永久ブラックリスト・女性専用ローン・ショッピング枠の現金化などの解説|キャッシングの用語
キャッシングに関してはいろいろな用語がありますが、ここでは「女性専用ローン」「ショッピング枠の現金化」「永久ブラックリスト」などの単語や、その他、よくある疑問などに絡んだ単語・トピックスをまとめていきます。
「女性専用ローン」とは
女性専用ローンとは、文字通りの意味です。
などの名前で呼ばれることもあります。そして、特に重要なポイントをまとめると、下のようになります。
- 「女性専用」といっても、別に低金利になるわけではない
- また、審査が甘くなるわけでもない
「じゃあ、意味無いじゃん」と思われるかも知れませんが、そうではありません。
- 審査から督促まで、常にオペレーターさんが女性なので、キャッシングに抵抗がある人でも、ストレスを感じることなく、お金を借りることができる
こういう「精神的なメリット」があります。精神的なメリットというと「物理的なメリット」がないようですが、そうではありません。
- 人間は、2時間もストレスをためると、それで神経性の胃潰瘍になる
- ↑(もちろん、大きいストレスを感じた時)
- そのくらい「病は気から」というのは事実であり、精神と物理は、実はほとんど同じものである
なので「心理的抵抗がなくなる」というのは、一見もやもやした精神的なメリットのように見えて、実は物理的なメリットでもある…ということなんですね。
たとえばプラダやルイヴィトンなどのブランドでもそうですが―。
- ああしたブランドを最も買い漁った人の一人、中村うさぎ氏―。
- 彼女でも「物理的には、ほとんど長所がないもの」「むしろ使いにくい」と断言している
このくらい「物理的なメリット」はないわけです。しかし、それでも上に書いた通り精神的なメリット=物理的なメリットでもあるので、ああいうブランドが百年近くも、世界の人に愛されているわけですね。(愛されているというか、要は買われ続けている…ということです)
このように、少々ブランド論になりましたが、要するに「気分的に申し込みやすい」というだけでも、実はそれなりのメリットがあるわけですね。
申込みフォームが使いやすい
もう一つ、女性向けローンの物理的なメリットとして、申込みフォームが女性用に最初からカスタマイズされていて、使いやすいという点が挙げられます。具体的にどういうことかというと、下の通りです。
- たとえば「専業主婦」など、「女性特有の職業」が、最初から上の方に配置されている
なので「いちいち探す手間が省ける」ということですね。もちろん、その手間自体はやはり大したものではない(普通の万人向けのキャッシングでも、それほど大変ではない)のですが、下のように言えます。
- やはりこれも、家庭に入っている女性がキャッシングする時、「自分の属性」が一番上になる…という事実が、心理的な負担を減らしてくれる
そして、こうして申込み時の精神的な負担が減れば―。
- その後の返済をどうするかという算段も、より頭がクリアな状態で出来るし、借入・返済に関すること以外の仕事も、その日一日、負担を感じることなくこなせる
キャッシング審査に通ればそれでOKというわけではなくそもそも、他にもやることがいろいろあるというのが普通ですから、「より簡単に、心理的抵抗がなく借りられる」ということは大事なんですね。
当然ながら、借り過ぎには注意
これは言うまでもないことですし、専業主婦や女性のキャッシング、あるいは女性専用ローンに限った話ではないのですが、下のように言えます。
- 精神的な負担がなく借りられるのは大事
- しかし、だからと言って、借りすぎていいわけではない
このような点に注意してください。当たり前ではありますが―。
- 生野菜のように「体にいい」ものほど、食べにくく、ファーストフードのように「体に悪い」ものほど食べやすいように、「簡単なもの」「簡単な行動」は、基本的に人間に良くない
- 良いものは、いつでも大変にできている(ことが多い)
そのため、いざという時申し込みやすいというのは良いサービスなのですが、下のように言えます。
- あくまで緊急事態に頼るだけであり、できるだけ早く卒業(借金完済)をしなければいけない
ということは、くれぐれも意識してください。
「キャバクラ嬢のキャッシング」について
キャバクラ嬢の女性でも、もちろんキャッシングはできます。キャバクラ嬢の女性のキャッシングについてまとめると、下のようになります。
- 「キャバクラ嬢」というのをはっきり言うと、審査に通らないことが多い
- しかし、店舗がアリバイ会社を用意してくれる
- というより、その店舗自体が株式会社であることが多いので、その会社の「事務員」ということにして、在籍確認の電話なども対応してくれる…ということが多い
