アイフルとクレジットカードの最短即日融資の比較~審査通過率・借りやすさでアイフルが有利~
アイフルと、クレジットカードのキャッシングを比較すると、下のようになります。
- 最短即日借入…アイフルが断然有利(クレジットカードは10日くらいかかる)
- 金利…キャッシング枠なら同じ。ショッピング枠なら、クレカの方が低金利
- 利子総額…最初の5ヶ月なら、アイフルの方が低利息(初回30日間無利息なので)
- ポイント…クレジットカードしか貯まらない(アイフルにポイントはない)
- 審査通過率…クレジットカードによるが、大体アイフルの方が申し込みやすい
このようになっています。
- アイフル…申し込みやすい
- クレジットカード…ポイント・マイルが貯まる
こういうのが最大の違いですね。その他の点については「クレジットカードによって違う」ので、完全な比較はできないのですが、上の2つのポイントについては、すべてのクレジットカードにおいて、アイフルと比較できることです。
(以下、詳しく解説していきます。)
目次
最短即日融資では、圧倒的にアイフルが有利
まず、最短即日融資ができるかどうかですが、これはもう、完全にアイフルが有利です。箇条書きすると下のようになります。
- クレジットカードは最短即日融資ができないのが普通
- 早くて数日、基本は1週間…というパターンが多い
こういうことで、最短即日キャッシング以前の問題なんですね。クレジットカードは。
なので、即日借入をしたいという人は、みんな消費者金融か銀行カードローンで申し込むわけですが、その中でもアイフルなどの消費者金融は、「最短即日融資などのスピードキャッシングに特化した」金融機関なので、この分野でアイフルの方が断然有利なのは、言うまでもないことなのです。
(むしろ、これでアイフルが負けていたら存在意義を問われるわけですね。アイフルだけでなく、どの消費者金融でも同じですが)
アイフルはどのくらいの時間で融資できるのか
そして、具体的にアイフルがどのくらいのスピードキャッシングができるのかというと、下の通りです。
このようになっています。そして、これは最短の場合なので、平均すると1時間半程度かかる…と思っていいでしょう。(審査時間だけで見ると、1時間程度です、平均で)
アイフルのキャッシング審査だと、どんなに遅くても3時間あれば審査完了します。それ以上かかる場合というのは、下のように言えるからです。
こういう特殊なケースです。なので、普通の人は、大体数時間あればアイフルでは審査通過できるわけですね。このように、アイフルは最短即日キャッシングが非常にしやすくなっています。
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クレジットカードは「即日発行」もできる?
クレジットカードは本当に幅が広いので、中には「即日発行も可能」というものは、いくつかあります。特に―。
- 百貨店
- 家電量販店
- スポーツショップ
などが発行する「流通系」と呼ばれるクレジットカードは、店頭ですぐに発行できる…ということが多いです。これは、下の通りです。
- その場で発行すれば、現時点で手持ちのお金がない人でも、かなり高額なショッピングをしてくれる
と言う期待があるからですね。
- 多少返済不能になって、損失が発生しても、商品の販売収益があるので、それでカバーできる
そのため、このような「流通系」のクレジットカードの場合は、他のクレジットカードと比較して、割と即日発行・最短即日融資がしやすくなっているわけですね。
クレジットカードの基本は1週間~10日程度
そして、上の流通系クレジットカードのような例外はあるものの、クレジットカードの発行にかかる日数の基本は、やはり1週間~10日程度となっています。何でこれだけかかるのかというと、下の通りです。
- 審査申込み自体はネット申込みで出来るので、即日可能だが、その後、本人確認資料などの必要書類を、郵送でやり取りする
- 送付するための書類をあちらが郵送してきて
- さらにこちらが返送する…という手続きがあるので、どうしても合計で1週間はかかる
こちらが速達で出したら多少は早くなりますが、それでもせいぜい一日早くなる程度です。北海道などは2日早くなるかも知れませんが。
何はともあれ、こういう提出書類のやり取りなどで、クレジットカードの審査は時間がかかるようになっているわけです。なので、最短即日融資に関しては断然アイフルが有利…ということなんですね。
金利は、キャッシング枠なら変わらない
続いて金利ですが、クレジットカードには2つの機能があり―。
- キャッシング枠
- ショッピング枠
このようになっています。それぞれの実質年率は上限金利でいうと、下のようになります。
- キャッシング枠…18.0%(実質年率)
- ショッピング枠…15.0%(実質年率)
こういうのが平均的な数値。そして、アイフルの上限金利も「18.0%」なので、下のようになります。
- キャッシング枠なら、金利は同じ
- ショッピング枠なら、アイフルの方が高金利
一応、キャッシング枠とショッピング枠の違いも書いておくと―。
このようになっています。買い物専用だと下のように言えます。
こういう現実があるのです。こう書くと日本人はすぐに「ずる賢い計算をしている」などと言いますが―。
- こういう対策をとっておかないと、その銀行やクレジット会社は、必ず倒産する
- 特に銀行がそうして破綻すると、巨額の税金が「公的資金」として投入される
- つまり、日本人にとって迷惑なのは、こういう「計算」をしない金融機関である
実際、昔の「長期信用銀行」など、公務員に近い体質の銀行の方が、こういう迷惑な破綻をします。
そもそも、すべての生命が「他者を殺して」生きている以上、生きるためにはありとあらゆる計算をしないといけないんですね。そういう厳しい現実から逃げて「自分だけは綺麗な人間である」と思おうとする人が、長銀の破綻のように「大迷惑」なことをするわけです。(ユニコーンの曲名ではありませんが)
このように、少々話が膨らみましたが、こうしたことから―。
- 同じクレジットカードでも、キャッシング枠のように「資金使途」が自由なものは、破産した時の損失をカバーするために、どうしても高金利な設定にせざるを得ない
高金利というだけですぐに抵抗を示す日本人が多いので、こういう説明をしたわけですが、何はともあれ、下のように言えます。
- そのようにキャッシング枠は高金利になるので、アイフルとクレジットカードを比較する場合も、キャッシング枠だと、アイフルと同じ金利
そして、ショッピング枠しか使わない人なら、クレジットカードの方が低金利…ということですね。
実際の利子総額は、アイフルの方が安い?
