Fマネーカードでお金を借りるメリットは?借入金額によって低金利?審査に通りやすい?
Fマネーカードでお金を借りるメリットは、下の通りです。
- 50万円~100万円の借り入れの時、消費者金融よりもかなり低金利
消費者金融のように最短即日借入はできませんし、融資まで10日~2週間程度かかりますが、それでもいいという場合、そして「50万円~100万円」の金額でキャッシングする…という場合には、多くの人におすすめです。
目次
Fマネーカードの基本情報・スペック
Fマネーカードのスペック・基本情報は下の通りです。
- 年会費…無料
- 申し込み資格…20才以上で、安定収入がある人(学生は借入不可)
- 返済日…毎月1日
- 借入枠…最大500万円
- 明細…郵送・オンライン明細(選べる)
- 会員専用サービス…ネットカウンター
- 返済方式…一括払い・リボ払い(あとリボくん・リボゾー)
- 実質年率…4.4%~17.8%(実質年率)
このようになっています。以下、金利や審査条件など、このFマネーカードのスペックについて、詳しく書いていきます。
Fマネーカードの金利
Fマネーカードの金利は、実質年率で「4.4%~17.8%」。借入金額ごとの適用金利は、下のようになっています。
- 30万円まで…17.8%(実質年率)
- 50万円まで…15.8%(実質年率)
- 100万円まで…13.8%(実質年率)
- 200万円まで…11.8%(実質年率)
- 300万円まで…7.8%(実質年率)
- 400万円まで…5.8%(実質年率)
- 500万円まで…4.4%(実質年率)
これを見ると、特に50万円~100万円の借り入れで、一番低金利になる借入方法の一つ…ということがわかります。これについて説明します。
消費者金融だと、100万円からしか金利が下がらないが…
まず、Fマネーカードの最初の金利…つまり上限金利ですが、この「17.8%」(実質年率 *上限金利のみ記載)というのは、プロミスと同じ金利です。つまり「消費者金融と同レベル」ということですね。
アイフルなどの「18.0%」よりは0.2%安いですが、0.2%n上限金利の差というのは、実際の利子総額では全然影響しません。というわけで、基本的にすべての消費者金融と、ほぼ同じ最高金利…ということです、Fマネーカードは。
しかし、Fマネーカードの金利の魅力が発揮されるのはその先で―。
- 50万円の借入総額になったら、15.8%と金利が下がる
- 消費者金融は、50万円を超えても金利は変わらない
- 消費者金融は「100万円」から変わる
- それまでの段階は、Fマネーカードの方が消費者金融より低金利
こういうことになります。
- 消費者金融…18.0%、17.8%(実質年率)
- Fマネーカード…15.8%(実質年率)
こういう状態になるわけですね。50万円~100万円のキャッシング金額では。2%低金利ということですが、これを実際の利子総額で計算すると下のようになります。
- 50万円で2%なら、年間で、50万円の2%分、利息が違う
- 50万円の1%は、5000円なので2%は1万円
- つまり、1年間借りると、1万円の利息差が出るレベル
こういうことで、そこそこのレベルと言っていいでしょう。大体月額の利息で、1000円程度違う…ということですね。
100万円を超えた後の金利は?
