三井住友カード ゴールドローンの金利は?低利息で借りたい人におすすめ!
三井住友カード ゴールドローンの最大のメリットは、金利が圧倒的に安いこと。低金利で人気な大手の銀行カードローンよりも、遥かに低金利となっています。以下、この三井住友カード ゴールドローンの金利について、詳しく解説していきます。
実質年率は「3.5%~9.8%」
まず、基本の金利となる実質年率ですが、三井住友カード ゴールドローンでは「3.5%~9.8%」という、群を抜いた低金利を実現しています。この実質年率がどのくらい安いのかを説明すると下のようになります。
- 消費者金融は「4.5%~18.0%」が基本
- 銀行カードローンは「4.0%~14.5%」が基本
このような点からもわかります。つまり、下限金利・上限金利どちらを見ても、三井住友カード ゴールドローンの金利は圧倒的に低いということです。
もちろん、消費者金融の方も銀行カードローンの方も、それぞれのブランド・銀行によって金利が違うので、これはあくまで目安です。しかし、大体このくらいになるということ。そして、その目安金利と比較した時、三井住友カード ゴールドローンはダントツで安いというわけですね。
継続利用するほど、金利が下がっていく
三井住友カード ゴールドローンの金利のもう一つのメリットとして、毎年0.3%ずつ金利が下がっていくということがあります。もちろん、永遠に下がり続けたら、塩をかけられたナメクジのように、いつかは消滅してしまいます。
(マイナスの金利になったら、借りているこちらが利息を受け取ることになりますね。笑)
ということで、四年間だけという制限はありますが、0.3%ずつ4年間なので「最大で1.2%、金利が安くなる」ということなんですね。
そうして金利が安くなったら、三井住友カード ゴールドローンの実質年率は最高(ある意味最低)で、「2.3%~8.6%」になる、ということなのです。多くの人の場合、適用されるのは「上限金利」の方なので、つまり8.6%まで下がるということですね。
なので、三井住友カード ゴールドローンでこれを読んでいる人が借り入れをする場合、金利は「9.8%~8.6%」になる、と考えて下さい。
290万円以下の借り入れだと、上限金利になる
先ほど「ほとんどの人の借り入れの場合、上限金利が適用される」と書きましたが、これを具体的に説明しましょう。キャッシングの金利というのは、借入総額が小さいほど高くなるというルールなので、ほとんどの人がする「少額借り入れ」の場合、適用されるのはほぼ必ず上限金利なんですね。
そして、普通の大手の銀行カードローン・消費者金融の場合100万円以下の借り入れだと、上限金利というルールになっているのですが、三井住友カード ゴールドローンの場合、この金額が普通より大きくて290万円までとなっています。
当然ですが、290万円までキャッシングする人も、できる人もいないので、大部分の人には三井住友カード ゴールドローンの金利は上限金利以外、まったく関係ないということなのです(三井住友カード ゴールドローン以外でも、大体同じですが)。
なので、先の実質年率の説明で「上限金利だけ見ておけばいい」ということを書いたわけですね。この金利の見方は、消費者金融・銀行カードローンだけではなく、クレジットカードなどの見方でも同じなので、覚えておいて損はないでしょう。
その他の借入金額の時の適用金利は?
大部分の人には関係ない金利(少し失礼)ですが、その他の借入金額の時の適用金利も見てみましょう。三井住友カード ゴールドローンでは、借入金額ごとに下のような適用金利となっています。
- 290万円以下…9.8%(実質年率)
- 300万円~490万円…7.8%(実質年率)
- 500万円~690万円…4.5%(実質年率)
- 700万円…3.5%(実質年率)
「この中間の金額はどうなるのか?」と思う人もいるかも知れません。「290万円」と「300万円」の中間などですね(たとえば295万円など)。
こういう中途半端な金額については、三井住友カード ゴールドローンでは融資していません。つまり、「290万円」か「300万円」のどちらかになるわけです。
もちろん、これは「三井住友カード ゴールドローン側から与えられる極度枠」であって、その限度枠の中で実際にいくら借りるかは、自分の自由です。なので「300万円」の借入枠をもらって、それで「295万円」という中途半端な金額をキャッシングしても良いのですが、とりあえず最高借入可能金額の枠自体は、中間の金額がないということです。
(そもそも、中間の金額が必要なら、1円単位や100円単位の設定も必要になる、ということですからね)
300万円以上の高額借入は、基本的にできない
そして、上のように借入金額ごとの適用金利を書いたものの、これまで書いてきた通り、普通の人がこのような高額キャッシングをすることは基本的に不可能なんですね。不可能だし、する必要も本来ないし、しない方がいいということです。
