ノーローンのおまとめローン「かりかエール」の金利・審査は?アイフル・プロミスの方がおすすめ?

ノーローンのおまとめローン「かりかエール」の金利・審査は?アイフル・プロミスの方がおすすめ?

ノーローンにはおまとめローンもあります。なので、多重債務の一本化をすることも可能ですが、

  • 上限金利・下限金利ともに、低金利ではない
  • 上限金利ならアイフルのおまとめMAXが低金利で、
  • 下限金利ならプロミスのおまとめローンが低金利
  • なので、あえてノーローンで一本化するメリットは、あまりない

というのが結論になります。以下、詳しくまとめていきます。

ノーローンのおまとめ金利は?

ノーローンのおまとめローンの金利は、実質年率で「12.0%~18.0%」となっています。で、これは、

  • 上限金利では、アイフルの「15.0%」に大差がついているし、
  • 下限金利でも、プロミスの「6.3%」に、やはり大差をつけられている

ということで、どちらの金利を見た場合でも、あまり低金利とはいえないんですね。

上限金利・下限金利の意味は?

で、この上限金利・下限金利の意味は何かというと、キャッシングの知識がある人は知っているでしょうが、

  • 上限金利…少額の時に適用される
  • 下限金利…最高融資枠近くまで借りた時に、適用される

という風になっています。要は、

  • 上限金利…少額
  • 下限金利…高額

という違いですね。で、それぞれノーローンよりもアイフル・プロミスのおまとめローンの方が低金利なので、

  • 少額…アイフル
  • 高額…プロミス

が、それぞれいいということです。ノーローンとアコムのおまとめローンは、残念ながら特にここで借金の一本化をするメリットがないというのが、率直な見方なんですね。

ノーローンで借金の一本化をするメリットは?

では、ノーローンで多重債務の一本化をするメリットはまったくないのか―。というと、これは実はあります。箇条書きしていくと、

  • すでにノーローンで借り入れしている人であれば、
  • その借り入れの期間中に延滞・滞納していないなら、
  • 借入実績がある(しかも良好)ということで、
  • おまとめローンの審査でも有利になる(審査に通りやすくなる)

ということです。つまり、要は「すでに借りている人は、審査に通りやすくなる」ということですね。

このメリットはアイフル・プロミスでも同じである

ただ、少々水をさすようですが、このメリットは、別にノーローンやアコムのおまとめローンだけではなく、アイフル・プロミスのおまとめローンでも、全く同様にあるわけです。なので総合的に見ると、やはりノーローンのおまとめローンより、アイフル・プロミスの方が有利…という結論になります。ただ、

  • それは「総合的」に見た場合であって、
  • つまり「万人向け」の結論である
  • 「ノーローンで借りている人向け」の結論としては、
  • 「審査に通りやすいのはノーローン」となる

ということは指摘できます。なので、こうした方(ノーローンで良い借入実績を残している方)であれば、金利など関係なく、ノーローンで借金の一本化をした方がいいというケースもあるでしょう。

実際の利子総額はどのくらい変わるのか?

それぞれの消費者金融のおまとめローンの金利の違いは、先に書いた通りです。では、これは実際の利子総額に換算すると、どのくらいの違いになるのか。たとえば「100万円」の一本化をしたとして、まずは上限金利から比較してみましょう。

大手の消費者金融のおまとめローンの上限金利を一覧にすると、下のようになります。

  • アイフル…15.0%
  • プロミス…17.8%
  • アコム…18.0%
  • ノーローン…18.0%

という風です。ノーローン・アコム・プロミスの3つの消費者金融は、アイフルの上限金利に大差をつけられているということですね。で、実際の利子総額を計算すると、まずノーローンの場合、

  • 100万円を1年借りた時、
  • その「18%」が利息として発生する
  • だから「1年で18万円」となる
  • 1ヶ月で、大体「1万5000円」

という風です。で、アイフルはというと、

  • 1年間で、100万円の「15%」の利息が発生する
  • つまり「年間15万円」である
  • 1ヶ月だと、大体「1万2000円」となる

ということ。で、最後にプロミスですが、

  • 「17.8%」なので、
  • 1年間で「17万8000円」
  • ノーローン・アコムよりも「2000円」安いだけ
  • 1年間で2000円安いということは、
  • 月間だと、180円程度
  • なので、大体「月1万4800円」

となるわけです。すべて概算ではありますが、再度一覧にすると、100万円の一本化をした時の、1ヶ月の利息が、

  • アコム・ノーローン…1万5000円
  • プロミス…1万4800円
  • アイフル…1万2000円

となるわけですね。なので、ノーローン・アコムとプロミスについては、ほとんど差がないわけです。100万円借りて、200円の差ですからね。

で、アイフルについては少々差が出ます。月3000円違うということは、年間に換算すると、3万6000円となるわけですから、かなり大きいでしょう。

もっとも「100万円」という高額での話なので「それにしては利息差が小さい」という見方もあるかもしれませんが…。何はともあれ、「上限金利」の違いを実際の利子総額に換算すると、このようになります。


それと、補足をしておくと、ここではわかりやすく「100万円」としましたが、本当は「100万円から適用金利が下がる」ことが多いので、こうはならないケースが普通です。なので「99万円」の時だと思ってください。(99万円だったら、法定金利は変わらないので)

下限金利だと、実際の利子総額でどのくらいの違いになるか?

