「5万円まで180日間無利息」&「何度でも1週間無利息」と、利子総額のまとめ

目次
この記事のまとめ
この記事は、キャッシングの用語を下のような流れでまとめています。
- キャッシングの利子総額を左右するのは、実は「無利息期間」である
- 「初回30日間無利息」が一番メジャーだが、ノーローンの「何度でも1週間無利息」や、新生銀行カードローン レイクの「5万円まで180日間無利息」もある
特に初回30日間無利息でキャッシングをすると、「消費者金融の方が、実際の利子総額で一般的な銀行カードローンより安い」となるのですが、下のように言えます。
- その一般的な銀行カードローンの金利は、実質年率で「4.5%~14.5%」である
- また、最高借入枠は800万円が多い
こういうことを解説しています。その他―。
などの、話の流れから派生した用語・トピックスについてまとめています。キャッシングの知識を深めたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
キャッシングの「利子総額」
キャッシングの利子総額を大きく左右するのは、実は「金利」ではなく「無利息サービス」があるかどうかです。つまり「初回30日間無利息」などのサービスですね。
箇条書きしていくと、下の通りです。
この「5ヶ月」という計算がどこから来ているかも書きます。
なぜ「最初の5ヶ月」なのか
わかりやすく「10万円」借り入れしたとしましょう。その場合、1ヶ月の利息は―。
- 消費者金融…約1500円
- 銀行カードローン…約1200円
これらしかし、たとえばプロミス・アコム・アイフルなどで「初回30日間無利息」で借り入れした場合(プロミスはWEB明細やメールアドレスの登録が必要なので注意してください。)
- 消費者金融…0円
- 銀行カードローン…1200円
こういう利息になります。最初の1ヶ月は。
- 最初の1ヶ月で、消費者金融が「1200円」リードし、それを銀行カードローンが、毎月追いかける
こういう構図になるわけです。そして、毎月いくら追い上げるのかというと、下の通りです。
- 消費者金融…1500円
- 銀行カードローン…1200円で、銀行カードローンの方が「毎月300円低利息」なので、「300円ずつ」追い上げる
こういうことなんですね。
- 1200円の利子総額の差を、300円ずつ縮めていくので、4ヶ月で追いつく
- 最初の1ヶ月をこれにプラスして、全部で5ヶ月
ちなみに、これは一般的な銀行カードローンの場合で―。
- ソニー銀行カードローン
- イオン銀行カードローンBIG
- みずほ銀行
のような「平均的な銀行カードローンよりも、金利が低い」という金融機関の場合、4ヶ月で追いつく…と考えて下さい。(正確には4ヶ月半暗いですが…)
というのが「実際の利子総額を左右するのは、実は無利息サービスである」ということですね。ちなみに、ここでは一番メジャーな「初回30日間無利息」で紹介しましたが、他の無利息サービスも解説しましょう。
というものがありますが、以下どのような内容か、詳しく説明していきます。
「何度でも1週間無利息」とは
何度でも1週間無利息はノーローンが提供する無利息システム。箇条書きすると下のようになります。
- 初回30日間無利息は「初回だけ」だが、ノーローンのこの無利息期間は、何度でも繰り返し使える
こういうのが特徴・メリットです。なので、たとえば、例を出すと下の通りです。
このような使い道があるわけですね。もちろん、毎月月末になるとピンチになる…というのは収支のバランスがおかしい証拠なので、根本的に金銭感覚や生活を改善する必要がありますが…。
何はともあれそういう「チョイ役」として、何度でも役立ってくれる…というのが、ノーローンの「何度でも1週間無利息」の魅力です。
「5万円まで180日間無利息」とは
5万円まで180日間無利息は新生銀行カードローン レイクが提供する無利息システムです。箇条書きすると下のようになります。
- キャッシング金額がいくらであっても、その中の「5万円」部分が、常に無利息になる
- そして、それが半年間続く
そのため、極端な話下のように言えます。
- 新生銀行カードローン レイクで「100万円」借りて、最初の1ヶ月で「95万円」返済して
- 残り5万円を、半年間借りっぱなし
こういう状態でも「利息ゼロ」となるわけですね。(新生銀行カードローン レイクは「初回30日間無利息」も併用できるので)