次に、Fマネーカードで借入総額が100万円を超えたら、どうなるか。この時の金利は「13.8%」ですが―。
- これは、クレジットカードのショッピング枠より、やや安い金利
- クレジットカードだと「15.0%」である(ショッピング枠は)
こういうのがまず一つ。それから―。
- イオン銀行カードローンBIG
- ソニー銀行カードローン
- この2つの銀行カードローンの上限金利である
こういうことが指摘できます。上限金利ということは、「100万円以下」の金利なので、下のようになります。
- イオン銀行・ソニー銀行が、100万円未満の適用金利にしている数字を、Fマネーカードは「100万円以上」から採用する
こう書くと、ソニー銀行・イオン銀行よりは、Fマネーカードの方が高金利…というのがわかるでしょう。ただ、Fマネーカードは銀行カードローンではなく、信販系のカードローンですし、イオン銀行・ソニー銀行は「大手の銀行カードローンの中でも、一番低金利」なカードローンなので、比較したらFマネーカードが負けるのは、当たり前なんですけどね。
何にせよ、このように借入金額ごとの適用金利がわかっている…というのは非常にいいことです。大手の消費者金融の場合、これがわからないので、特に数百万円の高額キャッシングをする時、低金利になるか高金利になるかの判断基準すらないですからね。
Fマネーカードの提携ATM
Fマネーカードの提携ATMを一覧にすると下の通りです。
といった、都市銀行の提携ATMはすべて。それから―。
- 地方銀行
- 第二地方銀行
- ゆうちょ銀行
の提携ATMもすべて。
- イオン銀行カードローンBIG
- セブン銀行
こういう、いわゆる流通系の提携銀行のATMもすべて。その他―。
などの提携ATMが使えるようになっています。特にプロミスの提携ATMと提携しているというのは、少し意外かも知れないですが、便利ですね。
コンビニの提携ATMも全部使える
さらに、上の金融機関の提携ATMに加えてコンビニの提携ATMは全部使えるようになっています。
- セブンイレブン
- ファミリーマート
- ローソン
- サークルKサンクス
- ミニストップ
といった大手のコンビニに加えて―。
- セイコーマート
- 生活彩家
- スリーエフ
- ポプラ
- デイリーヤマザキ
といった中小コンビニでも利用可能です。(私は日本の住所は札幌なので、セイコーマートはかなり馴染みがありますが。北海道や東北以外の方だと、セイコーマートは知らないでしょうね)
このように、マイナーなコンビニの提携ATMも含めて、Fマネーカードの借入・返済はすべてのコンビニで出来るようになっています。なので、借入・返済の便利さでも、メリットが大きいと言えるでしょう。
利用手数料は有料なので注意
ただ、これらの提携ATMの利用手数料はすべて有料です。実は有料でもいいなら、銀行カードローンの場合、これらの提携ATMはすべて使える…というのが基本です。銀行カードローンでいう「提携ATM」というのは、利用手数料無料の提携ATM…という意味のことが多いんですね。
なので、銀行カードローンの提携ATMとFマネーカードの提携ATMを比較する時は、この点は注意してください。
(提携ATMに関しては、Fマネーカードは基本的に銀行カードローンより不利です。消費者金融と比較すると、同じくらいです。消費者金融の方が専用ATM・自社ATMがあるので有利ですけどね)
Fマネーカードの審査
Fマネーカードカードの審査は―。
の2通りの方法で申し込むことができます。ネット申込みの場合、下のURLから申し込みします。
http://www.pocketcard.co.jp/ent/f-money.html?cd=PF1P&ds=0
以下、このURL(申し込みページ)に書かれている内容をまとめていきます。(かなり注意書きの多いページなので)
申し込みの前に
最初に書かれていることは、下のように言えます。
- 本人が記入
- 運転免許証があれば、手元に
- 20才以上で、安定収入がある人だけ(学生不可)
運転免許証は、他の身分確認資料でもOKです(あれば、あった方がいいということです)。
カード発行までの手順
Fマネーカードの、発行(融資)までの手順は下のようになっています。
- 1.ウェブでの申し込み
- 2.審査
- 3.カードの郵送
- 4.口座振替登録
最後の口座振替登録というのは、要するに返済用の口座を指定するということです。これはあくまで返済で必要というだけなので、借り入れの手続きは「3」までで終わります。
つまり、ローンカードが郵送されてきたら、そのカードを使ってコンビニの提携ATM・提携銀行のATMなどで自由に借入・返済できますよ、ということですね。
1.ネット申込みについて
Fマネーカードのネット申込みのポイントは下のようになります。
- 「運転免許証」か、「運転経歴証明書」を用意する
- 高齢者の方々などで、運転免許証を返上した…という人は、運転経歴証明書を出す
- これら、運転免許証などの番号を記入する
