三井住友カード ゴールドローンの審査は厳しい?甘い?在籍確認は?

三井住友カード ゴールドローンの審査は厳しい?甘い?在籍確認は?

三井住友カード ゴールドローンの審査基準は、大手の銀行カードローン・消費者金融と比較してかなり厳し目になっています。どのように厳しいのかポイントをまとめると、下のようになります。

  • 専業主婦が借入不可
  • 若年層も融資不可
  • 在籍確認は必須
  • その他、総合的に厳し目

審査が厳しいと書くとやっぱ借りるのやめようと思ってしまう人もいるかも知れませんが、実はこれは大きなメリットなのです。といのは―。

  • いわゆる「属性が悪い人」だと借りられない
  • その分、低金利で借りられる
  • また「三井住友カード ゴールドローンの審査に通った」ということが、その人のクレジットヒストリーの改善につながる

以下、詳しくまとめていきます。

家庭に入っている女性・若年層が借り入れできない

三井住友カード ゴールドローンの審査基準として、やはり特に厳しい部分は家庭に入っている女性・若年層の両方が借入不可ということでしょう。もちろん、このような審査基準を設定している借入先は―。

  • 三井住友銀行カードローン
  • オリックス銀行カードローン

など、主要な銀行カードローンの中でもいくつかあるので、三井住友カード ゴールドローンだけが特別審査が厳しい…というわけではありません。

とは言うものの、やはり家庭に入っている女性にしても学生にしてもかなりの人数がいる顧客層なので、この両方が融資不可というのは、多くの利用者の方々にとって「審査が厳しい」という印象は拭えないでしょう。

パート収入がある自分の収入がある女性の方なら、借入可能

これはキャッシングの審査基準の定番ですが、自分の収入がある女性の方でもパート・アルバイトの収入があるという条件であれば、借入可能となっています。要は「自分の収入がある女性であること」が悪いのではなく、「自分の収入がないこと」が問題である…というわけですね。

なので、無収入ではなく、何かしらの収入を自分で得ているという家庭に入っている女性であれば、三井住友カード ゴールドローンでも借り入れはできる…ということですね。

ただ、あくまで「審査に通る資格を得た」というだけで、実際に審査に通るかどうかは―。

  • その人の月収・年収
  • その勤務先での勤続年数・月数
  • 現時点の借入状況
  • これまでの個人信用情報

こういった総合的な審査条件によって決まります。もちろん、これは収入のない既婚者の女性の方々に限った話ではなく、誰がキャッシング審査に申し込む場合でも同じですが、何はともあれとりあえず、自分の収入があれば自分の収入がある女性の方でもキャッシングできるということです。

学生はアルバイト収入があってもダメ

一方の学生ですが、こちらはたとえアルバイト収入があってもダメという条件になっています。もちろん、「20才以上」という年齢条件をクリアしていてもNGです。

基本的に、三井住友カード ゴールドローンのような低金利で借りられる借入先の場合、学生に対する審査基準はかなり厳しくなります。主要な銀行カードローンの中でも、収入のない既婚者の女性とは違い、学生に対しては多くの銀行が融資していないという現実があります。

若年層のキャッシングは完全に不可となっている銀行カードローンをあげると―。

  • 三井住友銀行カードローン
  • 静岡銀行カードローン「セレカ」
  • イオン銀行カードローンBIG
  • オリックス銀行カードローン

このようになっています。特に三井住友銀行カードローンなどの有名・人気な銀行カードローンでもこうした審査基準…というのは驚く人もいるかも知れません。

このように、三井住友カード ゴールドローンにしても銀行カードローンにしても学生は、低金利な借入先では借りにくいようになっているんですね。

学生は、大手の消費者金融だったら申し込みやすい

ただ、ここまで書いてきた内容は、あくまで三井住友カード ゴールドローンや銀行カードローンで借りる、という場合です。学生であっても、アコム・プロミス・アイフル・SMBCモビットなどの大手の消費者金融であれば、問題なく借り入れできるようになっています。