もちろん、最初の1ヶ月で95万円も返済できる人だったら、その後も5万円もあっという間に全額返済できるでしょう。なので、これはあくまで例え話ですが、とりあえず、このような無利息システムになっている…ということです。
「無利息期間」とは
無利息期間とは「その期間内であれば、利息ゼロになる」というもの。ポイントをまとめると、下のようになります。
- その期間を過ぎてもいい
- 無利息期間を過ぎたら、その「過ぎた日」から初めて利息が発生するというだけで、最初の1ヶ月の利息については、すべてゼロになる
- ↑(今後一切払う必要はない
もちろん、規約違反などをした場合は、その1ヶ月の分も払う必要があります。しかし、普通にしている分には何も問題ないわけですね。
そして、主要な無利息期間としては、下の通りです。
- 初回30日間無利息
- 何度でも1週間無利息
- 5万円まで180日間無利息
- 最大45日間利息キャッシュバック
があります。「最大45日間利息キャッシュバック」というのは、下のように言えるからです。
- しずぎんカードローン「セレカ」がやっていたもの
- 2016年6月30日で終了
このように、もう「過去の物」になっていますが―。
- 利息キャッシュバックの期間の長さとしては最長だった
- 今後も、静岡銀行が再開するかも知れない
こういう期待があります。何はともあれこのように、カードローンの世界には、多くの無利息システムがある…というわけです。
「800万円」のキャッシング
800万円のキャッシング・借り入れについてまとめると、下のようになります。
- 銀行カードローンの最高借入限度額は、大体800万円である
- 例外はみずほ銀行・横浜銀行の「1000万円」や、三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」やりそな銀行の「500万円」
- あるいは新生銀行カードローン レイクの「500万円」
このようになっています。基本的には楽天銀行でもオリックス銀行でも、三井住友銀行でも、大手の銀行カードローンは大体「800万円」が最高の融資枠に設定されている…ということですね。
ただ、普通の人が800万円まで借金できることは、基本的にありません。貸金業法には、知っている人もいるかも知れませんが「貸金業法第13条の2第2項の規定」というルールがあります。
銀行カードローンは貸金業法第13条の2第2項の規定の範囲外(例外・除外含む)なので、一応「年収の3分の1」をオーバーしても融資可能なのですが、下のように言えます。
- 基本的には、ほとんどの人の与信枠は、年収の3分の1までで止まる
- したがって、800万円のキャッシングは、ほぼ不可能
実際借りたら借りたで「完済するのが大変」なので、もともと借りない方がいいでしょう。
実質年率「4.5%~14.5%」
実質年率の「4.5%~14.5%」というのは、一般的な銀行カードローンの金利です。たとえば上限金利の「14.5%」については、大手の銀行カードローンの最高金利を一覧にすると、平均的であることがわかります。
新生銀行カードローン レイク | 18.0%(実質年率) |
---|---|
三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」 | 14.6%(実質年率) |
静岡銀行カードローン「セレカ」 | 14.5%(実質年率) |
東京スター銀行カードローン | 14.6%(実質年率) |
横浜銀行カードローン | 14.6%(実質年率) |
楽天銀行スーパーローン(カードローン) | 14.5%(実質年率) |
三井住友銀行カードローン | 14.5%(実質年率) |
主要な銀行カードローンが見事に「14.5%」か「14.6%」であることがわかるでしょう。そして、下限金利の「4.5%」については下の通りです。
三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」 | 1.8%(実質年率) |
---|---|
新生銀行カードローン レイク | 4.5%(実質年率) |
三井住友銀行カードローン | 4.0%(実質年率) |
楽天銀行スーパーローン(カードローン) | 1.9%(実質年率) |
このように、大体4.5%前後である…ということがわかります。下限金利は最高借入枠によってだいぶ前後するので、単純比較が難しいのですが。(上限金利は「100万円以下の適用金利」と大体決まっているので、バラつきがなくてわかりやすいんですけどね)
