みずほ銀行カードローンはスピード融資・審査も可能!口座開設も迅速にできる!
みずほ銀行カードローン・コンフォートプランは、 スピード融資ももちろん可能。みずほ銀行のスピードキャッシングについて要点をまとめると、下のようになります。
- 平日の午前中に申し込めば、スピード借入しやすい
- 土曜日・日曜日・祝日のスピード融資はできない
- 平日の午後の申し込みだと、間に合わないことがある
- 夜間のスピード審査はできない
以下、詳しくまとめていきます。
目次
みずほ銀行カードローンは、平日の午前の申し込みで、スピード借入できる
絶対できるというわけではありませんが、みずほ銀行カードローンでは、平日の午前中に審査申込みすれば、大体スピード融資できるという風になっています。「大体」に該当する人の条件というのは、下のように言えるからです。
- 安定収入がある(フリーター・アルバイトでもOK)
- 現時点の他社借入がほとんどない
- これまでに返済事故を起こしていない
- ↑(ブラックリスト入りしていない)
要するに「これまでにキャッシングをしまくった人」などでなければ、大体満たせる条件ですが、こうした「普通の生活」をしている人であれば、みずほ銀行カードローンでは問題なくスピード借入できると考えて下さい。
土曜日・日曜日・祝日のスピード融資はできない
みずほ銀行カードローン・コンフォートプランのスピード融資の欠点として土曜日・日曜日・祝日のスピード審査はできないという点が挙げられます。みずほ銀行に限らず、大手の銀行カードローンの中では「土曜日・日曜日のキャッシングはできない」という所が多いのですが、みずほ銀行もそうした所の一つとなっています。
では、どういう銀行カードローンだったら土曜日・日曜日・祝日でもスピード借入できるのかというと、下の通りです。
- 新生銀行カードローン レイク
- 三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」
- 三井住友銀行カードローン
…あたりが一番申し込みやすくなっています。これらの銀行カードローンだったら、その銀行の口座なしでも土曜日・日曜日の借り入れができるという条件だからです。
土曜日・日曜日のキャッシングだけなら、他の銀行でもできるが…
土曜日・日曜日・祝日にスピード借入する…というだけだったら、他の銀行カードローンでもできます。たとえば、例を出すと下の通りです。
- オリックス銀行カードローン
- 楽天銀行スーパーローン(カードローン)
- イオン銀行カードローンBIG
こういった銀行カードローンです。
ただ、これらは土曜日・日曜日・祝日のスピード借入で口座が必要という条件なので、口座を持っていない人が土曜日・日曜日のキャッシングをすることはできません。
もちろん、口座がある人にとっては、何も問題ないのですが、やはり「誰でも(口座なしでも)スピード融資できる」という点では、先に書いた三菱UFJ銀行・三井住友銀行・新生銀行カードローン レイクなどの方が有利でしょう。
なお、オリックス銀行・楽天銀行で「口座が必要」になるのは「土曜日・日曜日・祝日だけ」ですが、イオン銀行カードローンについては、平日でも土曜日・日曜日・祝日でも口座が必要というルールになっています。
みずほ銀行は、夜間のスピード審査はできない
みずほ銀行カードローン・コンフォートプランは、平日でも夜間のスピード審査・スピード融資には対応していません。大体その日のうちの審査は15時頃までに終わってしまうので、そのくらいの時間までに審査完了していないと、借り入れはできない…という条件になっています。
これは、三菱UFJ銀行・バンクイックや三井住友銀行カードローンなどと比較すると、少々借りにくい条件かも知れません。これらの銀行カードローンは、夜間でもスピードキャッシングできるようになっていますから。
ただ、その分みずほ銀行カードローンは低金利なので、その点は割り引いて考える必要があります。
みずほ銀行は、スピード審査では不利だが低金利
ここまで書いてきた通り、みずほ銀行カードローンは三菱UFJ銀行・三井住友銀行などと比較すると、スピード融資・スピード審査では、少々不利になっています。しかし、その分、これらの銀行カードローンよりも低金利というのが強みです。
実際に、みずほ銀行カードローンと三井住友銀行・三菱UFJ銀行などの金利が、どれだけ違うのか比較してみましょう。
みずほ銀行カードローン | 3.5%~14.0%(実質年率) |
---|---|
三井住友銀行カードローン | 4.0%~14.5%(実質年率) |