そして、300万円以上の借り入れがなぜできないのかと言うと、理由を箇条書きすると下のようになります。
- 三井住友カード ゴールドローンは「信販系」の会社である
- 信販系の会社は「貸金業法第13条の2第2項の規定」の対象になる
- 貸金業法第13条の2第2項の規定の対象なので「年収の3分の1まで」しか借りられない
- つまり、300万円借りるには「年収900万円」が必須になる
年収900万円といったら「年収1000万円まであと一歩」という「高額所得者」です。もちろん、こういう人もいることはいるでしょうが、基本的に三井住友カード ゴールドローンで借り入れする人では、少数派だといえます。
(正確には、三井住友カード ゴールドローンだと他の銀行カードローン・消費者金融よりもそうした方が多いのですが、全体的にはやはり年収900万円以上の人は少ないでしょう。)
ということで、ここまで何度も「三井住友カード ゴールドローンの融資では、上限金利以外の金利は関係ない」と書いてきたわけですね。そして、その上限金利が三井住友カード ゴールドローンは非常に安いので、多くの人にとって低利息で借りられる借入先のナンバーワンとなっているのです。
金利引き下げは、返済の遅延がないことが条件
上で「毎年0.3%ずつ金利が下がっていく」という三井住友カード ゴールドローンのサービスについて書きました。これは当然ですが一定の条件があって返済の遅延がないこととなっています。正確に書くと下の通りです。
- その年、1回でも遅延・延滞があったら、翌年も同じ金利が適用される
これが基本ルールで、さらに―。
- 一度「金利引き下げ」が適用された後でも、「年間2回以上」の延滞・滞納があったら、「引き下げの取り消し」になり「最初の金利」に戻る
つまり、簡単に書くと下の通りです。
- 遅延1回…翌年も同じ金利
- 遅延2回…今までの引き下げも取り消し
逆に言えば遅れずに返済さえしていれば、順調に1.2%まで下がるということですから、非常にいいサービスなのです。
また、これは三井住友カード ゴールドローンに限った話ではありませんが、「延滞・滞納をしないのは、誰より自分のため」でもあります。当然ですが、遅延・滞納をすればするほど、遅延利率が適用されて、余計な延滞損害金をたくさん払うことになるわけです。どう考えても「遅延・延滞は、自分のためにしない方がいい」わけですね。
なので、三井住友カード ゴールドローンで借り入れをする時も、金利引き下げを適用されるためだけではなく、あくまで遅延損害金を払わんで済むように遅延・延滞せずに利用するようにして下さい。
三井住友カード ゴールドローンの遅延利率は?
返済の延滞・滞納の話になったので、ついでに遅延利率についても話ましょう。返済で遅延・延滞した時に適用される「延滞利率」は、三井住友カード ゴールドローンでは年率20%で、これは大手の銀行カードローン・消費者金融でも共通する遅延利率です。
遅延利率の計算は少々複雑ですが、ポイントをまとめると、下のようになります。
- 遅延した日数の分だけ、適用される
- 「通常の金利」とは別に、計算される
- つまり、通常金利の「9.8%」の分は、別にかかる
- それにプラスしてさらに「20%」の延滞利率がかかる
- つまり、遅れている日数の金利は「29.8%」となる
本来の三井住友カード ゴールドローンの金利の3倍以上になる…ということですね。
当然ですが、これは金銭的に大損ですし、利息面だけでなくクレジットヒストリーに傷がつくという点でも問題があります。クレジットヒストリーにこうした事故情報・異動情報が残ると、「その後、高還元率のクレジットカードなどの申し込む」という時でも不利になるので「もうお金を借りることがない人」でも、厄介なことになるのです。
なので、そうした自分の個人信用情報を汚さないためにも、返済の延滞・滞納は、三井住友カード ゴールドローンでもどこでも決してしないようにして下さい。
カードレスだったら、さらに0.6%低金利になる
三井住友カード ゴールドローンには「カードレスタイプ」もあります。三井住友カード ゴールドローンカードレスというものですが、こちらを利用する場合、上限金利はさらに0.6%も安くなります。
通常の三井住友カード ゴールドローンの上限金利は、ここまで書いてきた通り、「9.8%」ですが、これが「9.2%」になるわけですね。もともとかなり安い上限金利ですが、それがさらに0.6%も低金利になる…ということです。
そして、遅延・延滞しなければ、毎年0.3%ずつ安くなるというルールも、適用されます。つまり、そうして延滞・滞納なしで4年間利用したら、この三井住友カード ゴールドローンカードレスの上限金利は、「8.0%」まで下がる…ということなんですね。
このように、ただでさえ低金利な三井住友カード ゴールドローンが、さらに低利息で利用できるので、ローンカードがなくても困らない、という人の場合は、このカードレスタイプを利用することもおすすめします。
ローンカードがないと、どうなるのか?