何はともあれ上の一覧を見ても「大体4.5%が下限金利の平均値」というのがわかるでしょう。なので、下のようになります。
「東京スター銀行」のカードローン
当サイト・美人キャッシングで「東京スター銀行カードローン」としているものは、「スターカードローン」という商品です(本当は、東京スター銀行でも複数のカードローンがあるので、一番メジャーな「スターカードローン」を、「東京スター銀行カードローン」としています)
そして、このスターカードローンのスペックをまとめると、下のようになります。
このようになっています。詳しくは公式サイトをチェックしていただきたいですが、特に「配偶者の同意書なし」でOKな銀行カードローンの一つということもあり、収入のない既婚者の女性のキャッシングにはおすすめと言えます。
「最高借入枠」とは
最高借入枠とは最高借入限度額と同じ意味です。つまり、その消費者金融や、あるいはクレジット会社などで「最高で、いくらまで借入可能金額が増えるか」ということですね。
個別の申込者に与えられる与信枠は、その人の年収・月収などに応じて決まります。それがどんどん増額・増枠されていった時に、ここでストップする…という上限が、最高借入枠なんですね。
消費者金融だと、大体500万円、銀行カードローンだと800万円が基本となっています。
「500万円」のキャッシング
500万円のキャッシングについてポイントをまとめると、下のようになります。
これが、消費者金融の最高限度額について。そして、銀行カードローンについては下の通りです。
- 新生銀行カードローン レイク
- 三菱UFJ銀行
- しずぎんカードローン「セレカ」
- 東京スター銀行(スターカードローン)
これらは、みんな「500万円」が最高借入枠となっています。その他の銀行カードローンについては下の通りです。
が「1000万円」という高額の最高限度額になっていますが、後は「800万円」が基本です。
キャッシングの「公式サイト」について
当然ですが、どの消費者金融でも銀行カードローンでもクレジットカード会社でも「公式サイト」があります。そして、借入審査に申し込む前には、必ずこの公式サイトをよく見るようにしてください。というのは、下のように言えるからです。
こういうことで、下のように言えます。
- どこかのキャッシングの情報サイトを見て仕入れた情報が、ネット申込みをする時にはすでに変更になっている
- こんなはずじゃなかった…という悔恨の念でいっぱいになる
このようなこともあるわけです。というと大げさですが、要するに「キャッシングのルールは、かなりの頻度で変わる」ので、この点に注意してください…ということです。
(ちなみに、プロミス・アコム・アイフルの公式サイトでは「審査通過率」も調べることができます。マンスリーレポートとか月次データと呼ばれる資料です。詳しくはGoogleで検索してみてください。
「Google」とキャッシング
キャッシングに関連する用語をGoogleで検索すると、非常に勉強になります。(ちなみに、Yahoo!の検索システムも実はGoogleのものなので、日本人のほとんどは、Googleで検索していることになります)
そして、何が勉強になるのかというと、下の通りです。
このような「具体的」なキーワードで検索すると、それぞれで実際に借金地獄に陥っている方のブログが検索1位に出てきます。
借り過ぎはダメとか、ギャンブルでの借り入れは危険とか、借金をして投資をするのは厳禁とか、ご利用は計画的に…という言葉は、もう耳タコなくらい聞いてるでしょう。なので、今さら聞いても「馬の耳に念仏」のはずです。
しかし、それで実際にキャッシング地獄になってしまった方のブログを見ると…、これはもう本当に「身につまされる」わけですね。「100の言葉」よりも「1つの地獄」というと少々不謹慎かも知れませんが、本当にそう感じます。
これは、これらのブログの管理人さんを否定しているわけではなく―。
- 要するに、「体験したことがない人間」のキレイ事より、「体験している人の、ナマの言葉」の方が、遥かに迫力があり、説得力がある
そして、ここでいう説得力というのは、「人が多重債務者・借入超過者になるのを防ぐための説得力」ということです。『闇金ウシジマくん』でも『ナニワ金融道』でもそうですが、こうした物語や体験談には「借金なんかせず、地道に働こう」と、人に思わせるだけの力があるのです。
