専業主婦のキャッシング審査で必要な書類は?同意書・住民票・身分証など
家庭に入っている女性(自分の安定収入があることが条件)のキャッシング審査で必要になる書類は、まず下の3種類です。
- 配偶者の同意書
- 婚姻関係の証明書
- 自分の身分証明書
そして、三つ目の「身分証明書」は当然必要なので、家庭に入っている女性(自分の安定収入があることが条件)のキャッシング審査だから必要になる書類としては、下の通りです。
- 配偶者の同意書
- 婚姻関係の証明書
の2通りになります。そして、それぞれ簡単に書くと下の通りです。
- 配偶者の同意書…夫の同意書のこと
- 婚姻関係の証明書…住民票
婚姻関係の証明書は、住民票でなくても戸籍抄本・戸籍謄本でもOKです。ただ、住民票が一番簡単なので、みんな住民票を提出します。(審査する側も見慣れているので、審査時間が一番短くなる可能性が高いですしね)
目次
配偶者の同意書不要な銀行カードローンを選ぶ
家庭に入っている女性(自分の安定収入があることが条件)のキャッシング審査でまず大事なのは、配偶者の同意書なしで借りられる銀行カードローンを選ぶ、ということ。そうすれば「夫バレ・旦那バレしない」という単純な理由です。
配偶者の同意書…、要するに夫・旦那の同意書のことですが、これを提出するということは、当然「夫・旦那にキャッシングの相談をする」ということ。相談すればキャッシングがバレるのは当たり前なので、夫・旦那に内緒でお金を借りたいという家庭に入っている女性の人の場合、このような銀行カードローンを選ぶのが必須となっています。
夫・旦那の同意書なしでOKの銀行・一覧
そして、そのように夫・旦那の同意書なしでキャッシング審査に通る銀行カードローンを一覧にすると下の通りです。
- 三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」
- イオン銀行カードローンBIG
- みずほ銀行カードローン
- 楽天銀行スーパーローン(カードローン)
このようになっています。そして、これらは「全国各地どこに住んでいても借りられる」大手銀行ですが、在住・在勤エリアが制限されている地方銀行のカードローンも含めると―。
- 横浜銀行カードローン
- 東京スター銀行カードローン
などもOKとなっています。地方銀行のカードローンはまだ無数にありますが、地方銀行ほど、配偶者の同意書が必須になることが多いので、特にチェックする必要はありません。(大手も含めて、ここまで書いた6つの銀行だけで十分でしょう)
婚姻関係の証明書も提出しなくていい銀行
また、上に書いた「配偶者の同意書不要」の銀行カードローンの中で、さらに婚姻関係の証明書も出さなくていいという銀行カードローンがあります。
- 楽天銀行スーパーローン(カードローン)
- 横浜銀行カードローン
この2つですが、これらであれば、提出するのは自分の身分証明書だけという簡単さです。家庭に入っている女性ということで「自分の勤務先」はありませんから、在籍確認もありません。ということでむしろ、自分の収入によってキャッシング審査を受けるよりも簡単ということになるんですね。
そんな簡単でいいのかと思われるかも知れませんが、今の時代家庭に入っている女性というのは、ある意味セレブな職業です。もう共働きが徐々に当たり前の時代になっていますし、共働きだけでなく「定年を過ぎても一生働く」という人が、多くなっていますから(下流老人という言葉も生まれています)。
ということで「家庭に入っている女性の審査はずいぶん甘いな」と思われるかも知れませんが、この時代背景を考えれば、それも当然かも知れません。
夫・旦那の収入証明書は、審査で出さなくてもいい?