今度は、下限金利の方で比較してみましょう。

  • 大手の消費者金融のおまとめローンは、
  • ノーローンも含めて、みんな最高借入枠が300万円である
  • ということは、「300万円」で下限金利になる可能性が高い

ということです。なので、今度は「300万円を1ヶ月借りた時の利息差」を計算します。まず、最初に下限金利を一覧にすると、

  • プロミス…6.3%
  • アコム…7.7%
  • ノーローン…12.0%
  • アイフル…12.0%

…という風になっています。上限金利の時と違い、こちらの方がランダムにばらついていますね。で、それぞれの利息を計算します。まずプロミスから書くと、

  • 300万円の「6.3%」が、年間で利息となる
  • 300万円の1%は「3万円」である
  • その六倍なので、18万円はまず確定
  • 次に「0.1%」だと、3000円である
  • その3倍なので、9000円
  • よって「18万9000円」

というのが、プロミスのおまとめローンの年間の利息です(月間の方は後で出します)。

で、今度は二番目に低金利なアコムで計算すると、

  • 300万円の「7.7%」なので、
  • 3万円の7倍で「21万円」は確定
  • 3000円の7倍なので、2万1000円も確定
  • 両者を合計して23万1000円

…というのがアコムのおまとめローンの利息(借入総額300万円の時)です。(あくまで概算ですが)

で、最後にノーローンとアイフルを見ると、

  • 300万円の「12.0%」なので、
  • 10%は、「30万円」
  • 2%は「6万円」
  • 合計で「36万円」

という風になります。で、年間の利息をもう一度一覧にすると、

  • プロミス…18万9000円
  • アコム…23万1000円
  • ノーローン……36万円
  • アイフル…36万円

という風になります。最高借入限度額の300万円で借り入れの一本化をした時、という計算なので、高額の利息になっていますが、このケースだと、このくらい違う…というわけですね。

ちなみに、これは「年間利息」なので、「月間利息」になおしてみると、

  • プロミス…約1万5000円
  • アコム…約2万円
  • ノーローン……約3万円
  • アイフル…約3万円

となります。これもざっとの概算ですが、「かなり違う」というのがわかるでしょう。比率でいうと、

  • プロミス…3
  • アコム…4
  • ノーローン…6
  • アイフル…6

ということで、ノーローン・アイフルの利息は、プロミスの2倍で、アコムの1.5倍ということになります。って、計算して気づきましたが、金利が最初からその比率なので、当たり前でしたね(笑)。

何はともあれ、下限金利で比較するとこのくらい違いということです。なので、特に高額の借り入れの一本化をする場合は、

  • 現時点の借り入れなどの条件をなしにしたら、
  • ノーローンよりプロミスの方が、断然いい

…ということですね。あくまで金利面・利息面だけに着目した場合ですが、低金利で借り入れの一本化をしたい…と考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

銀行カードローンでのおまとめと比較すると?

ここまでは、消費者金融のおまとめローンとノーローンで比較してきました。今度は、銀行カードローンで借り入れの一本化をするケースと比較してみましょう。最初にポイントをまとめると、

  • 銀行カードローンは「おまとめローン」は提供していない
  • しかし、おまとめ専用のコース・プランがないだけで、
  • もともと「通常のキャッシング」が総量規制の対象外なので、
  • 普通のキャッシングで、そのまま借り入れの一本化ができる

というようになっています。ありとあらゆるキャッシングの情報サイトで書かれている説明なので、キャッシングの知識がある人だと「もう見慣れた」感じが満載かも知れませんが、何はともあれ、こういう風になっています。要は銀行にはおまとめローンはないけど、普通のキャッシングで、どこでも大丈夫だよということですね。

特におまとめに積極的な銀行カードローンは?

で、ルール的にはどの銀行カードローンでもOKなのですが、当然、

  • おまとめに積極的な銀行カードローン
  • そうでない銀行カードローン

の両方があります。おまとめに積極的な銀行カードローンを一覧にすると、

  • みずほ銀行
  • 楽天銀行
  • イオン銀行
  • オリックス銀行

などが、その筆頭として挙げられます。特にこの中で多重債務の一本化で一番おすすめなのは楽天銀行スーパーローンです。楽天銀行スーパーローンが借り入れの一本化でおすすめと言える根拠を、書いていきます。

なぜ楽天銀行スーパーローンがおすすめなのか?