カードレスというのは「ローンカードが発行されない」ということ。そして、ローンカードがないと、三井住友カード ゴールドローンの利用はどのようになるのか。箇条書きすると下のようになります。
- コンビニの提携ATM・提携銀行のATMでの借入・返済ができない
- ネットが使えないと不便
このようなことになります。逆に言えば、パソコン・スマホなどでネットを使える人であれば、カードレスで問題ないわけですね。
実際、私が一時期、1年の半分以上を海外で過ごしていた時も、当然ながら、日本のクレジットカードの返済を、提携ATMですることはできませんでした。
(日本のクレジットカードでも、海外でキャッシングすることはできますが、返済はできませんからね)
しかし、それは毎月の口座振替を待ったり、どうしても返済したい時は―。
- 事前にクレジットカード会社に電話する
- 電話で伝えた通りの金額を、指定された口座に振り込む
このようなやり方で臨時返済できました。確かに、提携ATMで任意返済するのと比較したら、少々不便かも知れません。しかし、これは「普通の、ローンカードが発行されるクレジットカード」の場合です。
カードレスは、振り込みでの返済がしやすい
私のクレジットカードは通常のクレジットカードなので、利用者の手元にカードがあるということを想定しています。カードが手元にある場合、当然普通にコンビニ・提携銀行のATMで返済した方がいいので、銀行振込による返済は、不便になっているのです。
(私だって、海外にいるとかカードを紛失しているという特殊な状況でなければ、こんな面倒な返済はしないですからね)
しかし、三井住友カード ゴールドローンカードレスのような「ローンカードが利用者の手元にない」ことが前提のキャッシングの場合、当然、振り込みによる返済は、かなりしやすくなっています。
ということで、臨時返済する時でも、このような不便を感じることはありません。小まめに臨時返済したい人でも、安心して利用できるでしょう。
9.8%だと、1ヶ月の利息はいくらになるのか?
実質年率9.8%という三井住友カード ゴールドローンの上限金利だと、1ヶ月に支払う利息はいくらになるのか。これについて、計算方法も合わせて書いていきましょう。
(実質年率という数字の意味は、実際に計算した方がわかりやすいですからね)
実質年率から、1ヶ月の利息を計算する方法(流れ)は、箇条書きすると下のようになります。
- 「10万円」を借りたとする
- 「年率9.8%」ということは、1年で「10万円の9.8%」の利息が発生する
- 10万円の9.8%は「9800円」である
- つまり「1年で9800円」の利息
- ということは、1ヶ月の利息は「9800円÷12」
- これは約「820円」
よって、三井住友カード ゴールドローンで10万円を1ヶ月借りた時の利息は、820円ということです。
借入金額ごとの1ヶ月の利息を一覧にすると?
「10万円」で820円ということは、借入金額が増えたらこれを掛け算していけばいいわけです。以下、一覧にすると下の通りです。
- 10万円…820円
- 20万円…1640円
- 30万円…2460円
- 40万円…3280円
- 50万円…4100円
そして、三井住友カード ゴールドローンで初めてキャッシングする時の限度枠は最低でも50万円からなので、最初にフルまで借りた場合の利息は、4100円…ということです。
もちろん、フルまで借りる必要はありません。もらった借入枠は50万円でも、必要な金額だけ、たとえば10万円などの少額を借りてもいいのです。
なので、あくまでもらった限度枠でマックスまで借りたら…という話ですが、その場合は「1ヶ月4100円」の利息になります。(その他の金額については、上の一覧を参考にしてみて下さい)
消費者金融・銀行カードローンの月の利息は?
ついでに、上に書いた三井住友カード ゴールドローンの1ヶ月当たりの利息がどれくらいのレベルなのか、大手の銀行カードローン・消費者金融の1ヶ月の利息と比較してみましょう。
まず、消費者金融の金利は実質年率18%なので、1ヶ月当たりの利子は下のようになります。
- 10万円…1500円
- 20万円…3000円
- 30万円…4500円
- 40万円…6000円
- 50万円…7500円
50万円の時の、三井住友カード ゴールドローンの利息は「4100円」だったので、大手の消費者金融の方が3400円も高い…ということなんですね。
こうして具体的な金額で比較してみると、いかに三井住友カード ゴールドローンの金利が、消費者金融・銀行カードローンと比較して安いかわかるでしょう。続いて、銀行カードローンとも比較してみます。
銀行カードローンの利息と比較すると?
銀行カードローンの平均的な実質年率は「14.5%」です(上限金利の場合)。そして、これだと借入金額ごとの1ヶ月の利息は下のようになります。
- 10万円…1200円
- 20万円…2400円
- 30万円…3600円
- 40万円…4800円
- 50万円…6000円
これだと、三井住友カード ゴールドローンとの利息差は、やや小さくなるというのがわかるでしょう。50万円の借り入れの時で―。
- 三井住友カード ゴールドローン…4100円
- 大手の銀行カードローン…6000円
このようなことですからね。三井住友カード ゴールドローンの方が、2000円近く安くなっています。消費者金融の時と比較すると、こちらの方が大差はなくなっていますが、それでも三井住友カード ゴールドローンの方が低利息なのは確かです。
このように、大手の消費者金融と比較しても、大手の銀行カードローンと比較しても、三井住友カード ゴールドローンはやはり小さい利息で借りられるということですね。そのため、キャッシングはしたいけど、利息はあまり払いたくないという人には、三井住友カード ゴールドローンでお金を借りることをおすすめします。
以上、三井住友カード ゴールドローンの金利について、実質年率・金利引き下げのサービス・消費者金融&銀行カードローンとの比較…など、多方面からまとめてきました。繰り返し書いている通り、メジャーな借入先の中で、一番低利息で借りられる所なので、できるだけ低利子でキャッシングしたいという人は、ぜひ検討してみてください。