これらの大手の消費者金融であれば―。

  • 年齢が20才以上(10代・未成年ではない)
  • 自分のアルバイト収入がある

このような2つの条件をクリアしているだけで、10万円~50万円程度はキャッシングできるようになっています。もちろん、借入実績をそこから積んでいけば、もっと上の金額を借りることも可能となっています。

そして、審査時間についても大手の消費者金融は最短30分と非常にスピーディーで、土曜日・日曜日・祝日・夜間でも当日キャッシングが簡単にできるようになっています。このような申し込みやすさを考えても、学生がこれらの大手の消費者金融を捨てて、無理に銀行カードローンや三井住友カード ゴールドローンにこだわる必要はないんですね。

もちろん、三井住友カード ゴールドローンや銀行カードローンの方が圧倒的に低金利なので、もしこれらで借り入れできるならそれが理想なのですが…。一応、若年層でも三井住友カード ゴールドローンのキャッシング審査に通る方法は、あることはあります。

学生で会社経営者になればOK

そもそも「学生」というのが悪いのではなく「信用に値するだけの経済力がない」ということが、三井住友カード ゴールドローンにとっても問題なのです。なので、下のようになります。

  • 学生をやりながら起業して、最低でも年収200万円程度を稼ぎ、それで「会社経営者」として審査申込みする

このような方法だったら、かなり難しいですが、三井住友カード ゴールドローンで若年層でも借り入れすることが可能となります。もちろん―。

  • どうやって起業するのか
  • 法人化するための費用(最低7万円~25万円程度)はどうするか
  • 最低1年度はまたいで確定申告していないといけない

などの課題があるので、現時点にはやはり、三井住友カード ゴールドローンで学生がキャッシングするというのは難しいでしょう。ただ、一応こういう方法もある、ということです。

パート・アルバイト・フリーターは融資可能?

三井住友カード ゴールドローンでは―。

  • アルバイト
  • フリーター
  • パート

こういった非正規雇用の方々でも、当然のごとく借入可能となっています。「当然のごとく」というのは、これはキャッシングの世界では、あえて書くまでもない常識となっているからです。

確かに、昔の一部の銀行カードローンでは、「アルバイト・フリーターでは借入不可」と言われることもありました。たとえばある方がオリックス銀行カードローンで申し込んだ時の体験談・口コミでは、「アルバイトの方には融資できないので…」という理由で断られたというものがあります(事実かどうかはわかりませんが)。

ただ、同時期の口コミ・評判を見ると「アルバイト・パートでも、オリカードローンの審査に通った」というものがあるので、おそらく年収や借入状況による…という条件だったのでしょう。そして、とりあえず断る理由として「アルバイト」ということが、いわれただけではないかと思います。

このように、昔の銀行カードローンではそうした審査結果になることもありました。なので、一部の人の間ではフリーター・アルバイト・パートでは、キャッシング審査には通らないというイメージがあるようですが、それは現代のカードローンやクレジットカードでは、ほとんどないんですね。こうして非正規雇用の方々でも、問題なく借り入れできるようになっているのです。

非正規雇用でも、審査に通りやすくなっている

昔と違って、現代の金融業界では、非正規雇用の方々でも借入審査に通りやすくなっています。理由をまとめると、下のようになります。

  • そもそも、非正規雇用が当たり前の時代になった
  • パート・アルバイト・フリーターというだけで審査で落とすと、業者・銀行の側も融資する相手がいなくなる

つまり、フリーター・アルバイト・パートの方々を、銀行カードローン・消費者金融の側も無視できなくなった…ということですね。

そして、もう一つの理由としてフリーター・アルバイトのイメージが、前よりも良くなったというものがあります。良くなったというほどではないかも知れませんが―。

  • 少なくとも、昔ほど「悪く」はない
  • 審査する人の周りにも、家族や友達など、フリーターがかなりいる

このようになったのです。また、最近はやりの「ノマド」も一種のフリーターですし、非正規雇用に対する悪いイメージというのが、だんだんなくなって来たんですね。

ということで、過去の銀行カードローン・消費者金融の審査と違って、三井住友カード ゴールドローンでもその他の借入先でも、フリーター・アルバイト・パートの人々が、かなり審査に通りやすくなったのです。

なので、こうした職業・属性でもキャッシング審査に通るというのは、この業界では当たり前になっている…ということなんですね。

いくらくらいの月収で、審査通過できるか?