最初に箇条書きすると、

  • 初回30日間無利息で借りることができる(基本的に)
  • そして、通常金利も安い
  • なので、最初の1ヶ月で「他の銀行カードローンよりも利子総額が安くなった分」を、
  • 他の銀行カードローンが埋めることができない
  • イオン銀行・みずほ銀行だったら埋められるが「23ヶ月」程度かかる

ということです。もっと簡単に書くと、

  • 初回30日間無利息で借りられて、
  • 最初の2年間は、
  • 一番低利息

ということです。以下なぜ、2年間程度は他の銀行カードローンが利子総額で追いつけないと言えるのか、その計算・シミュレーションを説明します。

楽天銀行の初回30日間無利息の威力を、計算する

威力というと小学生っぽいですが(笑)、たとえば「10万円」の借り入れを一本化したとしましょう。正確には、多重債務の一本化でこのような少額はありえないのですが、計算をしやすくするために、こうします。

  • イオン銀行…約1150円
  • みずほ銀行…約1150円
  • 楽天銀行…約1200円
  • オリックス銀行…約1500円

という風です。で、この時点で、オリックス銀行カードローンはもう、比較にならないというのがわかるでしょう。もともとの金利がこのように楽天銀行より高い上、楽天銀行スーパーローンには「初回30日間無利息」もあるわけですから。

(オリックス銀行カードローンでも期間限定で利息キャッシュバックはありますが、期間限定である以上、安定しているのは楽天銀行スーパーローンの初回30日間無利息の方ですからね)

ということで、オリックス銀行はこの比較から除外します。で、改めて見ると、

  • みずほ銀行…約1150円
  • イオン銀行…約1150円
  • 楽天銀行…約1200円

という風になっているわけです。みずほ銀行・イオン銀行と楽天銀行の1ヶ月の利息差は「50円」です。で、最初の1ヶ月は楽天銀行スーパーローンが初回30日間無利息なので、

  • 楽天銀行…0円
  • みずほ銀行…1150円
  • イオン銀行…1150円

ということで、楽天銀行スーパーローンが「1150円リードする」となるわけですね。で、この1ヶ月でついた利息差を、

  • みずほ銀行・イオン銀行が、
  • 二ヶ月目から、50円ずつ縮めていく

という展開になるわけです。そして、1150円を50円ずつ縮めるには、どのくらいの月数がかかるか計算すると、

  • 1000円…20ヶ月
  • 100円…2ヶ月
  • 50円…1ヶ月

ということで、合計すると「23ヶ月」となるわけです。つまり「1年11ヶ月」ですね。ほぼ二年です。こうした計算から、楽天銀行スーパーローンで初回30日間無利息で借りると、他の銀行カードローンに追いつかれるまで、2年間あると言えるわけです。

で、ということは「2年間で完済できるなら、すべての銀行カードローンの中で、楽天銀行で借りるのが一番いい」ということなんですね。


で、ここまでの説明を読んでいて、

  • これは通常のキャッシングの金利では?
  • おまとめローンの時は違うのでは?

と思った人もいるかも知れません。しかし、先に書いた通り、

  • 銀行カードローンにおまとめローンはない
  • 通常のキャッシングを、そのまま借り入れの一本化に使う
  • だから、おまとめローンの金利というのは、
  • 要するに「普通のキャッシング」の金利である
  • だから、上の比較がおまとめ金利の比較でも、そのまま通じる

ということなのです。なので、多重債務の一本化をする方であっても、それを2年間で完済する自信がある…あるいはそういう予定である、という方であれば、「楽天銀行スーパーローンで借り入れの一本化をするのが一番」ということになるわけです。

新生銀行カードローン・レイクのおまとめローンと比較すると?

ノーローンと同じ新生銀行系ということで、新生銀行カードローン・レイクのおまとめローンとも比較してみましょう。新生銀行カードローン・レイクは他の銀行カードローンとは違い、「借換プラン」という、おまとめ専用のコース・プランを持っています。で、この金利ですが、「13.0%~17.0%」ということで、少々高い金利になっています。

これをノーローンと比較すると、まず上限金利では、

  • ノーローン…18.0%
  • 新生銀行レイク…17.0%

…というように、新生銀行カードローン・レイクの方が低金利になっています。で、こ難易度のは下限金利で比較すると、

  • ノーローン…12.0%
  • レイク…13.0%

というように、今度はノーローンが低金利になっています。そして、最高借入枠は両方300万円で同じとなっています。なので、

  • 少額の時…新生銀行カードローン・レイクがいい
  • 高額の時…ノーローンがいい

という風になります。ただ、どちらにしても、アイフルやプロミスのおまとめローンと比較すると、やはりどちらでもアイフル・プロミスの方が低金利になります。なので、

  • 新生銀行カードローン・レイクにしても、ノーローンにしても、
  • どちらのおまとめローンも、金利だけで見ると、
  • 特に利用するメリットはない…

と考えていいでしょう。やはり「すでに借り入れをしていて、審査に通りやすい」というメリットがある時のみ、利用することをおすすめします。審査に通りやすくなるだけでなく、「審査時間が短縮される」というメリットもありますしね。

おまとめローンで一本化する時のデメリット・注意点

これはノーローンで借り入れの一本化をする時だけでなく、楽天銀行スーパーローンでも、あるいはプロミス・アイフルでも、どこで一本化する場合でも同じなのですが、おまとめローンにも、当然デメリットはあります。ここでは、そうした「おまとめローンのデメリット・注意点」について書いていきます。まず簡単に一覧にすると、

  • 過払い金の返還請求が不可能となる
  • 返済期間が延長されると、最終的な利息総額が多くなることもある

という2つが、主なデメリット・注意点です。以下、これらについて詳しくまとめていきます。

なぜ、過払い金の返還請求ができなくなるのか?

