整理すると、

  • 三井住友銀行カードローンは総量規制の対象外なので、
  • 普通にキャッシングするだけでも、おまとめローンになる
  • ただ、オリックス銀行・楽天銀行などと比較すると、
  • それほどおまとめに積極的という訳ではない
  • なので、審査が厳しくもないが、甘くもない
  • どこでもいいなら、おまとめに積極的な銀行カードローンの方がいいかも知れない

…という風です。複数の借り入れを抱えている方は、参考にしていただけたら幸いです。

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