では、具体的にどれくらいの月収があれば、パート・アルバイト・フリーターの人々でも、三井住友カード ゴールドローンの審査に通ることができるのか―。これは一概には言えません(当然ですが)。

ただ、審査に通りやすくするには、年収150万円はあった方がいいといえます。つまり、月収に換算すると「13万円」程度ですね。理由は下の通りです。

  • 年収150万円なら、「年収の3分の1」で50万円となる
  • 三井住友カード ゴールドローンの融資枠は
  • 最低でも「50万円」から始まる

そして、もう一つ重要なことは三井住友カード ゴールドローンは信販系なので「貸金業法第13条の2第2項の規定の対象」であるということです。

貸金業法第13条の2第2項の規定の対象なので、年収の3分の1までしか借入不可

貸金業法第13条の2第2項の規定というのは、キャッシングで借りられる金額は、年収の3分の1までと制限するルールです。そして、これは消費者金融や三井住友カード ゴールドローンのような信販系の会社を対象としているので、三井住友カード ゴールドローンでも「年収の3分の1以上は借りられない」というルールになっているんですね。

そして、上に書いた通り、三井住友カード ゴールドローンの借入枠は「50万円」からスタートします。ということは、貸金業法第13条の2第2項の規定のルールに従うなら、最低でも年収150万円はないと、スタート地点に立てないということなのです。

もちろん、必ずしもこの通りの計算になるとは限りません。ただ、このような計算で審査結果が決まる可能性は高いので、フリーター・アルバイト・パートの方々でも、会社員・OL・公務員の方々でも、必要な年収としては「150万円」を一つの目安として下さい。

会社員・OL・公務員なら、150万円は絶対必要

また、パート・アルバイト・フリーターではなく「会社員・OL・公務員」の人々であれば、年収150万円は絶対必要と思ってください。理由は下の通りです。

  • これらの職業・属性の人で、年収が「150万円未満」というのは、相当職場で軽視されているか、もともと全然稼げない業界・勤務先にいる

このようなことだからです。フリーター・アルバイト・パートで年収150万円を稼いでいるなら職場からかなり信用されていると考えられますが、会社員・OL・公務員の方で、これだけのお給料しからもらっていないというのは「むしろ軽視されている」という推測をされてしまうわけですね。

また、実際の返済を考えても、会社員・OL・公務員の人々でこれだけの収入しかない場合、返済して行くのがかなり大変でしょう。いくら三井住友カード ゴールドローンが低金利と言っても、やはり「生活費を稼ぐこと自体が大変な月収」では、返済不能になるのは時間の問題といえます。

その点、パート・アルバイト・フリーターの方の場合、会社員・OL・公務員と違って、バイトを掛け持ちするなどの方法があります。ある意味、これら非正規雇用の方々は「歩合給」「成果報酬」なので、仕事を増やしさえすれば、年収も増やすことができる…というわけなんですね。

これに対して、会社員・OL・公務員の方は副業をするのが難しいので、どうしても収入は固定されるのです。なので、同じ150万円という年収でも、キャッシング審査においては「むしろ、フリーター・アルバイト・パートの方が高く評価される」という状態になるわけですね。

自営業者・個人事業主でもキャッシングできる?

