キャッシングの用語まとめ|低利息のカードローン&高利貸しの融資など
この記事では―。
こういう、主に金利・利息に関する用語・トピックスをまとめていきます。特に日本人の「低利息」に関するイメージは間違っている部分も多いので、参考にしていただけたら幸いです。
「低利息」のキャッシングについて
低利息でキャッシングをする方法は3通りあります。
こういう3通りです。もちろん全部満たすの方が理想ですが―。
こういうのがまず一点。なので、このどちらかを選んで、それプラス「自分が早期返済する」というのが、一番低利息でお金を借りる方法となります。当たり前のようですが、実はキャッシングで利息を小さくするには、「少しでも早く、全額返済する」というのが一番いいのです。
短期間で完済するなら、ヤミ金でお金を借りても大丈夫
極端な話、数日という短期間で完済できるなら、トイチなどと呼ばれるヤミ金でお金を借りても、大丈夫なくらいなんですね。たとえばトイチで5万円借りたとすると下のようになります。
- 10日で1割なので、10日で「5000円」の利息
- ということは、1日で「500円」の利息
- 翌日返済するなら「500円」の利息しか発生しない
「いや、高いだろ」と思う人は、かなり金銭感覚のしっかりしている人です。
確かに高いのですが、要は「そのお金を、何のために借りたのか」ということなんですね。たとえば沖縄の国際通りなどの観光地では、観光シーズンになると、こういう「トイチ」の地場の街金が、商店主にお金を貸している光景が、現代でも見られます。これは、下の通りです。
- 彼ら商店主にとって、観光シーズンに一日数万円稼ぐのは、それほど難しくない
- それより、仕入れのための現金が必要で、一人で切り盛りしている店だと、お金を誰かが持ってきてくれて、回収(督促)もしてくれる方がありがたい
だから―。
- 1日500円程度の利息を払ってもかまわないし、むしろ「あちらから取り立てに来てくれる高利貸しはありがたい」
よく考えると「ATMの利用手数料だって、1回250円はとられる」わけです。そう考えたら、、5万円借りて、1日で500円取られるというのも、別にそれほど高くない…というのがわかるでしょう。
ただし、念押ししておきますが―。
- その借りた5万円で「稼げる」計算が立っている時のみ
- しかも、1日か数日で完済できる時のみ
こういう高利貸しを使ってもいい…ということです。そうでない人が使ってはいけません。
「ギャンブルで増やす」というのは、絶対NG
当たり前ですが、この「5万円で稼げる見込みが立っている」というのは、投資・ギャンブルでは絶対にダメです。(こういう人がやる投資は、ギャンブルに含みます)
たとえばGoogleで、「競馬」「競艇」「スロット」「パチンコ」などのキーワードと合わせて「借金」検索すると、それぞれのギャンブルで破産した方々、どういう生活をされているかがよくわかります(現在進行形で更新されているブログさんが多いです)。
それを見ると、彼らが「借りたお金を、ギャンブルで増やす」ということに対して「自信満々だった」というのがよくわかります。「自分だけは大丈夫」と皆思っていたんですね。
第二次大戦中の日本軍でもそうですが、人間はとかくこういう「現実を見ない妄想」を信じこむものです。夢を見るのはいいことですが、その夢を現実にするには、徹底したリアリストにならなければいけません。
「短期間で、資産を一気に増やす」ということを考えたら、確かにギャンブルやFXのような、ハイリスク・ハイリターンな賭けに挑む必要があるのですが、そもそも短期間で増やす必要があるのか?ということを考える方がいいでしょう。
多少時間がかかってもいいなら、ほぼノーリスクで資産を増やす方法はあります。要は「地道にハードワークをすればいい」のです。カーネル・サンダース(KFC創業者)は「ハードワークは役に立つ」という名言を残していますが、まったくその通りです。正しい仕事でハードワークをしているなら、「苦労」はありますが、「リスク」は一切ないのです。
(仕事が好きであれば、デメリットもありません)
つまり「お金持ちになりたい」という気持ちは、まったく悪くないし、むしろ良いものなのですがそのやり方を、よく考えた方がいいということですね。基本的に自分でコントロールできないものに期待するのは危険なので、下のようになります。
- 自分がコントロールできる仕事で、それに、常人離れした労力をつぎ込む
これが、一番確実にお金を稼ぐ道だと、私は思います。(カーネル・サンダースも、CoCo壱番屋創業者の宗次氏も、そういう方でした)
「高利貸し」とは
高利貸には、2通りの意味があります。
こういう2通りですね。要は法定金利を―。
- 守っている
- 守っていない
こういう2通りです。そして、私から言わせれば利息制限法の最高金利を守っている消費者金融は、高利貸でも何でもありません。もし消費者金融を高利貸しというなら、消費者金融に近いレベルの金利で融資をしている―。
などの銀行カードローンも「高利貸し」ということになってしまいます。もちろん、そう分類してもその人の自由なのですが、そうやって、これらの銀行カードローンを否定すると下のようになります。
- 審査が厳しくて、即日借入がしにくい銀行カードローンだけが残る
- 急ぎでお金が必要な時に資金調達する手段がなくなるので、世間のお金が回らなくなる
- 結果、日本経済がさらに冷え込む
こういうことも覚悟しておくべきでしょう。つまり「自分のお給料も減る」ということです。
お金はよく「血液」に例えられます。社会が人体だとして、その隅々まで栄養素を運ぶために、「お金」という名前の「血液」に乗せて、いろんなもの「物・サービス」などを回していく…ということですね。
お金の流れが止まってしまうと、血流が止まった人体と同じで、ありとあらゆる弊害が出るのです。これは財政政策に失敗して「ハイパーインフレ」になった国などを見ればわかるでしょう。
ということで、社会のお金は常に回さなくてはいけないのですが、そのためには、多少他より金利が高くなっても―。
- 最短30分などのスピード審査で融資をする
- 一般的な銀行カードローンほど、審査が厳しくはしない
こういう金融機関の存在が、どうしても必要なんですね。必要だから、消費者金融というビジネスは「それが、まったくなかった戦後」から生まれて―。
などと呼ばれる時代を経て、現代まで成長し続けてきたのです。(90年代は、日本人の高額納税者の上位に、ことごとく消費者金融の社長・会長がランクインしていましたが、消費者金融というビジネスが始まった頃は、こんなことは誰も想像できなかったのです)
そのくらい、社会にお金を回すために必要だったから成長したのです。同様に、「消費者金融に近いレベル上限金利で融資している銀行カードローン」というのも―。
- それによって、低金利な銀行カードローンとは別のやり方で、経済を回すことに貢献できる
こういうことで、しっかり価値があるんですね。低金利でも高金利でも、そこに融資のスピードが絡めば、それぞれの役割がある…ということなのです。
余談ですが高利貸という言葉は戦後、隠語で「アイス」と呼ばれていました。アイス=氷菓子=高利貸…ということですね(一種のダジャレですが)。