アイフルは在籍確認が必須!回避方法・代替措置・なしにする方法はある?
アイフルのキャッシングの審査では、勤務先への在籍確認の電話が必須となっています。これは、アイフル以外の大手の消費者金融・銀行カードローンでもみな同じとなっていて、アイフルだけが厳しいわけではありません。
アイフルの在籍確認についてポイントをまとめると、下のようになります。
- 必須ではあるが、土曜日・日曜日・祝日・夜間などで、やむを得ず確認が取れなかった時は、「明らかに信用度が高い人」に限って、「在籍確認を省略して融資する」ということもある
このような点が指摘できます。また、よくある「職場バレの心配」については下の通りです。
- アイフルという社名や、キャッシングなどの単語は使わない
- 担当者の個人名で「普通の用事」のようにかける
こういうことで、職場の同僚がキャッシングの経験者でもない限り、普通はわかりません。(つまり勤務先にバレないで、そのままキャッシングしやすいということです)。
なので、確かに在籍確認は必須ですが、それによる職場バレなど、多くの人が恐れるような事態にはならず、安心して在籍確認を受けることができる…ということですね。
以下、アイフルの職場への在籍確認について、よくある質問や疑問に答えながら、まとめていきます。
アイフルの在籍確認の電話で名乗る名前
アイフルでも他の消費者金融でも会社名・ブランド名を名乗ると言うことはまずないのですが、会社名を名乗ると思っている人の場合、下のようになります。
- アイフルと名乗られたらいやだなあ…
- そうだ!他の会社名を名乗ってもらおう
このように考えるようです。しかし、残念ながらこれはできません(と言うより、アイフルという社名自体名乗らないので、この点は最初から心配しなくていいのですが…)。
なぜ他の会社名を名乗るのはダメなのか?
これは簡単で「虚偽申告」になるからです。つまり「軽い詐欺罪」ということです。詐欺罪と言っても、もちろん立件されるようなレベルではありません。しかし、下のようにも言えます。
- アイフルという東証1部上場企業が、他の会社(申込者の勤務先)に対して嘘をついた
こういう事実は残るわけですね(仮に応じたら)。そして申込者はそれを狙って、アイフルの評判を落とすために、わざとやっているという可能性もあります。
なので、そうしたリスクも考えて、そして「道義上の正しさ」も考えて、こうした虚偽の会社名を名乗るということはアイフルでもどこでも、大手の消費者金融は絶対にやらないのです。
(これはもちろん、正しいことですよね)
昔はやっていたこともあった?
アイフルではありませんが、ある消費者金融で在籍確認を担当していた社員さんの証言(体験談)によると「昔は、やることもあった」そうです。つまり、そうした申込者の在籍確認のリクエストに応じていた…ということなんですね。
「キャッシングのまとめ」さんという信用できるキャッシングの情報サイトで見た情報なので、割と本当かと思います。ただ、下のように言えます。
- アイフルではない(おそらく)
- また、大手の消費者金融でもない(多分)
- しかも、昔の話である
こういうことで、現在のアイフルのキャッシングの審査の在籍確認では、このようなことは全くない…と考えて下さい。
社名を名乗らないで、やり取りはどうするのか?
会社でよく電話をとっている方だと社名を名乗らないと、希望の相手に繋いでもらうのは無理では?と思われるかも知れません。その通りです。たまには難しいこともあります。たとえば、下のようなやり取りになるんですね。(あくまで一例です)
- アイフルの担当者「相葉と申しますが、会田さんお見えでしょうか?」
- 勤務先の同僚「失礼ですが、どちらの相葉様でしょうか。嵐の相葉様でしょうか」
- アイフルの担当者「いえ、違います。個人的な知り合いの者です」
- 勤務先の同僚「さようでございますか。残念ながら、個人的なお電話はお取り次ぎしていないものでして…」
このようになってしまうリスクもあります。この場合は、文面だけ見ると「在籍確認がとれなかった」ようですが、その時の口調で「あ、これは在籍しているな」とプロならわかります。
アイフルがそのように在籍確認をしているかはわかりませんが、こういうやり取りでも「十分わかる」ことはあるのです。もちろん、わからないこともありますが。
このように、電話がつながらなかった時は、どうするのか?