三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」 | 1.8%~14.6%(実質年率) |
新生銀行カードローン レイク | 4.5%~18.0%(実質年率) |
まず新生銀行カードローン レイクは比較にならないというのがわかるでしょう。「比較にならない」というと少々失礼ですが、代わりに新生銀行カードローン レイクは「圧倒的にスピードキャッシングがしやすい」(銀行カードローンの中では)というメリットがあります。
そして、三大メガバンクである三菱UFJ銀行・三井住友銀行・みずほ銀行を比較すると、下のように言えます。
- 上限金利(高い方の金利)で比較すると、みずほ銀行の「14.0%」が、断然低金利
- 下限金利(安い方の金利)でも、みずほ銀行が安い
このようになっています。ただ、この下限金利については少々解説が必要です。
みずほ銀行の下限金利が低いのは、限度額のため
みずほ銀行カードローンの下限金利が三井住友銀行・三菱UFJ銀行よりも低いのは最高融資枠が大きいというのが理由になっています。それぞれの最高融資枠を一覧にすると下の通りです。
- みずほ銀行…1000万円
- 三井住友銀行…800万円
- 三菱UFJ銀行…500万円
見ての通り「みずほ銀行が、圧倒的に大きい」わけですね。
そして、キャッシングの金利というのは「たくさん借りるほど、安くなる」というルールになっています。ということは、最高借入限度額が大きいほど、下限金利も安くなるということなのです。なので、最大融資枠が一番大きい、みずほ銀行の下限金利が一番低金利になる…というのは当たり前なんですね。
なので、下限金利については「確かにみずほ銀行カードローンが一番低金利」ですが、「特に意味はない」と考えてください。
そもそも、下限金利は普通の人には適用されない
もう一つ、みずほ銀行カードローンの金利以外にも関わる話をすると普通の人のキャッシングで、下限金利が適用されることはないという点を指摘できます。下限金利というのは、基本的に「最高融資枠近くまで借りた時の、適用金利」です。
- みずほ銀行なら「1000万円」
- 三菱UFJ銀行なら「500万円」
- 三井住友銀行なら「800万円」
…に近い金額をキャッシングして、ようやくこの「下限金利」に近づくわけですね。このレベルの「超高額」の審査に通らないといけないのです。
これだけの高額キャッシングをするのは、普通の人には当然無理なので下限金利が多くの人のキャッシングに関わることは、まずないわけです。なので、みずほ銀行カードローンと他の銀行カードローンの金利を比較する時も「下限金利は無視していい」わけですね。
で、上限金利で比較すると…
ここまで書いた論調だと、何となく「みずほ銀行カードローンは低金利ではない」かのようですが、そうではありません。あくまで「下限金利でなく、上限金利で比較する理由」を書いただけであり、その上限金利でも、みずほ銀行カードローンは断然安いのです。
もう一度「上限金利だけ」で比較してみると、下のようになります。
みずほ銀行カードローン | 14.0%(実質年率) |
---|---|
三井住友銀行カードローン | 14.5%(実質年率) |
三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」 | 14.6%(実質年率) |
新生銀行カードローン レイク | 18.0%(実質年率) |
このようになっています。このように主要な銀行カードローンの中でも、みずほ銀行カードローンの上限金利は頭一つ抜けて安いという風になっているんですね。
逆に断然高いのは新生銀行カードローン レイクです。ただ、これは先に書いた通り―。
- 新生銀行カードローン レイクは、銀行カードローンと消費者金融の中間
- 金利は消費者金融に近いレベルに高いが、代わりにスピード借入が断然しやすい
こういうメリットがあります。なので、スピードキャッシングのしやすさを重視する人にとっては、高金利であっても、新生銀行カードローン レイクで借りるメリットはあります。
と、新生銀行カードローン レイクを弁護するような内容になりましたが、要はみずほ銀行カードローンにしてもレイクにしても、それぞれ長所が違うということですね。スピード審査・スピード融資のしやすさでは、みずほ銀行カードローンは新生銀行カードローン レイクなどにやや劣りますが、代わりに「低金利」という点では、みずほ銀行カードローンがかなり有利なのです。
(そして、三菱UFJ銀行・バンクイックと三井住友銀行カードローンは、その中間ということですね。バランス型ということです)
みずほ銀行の口座がなくても、カードローンでスピード借入できる?