ノーローンにしても他の借入先にしても、なぜおまとめローンで借金の一本化をするという「良いこと」をしたのに、過払い金の返還請求ができなくなるのか―。この理由は、

  • おまとめローンというのは、
  • 個別の業者で「全額返済」するだけではなく、
  • 全額返済した上で、解約もしなければいけない

…というのが前提。そして、

  • 解約したキャッシング業者に対しては、
  • 過払い金の返還請求はできない…というルールになっている

ということです。これは何となくわかるでしょう。

  • 解約をしたというのは、
  • キャッシングでも普通の契約でも、
  • 「これで、あなたとの付き合いは終わりです」という意味だから、
  • その後の何かの請求に応じる必要はない

ということです。なので、解約したキャッシング業者に対しては、過払い金の返還請求ができなくなるというのは、誰でも納得できるかと思います。で、納得しにくいのは、

  • 何で「全額返済」するだけではだめで、
  • わざわざ「解約」までする必要があるのか?

ということでしょう。疑い深い人だと過払い金の返還請求をされたくないから、消費者金融の側が、そういうルールにしているのでは?と思うかも知れません(確かに、なかなか面白い指摘ではあります)。

ただ、この理由は、「借り入れの一本化の仕組み」を理解していただくと、納得できます。以下、その「借金の一本化のメカニズム・やり方」を解説していきましょう。

借り入れの一本化のやり方は、どうなっているか

多重債務の一本化の仕組みは、箇条書きしていくと、下のようになります。

  • たとえば「A社・B社・C社」の3社で借りているとする
  • で、これを「D社」で一本化するとする

というのが始まりです。で、

  • A社にその希望を伝える
  • A社は歓迎する

で、A社はこう語るわけです。

  • 「はい、私どもとしても、一本化されるのは歓迎でございます」
  • 「では、D社様に、借入残高の30万円を移すので、」
  • 「D社様から、30万円お振り込みください」

…と。で、B社もC社も同じように語ります。つまり、この借り手(山田さんとします)は、

  • おまとめする予定のD社に、
  • A社~C社に「30万円ずつ、振り込んでもらう」必要がある
  • これはつまり、
  • D社から「30万円×3」の借金をする…ということ

です。で「すればいいじゃん」と思うでしょう。実は、ここで問題が発生します。

山田さんは、すでに年収の3分の1まで借りている

キャッシングの知識がある人は知っているでしょうが、キャッシングの世界では、年収の3分の1以上、お金を借りてはいけないというルールがあります。そして、山田さんはもう、「すでに年収の3分の1までキャッシングしている」という状態なのです。

「何で?借りてないかも知れないじゃない」と思うでしょう。しかし、

  • 多重債務になる人というのは、
  • ほぼ99%が、「年収の3分の1まで借りている」
  • だから、こうやって「借金の一本化」をしようとした時点で、
  • もう「D社から、追加で借りることはできない」

となるわけです。これは当然ですよね。多重債務になるような人というのは、大体「年収の3分の1まで借りてから」ようやく借金の一本化をしようと思うものです。

(そのラインまではキャッシング審査を通過できるわけですからね)


…ということで、まとめると、

  • 借金の一本化をするには、
  • 「返済用の資金」を、
  • D社から追加で借りないといけない
  • しかし「総量規制」があるので、
  • その「返済資金の借り入れ」ができない
  • だから「おまとめできない」

ということなのです。で、ここでも「いや、借りないで一本化すればいいじゃん」と思う人がいるでしょう。

借りないで返済できるような、貯金や資産がない

「キャッシングせずに一本化すればいいじゃん」という指摘は、確かにもっともです。しかし、

  • 繰り返すが、多重債務になるような人である
  • 貯金などないし、切り崩せる資産もない
  • また、家族などからお金を借りることも、基本的にできない

という状況なのです。これも、少し想像すれば「確かに、そうだ」と思っていただけるでしょう。で、

  • そうして貯金や家族からの借金もできないなら、
  • やっぱりまた「キャッシング業者から借りる」しかない
  • しかし、先に書いた通り「総量規制」があるので、
  • どこからも借りることができない

ということです。となると、この山田さんはこのまま多重債務の一本化をできずに、多重債務者として一生を終えるということになるのです(いや、一生を終えるかどうかはわかりませんが…)。

これと「解約」は、どうつながるのか?