私が知っているある消費者金融の元社員さんは、このようにされていました。そこはアイフルなどの大手の消費者金融ではなく、いわゆる中小業者だったのですが、まず一度、申込者に相談するということです。
- 担当者「…という風に、つないでいただけませんでした」
- (申込者の携帯電話で会話しています)
- 申込者「そうですか」
- 担当者「何か、つないでもらえそうな用件はありますかね」
- 申込者「別の社名を名乗らないとなると難しいですが…」
- 申込者「もうすぐ私が職場に戻るので、14時ジャストにかけていただければ、私が出ます」
- 担当者「わかりました。では、それでもう一度お電話させていただきます」
言葉遣いなどはもっと両方丁寧ですが、このようにケースバイケースで、何でもいいので在籍確認が取れる方法を模索するんですね。
そこは中小業者だったし、これはかなり昔の話なので、割とこういう「アットホーム」なやり方もできたのかも知れませんが…。何はともあれ、こういうケースもあります。
アイフルのような大手の消費者金融の場合は、どうしているかはわかりません。ただ、とりあえず「職場バレ」するようなことは、東証1部上場企業の評判にかけてもしないので、その点は安心して下さい。
アイフルの在籍確認は、本人でが出ないとダメ?
アイフルの勤務先への在籍確認の電話は、審査申込みした本人が電話に出ないといけないのか―。これは本人でなくてもいいというのが答えです。やはりこれもアイフルに限らずどの大手の消費者金融でもこのようなルールとなっています。
申し込み者本人が電話口に出なかった場合、やり取りはどのようになるの―。先ほどのシミュレーションと一部共通しますが、やり取りの実例を示します。
申し込み者本人が出なかったケース
- アイフルの担当者「田中と申しますが、そちらにお勤めの斎藤さんはお見えでしょうか」
- 勤務先の同僚「ああ、ユウキですね。斎藤ユウキは、今日は休んでおります」
- アイフルの担当者「そうですか。明日はお見えでしょうか」
- 勤務先の同僚「はい、多分出てくるはずです」
このように言う風です。これは在籍確認が極めてうまくいったケースです。そして、ここで「明日はお見えでしょうか」と確認しているのは―。
- 「休み」というのが、休暇中や休職中だった場合―。
- 基本的に融資できない
- だから、ただの欠勤なのかを確認している
この聞き方だったらごく自然ですし、何も違和感を持たれることはないですよね。このように、在籍確認というのは、その時の空気に応じて、ごくごく自然に欲しい情報(申込者が在籍しているかどうか)を聞き出すわけです。
こうした消費者金融の在籍確認のテクニックは、アイフルでもどこでも「プロの話術」して、かなり参考になるものです。なので、もし興味がある方は、職場バレの対策もかねつつ、こうした在籍確認の話し方の事例を調べてみる…というのもいいかも知れません。
(そんな暇な人は、あまりいないとは思いますが…笑)。
なお、キャッシング審査の在籍確認が特に気になる場面として、土曜日・日曜日・祝日の申し込みがあるでしょう。(仕事場が休みのことがあるので)そのような土曜日・日曜日・祝日のアイフルでの借り入れについては、下の記事を参考にしてみて下さい。
アイフルの在籍確認電話・かけ直し対策はどう?
在籍確認の時、気になるのは「かけ直し」でしょう。というのは、下のように言えるからです。
- 勤務先への在籍確認の電話をかけた
- 誰も出なかった
- 着信履歴が残った
- 職場の同僚が戻ってきた
- 着信履歴の電話番号にかけた
- 「はい、アイフルです」と出られた
このような事態が想像できるからです。こうなったら、職場の人々にキャッシングがバレてしまいますね。しかし、これについても、まったく問題ありません。
アイフルの在籍確認は、基本的に番号非通知
例外はあるかも知れませんが、アイフルでもその他の消費者金融でも、在籍確認の電話は、番号非通知でかけるというのが基本です。こうしておけば、上のような場面でも、「かけ直し」をされることがないからです。
ただ、勤務先によっては「番号非通知の電話が、そもそも繋がらない」という設定になっている所もあるかも知れません。(これだとビジネスに差し障りが出るので、小規模な会社しか、それはやっていないような気もしますが…)
なので、そういう設定になっている職場の場合は「電話番号を通知して」かけます。しかし、普通は電話番号自体を非通知でかけるので、職場の同僚が「かけ直す」こともできないわけですね。
番号通知で、かけ直しされたら?