みずほ銀行カードローン・コンフォートプランでは、スピードキャッシングをするためにはみずほ銀行の口座が必要という条件になっています。ただし―。
- みずほ銀行の口座は「スピード開設」が可能
- 朝イチで口座開設して、その後すぐにカードローン申し込みをすれば、口座を持っていない人でも、スピード融資できる
このようなシステムになっています。少々ギリギリな方法ではありますが、これだったら、みずほ銀行の口座を持っていない人でも、みずほ銀行カードローンでスピードキャッシングができる…ということです(もちろん、平日限定ですが)。
スピード口座開設するなら、朝イチで支店に行く
もしこのやり方…つまり「スピード口座開設」する方法でスピード借入するなら、朝イチでみずほ銀行の支店(本店でもいいですが)に行く必要があります。絶対朝イチでないとダメ…というルールがあるわけではありませんが、確実にその日中にお金を借りたい…というのであれば、やはりこのくらい早く申し込んだ方がいいでしょう。
そもそもみずほ銀行カードローンの審査は、通常でも午前中に申し込んだ方がいいというくらい、早めの審査申込みが必要なカードローンです。それに「口座開設」の時間・手間まで加わるわけですから、朝イチ…できれば午前9時~10時の間に申し込むというのは、ほぼマストと考えて下さい。
スピード口座開設をすると、窓口でお金を借りる必要がある
スピード口座開設してからみずほ銀行カードローンで借りる場合、1つ注意点があります。それはお金を借りる作業を、提携ATMではなく窓口でしないといけない(基本的に)ということ。理由は下の通りです。
- 「口座開設」は確かにその日のうちできるが、「キャッシュカード」はすぐにその場では発行されない
- 「住所確認」も兼ねて、自宅に後日郵送される
- つまり、それまで「キャッシュカードがない」状態
そして、下のように言えます。
- 「キャッシュカード」がなければ、提携ATMの操作ができない
- なので「みずほ銀行カードローンからの振り込み」があっても、それを「提携ATMから引き出す」ことができない
今使ってる、他の銀行口座に振り込んでもらえば?と思うかも知れませんが、基本的にみずほ銀行カードローンのスピード融資は、みずほ銀行の口座限定となっています。
なので、みずほ銀行カードローンから融資されたお金を「窓口で引き出す」という作業が必要になるのですが、そのやり方について解説します。
窓口でお金を借りるというのは、どういうことか?
簡単に言うと「並ぶ」ということです。普段提携ATMでやっている作業を「窓口でやってもらう」ということですね。「いくら引き出したいです」ということを用紙に記入して、それを提出するということです。
「たったそれだけのために並ぶのか?」と思うかも知れませんが、その通りです。提携ATMだったら「一瞬で終わる作業」が、キャッシュカードを使えない状態だと、これだけ厄介になるわけですね。
どのくらいの時間がかかるかは、なんともいえません。その時のみずほ銀行の支店の混雑状況にもよります。混雑していればかなりの時間がかかるかもしれませんし、逆に朝早い時間帯など、スムーズに借りられるかも知れません。
何にしても「急ぎでお金が必要な場面」では、こうした時間も考慮して、かなり早めに口座開設する必要がある…というのは確かでしょう。口座開設自体の時間がかかるのもそうですが、その後の、お金の引き出しでも、これだけ時間がかかるわけなので。
この借り方は、横浜銀行カードローンも同じ
ちなみに、このようなやや複雑な借り方は、みずほ銀行カードローンだけでなく、横浜銀行カードローンでも見られるものです。横浜銀行も口座がない人は、スピード開設して借りるという方法があるのですが、その時もキャッシュカードは発行されないので、こうして「窓口で直接借りる」というシステムになるわけですね。
なので、別にみずほ銀行カードローンだけが面倒くさいやり方になっているわけではありません。むしろ、イオン銀行など「口座のスピード開設は不可」という銀行カードローンに比べると、スピード開設ができる分、かなり申し込みやすいと言えるでしょう。
そもそも、みずほ銀行カードローンにこだわる必要があるのか?