三井住友カード ゴールドローンでは、自営業者・個人事業主の方々でも借り入れできるようになっています。また、肩書が変わって法人経営者・会社代表者・フリーランスなどになった場合も借入可能となっています。

というように、これら独立系の職業の方々でも借り入れはまったく問題ないのですが、会社員・OL・公務員などの給与所得者の方々と比較すると、審査通過率は多少低くなる…と考えて下さい。

これは別に三井住友カード ゴールドローンに限った話ではありません。基本的にこうした独立系の職業の方々は、キャッシング審査では不利になるようになっています。

他の大手の銀行カードローン・消費者金融の場合、普段は「○○万円まで所得証明書不要」となっているのに、それが自営業・個人事業主などは、必ず必要になる…などの条件ですね。

三井住友カード ゴールドローンの場合、独立系の職業の方々でなくても、収入証明書は必ず提出する必要があるので、その点ではいわゆる「差別」(というか審査基準の違い)はありません。

しかし、提出書類で大きな違いがないというだけで、審査通過率は少々、これらの職業・属性の方は低めになります。やはり事業所得というのはどうしても不安定になるので、安定性が命のキャッシング審査で、こうした独立系の職業の人が厳しい評価を受けるというのは、致し方ないことなのです。

個人事業主より、法人化していた方が有利

これも三井住友カード ゴールドローンだけでなく、どの銀行カードローン・消費者金融やクレジット会社でも共通するポイント。やはり、こうした独立系の職業の方々の場合、法人化していない個人事業主より、自分の法人を持っている、会社経営者・法人代表者の方が有利となります。その理由を箇条書きすると下のようになります。

  • 法人化するにも、それなりの費用が必要である
  • それを積んでいるという時点で「いたずらで事業をしているわけではない」とわかる
  • また、本当に事業が軌道に乗ってある程度稼いでいたら、節税のために、遅かれ早かれ法人化が必要になる
  • だから、キャッシング審査に問題なく通るような収入がある人だったら、法人化している割合が高い

もちろん、これは法人化していない自営業者・個人事業主の方では審査に通らない、という意味ではありません。あくまで「法人化していると、さらに審査に通りやすくなる」というだけの話であり、実際には自営業者・個人事業主でも三井住友カード ゴールドローンのようなハイレベルな審査に通る人はたくさんいます。

確定申告をしていないと、審査に通らない?

絶対というわけではありませんが、自営業・個人事業主・会社代表者などの方でまだ確定申告をしていないという人がいたら、おそらく三井住友カード ゴールドローンの審査も通らないと考えてください。

三井住友カード ゴールドローンだけでなく、キャッシング審査に通るためには、基本的に最低でも1回の確定申告・決算を経験している必要があります。

というのは、そうした決算・確定申告をしないと、本当に事業をやっているのかわからないからです。法人経営者だったらともかく、個人事業主・自営業の場合、開業届さえ提出すれば、誰でも名乗れてしまいますからね。

ということで、本当に事業をやっているということを証明するためにも、最低1回は確定申告(あるいはそれに類すること)をしている必要があるわけです。

また、実際に自分で「これこれの事業をしている」と名乗るためにも、確定申告を1回経験するということは、絶対条件といえます。これすらまだしていない場合、事業といってもほとんどおままごとと言っていいでしょう。

「まだ確定申告していないだけで、仕事のレベルは高い」という人も、もちろんいるかも知れません。しかし、そうした方の場合、収入はたくさん得ているはずなので「節税が必要になる」はずです。となると、やはり本来確定申告をしているはずなんですね。

「変わり者だから、それをしていない」という可能性もあります。しかし変わり者というのは、キャッシング審査ではNGなのです。どれだけ平凡でもいいから「安定している」「普通の常識が通じる」ということが、キャッシング審査では一番求められている条件なんですね。(なので、公務員が最強です)

このようなもろもろの理由から、法人経営者・会社代表者・個人事業主・自営業などの方々が三井住友カード ゴールドローンの審査に申し込む場合も、最低一度は確定申告をしている、ということが条件だと思ってください。

農業・漁業従事者なども借り入れできる?