そして、上のような「番号通知」でかけるケースで、もし勤務先の同僚がかけ直しをしたらどうするのか―。これは、アイフルの場合AIセンターという社名を名乗ることで対応しています。
先ほどニセの社名は名乗れない、と書いたので、矛盾していると思う人もいるかも知れません。しかし、これは嘘の社名ではなく「本当にAIセンターという組織がある」んですね。
これは、アイフルの創業者である福田吉孝氏が、アイフルの審査に自動与信システムを導入するために作った、巨大なセンターです。審査に関するシステムはここに集中しているので、在籍確認もここでする…ということですね。なので、「AIセンター」というのは、嘘の社名でもないし、「在籍確認のかけ直し対策のために作った、アリバイ会社のようなものでもない」ということです。
もともと、福田吉孝氏は19才で起業した若い経営者だったので、当時まだ発展途上だったコンピューターについても、自ら操作して、積極的にアイフルの審査に導入していったんですね。アイフルにはそういう新進気鋭の雰囲気があったので、銀行系のグループに所属しなくても、独立系としては異例の(そして、今では唯一の)成功をおさめることができたのです。
(昔だったら武富士も独立系の消費者金融でしたが、今は見る陰もなくなっています)
というアイフルの歴史の話はさておき、このような理由によって設立された「AIセンター」というところから在籍確認をしていて、かけ直しされた時も、その社名を名乗ります。なので「はい、アイフルです」というように電話に出られる心配はない…ということです。
「AIセンター」で検索されたら、どうする?アイフル?
「AIセンター」と名乗った場合も、それを聞いた職場の同僚が、それで納得するとは限りません。「何だろう、今の電話」と思って、後で自分で検索するかもしれません。しかし、これは検索されてもおそらく大丈夫です。
というのは、「AIセンター」で検索した時、トップでヒットするのが「一般財団法人 Ai情報センター」という組織だからです。医療に関する財団法人さんのようですが、何はともあれ、これを見て「何か、キャッシングの在籍確認みたいなのがきた」と思う人は、まずいないでしょう。
(ただ、何でうちの会社に、医療系の財団法人から電話が?という疑問は感じるかも知れませんが…)
「でも、トップでヒットするやつだけじゃないの?それより下に、アイフルのAIセンターがあるのでは?」と思う人もいるかも知れません。しかし、これも大丈夫です。以下、「AIセンター」での検索結果を詳しく書いていきます。
「AIセンター」での検索結果
ざっと一覧にしていくと、下のようになります。
- 2位…千葉大学医学部附属病院・Aiセンター
- 3位…Yahoo!知恵袋の質問(これはアイフルのAIセンター)
- 4位…オートプシー・イメージング学会(Ai認定施設)
- 5位…佐賀大学医学部付属病院・Aiセンター
一つだけリスクがあるのは「3位のYahoo!知恵袋」です。これの内容を箇条書きすると下のようになります。
- 「AIセンター」という所から電話が来た
- 何の用事なのか聞いても、本人か確認するため、氏名・生年月日・住所などを…というだけ
- これは一体、何の会社ですか?
