30日無利息・180日間無利息など無利息制度を賢く利用!
最近のキャッシングローン業界では、低金利化が進むだけでなく多様なサービスも投入されるようになりましたね。その中でも利用者にとって非常に有難いのが無利息サービスではないでしょうか。
しかし、ローンと未契約の方や契約したばかりの方などでは無利息サービスがどんなものかわからず利用できるチャンスを失っているかもしれませんね。
今回は無利息サービスをよく知らない方のために、サービスの内容、無利息の期間、無利息サービスを提供しているローン、などを説明することにしましょう。
キャッシングローンの無利息サービスとは
キャッシングローンの無利息サービスとは主に一定期間だけを対象として金利をゼロ、つまり利息をゼロにするサービスのことといってよいでしょう。
例えば、あるキャッシングローンから100万円を年率17%の金利で30日間借りた場合、その利息は100万円×0.17÷365日×30日間=約13,973円かかります。
もしこの借入に対して30日間の無利息サービスが適用されるとしたらその13,973円の利息は支払わなくて済むというわけです。
このように1回の返済期日で全額返済すれば利息の負担なしにお金を借りることができますが、何回かで返済する場合でも最初の1カ月分の利息はタダで1回分の元金をまるまる減らすことができるというメリットもあるのです。
低金利のローンを探して審査に通ることに注力することも重要ですが、この無利息サービスを上手く活用できるように検討することも必要ではないでしょうか。
なお、この無利息サービスを提供しているローンはあまり多くなく、また利用対象者がかなり限られていることも多いので、自分が利用できるかどかその無利息の条件をよく確認しておく必要がありますね。
無利息サービスを提供しているローンとその内容
無利息サービスを提供しているキャッシングローンは少ないですが、大手消費者金融会社ではプロミスとアコム、中堅の消費者金融会社ではノーローンが挙げられるでしょう。
銀行などの金融機関で提供しているところはほとんどなく、レイクを吸収した新生銀行くらいしか見当たりませんね。そのことからも無利息サービスは希少なサービスといえるのではないでしょうか。
アコムの無利息サービスの利用条件は、アコムと初めて契約する方が対象となっており無利息期間は最大30日間です。
契約日の翌日から30日間が無利息の適用期間であり、「借入日の翌日」でないので勘違いしないように注意しておきましょう。
ノーローンの場合、利用対象者の条件は特になく会員ならだれでも利用でき、何度でも利用できるという点が大きな特徴です。ただし、無利息期間は1週間となっており、他のローンよりもかなり短いですね。
借入日の翌日から7日間が無利息となり、8日目から超過した日数分だけ利息がかかるというルールになっています。無利息サービスが適用された後に借入を完済すれば翌月以降で再度1週間無利息が利用できるようになるのです。
短期間で返済出来る借入の場合には強力な支援になりますが、無利息期間が短いので中長期の返済になる場合は適していないかもしれませんね。
レイクの利用条件はレイクと初めて契約する方が対象となっており、無利息期間は最大30日間と180日間の2つのタイプがあります。
180日間のタイプは契約額が200万円までの方が対象で5万円までの借入額が期間中何度でも無利息になります。一方、30日間のタイプは契約額が500万円までの方が対象で、無利息の対象額は500万円までです。
なお、レイクも無利息の適用開始が契約日の翌日から開始からになるので注意しておきましょう。
ローン名 | 無利息サービスの期間 | 利用限度額(最大) | 金利 |
---|---|---|---|
プロミス | 30日間 | 500万円 | 4.5%~17.8% |
アコム | 30日間 | 500万円 | 4.7%~18.0% |
ノーローン | 1週間 | 300万円 | 4.9%~18.0% |
レイク | 30日間又は180日間 | 500万円 | 4.5%~18.0% |
プロミスの2種類の無利息サービス
プロミスは先ほど紹介したローンとは若干異なるタイプの無利息サービスを提供しています。
プロミスには2種類の無利息サービスがあります。一つはプロミスと初めて契約する方を対象とするタイプ、もう一つはプロミスのポイントサービスを貯めてそのポイント数で利用するタイプの2タイプが用意されているのです。
初回利用者限定のタイプはその利用者の中でEメールアドレスを登録してWEB明細を利用することが条件となっていて、最初の借入の翌日から30日間が無利息になるというものです。
この場合、初回借入日の翌日から30日以内なら追加の借入分も無利息になるのです。例えば、初回に10万円を借入、7日後に5万円、さらに7日後に10万円借入する場合、合計25万円は利息がゼロ円になるというわけです。
また、返済後でもその30日以内なら返済後にまた借入しても無利息になるので大変得ですね。
ポイントサービスによる無利息のタイプはプロミスのインターネット会員サービスの利用で貯めたポイントを使って実行できる無利息サービスなのです。
プロミスでは多様なネットサービスが用意されており、それらを利用すると一定のポイントを貯められるようになっています。
そのポイントを一定期間の無利息サービスに利用するのがこのタイプの特徴ですね。具体的なポイントの利用としては、250ポイントが7日間、400ポイントが15日間、700ポイントが30日間の無利息が適用されるようになっています。
以上のようにプロミスでは初回利用者だけでなく既存の利用者もポイント次第で何度でも利用できる無利息サービスが提供されているので使わないと損しますね。
無利息サービスで失敗しないための注意点
無利息サービスを上手く使いこなすにはその特徴を把握してリスクとなる点に注意した利用を行う必要がありますね。ここではその注意点を紹介しましょう。
今まで確認してきた無利息サービスの特徴として、1週間や30日間といった期間の無利息期間が多い、180日間の場合は5万円までが限度、無利息期間の開始が契約日の翌日から、といった点が挙げられます。
第一に無利息期間が比較的短期間である点に注意して利用する必要があります。無利息期間を過ぎれば契約した通常の金利が適用されることになるので、特に期間が短く金利の高いローンの場合は的確な管理が必要ですね。
レイクには180日間という長期の無利息サービスがありますが、無利息の対象となる借入額が5万円までで超過分については通常金利が適用されることになります。
そのため借入れる金額によっては180日間より30日間のほうが利息の軽減に繋がることもあるので計算して確かめないと損するかもしれませんよ。
例えば、100万円を金利18%で借りた場合、30日間の無利息の利息軽減額は単純計算すると約14,795円、180日間の無利息タイプの利息軽減額は約4,438円となり30日間タイプのほうがお得ですね。
最後は無利息期間の適用開始時点についてです。利用者の中には無利息期間の開始が「借入日の翌日から」と勝手に判断してしまうケースが少なからずみられるのですが、アコムレイクは「契約日の翌日から」なので要注意です。
「契約日の翌日から」なのに「借入日の翌日から」と勘違いしてしまい、借入日が遅くなればその分だけ無利息期間が未利用で消化してしまうかもしれないのです。
「契約日の翌日から」のタイプを利用する場合は、できるだけ契約した当日や翌日など早めに借入しましょう。できない場合はプロミスのタイプがオススメとなりますね。