このように「みずほ銀行の口座がない人でも、スピード口座開設して借りる」方法は、確かにあります。しかし、読みながらそこまでしてみずほ銀行カードローンにこだわる必要があるのか?と思った人もいるでしょう。実際、ここまでしてみずほ銀行にこだわる必要はありません。
これはもちろん、みずほ銀行カードローンを否定しているわけではなくどの銀行カードローン・消費者金融でも、そこでなければいけないというこだわりは、本来ないのです。これがたとえばパソコンメーカーだったら下のようになります。
- アップルでないと絶対だめ、とか
- ウィンドウズでないとダメ
こういうことは確かにあるでしょう。しかしキャッシングというのは、よくも悪くも、どこが提供しても同じサービスなので、特定の銀行カードローン・消費者金融にこだわる必要は、まったくないんですね。
普段使っている銀行を選ぶのは、意味がある
もし、みずほ銀行カードローンにこだわる理由があるとしたら、それは普段使っている銀行が、みずほ銀行というケースです。この場合、下のようになります。
- 借入・返済の手数料が無料になりやすい
- 審査に申し込みやすい
こうした2つのメリットがあります。また、いつかみずほ銀行で住宅ローンや自動車ローン・教育ローンなどを組む時にも、カードローンの利用実績がプラスに評価される…ということもあります。
(もちろん、返済で延滞・滞納していたら、逆にマイナスになりますが)
ということで、「すでにみずほ銀行を使っている」あるいは「今後、長期にわたってみずほ銀行を使っていく」という気持ちがある人だったら、みずほ銀行カードローンにこだわる理由があります。しかし、特にそうでない人、「キャッシングできれば、銀行カードローンならどこでもいい」という人であれば、特にみずほ銀行カードローンでなければいけない…ということはないんですね。
「低金利」だったら、どの銀行カードローンを選ぶべきか?
みずほ銀行カードローンを選ぶ理由の一つとしては「低金利」ということがあります。先に書いた通り、三井住友銀行・三菱UFJ銀行という主要な銀行カードローンと比較しても、みずほ銀行カードローンはかなりの低金利となっています。
なので、これを理由に選ぶというのは、もちろんアリでしょう。その分、スピード融資で少し不利だけど、金利で選ぶならおすすめという、先に書いてきた内容ですね。
そして、こうした「低金利」という基準で選ぶなら、みずほ銀行カードローン以外の銀行カードローンでも、いくつか候補があります。それらの銀行カードローンも合わせて紹介していきましょう。
ソニー銀行・イオン銀行は、みずほ銀行より低金利
みずほ銀行カードローンもかなりの低金利なのですが、実はイオン銀行・ソニー銀行だと、さらに低金利という事実があります。(事実があるなどというと大げさですが)
主要な銀行カードローンの中では、この3つの銀行カードローンが「ベスト3」なのですが、それぞれの金利を一覧にしてみましょう。
みずほ銀行カードローン | 3.5%~14.0%(実質年率) |
---|---|
イオン銀行カードローンBIG | 3.8~13.8%(実質年率) |
比較のポイントをまとめると、下のようになります。
- 上限金利は、イオン銀行・ソニー銀行が「0.2%」低い
- 下限金利は、限度額も考慮すると、みずほ銀行・イオン銀行は同じくらい
- ソニー銀行の下限金利は、他2つの銀行よりも断然安い
下限金利の比較が少々複雑なので、解説していきます。
「最高融資枠」も合わせて比較すると?