このようになっています。Fマネーカードの公式サイトの説明を見ると、一見「運転免許証の番号だけ」でいいかのようですが、もちろん、そんなことはなく―。
などの一般的な審査情報を全て記入した上で―。
- もし運転免許証や運転経歴証明書を持っている人であれば、それはキャッシング審査で役立つので、必ず記入するようにしてくれ
という意味です。要は記入した方が有利ですよ…ということですね。
2.カードの入会審査
2段階目の「入会審査」について書かれていることは、下のように言えます。
この2つの書類を提出してもらう…ということ。
- これらの書類の提出の案内は「封書」で届く
- 届いた返信用封筒を使って、これらの必要書類を提出する
- 書類は両方「写し」を出す(コピー)
- つまり、Fマネーカードからの郵送と、こちらからの郵送で、合計で10日程度は必ずかかる
消費者金融の最短即日融資に慣れている人からすると「まじかよ」という感じかも知れませんが、Fマネーカードは消費者金融とは違って、クレジットカードに近いものなので、このくらいの審査日数はかかるわけです。
3.カードの発送
こうして郵送によって提出書類のやり取りをして、それで無事に審査通過したら、それからローンカードがまた郵送されてきます。
(つまり、最低3回郵送があるわけですね。融資までに。この後まだ「口座振替の登録」で、最後の郵送がありますが)
そして、ローンカードは「書留郵便」で送られてきます。書留は本人が受け取らなければいけません。ただ、届いた時に不在でも、郵便局の窓口で受け取れるので、この点は問題ありません。
(受け取る時には必ず身分証明書が必要なので、忘れないようにしてください。印鑑はなくても大丈夫です)
4.口座振替登録
最後に、返済で口座引落をするための銀行口座を指定します。毎月1回の約定返済をするための口座ですね。
Fマネーカード以外のキャッシングでもそうですが、返済はこの「約定返済」プラス「臨時返済・任意返済」となっているので、この口座登録は、最初に必ずするわけです。
(電気・ガスなどの料金の支払いだったら、クレジットカードでもできますが、Fマネーカードというカードの支払いをカードでする…というのは当然できないですからね。口座の指定が必要なのです)
というのが、Fマネーカードの公式サイトの「カード発行までの手順」に書かれている内容です。以下、その他の部分に書かれている内容もまとめていきます。
Fマネーカードで提出する、本人確認資料
Fマネーカードの審査で提出する本人確認書類は、下のようになっています。
全部コピーであって、原本を提出する必要はありません(当然ですが)。
それぞれの書類について一部補足をしていくと、下のようになります。
- 住民票…発行から6ヶ月以内のもの
- 住基カード…顔写真つき
このようになっています。そして、全部の身分確認資料に共通する条件として―。
- 氏名
- 生年月日
- 住所
この3つの情報が、申込書・申込みフォームに記載した内容と同じという条件になっています。これは
- 現住所と、身分証明書の記載住所が違っていたら、基本的にNG
- 一致しているものを提出する
もし、引っ越した直後などの理由で、現住所と身分確認資料の住所が一致していない…ということがあったら、Fマネーカードの審査部に相談しましょう。(といっても、住民票だけは引っ越してすぐ変更になるはずなので、少なくとも住民票だけは、必ず一致するはずですけどね)
なお、補足ですが、「犯罪収益移転防止法」に基づき~、と書かれている部分は、特に読まなくてOKです。一応、「こういう法律があるから、大変かもしれないですが、本人確認資料の提出にご協力お願いします」ということです。
収入確認資料の提出も必須(種類・一覧)
Fマネーカードの審査では、本人証明書類の提出だけでなく、年収証明書の提出も必須になっています。そして、具体的にどんな書類を提出すればいいのかというと、下の通りです。
このようになっています。これは会社員・OL・公務員やパート・アルバイト・フリーターなど「給与所得者」の方々の場合です。(所得証明書と課税証明書は、実質同じようなものです)
自営業・個人事業主の場合は?
そして、個人事業主・自営業だと何を提出すればいいのかというと、下の通りです。
このようになっています。後半は給与所得者の方々と同じですね。
年金生活者(年金受給者)の場合
年金受給者・年金生活者の場合は、下のような提出書類になります。
- 年金証書
- 年金通知書
- (以下、課税証明書・納税通知書は同じ)
これらのうち、どれか1種類を提出する…という審査システムになっています。
(以下、これらの年収確認資料について解説していきましょう。)
源泉徴収票の条件
Fマネーカードの審査で、源泉徴収票を提出する時は、下のような条件を満たしている必要があります。
- 最新のもの(当然ですが)
- 本人の名前がフルネームで書かれている(これも当たり前ですが)
- 「支払い金額」の欄に、収入の金額が記載されている
- 発行元(会社など)の押印がある(手書きの場合)
つまり、「源泉徴収票なら、ほぼ何でもOK」です。というのは、下のように言えるからです。
