キャッシングの審査基準・年齢制限のまとめ ~女性・未成年・10代の審査など~

キャッシングの審査基準・年齢制限のまとめ ~女性・未成年・10代の審査など~

キャッシングの用語の中でも、特に基本的で重要な単語である―。

  • 審査基準
  • 年齢制限

について、詳しく解説していきます。

「審査基準」とは?

キャッシングの世界では、審査基準という単語は下の二つの意味で使われます。

  • ①…審査の「難易度」
  • ②…審査の「申込条件」

両者の違いは下のようになります。

  • ②は「絶対条件」なので、②を満たした後で、さらに審査通過できるかという、①の話になる

つまり不等号で書くと、「②>①」となるわけですね。

これまでの借入・返済の履歴が影響する

キャッシング審査の合否を決定するのは、特に借入・返済の履歴である…と言われています。これはキャッシングの世界の用語ではクレジットヒストリーと言いますが、クレジットというのは英語で「信用」の意味です。なので、下のようになります。

  • その人が「信用」できるかどうかを示す
  • 借入・返済の「歴史」

これがキャッシング審査で特に重要である理由は下の通りです。

  • 年収・職業などは、あくまで「ポテンシャル」にすぎない
  • つまり、「この人は返済できそう」という「潜在能力」にすぎない
  • なので、それよりは「実際に返済した」という「実績」を示す
  • クレジットヒストリーの方が信用できる

こういうわけです。基本的に人間を判断する時に、その人の肩書とか地位とか職業などで判断するよりも実際にどういうことをしてきたかという実績、歩んだ道で判断する…というのは正しい見方です。

学校の音楽の授業でもよく習う「マイウェイ」の日本語版の歌詞に「あなたは見ていた、私のしたことを」というフレーズがあって、私の人生訓でもあるのですが、何となく「実績で人を見る」というのは、私にとってはこれを連想させます)

このように、少々話が逸れましたが、要するに、下のように言えます。

  • 要はその人が問題なく返済できればいいわけで、それができるかどうか判断するには、一番確かなのは「借入・返済の履歴」である
  • だから、クレジットヒストリーを重視して審査する

要するにキャッシングの世界だけが特別ということではなく、そもそも「人を判断する時の基本的な見方を、キャッシング審査でもしている」というだけの話です。

借入・返済の履歴と職業・属性を合わせて「スコアリング」する

そして、こうしたクレジットヒストリー(借入・返済の履歴)と、その人の年収・職業などの「属性情報」を合わせて「スコアリング」という作業を行います。スコアリングというのは直訳すると「点数化」ということですが、要するにその人の信用度を、点数化するということですね。

そして、この点数化の作業によって決まった点数をクレジットスコアといいます。先ほどの「クレジットヒストリー」は「履歴」でしたが、クレジットスコアは「それが点数化されている」というわけですね。そして、下のように言えます。

  • こうして点数化すると、コンピューターであっという間に「算出」できる
  • なので、たとえばSMBCモビットの「10秒簡易審査」のように、超高速で「事前審査」ができる

このようになっているのです。現代のキャッシングは。

事前審査というのはいわば「書類審査」のようなものですが、そもそも書類審査というのは情報の塊なので、人間が審査しなくても、コンピューターによって自動的に審査できる…というわけなんですね。

(で、代わりに人間でないと絶対に審査できない…という人間的な部分を、スタッフさんによって「手作業」で審査すべき…ということです。この方が総合的に見て、より確かで、より人間らしい審査になる…ということなんですね)

一度傷ついたクレジットヒストリーはどうすればいいか?

たとえば長期の延滞・滞納などをしてしまって、クレジットヒストリーが傷ついてしまった時はどうすればいいか―。これはクレヒス修行というものをします(いや、しなくてもいいですが、することで改善できます)。

クレヒス修行とは何かというと、下の通りです。

  • 審査が甘いクレジットカードなどを発行して、そのクレジットカードでどんどん決済をして
  • もちろん、それを遅延・延滞なく返済し続け、そのクレジットカード会社での借入・返済の実績を積む
  • それによって「信用度の上書き」をする

「学歴ロンダリング」などにも似ているかも知れませんが、要するに、下のように言えます。

  • 自分にとってまずい過去があるなら、より良い実績をその上に積み重ねれば、やがて過去のまずい実績は目立たなくなる

(学歴ロンダリングというのは、東大の大学院などを出て、最終学歴を「東大院卒」とする…などの方法です。社会人入学だと、比較的入りやすい…というシステムを利用したものです。もちろん、お金や時間が必要ですけどね)