大手の銀行カードローンの場合、夫・旦那の収入証明書は提出不要となっています。つまり、夫・旦那の収入がいくらだろうと、関係ないということです。理由は下の通りです。
- 女性が家庭に入っている家庭は、夫・旦那に一定の収入が必ずある
- たとえば30万円融資するには、夫・旦那に「年収90万円」があればいい
- このくらいは、あるに決まっている
- 仮に夫・旦那に借金が多少あっても、余裕で融資できる
日本人の平均の世帯年収は、約420万円
ですから、単純計算で「140万円まで融資できる」ということなんですね。 なので、極端な話夫・旦那が「100万円キャッシングしていた」としても、奥さんの方に「40万円」までは貸してもいいのです。ということで、既婚女性のキャッシングでは、夫・旦那の収入証明書は不要ということなんですね。 上と同じ理由で、夫・旦那の勤務先に在籍確認するというのも無しでOKとなっています。これは「夫・旦那に内緒で借金したい」という家庭に入っている女性にとって、かなりありがたいことではないでしょうか。 夫・旦那の職場に在籍確認しない理由は、上に書いたように「するまでもない」というのもあるのですが、もう一つ、第三者に借金の事実を知らせてはいけないという貸金業法・銀行法などのルールもあります。 この第三者というのは「赤の他人」だけではなく「夫・旦那・家族」なども入っているのです。要は本人以外は全員、赤の他人なんですね。なので、そうした「第三者」に借り入れがバレないようにするためにも、「夫・旦那の勤務先への在籍確認はしない」ということです。 その銀行カードローンが、通常のキャッシング審査で「在籍確認必須」となっている場合も、家庭に入っている女性の審査に関しては「なしでOK」なので、この点は安心してください。 これは、当然審査結果に影響します。 これらによって、影響の度合いは変わってきます。たとえば金額的に、先ほどの単純計算で奥さん(専業主婦)の方に、あと30万円融資できるとなったとしましょう。 しかし、夫・旦那が今の借り入れで返済の遅延・延滞をしている場合、銀行カードローンはこう考えるわけです。 当然ですが、これによって「家庭に入っている女性も融資不可」となることもあります。 そもそも、なぜ自分の家庭に入っている女性(自分の収入があることが条件)が夫・旦那の収入によってキャッシングできるのか。これは配偶者貸付というルールがあるからです。 配偶者貸付は「貸金業法第13条の2第2項の規定の例外」と呼ばれるもので、「本来貸金業法第13条の2第2項の規定に引っかかる人でも、こういう場合は借り入れしてOKにしよう」というルールを、金融庁で決めたんですね。そして、それが夫婦どちらかに収入がある場合ということです。 配偶者貸付の仕組みは、下のようになっています。 たとえば、例を出すと下の通りです。 こういう家庭の場合「夫婦の年収を合算すると、300万円」になります。そして、その3分の1まで借りられるということで、二人合わせて、100万円まで借りていいということなのです。 なので、たとえば「夫・旦那がすでに50万円借りていた」という場合には、奥さんの専業主婦は、50万円まで借りられるということになります。そして、最初「50万円」の融資枠をもらっていても、途中で夫・旦那が追加で「30万円」借りたとしたら、奥さんの融資枠は「20万円」に減ってしまう…ということもあります。 この「途中で減る」ことについては「融資枠を設定するタイミング」も関係するので、絶対にこうなるとは限りません。減らない場合もしばしばあります。 何にしても、こういう「配偶者貸付」というシステムによって、家庭に入っている女性(自分の収入があることが条件)でも借入審査に通るようになっているのです。 ここまでは「銀行カードローン」の話ばかりしてきましたが、実は、銀行カードローンでなくても、専業主婦がお金を借りることは可能です。ポイントをまとめると、下のようになります。 ただ、これらの消費者金融で配偶者貸付を利用する場合配偶者の同意書の提出が必須ということがほとんどです。銀行カードローンのように「配偶者の同意書なしで借りられる」というところはほとんどないのですね。 こうして家庭に入っている女性(自分の安定収入があることが条件)のキャッシング審査で提出する書類だけ見ると、消費者金融より銀行カードローンの方が審査が緩いと感じられるでしょう。これは「銀行性善説」と言うものです。 金融庁の見方では、基本的に―。 こういう見方に立っています。この「銀行は規制しなくても大丈夫」というのが、銀行性善説と呼ばれるものです。 なので、審査通過率自体は銀行カードローンの方が低い=審査が厳しいのですが、提出書類などの法律のルールについては、銀行カードローンの方が甘くなっているというわけですね。 ただ、あくまで―。 ので、くれぐれも勘違いしないようにしてください。(もちろん、最低限の信用度を満たしている人であれば、じぶん銀行も含めて、銀行カードローンの審査は通ります) 以上、家庭に入っている女性(自分の安定収入があることが条件)のキャッシング審査で必要になる書類についてまとめました。もう一度一覧にすると下の通りです。 こういう3種類です。そして、婚姻関係の証明書は住民票を出す、というのが基本で、あとは下のようになります。 家庭に入っている女性がキャッシングする時は、ぜひ参考にしてみてください。夫・旦那の在籍確認もなしでOK
夫・旦那がすでに借り入れしている場合は?
専業主婦が夫・旦那の収入でお金を借りられる理由
銀行カードローンでなければダメなのか?
なぜ、銀行カードローンの方が審査が甘いのか?
まとめ「家庭に入っている女性(自分の安定収入があることが条件)のキャッシングで必要な書類」