横浜銀行カードローンのデメリット ~土曜日・日曜日の最短即日融資不可・審査の締切が早い~
横浜銀行のカードローンでお金を借りるデメリットは、下の通りです。
- 神奈川県・東京都・群馬県に在住・在勤していないといけない
- 土曜日・日曜日の借り入れができない
- 横浜銀行の口座を当日開設しないといけない(持っていない人は)
- 平日の午前中までしか、最短即日審査していない
- ↑(夜間審査ができない)
このような点になります。以下、詳しくまとめていきます。
目次
横浜銀行カードローンは、在住・在勤エリアに制限がある
横浜銀行は地方銀行なので当たり前ですが、在住・在勤エリアに制限があります。冒頭に書いた通り、神奈川県・東京都・群馬県に住んでいるか、そのエリアの勤務先に勤務している人のみ…という審査条件ですね。
なので、他の都道府県に住んでいる人や、働いている人の場合、横浜銀行カードローンでお金を借りようとしてもできないのです。もっとも、都市銀行やネット専業銀行のカードローンが多くある中で、あえて横浜銀行カードローンにこだわる理由もないでしょうが…。
ちなみに、「群馬県」と書きましたが、群馬県のどこでもOKというわけではありません。
- 桐生市
- 高崎市
- 前橋市
こういう3つの都市だけです。いわゆるグンマー帝国の国民だったら、誰でも借入可能というわけではないので、帝国の人々は注意してください。(グンマー帝国の威光が及ばない未開の金融機関も、残念ながらあるわけです)
ちなみに、日本という小国では、日本銀行が「政府系金融機関」となっていますが、グンマー帝国では言うまでもなく「群馬銀行」がそれに該当します。群馬銀行であれば、帝国の臣民であれば問題なく融資可能なので、帝国の方々であれば、横浜銀行に無理にこだわらなくても、群馬銀行を選べば問題ないかも知れません。
千葉県・埼玉県では借入不可なので注意
横浜銀行は当然神奈川県にありますが、その位置関係からすると下のようになります。
- 群馬県より、埼玉県・千葉県の方がキャッシング可能となるはず
と誰もが思うでしょう。いわゆる「ひっかけ問題」のようなルールですが、こうした複雑な設定になっているので、千葉県や埼玉県民の方々は、注意してください。
(もちろん、注意するまでもなく公式サイトを見ればわかることなので、問題ないとは思いますが…)
ちなみに、横浜銀行が千葉県や埼玉県を対象としていないのは―。
- 千葉県…千葉銀行
- 埼玉県…埼玉りそな銀行
などがあるからです。余談ですが、埼玉りそな銀行は、日本で5つしかない「都市銀行」にも分類されています。
(埼玉りそな銀行は外して、りそな銀行だけを入れて「4つ」とする分類もありますけどね)
何はともあれ、このように東京都・神奈川県・群馬県の人しか、横浜銀行は利用できない…というのが、まず最大のデメリット(というか最初のハードル)と言えるでしょう。
横浜銀行カードローンは、土曜日・日曜日のキャッシングができない
横浜銀行カードローンは低利息で人気のカードローンですが、反面土曜日・日曜日のキャッシングができない…というデメリット・短所があります。
基本的にこういう「申し込みやすさ」と金利は相反するものです。というのは、下のように言えるからです。
- 「申し込みやすくて」しかも「低金利」というキャッシングがあったとする
- 当然、みんなそれに殺到する
- そこのスタッフさんでは、審査作業が追いつかなくなる
- あるいは、1ヶ月に融資できる金額の上限を超えてしまう
- 結果、審査が厳しくなる
これを読んで、下のように思う方もいるでしょう。
- いや、人員増やせばいいじゃん、とか
- 融資金額を増やせばいいじゃん
と思う人もいるかも知れませんが―。
- いつまでもその状態が続くとは限らないのに、人員を増やして人件費を増やすのはハイリスクである
- ↑(スタッフというのは、リストラするのにも、それなりのコストがかかる)
こういうのがスタッフの増員についてで、融資金額については下の通りです。
そのため、上のような考え方は、直感的には誰でも考えることで、間違っていないのですが、実際にやると大変なことになるわけですね。
というわけで―。
- 人員も増やせない
- 融資金額も増やせない
となると、自ずとこういう「申込者が殺到した金融機関」というのは、「審査が厳しくするしかない」わけです。結果―。
- 「低金利」で「申し込みやすい」という部分から、「低金利」の部分だけが残り
- 「申し込みやすい」は消える
あるいは「申し込みやすい」を残して「高金利」にする…という選択肢もあります(これが消費者金融です)。
ということで、結局「あちら立てれば、こちらが立たず」ではありませんが、どちらかを選ぶしかないんですね。消費者金融でも銀行カードローンでも。そして、横浜銀行のように「低金利」な銀行カードローンは、その分「最短即日借入を申し込みやすい態勢」というのが、あまり整っていないのです。これは人間の世界だったら当たり前のことで、別にキャッシング業界だから云々…という話ではないのです。