アイフルには初回30日間無利息というサービスがあります。そして、これを利用すると下のようになります。
- クレジットカードのショッピング枠と比較しても、最初の5ヶ月程度は、アイフルの方が低利息になる
このようになっています。計算については、他の記事で何度かしているので省略しますが、要は下の通りです。
- 最初の1ヶ月で、アイフルがリードする
- クレジットカードの方が低金利なので、その後はクレジットカードが毎月追い上げていく
- その追い上げが完了するのに、5ヶ月程度かかる
そのため、5ヶ月で完済できるのでれば、クレジットカードよりアイフルの方が低利息…となるわけですね。消費者金融は金利が高いと思っている人が多いでしょうが、それは長期間借りる場合であって、短期間だったら「むしろ消費者金融の方が安い」というのが現状なのです。
(これはノーローンが無利息サービスをスタートさせたことから徐々に変わってきた常識なんですけどね。ノーローンというブランド名の由来も、この無利息期間からなのです)
クレジットカードならポイント・マイルが貯まる
これはクレジットカードとアイフルの最大の違いなのですが、下のように言えます。
- クレジットカード…マイル・ポイントが貯まる
- アイフル…貯まらない
こういう違いがあります。これは別にアイフルに限らずどの消費者金融でも同じなのですが、消費者金融はポイント・マイルを貯めるという発想がないんですね。銀行カードローンもないので当然ですが。
これがクレジットカードと他の借り入れの最大の違いと言っていいでしょう。
- 消費者金融でも銀行カードローンでも、他の借り入れはすべて「借金」だが、クレジットカードは必ずしも借金とは限らない
- 普通に現金で買い物するより、ポイント・マイルが貯まって経済的に得をする
ということなのです。なのでお金持ちの方でも、あえて「高還元率のクレジットカード」を発行して、それにすべての支出を集中させる…ということを、割とよくしているんですね。
(ちなみに、ポイント・マイルのために無理に買い物するのは庶民の発想で、不要な買い物は一切しないというのが、実は一番得する方法です。高還元率のクレジットカードで100万円買い物しても、年間で1万円得する程度ですからね)
何はともあれ、クレジットカードであれば、うまく使えばポイント・マイルによってある程度得することができます。一方、アイフルにポイント・マイルは一切ありません。この点は一番大きな違いです。
審査通過率はアイフルの方が高い(カードによるが)
基本的に審査通過率はアイフルの方が高くなっています。ただ、これもどのクレジットカードと比較するかによって、全然違います。
こういうこともあるからです。ここではキャッシングの知識の参考として、ハウスカードについても紹介しておきましょう。
ハウスカードとは
ハウスカードとは、特定の商品・サービスにしか、使えないクレジットカードのことです。クレジットカードの借金としての機能は持っているのですが、下のように言えます。
そのため、普通のクレジットカードと比較して、かなり審査がゆるいわけですね。しかも―。
- 例えばマルイのエポスカードのように、百貨店のハウスカードだと、それによってマルイが自社の売上を伸ばすことができる
このような点で「販売促進」としての効果もあるわけです。なので、積極的に発行してくれるわけですね。というように―。
- クレジットカードと一口に言っても、その審査の難易度は千差万別であり、ハウスカードのようなクレジットカードもあれば、アメックスのセンチュリオンのような「神レベル」の難易度もある
こういうことで、「一概には言えない」となるわけです。ただ、下のように言えます。
- 平均的な審査通過率のクレジットカードと比較すると、アイフルの方が審査通過率は高めになっている
こういうことは言えるでしょう。(クレジットカードは本当に幅が広いので、どれと比較するかによって、まったく比較結果が違ってくるのですが…)
アイフルとクレジットカードの比較・まとめ
以上、アイフルとクレジットカードを比較してきました。最後に整理すると、下のようになります。
- 金利は、キャッシング枠だったら、アイフルとクレジットカードは同じ
- ショッピング枠の金利だったら、クレジットカードの方が低金利
- だた、実際の利子総額でいうと、アイフルは初回30日間無利息があるので、5ヶ月など短期間で完済できるなら、利子総額は実は、アイフルの方が安くなる
こういうことが指摘できます。
- 最短即日キャッシングについては、断然アイフル
- クレジットカードは必要書類のやり取りなどで、1週間から10日かかるのが普通
このようになっています。
- クレジットカードも、流通系クレジットカードなどは、店頭で即日発行もできるが、買い物しかできないことが多いし、現金の直接借入ができるという点では、最短即日融資はアイフルの方しかできない…と考えていい
といえます。また、アイフルは最短30分と言うスピード審査が可能…という点でも有利です。
…と総合的に見て、最大の違いは下のようになります。
- アイフル…申し込みやすい
- クレジットカード…ポイント・マイル
このような点に尽きるわけです。冒頭に書いた通りですね。
- お金がない時…アイフル
- お金がある時…クレジットカード
となるわけですね。クレジットカードはお金持ちになった人でも、ずっと付き合っていくものですから。これがアイフルとクレジットカードの最大の違いと言えるでしょう。