で、もともと「借金の一本化をするには、個別の業者の解約が必要」という理由を説明しようとしていたのですが、ここに至るまでが少々長いんですね。もうすぐ結論に到達するので、今しばらくお付き合いください。

ここまで話してきた内容をまとめると、

  • 借り入れの一本化をするには、
  • 個別の業者に対して、それぞれ支払いをする
  • その「支払うお金」を、新たな業者から借りる必要がある
  • で、それを借りるために「総量規制」を超える必要がある

ということです。で、総量規制を超えるというのは、要するに「借り過ぎ」の状態なんですね。一時的とはいえ「本来、借りられるはずのない高額」を借りているわけです。

ここまで話している山田さんの例でいくと、

  • A社~C社の3社で、「合計90万円」借りている
  • これらをそれぞれ支払うために、
  • さらにD社から「90万円」を借りた
  • 一瞬とはいえ、「合計180万円」の借金になった

ということです。ですぐに3社に対して支払うので、

  • A社~C社の借り入れは「ゼロ」になり、
  • D社の借り入れの「90万円」だけが残る
  • めでたく、元の「借入総額…90万円」に戻り、
  • 借入件数は「3件→1件」となった

ということです。まず、これが借り入れの一本化の仕組みです。で、ここからがようやく「なぜ、解約が必要なのか」という説明です。

解約しないと、どうなるのか?

もし解約しないままだと、下のようになります。

  • A社…0万円(しかし、30万円借りられる)
  • B社…0万円(上と同じ)
  • C社…0万円(同じ)
  • D社…90万円

…という状態です。つまり、もし山田さんがまたキャッシング癖に目覚めて、借金をしてしまうと、

  • A社…30万円
  • B社…30万円
  • C社…30万円
  • D社…90万円

という風に、「借入総額180万円」に膨れ上がってしまうわけですね。で、こう思う人もいるでしょう。

いや、A社~C社が、山田さんに融資しなければいいじゃん…ということですね。これに答えていくと、

  • 実は、A社~C社は、
  • 山田さんが「借金の一本化」をしたことをしらない
  • D社からの振り込みは「山田さんの名義」でされているので、
  • 普通に山田さんが完済しただけ、…と思っている

というわけです。つまり、

  • 山田さんは、A社やC社にとっては、
  • 「ただ完済しただけ」なのだから、
  • 「またいつでも、30万円まで借りていいですよ」となる

…ということです。上の方に書いた説明では、わかりやすくするために「最初に、借金の一本化の相談をA社~C社にする」という例え話をしましたが、本当はしないんですね。山田さんが借り入れの一本化をすることを知っているのは、D社だけなのです。

ということで、A社やC社からしたら、

  • 山田さんに「追加で貸さない」理由がない
  • だから、山田さんはA社~C社で、「またキャッシングできる」
  • D社から見ると「こいつは、また借金をする危険性がある」

…ということです。(こいつと書くと言葉が悪いですが、わかりやすく言うと、こういう感情です)

なので、D社としては「解約」させないといけない

このように、

  • おまとめローンを使ったのに、
  • それぞれの業者を解約せずに、契約を残している

…という状態は、おまとめローンを提供したD社にとって非常に危険なんですね。D社としては、「A社~C社を、全部解約してくれないと、安心できない」ということです。

で、おまとめローンというのは、先に書いた通り総量規制の対象外という、特別な配慮をしているわけです。そこまでしたわけだから、

  • せめて全部の業者を解約して、
  • D社を安心させてくれないと、困る(D社が)

わけですね。これも一般的な感覚から考えて、当然と言えるでしょう。なので、

  • D社を安心させるために、
  • A社からC社の全ての業者を、
  • 全額返済するだけではなく、
  • 解約して、もう二度と借りられないようにする

ということが必要なわけです。なので借金の一本化をする時は、それぞれの業者を解約しなければいけないというルールになっているわけですね。かなり長い説明になりましたが、これで理解していただけたかと思います。

もっとカンタンに書くと?

長くなったので、もっとカンタンに書きましょう。要するに、

  • Q.何で、一本化では「解約」が必要なのか?
  • A.解約しないと、それぞれの業者で「また借りる」かも知れないから
  • Q.「また借りる」のを、それぞれの業者が許可しなければ?
  • A.それはできない
  • Q.なぜ?
  • A.それぞれの業者(A社~C社)は、借り入れの一本化のことを知らない
  • Q.なぜ知らない?
  • A.D社が「山田さん」の名義で振り込んでいる。つまり、A社~C社にとっては「山田さんが、突然全額返済した」というだけ
  • Q.「D社」の名義で振り込んだら?
  • A.それはできない
  • Q.なぜ?
  • A.A社~C社にとって「不利益」だから
  • Q.なぜ不利益?
  • A.全額返済されたら「もう利息が入らない」し、しかもその売上を「D社が持っていった」ことになる
  • Q.でも「全額返済してもらって、貸し倒れのリスクがなくなった」というメリットもあるのでは?
  • A.その通り
  • Q.だったら、A社からC社にとっても、いいことでは?
  • A.確かに、いい点もある
  • Q.じゃあ、別にD社の名義で振り込んでもいいのでは?
  • A.しかし、今度は「D社の戦略」が、A社やC社に知られることになる
  • Q.戦略とは?
  • A.つまり、全てのおまとめローンでそうやって「D社」の名前を出していたら、「D社は今年、おまとめローンでこれだけの売上を出している」というデータが、A社などに漏れるのと同じことになる。全部は漏れないが、一定の割合が漏れる