(もちろん、一時的な生活資金などを借りるのはいいでしょう。しかし、射幸行為などによって、数百万円の高額借入をするのは間違っている…ということです。)
ちなみに、最強なのは「借金」で検索1位に出てくる方のブログです。お嫁さんに内緒で、FXでによって800万円以上の借入残高がある…という方のブログですが、これを見ると、リアル『闇金ウシジマくん』だと実感します。『闇金ウシジマくん』のように暴力は登場しないのが救いですが。
「借金」のようなビッグキーワードで1位になると、それなりにブログ収入も得られますし、サイトを売却することもできます。管理人さんもそれはご存知のようなので、サイトのアクセスを増やして価値を高める目的も兼ねて、こうして紹介させていただきました。
借金に関する「馬の耳に念仏」
借金に関して「馬の耳に念仏」な言葉を一覧にしていくと、下のようになります。
- ご利用は計画的に
- 借り過ぎに注意
- 早めのご返済を
などでしょう。その他、借金だけでなく「収支のバランス」まで含めると―。
- 収入の範囲内で生活する
- 節約にまさる蓄財なし
- とにかく稼ぎ、使わない
などがあるでしょう。どれも当たり前のようですが、非常に難しく同時にもし本当にやったら、かなりの資産が貯まるものでもあります。たとえば、『となりの億万長者』という、世界的に有名なロングセラーがありますが、これが説いている「億万長者になる秘訣」の一つが、何と何があろうと、収入の範囲内で暮らすというものです。「いや、幼稚園児でもわかるだろ」と思うかも知れませんが、実は「ほとんどの日本人は、これができていない」のです。(私も、『となりの億万長者』を読んで初めて気づいたのですが)
などが日常よく使われているものですが、これらはよく考えたら、すべて「収入を超えたお金で、生活している」ということなんですね。実際、サラリーマンの大部分が「住宅ローン」を組んでマイホームを建てたり、マンションを購入したりしています。しかし、一度これをやってしまうと―。
- 実に20年~40年近く、「支出が、収入を超えている状態」が続く
こういうわけです。ちなみに、奨学金については
- 返済まで、平均して15年ほどかかる
- つまり、多くの大卒の会社員・OL・公務員は、実は「15年間、借金生活」をしている
その他、マイカーローンを利用して新車を買っている人も多いでしょうし―。
こういった「目的別ローン」の借り入れを含めると、「収入を超えた支出」は、実に大部分の人がしている…ということ。つまり、『となりの億万長者』が書いている「何があろうと、収入の範囲内で」というのは、予想外に難しいのです。極端な話、生活費がなかったら―。
たとえば、例を出すと下の通りです。
こういうものです。正確には、生活福祉資金・母子福祉資金・年金担保貸付制度はみんな「借金」なので、この中では「職業訓練受講給付金のみOK」となります(これはハローワークで職業訓練を受けている…という条件で、月10万円もらえるものです。給付金なので、返済義務はありません)
こう考えると、『となりの億万長者』の教えを、低収入な人々が実践するのは、実は「ものすごく難しい」のです。
また、高収入でも難しくて、たとえば、平均年収800万円の、九州電力の社員でも借金生活という現実があります。この社員さんの場合、下のようになります。
こういう、私から言わせれば「トリプルパンチ」なのですが、この男性の実例は「高額所得者のサラリーマンが、生活に苦しむ典型的なパターン」なんですね。
「年収1000万円はお金持ちではない」というのは、マネーの世界では半ば常識で、たとえば『お金持ちの教科書』シリーズの加谷珪一氏の、下のブログ記事などが参考になります。
- 「年収1000万円は、お金持ちではない!」
- http://kanemochi.kyokasho.biz/archives/1861
年収1000万円の「プチ富裕層」が、いかに破産しやすい生活を送っているか…という参考になります。また、結婚しても「女性は基本的に働いたほうがいい」というのもよく分かるでしょう。(収入のない既婚者の女性の方々を否定しているわけではありませんが…)
このように、少々白熱しましたが、お金を借りることや収支のバランスに関する「馬の耳に念仏」な言葉は、このように「実践するのは、本当に難しい」ということなんですね。まさに「言うは易く行うは難し」なのです。
(人間万事、塞翁が馬でも、禍福は糾える縄の如しでもそうですが、昔から言われてきた言葉というのは、やはり正しいものです)