先に三菱UFJ銀行・三井住友銀行などと比較した時と同じですが、下限金利の比較というのは最高借入限度額とセットでする必要があります。「最大融資枠が大きいほど、借入金額が安くなる」というシステムになっているからですね。
そして、イオン銀行・ソニー銀行・みずほ銀行の3つの銀行カードローンの最高借入枠を一覧にすると下の通りです。
- みずほ銀行…1000万円
- イオン銀行…800万円
- ソニー銀行…800万円
このようになっています。このように「みずほ銀行カードローンの最大融資枠が一番大きい」ので、本来、下限金利はみずほ銀行が一番安くないといけないわけですね。しかし、下限金利を一覧にしてみると、下の通りです。
ソニー銀行カードローン | 2.5%(実質年率) |
---|---|
みずほ銀行カードローン | 3.5%(実質年率) |
イオン銀行カードローンBIG | 3.8%(実質年率) |
このように最高融資枠が小さいソニー銀行の方が、安いというようになっています。なので、この点で「ソニー銀行の下限金利が一番低い」というのは、間違いないわけですね。
そして、残るみずほ銀行とイオン銀行を比較すると、下のようになります。
- みずほ銀行…「1000万円」で「3.5%」
- イオン銀行…「800万円」で「3.8%」
このようになるわけです。どちらの下限金利が安いか微妙な所ではありますし、実際に借りた人のクレジットスコアなどにもよるので、断言はできません。ただ、単純計算すると、イオン銀行の下限金利の方が、少し低金利かもしれないとはいえます。
どの道、下限金利は関係ない
ただ、これも先に書いた通りですが「どの道、大部分の人のキャッシングには下限金利は無関係」という法則があります。なので、一応比較したものの、実際にはこうした違いはあまり意味がないんですね。
「意味がないなら書かなくていい」と思われるかも知れませんが、そうではありません。要は下の通りです。
- 宣伝されている情報の中で、どれに意味があり、どれに意味がないのか
このような区別をする必要がある、ということですね。なので、下のようになります。
- 多くの人に重要なのは「上限金利」であり、「下限金利」は関係ない
こういうことを、こうして説明しているわけです。
上限金利の差は、3つの銀行カードローンともない
そして、その重要な「上限金利」で比較すると、先に書いた通り、
みずほ銀行カードローン | 14.0%(実質年率) |
---|---|
イオン銀行カードローンBIG | 13.8%(実質年率) |
ソニー銀行カードローン | 13.8%(実質年率) |
このようなことで「ほとんど差がない」わけです。なので下限金利まで比較すると、ソニー銀行・イオン銀行の方が低金利ですが、多くの人に関係ある「上限金利」では、3つの銀行カードローンの差はほとんどない…ということですね。
「いや、0.2%の差があるじゃないか」と思われるかも知れません。しかし、これは「実際に支払う利息」で比較すると、大した違いではないのです。
0.2%の違いは、どのくらいの利息差になるか?
この数値は「実質年率」というものですが、たとえばみずほ銀行の「実質年率14%」だと、1年借りていたら、借入総額の14%の利息が発生しますという意味です。なので、たとえば、例を出すと下の通りです。
- 「100万円」を「1年間」借りていたら、「1年間」で「14万円」の利息が発生する
そして、イオン銀行・ソニー銀行は「13.8%」なので「1年で、13万8000円」の利息が発生するわけです。一覧にすると下の通りです。
- みずほ銀行…14万円
- ソニー銀行・イオン銀行…13万8000円
両者の利息差は「2000円」です。
- 「100万円」を、「1年」借りて、「2000円」の利息差
これがどれだけ微々たるものかは、言うまでもないでしょう。
たとえば「10万円」で2000円の利息差だったら、まだわかります(それでも小さいですが)。しかし、「100万円を1年借りて、2000円」では、「もはや、利息差はないも同然」というのがわかるでしょう。
ということで、確かにソニー銀行・イオン銀行の上限金利の方が、みずほ銀行カードローンの上限金利より0.2%低金利なのですが、「実質、差はないも同然」ということなんですね。
こうした金利の比較というのは、実際に利子総額をシミュレーションしてみて初めて、わかるものです。数字を見ただけだとわからないので騙されがちですが、このような計算をしっかりして、銀行カードローン・消費者金融などの借入先を検討するようにして下さい。
10代・未成年のスピード借入はできない
これはみずほ銀行カードローン以外のどの借入先でも同じですが、10代・未成年・20才未満でスピードキャッシングすることは、できません。これは別に法的に禁じられている「禁じられた遊び」ではないのですが、それぞれの銀行カードローン・消費者金融が、自主的な判断によって、融資しないようにしています。
「法的には何の規制もない」というわけではありません。一応関係する法律として、民法4条の「未成年者の契約取消権」というものがあります。キャッシングに関連する知識として、ここで「未成年者の契約取消権」についても、解説しておきましょう。
民法4条の未成年者の契約取消権とは?
未成年者の契約取消権の内容を簡単に説明すると下のようになります。
- 未成年者が、親権者の同意なしで結んだ契約は、自由に破棄していい
こういうものです。つまり「親の許可をとらずに、未成年の若者がキャッシングしたら、いつでも踏み倒していいということですね。
もちろん、民法4条には「踏み倒せ」とは書いていないのですが、要はそれと同じことです。(少なくとも融資する側からしたら)
こうした法律があるため、どの大手の銀行カードローン・消費者金融でも「未成年に対しては、キャッシングしない」というルールになっているのです。
親権者の同意をとるようにしてもダメなのか?