…ということです。(また長くなりましたが)こうして突っ込んでいくと、

  • D社にとって、一番安心できるのは
  • A社~C社を、全部解約してもらうことである
  • だから、解約させる
  • だから、一本化では「解約」が必須

ということなんですね。このルールの説明はもともとかなり難しいので、どうしても長くなってしまいましたが、要するにこういうことです。

で、解約したら、もう過払い金の返還請求をできない

で、ここからはもう大丈夫だと思いますが、

  • 解約したら、その業者とはもう「関係ない」ということになるので、
  • 後から過払い金の返還請求をすることはできない

というわけです。なので、おまとめローンのデメリット・注意点の代表的なものとして、過払い金の返還請求の権利がなくなるという点が、よく指摘されるわけですね。どのキャッシングの情報サイトでも、これが大きく指摘されている…というのは、こうしたメカニズムがあるわけです。

返済期間のリスケジュールによって、利子総額が多くなる?

で、もう一つのメリットとして有名?な「最終的な利息総額が多くなる」という点についても解説していきましょう。

(今度は短くなるように、努力します)

箇条書きしていくと、

  • 複数ローンを借りていた
  • ということは、それぞれの返済期間は、当然バラバラだった
  • それを一箇所にまとめた
  • ということは「返済期間の見直し」が必要である
  • これを「リスケジュール」という

…というのはいいいでしょう。ごく当然のことですね。で、

  • こうして返済期間が「変更」になる
  • その時「当初の予定より長くなる」こともある
  • (長くなるとは限らない。短くなることもある)

ということです。変更したわけですから、当然ですね。で、

  • もし「長くなった」ら、
  • 要するに「チンタラ返済する」わけなので、
  • 利子総額は多くなる

ということです。なので、おまとめローンのせいで、最終的な利息総額が多くなるという事態が、起きうるわけです。ただ、わかりやすく「おまとめローンのせいで」と書きましたが、本当は、

  • そもそも「長くなる」とは限らない
  • また長なっても「気づけば」問題ない

ということです。

要は、気づいて早期返済すれば問題ない

このデメリットについては、過払い金の返還請求の時とは違い「本人が気づけば、それで問題なし」となっているわけですね。

  • 知らない人が、
  • 返済期間が長くなったのに気づかず、
  • 「わーい、月々の支払い金額が少なくなった」
  • …と言って喜んでいると、危ない

というだけの話なのです。なので、これはおまとめローンの「デメリット」というよりは「注意事項」だと思ったほうがいいでしょう。フランシス・ベーコンの「知識は力なり」という名言ではありませんが、要は「知っていれば何も問題ない」ということなのです。

そもそも、なぜ気づかないのか?

このデメリット(というか注意点)について、「何で気づかないのか?」と思った人もいるでしょう。この理由は、

  • おまとめローンを使うと「低金利になる」と思っている
  • ↑(確かに、これは事実である)
  • ただ、その「低金利」について、過剰な期待がある
  • そういう人は、月々の支払額が減ったのを見て、
  • 「おお、さすがおまとめローン」と思ってしまう

ということです。つまり「期待バイアス」のようなものですが、期待が大きいせいで、情報を冷静に見ることができないというわけですね。

  • 本当は「返済期間が長なって、支払い金額が減った」だけなのに、
  • おまとめローンの効果で、負担が減った、
  • …と勘違いしてしまう

ということです。たとえばトンカチを持っていると、すべてのものが釘に見えるという例え話もあります。これと同じで、

  • 多重債務の一本化をすると、
  • すべての「支払い金額の軽減」が、「おまとめローンの効果」に見えてしまう

という錯覚が起きる、というわけです。ちなみに、心理学ではこうした錯覚のことを「認知バイアス」といいます。認知バイアスにもいろんな種類があるのですが、これは「期待によって生じる」ということで、「期待バイアス」と呼ぶべきでしょう(そういう単語があったかどうかは忘れてしまいましたが)。

それ以外で、おまとめローンによって高金利になるケース

この「リスケジュール」以外でも、おまとめローンによって「逆に利子総額が高くなる」というデメリットは、たまに書かれています。これを三つ目のおまとめローンのデメリットとして、あげているキャッシングの情報サイトもあります。

結論を書くと、これは間違いではありません。確かに、あることはあります。ただ、

  • それは「理論上、ありえる」というだけであって、
  • そんな間抜けなことをする人は、まずいない

ということです。実際「理論上」というのは、どうやったらそうなるのかを説明します。

どうしたら、「逆に高利息」になるのか?

どういう多重債務の一本化のやり方をしたら、「逆に高利息」という、異常事態が発生するのか。これも箇条書きしていくと、たとえば、

  • 普通の銀行カードローン数件で借りていたものを、
  • ジャパンネット銀行など「高金利な銀行カードローン」でまとめる

と言うやり方です。具体例をあげると、

  • 楽天銀行
  • 三菱東京UFJ銀行
  • 静岡銀行

で借りていた複数ローンを、ジャパンネット銀行で一本化する…ということです。なぜこれで高金利になるのかは、それぞれの金利を一覧にすると、わかります。

それぞれの金利を一覧にすると?