- 最新…当然
- フルネーム…当然
- 金額の記載…当然
- 手書きでない…普通
- 押印…普通
だからです。源泉徴収票を会社などから受け取った人がある人なら、これらの条件は「すべて当たり前」というのがわかるでしょう。なので、最新の源泉徴収票なら、Fマネーカードは全部OKとなるわけです。
(あとでゴタゴタしたトラブルが起きないように、こうやって全部注意書きしている…というだけなんですね。)
給与明細書の条件
給与明細書を提出する場合は、下のような点に注意します。
- 直近の「連続2ヶ月分」を提出する
- 「1ヶ月」ではダメだし、「連続」でないとダメ
- 勤務先の明細が記載されている
- 本人の名前がフルネーム
- お給料の金額の記載がある
- 手書きだったら、会社の印鑑が必要
- 発行日の記載がある
これも、ほとんどの職場では、特に気にする必要がありません。気にする必要がある人は―。
- 町工場のような「古い」勤務先で働いている
- 毎月の給与明細書が「手書き」という所
それだと「会社の印鑑」や「発行日」をチェックする必要があります。そうでない「普通の給与明細書」をもらっている方だったら、特に注意すべきポイントはありません。
「課税証明書」の条件
課税証明書についてポイントをまとめると、下のようになります。
- 証明する年度の1月1日に、住んでいた市区町村で発行される
- その役所の窓口で、300円ほど払えば発行してもらえる
このようになっています。そして、Fマネーカードが審査するときの条件は、下の通りです。
- フルネーム
- 金額の記載がある
- 発行元(役所)の押印がある
- 最新のもの
フルネーム・金額・押印…は当たり前なので、無視してOKです。「最新」の部分だけ注意が必要ですが―。
- 課税証明書や所得証明書は、年度が明けてすぐに発行されるわけではない
- 6月頃に、去年の分の所得証明書・課税証明書が発行される
- だから、それまでの期間は、一昨年のものが、最新になる(年度が変わった後でも)
そのため、転勤をよくしている方は、「どこの役所にもらいに行けばいいか」という点が変わるので、この点のみ注意してください。(もちろん、今住んでいる地域の役場に行っても、そこの窓口の人が教えてくれますけどね)
なお、課税証明書・所得証明書は、自治体によっては「収入証明書」と呼ぶこともあるようです。いろいろ呼び名が多くてややこしいですね(笑)。
「納税通知書」の条件
納税通知書というのは、下のように言えるからです。
- 毎年6月頃に発行される
- 住民税の課税に関する通知書(所得税とは別)
こういうものです。所得税については3月に納税しないといけないし、納税額は自分で計算するので、通知書というものはありません。
そして、Fマネーカードのキャッシング審査で納税通知書を出す時は―。
- フルネーム
- 金額の記載
- 発行元の印鑑
- 最新のもの
こういう四点に注意すれば要はこれも「当たり前」の内容ですね。なので、特に難しいことはありません。
「確定申告書」の条件
確定申告書については、下の条件を満たしていればOKとなっています。
- フルネーム
- 収入合計額
- 課税額
- 最新
- (手書きなら、税務署の押印)
確定申告のルールに則ってやっていたら、「フルネーム」や「課税額」などはまったく問題ないので、これはいいでしょう。
「手書きなら~」の部分ですが、これは
- イータックスなら、印鑑なしでOK
- イータックス以外なら、印鑑が必要
イータックスというのは「確定申告をネットで出来る」ものですが、これだったら、手書きの部分は一切ありませんからね。
そして、イータックスで確定申告が完了したという時点で「税務署がそれを受け取った」という証明ですから、その時点で「印鑑と同じ効力」があるわけです。
一方、イータックス以外の方法で確定申告したら、必ず「手書き」になります。税務署の窓口で提出しても、郵送で提出しても同じですね。
そして、郵送で確定申告をした場合は、それが返送されてくるまでに1週間~2週間はかかります。返送されて初めて、印鑑がおされた確定申告の控えが手に入るわけですから、郵送で確定申告をした人は、この点に注意してください。
(つまり、この返送がされるまでの期間は、Fマネーカードの審査でも、確定申告書を提出することはできない…ということです)
税務署の窓口で確定申告をした人は、その時点で受領の印鑑をもらっていますから、問題ありません。その時渡された控えを、Fマネーカードに提出すればOK…というだけです(もちろん、コピーでOKですが)。
「支払調書」の条件
支払調書は、源泉徴収票の「個人事業主版」のようなものです。
- 企業が、その個人事業主に支払った、1年の報酬の金額が書かれている
こういうものです。企業によっては、支払調書ではなく源泉徴収票を送るところもありますが、源泉徴収票と同じで、大体1月か2月に、企業からフリーランス・自営業の方々に対して送られてきます。