といえます。「キャバクラが株式会社?」と思う人もいるかも知れませんが―。
- 言うまでもなく、キャバクラは大金が動く
- 高額の事業所得を稼いでいる企業や事務所は、株式会社か合同会社にしないと、法人税をたっぷり取られる
- だから、株式会社か合同会社かはどちらでもいいが、「法人化」をしていることは多い
このようになるわけです。
- 「真面目だから株式会社にする」というよりも、要は「節税したいから」(合法的に、安全にしたいから)
こういうことで、株式会社にするなどの法人化を行うんですね。こういう理由だったら「なるほど」と納得していただけるでしょう。
アリバイ会社を使うのは危険
ちなみに、キャバクラ嬢の女性がキャッシングやクレジットカードなどの審査を受ける時―。
- キャバクラ嬢というのを隠したいので、あるいは「キャバクラ嬢だと審査に通らない」と思っているので、「アリバイ会社を使う」
こういうことがあります。アリバイ会社というのは、下のように言えるからです。
- 自分の仕事を隠したい人のために、在籍確認の電話を受けるサービスをしたり、架空の社員証や、収入証明書を発行したりする
このような会社です。アリバイ会社と検索するといくつか出てきますが、くれぐれも使わないようにして下さい。
なぜアリバイ会社は危険なのか
当たり前ですが、これは「詐欺」だからです。つまり「虚偽申告」をしたということですね。消費者金融・銀行カードローンなどのキャッシングを提供する側に対して。
もちろん、「詐欺罪」として検挙されるレベルではありませんが―。
- アリバイ会社などの業者側は、摘発されるかも知れない
- 摘発されたら、彼らが利用していた電話番号や住所などは、すべてクレジットカード会社やキャッシング業者などで共有される
そして、察しのいい方はもうわかったでしょうが、下のように言えます。
- 過去にその電話番号・住所で申し込んでいた人を洗い出し、それらの人に対して「事情聴取」をし、虚偽の申告をしていたことが発覚したら、そのまま強制解約・強制退会になる
もちろん、「事情聴取」と言っても警察がするようなものではなく、あくまで「事情をお聞きしたいのですが」…というようなソフトなスタイルです。しかし、それでももう嘘をついたことはほぼ確定しているわけなので、ごまかすことは無理です。
そして、このような「虚偽の申告」によって強制解約になった場合、通常のブラックリストよりも、かなり重いと考えてください。
なぜ、一般的なブラックリストより重くなるのか?
このような虚偽申告をすると、なぜ通常のブラックリストよりも厳しくなるのか―。これは言うまでもなく「悪意があった」ということ。
これはわかるでしょう。しかし、下のようにも言えます。
- 虚偽申告というのは、どう考えても意図的にやったものであり、間違いなく「悪意」がある
- 仮にお金があって、職業が安定しているという「好条件」の人でも、契約を続けていると、何が起きるかわからない
これは言うまでもないですよね。なので、下のようになります。
- そうした人を放置すると、その銀行カードローンや消費者金融だけではなく、他の業者・銀行やクレジットカード会社など、すべてにマイナスになる可能性がある
- また、それらの業者・銀行の利用差にとってもマイナスになる
なので「小さいうちに、芽を摘んでおく」必要があるわけですね。なので、どのクレジットカード会社でも、あるいは消費者金融・銀行カードローンでも、こうした虚偽の申告に対しては、強い姿勢でのぞむわけです。なので、通常のブラックリストよりも重くなる(ペナルティが厳しくなる)ということなんですね。
(なので、くれぐれもアリバイ会社は使わないようにして下さい)
これらの内容については、下の記事でもさらに詳しくまとめています。よろしければぜひ参考にしてみてください。
キャッシングの申し込みで、アリバイ会社を使ってはいけない理由
「虚偽申告」とは
虚偽申告とは言うまでもなく「嘘の申告」のこと。カンタンに言うと、「嘘をつく」ということですね。そして、キャッシング審査ではどのような虚偽申告が特に多いかというと、下の通りです。
- 年収を偽る
- 他社借入件数・総額を偽る
- アリバイ会社を使う
といったものですね。アリバイ会社を使う人は少数派ですが、特に年収・月収を偽るという虚偽申告は、多くの人がやっています。
- 本当は「月収5万円」しか稼いでいない
- しかし、それでは審査に通るかどうか不安
- 最高で「月収8万円」稼いだことはある
- よし「月収8万円」で申告しよう
こうした考え方です。もちろん、こうした「年収の水増し」をする人は少数派ですが、それでも他の虚偽申告と比較すると罪の意識がそれほど重くないということで、一定数の人が、こうした虚偽申告をしています。
