レディースローン・レディースキャッシングのまとめ|キャッシングの用語説明

レディースローン・レディースキャッシングのまとめ|キャッシングの用語説明

ここではキャッシングの用語の中でも―。

  • レディースキャッシング
  • レディースローン

この2つについて、まとめています。違いを説明すると下のようになります。

  • どちらも「女性向けローン」のこと
  • 金利や審査基準などは、普通のキャッシングと変わらない
  • (最高借入枠だけ、小さくなることがある)

こういうのが共通点。で違いは下のようになります。

  • レディースローンの方は、一時期、ごく一部の悪質な反社会勢力とつるんだ業者が、「審査が甘いレディースローン」を売りにして、風俗店で働く女性を集めていた

という経緯があり、キャッシングの知識がある人の中では、少々ダーティーなイメージを持たれることもあります。なので、大手の消費者金融などは「レディースキャッシング」の方の呼び名を使っています。

(ただ、この違いはキャッシングの歴史をある程度知っている人しか知らないので、それほど大きな違いではありません)

「レディースキャッシング」とは?

レディースキャッシングとは、女性向けに用意されたキャッシングのコースのこと。ポイントをまとめると、下のようになります。

  • 女性だから低金利になる…ということはない
  • 限度額が小さくなることはある
  • 審査がゆるくなることもない

つまり、簡結にまとめると、下のようになります。

  • 金利…同じ
  • 審査…同じ
  • 限度額…小さくなる

「不利じゃん」と思われるかも知れませんが、別にそうではありません。

その人に「適切な借入枠」は、そのまま

借入枠が小さくなると言っても、あくまで「最高借入枠」が小さくなるだけです。つまり、たとえば下のように言えます。

  • みずほ銀行カードローンの場合―。
  • 普通のキャッシングだと、最高借入限度額1000万円になっているが、「みずほMy Wing」の「わたし応援ローン」だと、最高借入枠が「200万円」になる

そして、これがどう「影響なし」かというと、下の通りです。

  • 200万円をキャッシングするには、単純計算で「600万円」の年収が必要
  • しかし、OLさんでそこまで稼いでいる女性は少ないし、そもそも、それだけの高年収があるOLさんだったら、銀行カードローンに頼る必要はあまりない

そのため、このみずほMy Wingにしてもその他のレディースキャッシングにしても―。

  • 確かに「最高借入限度額」は小さくなるが、最高借入限度額というのは、もともと、男性でも女性でも「ほとんど関係ない」ものなので、小さくなっても「直ちに影響はない」

東日本大震災の時の枝野さんのようなセリフになりましたが(笑)。とにかくこの借入枠の制限も含めて、下のようになります。

  • いい意味でも悪い意味でも、レディースキャッシングだからといって、通常のキャッシングと何か変わる
  • ということはない

このようなわけですね。もちろん、これは女性が多重債務者になるのを防ぐという点で、大切なことでもあるので、ポジティブにとらえてください。

「レディースローン」とは?

レディースローンとは、レディースキャッシングと同じ意味です。つまり女性専用のローンということ。強いて違いを挙げるとしたら―。

  • レディースローンは、2000年代前半頃に、歌舞伎町の反社会勢力などが、展開しているものもあった

こういうことで、キャッシングの関連知識がある人だと、一部悪いイメージを持っている…ということもあります。(あくまで知識がある人限定ですが…)

そして、レディースローンの審査や金利、借入可能枠などが特に変わらない(通常のキャッシングと)というのは、先の「レディースキャッシング」でも書いた通りです。ここでは「なぜレディースローンでも、審査基準や金利などが変わらないのか」という点を解説していきましょう。

レディースローンでも低金利にならない理由

レディースローンでも低金利にならない理由―。これは箇条書きすると、下の通りです。

  • たとえば夫婦やカップルでお金を必要としている場合―。
  • レディースローンの方が低金利だと、そのカップル・夫婦は、大抵レディースキャッシングに流れる
  • そうすると、大手の場合は、母数が多いので、全体としては、かなりの損失になる

中小の消費者金融だったらそれほど影響しないのですが、幸か不幸か大手は男女ともに利用者が多いので、こうした「低金利」のレディースキャッシングを提供してしまうと、多くの利用者がそちらに流れてしまう…ということなんですね。

なので、大手の消費者金融でも銀行カードローンでも、レディースローンだからと言って、低金利になることはない…というわけです。

反社会勢力が提供していたレディースローンとは?

先ほど書いた「レディースローンは、一時期反社会勢力が提供していた」という部分ですが、これについてポイントをまとめると、下のようになります。

  • あくまでごく一部である
  • 「審査が甘いレディースローン」を売りにして、女性に過剰融資を行い、徐々にヤミ金に誘導し、絶対に返済できないような金額まで借入総額が膨れたら、そこで全額返済を迫り、風俗店で働くように促す

こういう手口です。これは須田慎一郎氏がちくま新書で出版した書籍『下流喰い』にも、詳しく書かれています。借金返済ができなくなった女性は、「借金総額プラス50万円」という相場で「売買」されるのですが、これによって「普通に求人していたら、女性が応募してこないような、アンダーグラウンドな店舗」にも、女性を確保することができるんですね。

こうした反社会勢力は、ホストクラブとつるんでいることが多く、ホストクラブで「ツケ」を数百万円ためているような女性の情報を、どんどん反社会勢力に流すわけです。

そして、そういう女性は比較的、この「人身売買」にも応じやすい…ということで、反社会勢力にとっては貴重な「人材確保」の手段になっていた…ということなんですね。

  • ホストクラブが、女性にお金を使わせる
  • ツケで数百万円になったら、直接反社会勢力の「人身売買」に流す

こういうのが1つ目のルート。もう一つのルートが―。

  • 同様に、ホストクラブで女性がお金を使う
  • ただし、お店へのツケではなく、レディースローンで借りる
  • (あくまで、そのレディースローンが反社会勢力の運営だったら)
  • そのまま多重債務者に仕立てあげ、人身売買に持っていく

こういうやり方です。このように、歌舞伎町のような反社会勢力が一部根付いている繁華街では、「あらゆる方法で」女性の人材確保をしていたんですね(最近はだいぶ浄化されたようですが)。

このような悪質なレディースローンが一時期・一部に存在したため、キャッシングの知識がある人だとレディースローンという単語自体に抵抗を持つということもあるわけです。なので、大手の消費者金融などは「レディースキャッシング」という「キャッシング」の方の単語を使っています。

(こちらの方がクリーンなイメージがある…ということですね)

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