もし、取引先が一箇所だけで、そこの支払いがそのまま年収となる人は、この一枚でいいでしょう。しかし、個人事業主・自営業の方々というのは、大抵「複数の取引先」から報酬をもらっているはずなので、それを一枚にまとめた所得証明書などを提出する必要があります。
(Fマネーカードの公式サイトでも「収入源が複数ある方は、全部がまとまったものを~」という内容を書いています)
「年金証書」の条件
年金証書の条件も、フルネーム・金額記載など、ここまで書いてきた内容と同じです。年金証書とは何かを書くと下の通りです。
- 裁定請求手続きをしてから、大体2ヶ月ほどで送付される書類
- 上の部分が「年金証書」
- 下の部分が「裁定通知書」になっている
こういう書類です。この辺は、年金受給者・年金生活者の方々であれば、すでに受け取っているのでわかるでしょう。
「年金通知書」の条件
これも支給金額の記載などの条件は同じで、年金通知書とは何かを書くと下の通りです。
- その1年の「年金支払い予定」の金額を、記した書類
- 毎年6月頃に、社会保険事務局が発行する
これも年金生活者(年金受給者)の方々は、大体わかると思いますが、これを提出すればOK…ということです。
なお、年金通知書を出すにしても、年金証書を出すにしても―。
この点は、年金受給者(年金生活者)の方々も注意してください。
以上、収入確認資料を中心に、Fマネーカードの審査での提出書類について、詳しいルールをまとめてきました。これらのルールは、他のキャッシング業者などでお金を借りる時にも役立つものなので、参考にしていただけたら幸いです。
Fマネーカード審査・申し込みの注意
提出書類についてのまとめの後は、公式ページでは「注意点」について書かれています。簡単に箇条書きすると下のようになります。
SSLは大した問題ではないので置いておくと―。
- 勤務先への在籍確認は、あると明言はされていない
- あくまで「することがある」というだけ
- また、職場だけでなく、自宅への電話連絡がある可能性もある
消費者金融などの場合、基本的に自宅への確認電話はないので、この点では家族に内緒でお金を借りたいという人にとって、Fマネーカードの審査は少々厄介かもしれません。(郵送も多いですしね)
郵送だったら、日本国外からでも借入可能?
この文面を読む限り(公式ページを読む限り)、日本国外に住んでいても、郵送だったら融資可能なようです。もちろん、郵便物のやり取りに相当な時間がかかるでしょうが、それでも―。
ホームページからのお手続きは、日本国内にお住まいの方に限ります。
という文面なので、これはやはり住居が国内になかったとしてもOK…ということでしょう。海外に住みながら、消費者金融などでキャッシングしたい…という方にとっては朗報かもしれませんね。
Fマネーカードの支払い・返済方法
Fマネーカードの支払い・返済の方法は2通りで―。
- 銀行引き落とし
- 提携ATMでの返済
- 約定返済…銀行引き落とし
- 任意返済…提携ATMでの返済
こういう風ですね。そして、これらの返済の金額についてですが、その金額を決定する方法で、いくつかのシステムがあります。それらのシステムやサービスを紹介していきます。
「あとリボくん」とは
Fマネーカードには「あとリボくん」というシステムがあります。他のクレジットカード会社では「あとからリボ」などと呼ばれるものですが、名前の通り内容です。
- 店頭では「一括払い」とした支払方法を、後からリボ払いに切り替えられる
このメリットは、下の通りです。
- 店員さんの前では、見栄を張って「一括払い」と言ってしまった、という時
- 見栄ではないが、その店舗が一括払いしか対応していなかった時
- 選べたが、間違えて一括払いにしてしまった時(特にネット決済など)
- その他、一括払いで払えるつもりだったが、やはり苦しくなった時
このように4通りあります。キーワードだけ書くと下の通りです。
- 見栄
- 一括のみ対応
- 間違い
- 資金繰り
これらのどの原因でもいいですが、要は「後からリボ払いにしたくなった」という時に、Fマネーカードだったらこの「あとリボくん」を利用して、リボ払いに切り替えることができる…というわけですね。
(当然ですが、あとリボくんを使うタイミングによっては、翌月の請求で間に合わないことがあります。この場合は、ポケットカードに電話して相談するなどしましょう)
「リボゾー」とは
リボゾーとは「リボ払い増額」の略です。つまり、余裕がある月には、多めに一部繰り上げ返済をする…ということですね。誰でも考えることでしょうが、それがシステム化されているので、やりやすいということです。
私はとあるクレジットカードを使っていて、リボ払い専用なのですが、提携ATMで臨時返済をするのが少々面倒です。
なので、利息がかかるの覚悟で、いつでも全額返済できる借入残高を、放置していたりします(本当はよくないのですが、コンビニの提携ATMに行く時間もあまりないし、まして海外にいたりすると、繰り上げ返済が非常に面倒なので)。
その点、気軽に返済金額を増額できる、このリボゾーのシステムは便利です。Fマネーカード以外でも、消費者金融やクレジットカードでぜひ導入してもらいたいサービスですね。