しかし、当然ですがこれは絶対NGなので、やめましょう。別に年収のかさ増しだけではなく―。
- どんな内容の嘘でも、キャッシングする時はついてはいけない
- だから、たとえ他の人がやっていたとしても、年収や月収を、実際より多く申告することは、やってはいけない
この「みんながやっているからと言って、やってはいけない」ということは、実存主義で有名な哲学者・サルトルも「自分がすることを、全員がしたらと問え」という名言で、語っています。
(余談ですが、サルトルの名言で「自由とは、望み通りのことができることではなく、できることをやりたいと望むことである」というものもあります。これはキャッシング癖がある
人、あるいはこれから借金完済のために労働しなければいけない人たちにとって、何らかのヒントがあるかも知れません)
と…、サルトルの話はさておき、このように「年収に関する虚偽申告」というのは、キャッシング審査でも多く見られるのですが、くれぐれもやらないようにしてください。
他社借入総額・件数に関する虚偽申告は、必ずバレる
年収・月収に関する嘘についで多いのは、他社借入件数・総額を偽るというもの。しかし、これは必ずバレるのでやめましょう。必ずバレる理由は、個人信用情報によって、すべて管理されているからです。
TwitterなどのSNSが隆盛してから「監視社会」という言葉が流行するようになりましたが、個人信用情報の監視レベルは、そんなものではありません。
- 現時点でどこから借りているか
- その金額はいくらか
- 月々の返済状況はどうか
- いつ申し込んだのか
こういうことまで、JICC・CIC・KSCなどの個人信用情報機関で、情報が管理されているわけですね。なので、これを適当に偽っても必ずバレるのです。むしろ―。
- 虚偽申告をしなければ、高額キャッシングはできなくても、小口借入はできた
- …というレベルの人が、虚偽申告をしたことによって、審査落ちするだけではなく、その業者・銀行の中で、社内ブラック・内部ブラックになった
こういう実例もあります。つまり、藪をつついて蛇を出す…ということをしてしまったわけですね(藪蛇というやつです)。
この程度の虚偽申告だったら、「すべての業者・銀行やクレジットカード会社で共有されるレベルのブラックリスト」にはなりませんが、こうした社内ブラックやグループブラックくらいにはなるので、くれぐれも注意して下さい。(注意というか、要するにやらないように…ということですが。)
業者・銀行・クレジット会社は「覆面調査」をしている
そして、こうした虚偽申告が危険な理由として、アリバイ会社でも何でもそうですが、業者・銀行・クレジット会社が覆面調査をしている…ということがあります。
もちろん、公にしていたら覆面調査にならないので、本当にやっているかはわかりません。公式にアナウンスされているわけではない…ということです。しかし―。
- やっている可能性は高い
- 特にネットですぐに検索にヒットする、アリバイ会社やクレジットカードの現金化業者
- あるいは携帯キャリア決済の現金化業者などは、覆面調査の対象になりやすい
そのため、特にネットですぐに見つかるような現金化業者、あるいはアリバイ会社などを利用すると「かなりの確率で、永久ブラックリストになる」ということなんですね。なので、繰り返し書きますが、、これらの違法業者(あるいはグレーゾーンの業者)は、くれぐれも使わないようにしてください(くどいかも知れませんが、それでもお金に困っていると、使ってしまう人々がいるので)。
「覆面調査」とは
キャッシング審査での覆面調査は、主に
- アリバイ会社
- ショッピング枠の現金化業者
に対して行われます。つまり、申込者・利用者がこれらを利用していないかというチェックですね。抜き打ち検査のようなものです。
「ショッピング枠の現金化」というのは、下のように言えるからです。
- クレジットカード
- 携帯キャリア決済
の2通りがあるのですが、どちらでも「ショッピング枠」がついていて、それを現金化する(本来現金で直接借りることはできない)ということで、まとめて「ショッピング枠の現金化」と呼ばれます。
つまり、特に―。
- クレジットカード会社
- 携帯通信会社
この2つが、ショッピング枠の現金化業者に対して、覆面調査・抜き打ち検査をしている…ということですね。
どうやって覆面調査をするのか
これは簡単で「ただ、お客さんとして利用する」というだけです。そうすれば、たとえばアリバイ会社なら―。
- どんな電話番号を指定するのか
- どんな住所が勤務先住所になるのか
- どんな会社名なのか