三井住友カード ゴールドローンに限らず、農業や漁業・林業などをされている方は、キャッシング審査では不利…という話がたまに聞かれます。これについてポイントをまとめると、下のようになります。

  • 「自営業」だと、確かに多少不利
  • しかし「会社員」だったら、問題なく借りられる

これは実際に農業や漁業をやられている方が一番よく知られているでしょうが、同じ農業・漁業でも、独立している場合と、サラリーマンとして働いている場合の、2通りがあるわけですね。

そして、どんなジャンルであろうと、サラリーマン・OLなどとして働いている「給与所得者」の方々は、キャッシング審査では有利になります。そして、それは農業や漁業でも基本的に変わりません。

そして、逆に「独立して農業・漁業をやっている」という方になると、これは若干(本当に若干ですが)審査が厳しくなるかも知れません。というのは、下のように言えるからです。

  • 農業・漁業は、天候などの自然条件に左右される
  • 自営業というだけでも不安定だが、そこにさらに「自然条件」が加わるので、キャッシング業者にとって、よりリスクが高くなる

先に書いた通り、キャッシング審査では安定性が命なので、そこから外れる「天候」という要素が加わる、農業・漁業は少しだけ不利になる…ということなんですね。

ただ、これはあくまで「少しだけ」なので、それほど深刻に考える必要はありません。これらのジャンルの方であっても、事業が軌道に乗っていて、しっかり稼いでさえいれば、三井住友カード ゴールドローンの審査も問題なく通るでしょう。

事業性資金を借り入れすることもできる?

三井住友カード ゴールドローンでは、自営業者・個人事業主の方々が、事業用の資金を借りることもできるのか―。これは「不可」です。

三井住友カード ゴールドローンでは資金用途は「原則自由」となっていますが「事業性資金は除外」となっています。三井住友カード ゴールドローンだけでなく、多くの借入先で見られるルールですが、「事業用の資金は、ビジネスローンなどで借りるように」ということです。

確かに三井住友カード ゴールドローンは圧倒的に低金利なので、事業用の費用を低コストで調達したい…という方にとってもいいでしょう。しかし、あくまで「個人向けローン」なので、この点は理解してください。

事業用の資金なら、ビジネスローンがおすすめ

もし事業のための資金を借りようとしている場合、消費者金融のビジネスローンをおすすめします。ビジネスローンという名前通り、事業のための融資ですが、プロミス・アコム・アイフルなどの大手の消費者金融が提供しています。

この3つの消費者金融の事業者向けローンをおすすめの理由は下の通りです。

  • 最短即日審査・最短即日融資で借りられる
  • 審査通過率も比較的高い
  • 最大で300万円借りられる
  • プロミス・アコムは「生活費」に使うのもOK

ビジネスローンは、銀行やクレジット会社なども提供していますが、審査のスピード・通りやすさでは、やはり消費者金融の方が上です。

造園業者など、コストがかかる仕事をされている自営業の方々の場合、手持ちのお金はないけど、受注したら大きな収入になる、という大口の仕事が突然舞い込んで来る…ということもよくあるでしょう。

そういう時、手元に資金がないという理由で仕事を受注できないと、その損害はかなりのものになります。金銭的なロスもありますが、業界内で「あそこの会社は、急ぎの時に役に立たない」という悪い口コミ・評判も流れてしまうでしょう。

逆に素早く受注できれば、金銭的にも口コミ・評判の面でも、大きなプラスになるわけです。そうしたチャンスをつかめることを考えれば、消費者金融のビジネスローンに払う利息など、たかが知れているんですね。

実際、沖縄の国際通りなどの商店街では、観光シーズンになると「トイチ」などの高金利で融資をする貸金業者も、愛用されているくらいです(これは一応「ヤミ金」に分類されます)。