これだけ読むと、まるでAIセンターが不気味な電話をしているようですが、そうではありません。回答にも書かれていますが―。
- おそらく、この質問者は、アイフルか、その関連会社でキャッシングをしている
- かなりの遅延・延滞をしていた
- その督促電話が、AIセンターからかかって来ている
つまり「勤務先への在籍確認の電話」ではなく「遅延・延滞の督促」なのですが(おそらく)、何にしても、勤務先の同僚がこれを読んだら、気づかれるという恐れはあります。
(在籍確認の電話と気づくのではなく、誰かうちのやつが借金して、滞納しているみたいだ…というように思うでしょうが)
なので、AIセンターと検索された場合、このYahoo!知恵袋の検索結果だけが、唯一危ないものです。ただ、これもGoogleの検索結果の画面では、それほど怪しいものに見えず、「あとはすべて医療系」ということで、パット見「なんだ、医療系の会社か」と思うだけで、検索画面を閉じることもあり得ます。
…何はともあれそもそも、職場の同僚がこうしてかけ直しをすること自体、めったにない(番号通知がそもそもめったにない)ので、この点は特に心配しなくても大丈夫です。
在籍確認は「専用の携帯電話」でかける、という方法も
これはアイフルもやっているかはわかりませんが、大手の消費者金融・銀行カードローンがやっている(特に消費者金融)在籍確認の工夫として―。
- 在籍確認の電話は、専用の携帯電話でかける
- 電話が通じなかった場合、その携帯電話の電源を切る
- こうすれば、職場の同僚がかけ直ししても、電話が通じないので、職場バレはしない
こういうものがあります。これは、下の通りです。
- ただ、携帯電話を用意するだけ
- 通じなければ、電源を落とすだけ
こういうことで、やり方も簡単なので、かなり広まっています。アイフルはどうか不明ですが、大手の消費者金融は割と採用していますし、中小業者でもこれをやっている所は多いです。
これだったら「番号非通知の電話は受け付けない」という会社でもOKですし、その後のかけ直しによるキャッシングバレもない…ということですね。
「発信専用の電話番号」でかけるノーローン
また、これはアイフルではなくノーローンのかけ直し対策ですが、発信専用の電話番号からかけるという方法があります。メールアドレスだとよく「このメールは、送信専用のアドレスからお送りしています。返信はできません」というような文言を見ますが、それと同じです。
ちなみに、発信専用の電話番号にかけ直すと、この番号は、発信専用電話です。お繋ぎできません」というアナウンスが流れるようです。なので、これはこれで「怪しまれる」のですが、しかし、下のようにも言えます。
- 「多分、何かのセールスか詐欺商法だろう」と思ってもらえる
- これだけで「キャッシングの在籍確認」と思う人はいない
こういうことで、「なんか変な電話が来たよ」という話が職場で広まることはあっても「キャッシングが勤務先にバレる」ということは、まずありません。なので、これも(アイフルではなく、ノーローンのケースですが)、なかなか良いかけ直し対策だといえます。
新生銀行カードローン レイクは「常に話し中」になる
さらにスマートなのが、新生銀行カードローン レイクのかけ直し対策で、これは、下の通りです。
- その電話番号にかけると、常に「話し中」になる
こういうシステム。これだったら下のようになります。
- AIセンターのような社名から手がかりを掴まれることもない
- 「発信専用」で怪しまれることもない
こういうことで、一番安全性の高い方法でしょう。今後、他の銀行カードローン・消費者金融でも導入するかもしれません。
「何度も話し中だったら、それはそれで怪しまれるのでは?」と思う人もいるかも知れませんが―。
- 2回連続で話し中ということは、たまにある
- (特に長電話の場合はよくそうなる)
- また、2回連続でそうなったら、普通はあきらめる
- 重要な電話だったら、向うからまたかけてくるだろう
- …と思い、そのまま放置して忘れる
こういうのが普通です。なので、個人的には、この新生銀行カードローン レイクのかけ直し対策は、ベストのやり方だと考えます。アイフルやその他の消費者金融・銀行カードローンでも、今後もしかしたら広まっていくかも知れませんが、このように、キャッシングの世界では日々、審査の改善もされているわけですね。
なお、新生銀行カードローン レイクの勤務先への在籍確認の電話については、詳しくは下の記事で書いています。
「アイフルの在籍確認・電話連絡」まとめ
以上、アイフルの審査での会社への在籍確認について、よくある質問を中心に、いろいろなテーマでまとめてきました。最後に要点を整理すると、下のようになります。
- クレジットスコアが高い人だったら、在籍確認が省略されることもある
- その場合は、少額で最短即日融資して、後日あらためて在籍確認し、限度枠を増やす…ということもある
- もし、その後日の在籍確認で不審な点があれば、強制解約などの措置になることもあり得る
このような点なども、補足しておくべきでしょう。その他、気になる部分は質問への答えを中心に、読んでいただけたらと思います。基本的に繰り返し書いた通り、アイフルの消費者金融かで職場バレする…ということはないので、この点は安心してください。