そして、クレヒス修行に話を戻すと―。

  • 現時点では新たな借入審査に通らないような人でも、そうしてクレヒス修行によってクレジットスコアを高めた後なら、新規の借入審査も、かなり通りやすくなる

かなりというのはあくまで「以前に比較して」ということですが、それでも審査で有利になる…というのは間違いありません。

「ハウスカード」を発行するのがおすすめ

こうしてクレジットヒストリーの修行をするのであれば、特におすすめなのがハウスカードを発行する…ということです。ハウスカードというのは、下のように言えるからです。

  • 特定の場所でしか使えないカードで、たとえばエポスカードだったら、百貨店のマルイでしか使えない

こういうルールになっています。なので、下のようになります。

  • 破産のリスクも少ないし、マルイの売上にも繋がるので、マルイとしては、かなり積極的に発行してくれる

こういうわけです。もちろん、「積極的」といっても、いわゆる審査が甘い・審査がゆるいということではないので、その点はくれぐれも注意して下さい。

女性のキャッシングの審査基準について

女性のカードローン・キャッシングの審査基準について、特に話題になるのは―。

  • レディースローン
  • レディースキャッシング

と言った「女性向けローン」でしょう。こうした「レディース」という単語を見ると、カラオケ店やレストラン・野球場などでよくある「レディースデー」とか「レディース割引」というのを連想するかと思います。

つまり「女性ということで、サービスして低金利にしてくれる」…という期待をするわけですね。しかし、残念ながらこのように「レディースローンだから低金利になる」ということはありません。

理由を説明すると下のようになります。

  • 女性がキャッシングする時、常に「単独」で申し込むとは限らない
  • カップル・夫婦でお金に困ってて、そのカップル・夫婦のうち「男性」の方が、本当はお金を借りようとしている…ということもある

そして、こうなると―。

  • その男性が借りるのであれば、通常の金利がとれたのに、その男性が「レディースキャッシング経由」で借りたせいで、通常の利息より、その消費者金融・銀行カードローンの利息収入が減ってしまう

こういうことになるわけですね。

「利息収入が減る」と書くと「欲張るな」と思う人もいるかも知れませんが―。

  • 企業というのは、とにかく人材や投資家の投資を集めなければいけない
  • どちらも「利益が出ている企業」に集まる
  • ↑(人材も、将来結婚して子供を養うことを考えると、どうしてもお金が必要)
  • なので、企業は絶対に「利益を出さなければ」いけない

本当に当たり前のことなのですが、なぜかすべての企業がNPOになればいいみたいなことを考えている人が多いわけですね。それを実践して失敗したのが毛沢東なのですが。

ということで、消費者金融にしても銀行カードローンにしても、「利益を出すのは至上命題」なのです。そして、そうして利益を出すことを考えると―。

  • レディースローンを通常のキャッシングよりも低金利にして、カップル・夫婦から男性の申し込みがそちらに流れると、トータルではかなりの損失になる

たとえば中小業者だったら、男性の申し込みというのも所詮たかが知れているし、ましてその中で「カップル・夫婦でお金を借りる」というケースがどれだけあるか…となると、かなり少なくなるでしょう。

しかし、これが大手の消費者金融・銀行カードローンになると、相当数にのぼるわけですね。なので、「レディースローンを少し低金利にするだけ」でも、金額に換算するとかなりの巨額になるわけです。なのでレディースキャッシングとかレディースローンと言っても、通常のカードローンのよりも低金利にすることはできない…というわけなんですね。

キャッシングの「年齢制限」とは

大抵の商品・サービスには「年齢制限」や「対象年齢」があります。なので、キャッシング審査でもそれがあるのですが、キャッシング審査の年齢条件・年齢制限とはどのようなものか。箇条書きすると下のようになります。

  • 消費者金融・銀行カードローンともに「20才以上」が基本
  • 消費者金融は、大体「69才」まで
  • 銀行カードローンは、大体「65才」まで

このようになっています。最近は銀行カードローンでも「69才までOK」という年齢条件の所が増えてきましたが、それでも基本的には上のような年齢制限になっています。

なぜ未成年・10代・20才未満はダメなのか?

なぜ、キャッシング審査は未成年・10代・20才未満だと審査に通らないのか―。(審査に通らないというより、そもそも申し込めないのですが)この理由は下の通りです。

  • 貸金業法・銀行法としては、別に禁止していない
  • 大体18才以上から借りられるようになっている

こういうことで、意外にも「貸金業法・銀行法で禁止されている」という理由ではないんでですね。じゃあ、どんな理由なのかというと、下の通りです。

  • 民法4条に「未成年者の契約取消権」という条文がある
  • これによって、未成年への融資は、かなりハイリスクになっている
  • なので、禁止されているわけではないが、自主的に、大手の消費者金融・銀行カードローンは、10代・未成年へのキャッシングをしないようにしている

そして、この未成年者の契約取消権とは何かは、下の記事でも詳しく解説しているので、良かったらぜひ参考にしてみてください。

未成年者の契約取消権とは?


以上、キャッシングの用語の中でも―。

  • 審査基準
  • 年齢制限

こういう、特に基本的な単語についてまとめてきました。それぞれの該当部分からのリンクも含めて、参考にしていただけたら幸いです。

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