ヤミ金に入るような高利貸でも、そのように商店街の人々に活用されているのは自営業者にとって、繁忙期はとにかく仕事を回すのが一番重要だからです。多少の利息を払ってでも、ガンガン仕入れてガンガン仕事を回す、ということで十分な利益が得られるわけですね。

これはサラリーマン・公務員などの方だと、あまり実感がわかないかも知れませんが、自分で事業をしている人々にとっては、当たり前の感覚です。要は借金をしようと何をしようと「トータルで儲かればいい」ということです。(独立していると、年収にはこだわりますが、月収にはほとんどこだわらなくなります)

ということで、銀行などのビジネスローンより多少金利が高くても、急ぎの時は消費者金融のビジネスローンで借りるのが一番いい…ということですね。なので、もし自営業者・個人事業主の方などが、事業性資金を必要とする時には、三井住友カード ゴールドローンではなく、これらの事業者向けローンで融資を受ける…ということをおすすめします。

無職・ニートでも、キャッシングできる?

当然ですが、三井住友カード ゴールドローンでもどこでも無職・ニートの人は、キャッシングできないというルールになっています。「収入のない既婚者の女性はできるじゃないか」と思われるかも知れませんが、家庭に入っている女性というのは1つの職業として認知されているので、無職・ニートの方々とは違うのです。

「親の同意書があれば、親の収入によって借りられるのでは?」と思う人もいるかも知れませんが、これもやはり不可能です。理由は下の通りです。

  • それだったら「親本人が」キャッシングすればいい
  • そもそも「なんでお金が必要になったのか」が一番疑問である

実はキャッシング審査ではどういう理由でキャッシングするのかということも、非常に重要なんですね。これも実際に返済できるかどうかに、深く関わる部分だからです。

当然ですが「学費」などのまじめな理由でキャッシングする人の場合、コツコツ返済してくれる可能性が高いです。学費を借りれば偉いというわけではありませんが、統計的にはこうした理由は、まじめに返済してくれる人の割合が高いのです。

逆に、これも想像がつくと思いますが投資・ギャンブルなどでお金を借りる人は、基本的に返済できなくなります。「当たれば返ってくる」と、ギャンブル・投資でお金を借りる人たちは主張しますが、一般的な感覚からしたら「そういう発想になっている時点で、もう融資するのは危険」なのです。

というように「お金を借りる理由」だけを見ても、その人の貸し倒れのリスクはある程度推測できるわけですね。そして無職・ニートなどにお金を借りるというのは、「何のために借り入れするのか」という理由の点で、非常に心配なので、審査に通らないわけです。

水商売でも三井住友カード ゴールドローンで借りられる?

キャバクラ・ホストなどの、いわゆる水商売をしている方々の場合、三井住友カード ゴールドローンでもキャッシング審査に通るのか―。これは多少厳しくなると考えて下さい。理由をまとめると、下のようになります。

  • 水商売の人は、収入も多いが支出も多い
  • なので、キャッシングした後、散財して破産することが多い
  • また、現時点では収支に問題なくても、体を壊す、メンタルを病むなどの理由で、急に仕事を辞めることがある
  • あるいは、「悪質な客」にストーキングされるなどの理由で、やめざるをえないことがある
  • …などの理由で、総合的に「かなり不安定」である

ここまで書いてきた通り、不安定というのは、キャッシング審査で一番嫌われる要素なので、水商売の方は、三井住友カード ゴールドローンだけでなくその他の借入先でも、ある程度不利になるわけですね。

ただ、これはあくまで「多少」ということであり「絶対審査に通らない」ということではありません。他の「普通の」仕事の人々より、少し多めの収入が必要になるというくらいで、収入がしっかりあるのであれば(そして、借入状況に特に問題無ければ)三井住友カード ゴールドローンの審査も普通に通る…と考えて下さい。

三井住友カード ゴールドローンの審査通過率は?