こういうことが、わかるわけですね。そして、先にも書いた通りその審査項目で申し込んでいた人々に事情聴取をするか、そのまま強制解約にする…ということになるわけですね。
当然ですが、こういう悪質な申し込みが増えると、クレジットカード会社や携帯通信会社にとっても総額でかなりのコストになるので、それを防ぐためなら―。
- 多少のコストや人員を割いてでも、こうした覆面調査を、業者・銀行の側は徹底する
と考えて下さい。その方が「全体の利益」になりますからね。企業は利益になることなら、基本的にやるものです。(それが利用者のためにもなるので)
なので、アリバイ会社にしてもショッピング枠の現金化業者にしても、こうした「怪しい会社・サービスは、常に業者・銀行・クレジット会社の覆面調査の対象になっていると考えて下さい。
「永久ブラックリスト」とは
永久ブラックリストとは、「5年~10年の期間をすぎても、まだ続くようなブラックリスト」のことです。これについてポイントをまとめると、下のようになります。
- 公式に存在する訳ではない
- あくまで「そうしたものがあるのではないか」という口コミ・評判にすぎない
こういうのが大前提です。そして、具体的にどういうものかをまとめていくと、下のようになります。
- いわゆる内部ブラックの一種である
- 外部も含めて、すべての消費者金融・銀行カードローンなどで共有される訳ではない
通常のブラックリストのように「すべての業者・銀行・クレジット会社」で共有されない理由は下の通りです。
- 普通のブラックリストというのは、個人信用情報に記された、事故情報・異動情報のことである
- この事故情報・異動情報は、最長でも5年~10年という保存期間が決まっている
- だから、それを超える「永久ブラックリスト」というのは、すべての業者・銀行・クレジット会社で共通する…というパターンでは、あり得ない
このようになるわけです。
経済活動を制限するのは、憲法違反である
学校で習ったのを覚えている方もいるでしょうが、日本国憲法では―。
- 職業選択の自由とともに、経済活動の自由も定められてる
- クレジットカードやキャッシングなどのサービスヲリするを利用するのは、その人の「経済活動」の一環である
- なので、不当に制限することはできない
そのため、すべての業者・銀行・クレジット会社で借り入れができなくなるような「永久ブラックリスト」というのは、日本国憲法に違反する可能性があるわけですね(もしそのようなものが、公に作られたら)。
なので、「全体で共通するもの・共有されるもの」としては「永久ブラックリストはない」のです。ただし―。
- 個別のキャッシング業者や銀行カードローンで制定する分には、どんな企業やお店でも「この人は出入り禁止」というブラックリストはあるわけだから、↑(たとえばNHKでも、特定の芸能人などが出入り禁止になっている)
- ということで、別にそれほど問題があるものではない
- だから、特定の業者・銀行だけでの「永久ブラックリスト」はOK
そのため、もし永久ブラックリストになるようなことをしてしまったら、もうその銀行カードローン・消費者金融・クレジットカード会社では借り入れできませんが、別に、他のキャッシング業者やローン会社などで借りればいいだけの話なので、特に気にする必要はないでしょう。
「ショッピング枠の現金化業者」とは
ショッピング枠の現金化業者というのは、下のように言えるからです。
- 携帯キャリア決済
- クレジットカード
これらについている「ショッピング枠」を使って、現金を融資する…という「ビジネス」をしている業者です。どういうことかと言うと、下のようになります。
- ショッピング枠というのは、名前通り「買い物」にしか使えない
- つまり、商品を買わずに「お金を借りる」ということはできない
これが、まず「ショッピング枠」の意味です。そして、下のように言えます。
- しかし「現金が必要」なシーンはたくさんある
- クレジットカードの引き落としもそうだし、携帯料金の支払いなど、何でも「現金」でないといけない
「じゃあ、普通にキャッシングすればいいじゃん」と思う人もいるでしょう。しかし、下のようにも言えます。
- 理屈ではその通りだが、普通の消費者金融・銀行カードローンなどの「キャッシング」は、もう完全に使い尽くしてしまった
こういう人もいるのです。つまりもう借りられないということですね。そして、そういう人でも―。
- クレジットカードのショッピング枠だけはあることが多い
- なので、それを使って借り入れすればいい
- ↑(本当は良くないが)
こういう発想になるわけです。ちなみに、クレジットカードと書いていますが、携帯キャリア決済でも同じです。
携帯キャリア決済とは?