上の説明を読んで親権者の同意があれば、破棄できないんだから、親権者の同意をとってくる、というルールにすれば?と思う人もいるでしょう。これは確かにその通りです。
そのやり方だったら、未成年・10代に対してもお金を貸すことはできるのですが、これには少し問題点があります。一覧にすると下の通りです。
- 審査の手間が増えて、コストがかかる
- 契約の破棄はできなくても、未成年だと債務整理をしやすい
それぞれさらに詳しく書くと下の通りです。
- コストが増えたら、それを補完するために「金利を上げる」必要がある
- 債務整理というのは「借金の減額」などのこと
- 普通だったら「3分の1」程度にしか減らせない場面でも、「未成年」ということで「5分の1」など、大幅に減らせることがある
実際、債務整理できる金額が大きくなるだけではなく、未成年者は、返済不能になる確率も高いというデメリットがあります。
- 債務整理が必要な状態になりやすい、上に
- その債務整理での「減額の幅」も大きくなる
銀行カードローン・消費者金融の側からしたら、まさに「踏んだり蹴ったり」ですよね。しかもこれだけマイナスが大きいのに、審査コストも余計にかかるわけです。
こう考えると銀行カードローン・消費者金融にとって「未成年・10代に対して融資するメリットがない」というのは、よくわかるでしょう。こうした理由から「貸金業法・銀行法などで禁止されているわけではない」ものの、未成年・10代や20才未満に対する融資は、どの消費者金融・銀行カードローンもしていない…ということです。
(中小業者だと、一部していますが)
クレジットカードのキャッシングだったら可能
一応補足しておくと、未成年・10代・20才未満の若者の方でも、クレジットカードのキャッシング機能を使うという方法だったら、キャッシングすることができます。流れを書くと下の通りです。
- 「18才以上で発行できる」クレジットカードを作る
- それに「キャッシング枠」がついていれば、その金額分だけキャッシングできる
ただ、クレジットカードということで「スピード借入」ができるかは、少々微妙です。クレジットカードはスピード発行できるものが少ない上、「18才・19才でもOK」となると、さらに限定されるので…。
ということで、ハードルはやや高いのですが、とりあえず「18才・19才でも、スピードキャッシングする方法はある」ということです。(ただ、借りられても5万円~10万円という少額なので、この点は注意してください)
働いている人なら、ろうきんカードローンもあり
「スピード融資」はできませんが、すでに働いている18才・19才の方々であれば、ろうきんカードローンでキャッシングするという選択肢もあります。
ろうきんカードローンは名前通り「労働金庫」が提供するカードローン。これは「銀行カードローンの半分程度」という、圧倒的な低金利になっています。その分審査はやや厳しく―。
- 年収…150万円以上必要
- 勤続年数…1年以上必要
このようになっています。基本的に中卒・高卒で、社員として働いているという人のためのキャッシングだと思ってください。フリーター・アルバイト・パートでも借入可能となっていますが、こうした非正規雇用の方々が「150万円」を超える年収を稼ぐのは、やや難しいと思うので。
(それでも、月12万円ほど稼げばいいわけですから、不可能ではないかも知れませんね)
ということで「スピードキャッシング」ではないものの、もし20才未満・10代・未成年の方々がお金を借りたい時には、こういう選択肢もあります。18才・19才の方などは、ぜひ参考にしてみてください。
まとめ「みずほ銀行カードローンのスピード融資」
以上、みずほ銀行カードローンのスピード融資・スピード審査について、総合的にまとめました。最後に要点を整理すると、下のようになります。
- 平日の午前中に申し込めば、大体スピード融資できる
- 土曜日・日曜日・祝日のスピード融資はできない
- アルバイト・パート・フリーターでもOK
- みずほ銀行の口座がなくても、スピード開設すればいい
- スピード開設して借りる場合は、朝イチで申し込む
土曜日・日曜日のキャッシングができないなど、スピード融資に関して多少不利な点はありますが、それでも大手の銀行カードローンを代表する低金利なので、この点で、みずほ銀行カードローンでお金を借りるメリットは大きいと言えるでしょう。
多少スピード借入がしにくくても、低金利の銀行カードローンで借りたい…という人には、ぜひオススメしたいと思います。