あくまで例え話ですが、上にあげたそれぞれの銀行カードローンの金利を一覧・比較すると、

  • 楽天銀行…14.5%
  • 三菱東京UFJ銀行…14.6%
  • 静岡銀行…14.5%
  • ジャパンネット銀行…18.0%

…となっています。(100万円以下では、基本的に上限金利が適用されるので、全部上限金利で書いています)

で、もしこの状態で「ジャパンネット銀行で借金の一本化」をしたらどうなるか。

  • それまで「14.5%前後」で借りていたものが、
  • 「18.0%」になる

ということなんですね。つまり「明らかに高金利になった」ということです。

この失敗は、なぜ起きるのか?

実際にはこんなことをする人はまずいないのですが、この失敗はなぜ起きるのか。それは、銀行カードローンだったら、どこでも低金利と思っていること…、にあります。これについてポイントをまとめると、

  • 銀行カードローンはすべて低金利なわけではない
  • 総合的には低金利だが、
  • 「上限金利だけは、大手の消費者金融並み」という所もある

ということです。ジャパンネット銀行もそれですね。で、そういう「上限金利が大手の消費者金融並み」の銀行カードローンを一覧にすると、

  • 新生銀行カードローン・レイク
  • オリックス銀行カードローン
  • じぶん銀行カードローン

などが、ジャパンネット銀行以外ではあげられます。それぞれの上限金利を一覧にすると、

  • 新生銀行レイク…18.0%
  • オリックス銀行…17.8%
  • じぶん銀行…17.5%

となっているからです。大手の消費者金融の上限金利が「17.8%~18.0%」なので、ほぼ同じか、プロミスの「17.8%」と比較すると、新生銀行カードローン・レイクの方が高金利という事態すら発生するわけですね。

ということで、銀行カードローンでも「上限金利だけは、例外的に高い」ということはあるのです。もちろん、ここで上げた銀行カードローンはすべて「下限金利は低金利」なので、決して「これらの銀行カードローン自体が高金利」というわけではありません。あくまで上限金利だけです。

…というような例外を知らず「銀行カードローンは全部低金利」と思っていると、こういう間違いが起こりうるわけですね。ただ、

  • これは借金の一本化を申し込む時に大体わかる
  • なので「理論的にはありうる」だけで、
  • 実際にこのような失敗をする人は、まずいない

と思っていいでしょう。なのであくまで「理論的には、そういうケースも発生する」(かも知れない)という程度だと思って下さい。

(なので一応「おまとめローンのデメリット・注意点」として上げられているわけです。個人的には、わざわざ書かなくてもいいことだと思いますが)

借り換えローンとおまとめローンの違いは?

これは参考程度の知識ですが、よくキャッシングの疑問としてあげられるおまとめローンと借り換えローンの違いについても、解説しておきましょう。

特にノーローンのおまとめローンは「かりかエール」という名前で「借り換えローンなのか?」と思う人もいると思うので、ここで一緒に説明しておきます。簡単に違いを書くと、

  • 借り換えローン…1件だけ。より低金利な借入先に借り換える
  • おまとめローン…複数の借り入れ。…を一つにまとめる

ということですね。まったくそのままで言葉どおりですが、これが違いです。で、今度疑問になるのは借り換えローンと乗り換えローンは、どう違うのか?ということでしょう。これも説明していきます。

乗り換えローンと借り換えローンの違いは?

で、もう一つよくある区分というか、わかりにくい組み合わせである、

  • 乗り換えローン
  • 借り換えローン

この2つはどう違うのか。これは簡単に書くと、

  • 中身は同じ
  • 「借り換えローン」は主に消費者金融で使われる
  • 「乗り換えローン」は主に銀行カードローンで使われる

ということ。もっとシンプルに書くと、

  • 借り換えローン…消費者金融
  • 乗り換えローン…銀行カードローン

ということですね。以下、何でこの違いになるのかを説明します。

(あくまでどうしても違いを強調するならそうなるというだけで、実際には消費者金融でも「乗り換えローン」を使う所もありますし、銀行カードローンでも「借り換えローン」という言葉を使うこともあります。

消費者金融と銀行で呼び名が違う理由

簡単に言うと銀行の側が、消費者金融とは違うイメージに従っているというのが大きいです。また、イメージの問題はなくても、単純に「商品名が違う」方が利用者が混乱しにくく、

  • 消費者金融と銀行という、
  • 「ジャンル」ですでに名前が違うだけでも、
  • 商品名がかぶる確率が半分になる

ということです。まあ、商品名のかぶりについてはそれほど重要ではないのですが、要は「イメージ」の問題ですね。

銀行は消費者金融とイメージの差別化をしたがっている

基本的に、貸金業というのは太古の昔からあって、同時に太古の昔からイメージが悪い職業でした(イメージが悪いだけで、やっていることは経済=経世済民を成立させるのに、非常に重要なことなのですが)。