ここでついでに「携帯キャリア決済」の仕組みも説明しておきましょう。一言で言うと携帯電話を、クレジットカードとして使うということです。
- クレジットカードを読み込む代わりに、「携帯電話」をレジで読み込む
- クレジットカードだったら「銀行口座」に請求が行くが、携帯キャリア決済では、「携帯会社」に請求が行く
そして、au・ソフトバンクなどの携帯通信会社は―。
- その請求を受理し、そのショッピング分の料金を、翌月の携帯料金と一緒に請求する
そのため、たとえば携帯キャリア決済をつかって、10万円買い物したとしたら、翌月の「電話料金」が「10万円+通話料金」で請求される…ということなんですね。
どうやってショッピング枠を現金化するのか
そして、どうやってこのショッピング枠(携帯キャリア決済にしても、クレジットカードにしても)を、現金化するのか。このやり方は―。
- まず、主に金券類を買わせる
- 新幹線のチケット
- 飛行機のチケット
- その他、ビール券・図書カードなどである
そして、こうした金券を買ったら―。
- 現金化業者がすぐに「買い取って」くれる
- 例えば「15万円のチケットだったら、2万円の手数料をとる」
- …というようなシステム
- この場合「13万円」が、その利用者の手元に「現金」として渡る
一見「13万円も一気に手に入った」ように見えますが―。
- 本来、そのショッピング枠で「15万円」の買い物ができたはずである
- しかし、それが「13万円」にしかならなかった
- そして、これから「15万円」の分の利息も払っていかないといけない
そして、これが携帯キャリア決済の現金化で「翌月一括払い」だった場合、かなり悲惨なことになります。
翌月「15万円」を用意しないといけない
上のケースだと、この人は「今すぐ、何かで13万円払わないといけない」ということで、ショッピング枠の現金化によって、13万円を手にしたわけです。ということは、この13万円は、すぐに消えてしまうわけですね。
そして、翌月には携帯キャリア決済の「15万円」の一括払いが控えている…というわけです。まさに「前門の虎、後門の狼」ですが、「一難去ってまた一難」という状態になるわけですね。
そして、どうやって15万円用意するかですが、まず無理でしょう。
- 普通の人でも、15万円1ヶ月で余分に用意する…というのは難しい
- まして、普通のキャッシングがもうできないくらいの、借入超過者である
- 借入超過になるという時点で、普通の人より低年収だったり、支出が多い可能性が高い
- なので、普通の人で厳しい返済が、借入超過者の人々にできるわけがない
「わけがない」というと、少々厳しい言い方かも知れませんが、そうやってお金を借りることに対して危機感を持った方がいいわけですね。借入超過状態になってしまっている人は。
ということで、特に携帯キャリア決済の現金化で「翌月一括払いが必要」というケースでは、ショッピング枠の現金化業者を利用すると、致命的・壊滅的な状態になってしまう…ということなのです。
(こうしてヤミ金などの違法業者に手を出し、そのまま帰らぬ人となる人が多いわけですね。もちろん、決して放置していい問題ではないのですが…)
何にしても、クレジットカードの現金化業者でも携帯キャリア決済の現金化業者でも―。
- 現金化業者を利用するというのは、相当リスキーだし、何より、金銭的に大損することが、最初からわかっている
- なので、こうした違法業者(グレーゾーン業者)は使わない
こういうのが鉄則なのです。