横浜銀行の口座がなければ、カードローンの申し込みに当日開設が必要
これはメリットと言うかデメリットというか、半々のポイントですが…。
- 横浜銀行で借り入れするには、横浜銀行の口座が必要である
- ただし、申し込みの時点では、持っていなくても大丈夫
- 持っていない人は、当日口座開設してから、カードローン審査に申し込めばいい
このようになっているわけですね。
- 当日口座開設ができずに、しかも「口座が必須」という条件の銀行カードローンよりはいい
ただ、三井住友銀行・三菱UFJ銀行などのメガバンクと比較するのは少々酷ですし、その他新生銀行カードローン レイクもやはり「口座開設すら不要」ですが、これも「新生銀行カードローン レイクは、横浜銀行より金利が高い」ということを考えると、やはり横浜銀行が不利とはいえないでしょう。
(結局、ここでも金利をとるか、申し込みやすさをとるか…という選択肢の問題になるわけです)
横浜銀行カードローンは、平日の午前中に審査申込みしないといけない
横浜銀行で最短即日借入をしようと思ったら、平日の午前中に審査申込みをする必要があります。絶対に午前中と決まっているわけではありませんが、こう言われる理由を箇条書きしましょう。
銀行が開いている時間というのは、言うまでもなく「平日の15時まで」です。ということは、下のように言えます。
このようになるわけですね。こうした計算から、横浜銀行で最短即日キャッシングを規模するのであれば、平日の午前中の審査申込が必要…となるわけです。
(もちろん、これは平日の午前中に申し込んでいれば、必ず即日借入できる…という意味ではないので、この点は注意してください。)
横浜銀行カードローンはメリットの方が上回る
以上、横浜銀行カードローンのデメリットをいろいろ書いてきましたが、途中でも何度か書いている通り―。
- キャッシングの申し込みやすさと、実質年率は相反する
- 横浜銀行のように実質金利が安い銀行カードローンは、それだけ「申し込みやすさ」をある程度犠牲にしないといけないし、↑(というか、するべきだし)
- これは他の金融機関のカードローンでも同じなので、横浜銀行だけのデメリットというわけではない
強いて言うなら「人生全般に言えるデメリット」ということです。デメリットというより、もはや「法則」と言った方がいいでしょう。
これは他の業者・銀行のデメリットについての記事でも書いていることですが―。
- そもそも、メリットとデメリットは何でもセットである
- たとえば「オリンピックに出る」ことのメリットは、人から賞賛されることである
- 逆にデメリットは「難しい」ことである
- しかし、賞賛される理由はそもそも「難しい」からである
オリンピックに出ることが「簡単」になったら―。
- それで「デメリット」は消えるが、代わりに「賞賛」されなくなるので、メリットも同時に消えてしまう
当たり前ですが。ちなみに、ある選手が「オリンピックに出るため」に、とある途上国の国籍に変えて、その国からオリンピック選手として出場した…という事実があります(どの選手かは言いませんが)。
その国では、その選手に対して非難轟々だったようです(リアルタイムで聞いたわけではありませんが)。これを見ても―。
- 「オリンピックに出る」から賞賛されるのではなく、「難しいこと」を達成したから賞賛されるのであって、「難しい」というデメリットとセットでなければ、「オリンピックのメリット」は享受できない
こういうことなのです。これを中村うさぎ氏とマツコ・デラックス氏の往復書簡では―。
天国と地獄は、反対の場所にあるのではない。地獄の中心に、天国があります。
という風に表現されていました。まさにその通りで「地獄のようなデメリットを受け入れた人」でなければ、「天国に昇るようなメリット」は享受できないのです。
もちろん、その「メリット」が良いものかどうかはわかりません。「向上心は、人を不幸にする」という考え方もあります。要は、どういう道を選ぶにしても「自分の意志で選ぶべき」ということです。(世間の常識や価値観に流されるのではなく)
*ちなみに、私は上の例のマラソン選手に対しては、やはりあまり良い気がしません。それは「苦労を嫌った」からではなく「苦労を嫌いながら、成果だけ手にしようとした」(ように見える)からだと思います。
このように、少々人生論的な話になりましたが、結局デメリットというのは単独では存在しないのです。銀行カードローンで借りるにしても、消費者金融でキャッシングするにしてもですね。なので、下のようになります。
- 結局、その人の問題であり、銀行カードローンや消費者金融の側で、最初から「メリット」とか「デメリット」を「用意」しているわけではない
もちろん、「その人にとって最適」という借入先は存在するでしょうし、あるいは横浜銀行のエリア制限のように「そもそも利用不可」ということもあるでしょう。
そういうメリット・デメリットはありますが、万人に共通のメリット・デメリット…というものは、ないと思ってください。