三井住友カード ゴールドローンの審査に通る確率は、正確な数値は出ていません。というより、一部の大手の消費者金融を除くと、銀行カードローンでも大部分は審査通過率が公表されていません。

(大手の消費者金融でも、SMBCモビット・ノーローンあたりは、審査通過率がほぼ不明です)

ということで、三井住友カード ゴールドローンの審査通過率もハッキリとした数値はわからないのですが、以下、大体の目安を推測していきます。

  • 消費者金融の平均は「42%」程度である
  • 銀行カードローンの平均は「30%」程度である
  • 三井住友カード ゴールドローンは銀行より厳しい
  • ということは、20%~25%程度

このように推測されます。(あくまで推測です)

そして、この審査通過率を高いと思うか、低いと思うかは人それぞれですが、とりあえず現時点で30万円や50万円ほど、他で借り入れがある人は、審査落ちのリスクがあると考えて下さい。

もちろん、これはあくまで想像ですし、三井住友カード ゴールドローンだけでなく他の借入先での審査でも言えることですが、そもそも、これだけのキャッシング残高がすでに他であるなら、さきにそちらを完済した方が賢明です。

一般的な生活をしてる人なら、大体OK

ここまで書いてきた内容だと、三井住友カード ゴールドローンの審査は相当厳しいと感じられるかも知れません。しかし、これはあくまで―。

  • 他社借入がある
  • これまでにブラックリストの履歴がある
  • ブラックでなくても返済の遅延・延滞などをした
  • 仕事をしていない
  • 学生である

などの、一般的に見て、あまりキャッシングを乱用すべきでない人にとってのみ厳し目、というだけの話です。普通の人…

  • アルバイトでもいいので、何らかの仕事をしている
  • それを最低3ヶ月~半年程度は続けている
  • 現時点の他社借入がほとんどない
  • これまでにブラックリスト入りしていない
  • 返済の遅延・延滞をしても、ほんの少しである
  • それほど高額のキャッシングを希望していない

このような条件です。このような人であれば、三井住友カード ゴールドローンの審査はかなり高い確率で通る…と考えて下さい。

ブラックリスト入りしている人は、融資不可

これも三井住友カード ゴールドローンに限定された話ではなく、どんな消費者金融・銀行カードローンの審査でも共通して言えることですが、これまでにブラックリスト入りしているという人の場合、三井住友カード ゴールドローンの審査も当然のごとく落ちる…と考えてください。

ブラックリスト入りというのは、下のように言えるからです。

  • 債務整理
  • 代位弁済
  • 重度の遅延・延滞
  • 強制解約

このような履歴が過去にあるということですが、こうした人の場合、三井住友カード ゴールドローンのよな厳しい借入先だけでなく、アイフル・SMBCモビット・アコムなどの大手の消費者金融の審査も難しいという状態なのです。

どのくらい審査に通らないかは、その人が起こした返済トラブルの内容・種類によっても異なりますが、大体の目安として、5年~10年は全ての借入審査に通らなくなると考えてください。

(すべての借入審査というのは、クレジットカードや分割払いなどの審査も入ります)

このように、すべての借入審査において「ブラックリスト」というのはかなり不利なシチュエーションなので、そうした方の場合、残念ながら三井住友カード ゴールドローンの審査は通ることはない…と考えて下さい。

まとめ「三井住友カード ゴールドローンの審査」

以上、三井住友カード ゴールドローンの審査基準について、多方面から総合的にまとめてきました。ラストに要点を整理すると、下のようになります。

  • 大手の銀行カードローンよりもさらに審査が厳しい
  • 若年層・家庭に入っている女性は借り入れできない
  • パート・アルバイト・フリーターは融資OK
  • 審査通過率は大体20%~25%程度
  • 勤務先への在籍確認は必須で、回避できない
  • 三井住友カードの他のサービスの利用実績が、プラスになることもある

これから三井住友カード ゴールドローンの審査を受けようとされている方は、参考にしていただけたら幸いです。

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