で、消費者金融の世界でも、呼び名が下のように変わっています。

  • 庶民金融・団地金融
  • 勤め人信用貸し
  • サラリーマン金融(サラ金)
  • 消費者金融

という風です。消費者金融という言葉は、今でこそ完全に「アイフル・アコム・プロミス・モビット」などのこと…という風に世間でイメージが定着していますが、もともとは全然違うんですね。

もともとは、消費者金融というのは、

  • 事業者ではなく(事業者金融ではなく)
  • 「消費者」を相手にした金融

という意味だったのです。なので、たとえば、

  • 住宅ローン
  • 自動車ローン
  • 奨学金
  • 教育ローン

といったものも、広義では全部「消費者金融」となるんですね。本来「消費者金融」というのはこの意味だったのです。

なので、消費者金融と言う言葉がこの業界で使われ始めた頃は、例えば『ナニワ金融道』の作者の青木雄二氏などは、クレジットカードにならって、またサラ金が綺麗な言葉を使い始めたで…というようなことを、書籍に書かれていました。

青木雄二氏は別に消費者金融やサラリーマン金融というビジネスを敵視していたわけではなく(このビジネスのおかげで大成功したので当然ですが)、要は「こういう企業側が操る言葉とかイメージに、惑わされるな」ということを言いたかったわけですね。

つまり、居酒屋の「女子会」でもそうですし、こういう「言葉」が生まれるたびにそれに踊らされる人々が多いのですが「そうはなるな」と言っているだけなのです。

(こういうと「何も買うな」と言っているようですが、そうではなく「必要なものだけ買え」ということです。当たり前のようですが、意外とみんなできていないことなのです)

…と「企業が生み出すイメージ」の話になりましたが、このように、

  • 人々は「言葉」のイメージに左右されやすい
  • そして、貸金業は太古の昔からイメージが悪くなる商売だった
  • だから、いつの時代も呼び名を変えながら存続してきた
  • 消費者金融も時代とともに「クリーンな言葉」を使うようになっている
  • それに合わせてか銀行も「消費者金融とは違うイメージの言葉」を使うようにしている

という風です。なので、先ほど書いた、

  • 銀行…乗り換えローン
  • 消費者金融…借り換えローン

というような使い分けになりやすい…というわけですね。「そんなに言葉って、重要か?」と思う人は、たとえば下の、青木雄二氏の提案を見てみると、わかるかもしれません。

クレジットカードを「借金札」と呼んだらどないや

青木雄二氏は、『ナニワ金融道』のヒットの後、『ゼニの人間学』など、多数のマネー系・金融系の書籍を書かれています。で、それらの本の中でよく指摘されているのが、

  • クレジットカードとかキャッシングとか、
  • 借金におしゃれな名前をつけたらあかん
  • キャッシングは「借金」でいいし、クレジットカードは「借金札」でどないや

というものです。「借金札」というネーミングが「肉欲棒太郎」などのキャラクター名をつける青木雄二氏らしいセンスですが、もしこんな名前をつけるクレジットカード会社があったら、そこは売上が激減するというのは、誰でも予想できるでしょう。

売上が激減する=やはり、名前が重要…ということなのです。つまり、

  • 「普通の名前同士」で競うとあまり変わらないように感じるけど、
  • 「明らかに変な名前」だったら、確かに影響する
  • ということは、名前の影響はある、といえる

…ということですね。なので、そういう「名前によるイメージの差」を意識して、銀行は消費者金融との差別化をはかって、「乗り換えローン」という言葉を、比較的多く使っているようです。

(ちなみに、「銀行」と書いてきましたが、いわゆる「銀行カードローン」ではなく「住宅ローン・教育ローン」などでよく使う印象があります。要は「大口で真面目な借り入れ」で使う…というイメージですね)

ノーローンのおまとめローン・まとめ

以上、ノーローンのおまとめローンについて、関連する話題も含めて、多方面からまとめてきました。最後に整理すると、

  • ノーローンにはおまとめ専用のコースがある
  • 「かりかエール」という商品名である
  • おまとめ専用のコース・プランなので、総量規制の対象外である

というのが、基本で、

  • 実質年率は「12.0%~18.0%」である
  • 下限金利だったら、プロミスの「6.3%」の方が断然安い
  • 上限金利なら、アイフルの「15.0%」の方が断然低金利
  • なので、アコムのおまとめローンと並んで、
  • ノーローンのおまとめローンは少々中途半端な印象(金利的に)

というのが金利面・利息面の話で、

  • それでもノーローンで一本化をするメリットは、
  • ノーローンですでに借り入れをしていて、
  • 返済の延滞・滞納などがなく、
  • その借入実績によって審査に通りやすくなる場合

という風になります。この場合は、アコムなどでも同じですが、

  • ありとあらゆる審査情報をすでに審査済みということで、
  • まったくゼロの状態から申し込むよりは、
  • 審査スピードも早くなる可能性がある

…というメリットがあります。で、こういうケースでなければ、

  • 少額のおまとめ…アイフル
  • 高額のおまとめ…プロミス

…という風に使い分けるのがいいでしょう。

その他、乗り換えローンや借り換えローンの違いなど、関連する豆知識なども書いてきましたが、その他の部分については、必要に応じて、参考にしていただけたら幸いです。

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