千葉銀行カードローンの金利(実質年率)は高い?低い?無利息期間はある?

千葉銀行カードローンの金利(実質年率)は高い?低い?無利息期間はある?

ちばぎんカードローン クイックパワー<アドバンス>の金利(実質年率)は、「1.7%~14.8%」と、銀行カードローンの平均的な金利になっています。そのため、消費者金融と比較すれば低金利ですし、銀行カードローンの中では「高金利でも低金利でもない」といえます。

しかし「身分証明書すら提出せずに最短即日借入できるスムーズさ」など、他の銀行カードローンにはないメリットが、ちばぎんカードローン クイックパワー<アドバンス>には多くあります。こうした点も踏まえながら、このクイックパワー<アドバンス>の金利・利息についてまとめていきます。

他の銀行カードローンの金利とちばぎんカードローンを比較すると?

キャッシングの金利を比較する時は、上限金利で比較する…というのが鉄則です。というのは、多くの人の借入金額は100万円以下であり、100万円未満の借入総額に対しては、どの金融機関でも貸金業者でも「上限金利」を適用するからです。

つまり、ほとんどの人にとって「上限金利以外は関係ない」わけですね。なので、金利比較をする時は、上限金利だけ比較すればいい…というわけです。

上限金利を他の銀行カードローンと比較すると?

このような前提で、ちばぎんカードローン クイックパワー<アドバンス>の上限金利を他の大手の銀行カードローンと比較すると、下のようになります。

  • 一般的な銀行カードローンの上限金利より、0.2%~0.3%高い

といえます。というのは、平均的な銀行カードローンの上限金利というのは「14.5%~14.6%」だからです。これに対して、ちばぎんカードローン クイックパワー<アドバンス>の上限金利は「14.8%」なんですね。

微妙な違いなので「ほぼ同じ金利」といってもいいのですが、一応「0.2%から0.3%」ほど、標準的な銀行カードローンの金利より高い…ということはいえます。

0.2%の金利差は、まったく大したことない

「0.2%高金利」というと、「何だ、ちばぎんカードローンは金利が安くないのか」と思うかも知れませんが、実は0.2%という金利差は、実際の利子総額で計算すると、ほとんど意味がないものです。

多くの人の借り入れは大体「30万円」くらいの極度額になりますが、試しにこれで計算してみましょう。計算の仕方を箇条書きしていくと、下の通りです。

  • 0.2%というのは「年利」の違いである
  • つまり、「1年間で、0.2%分、利息差が出る」ということ
  • 何の0.2%かというと、「30万円」の0.2%である
  • この金額が「年間の利息差」になる

そして、30万円の0.2%がいくらかというと、まず「1%」が「3000円」です。そして、「0.2%」ということはその5分の1なので、「3000円÷5=600円」です。つまり年間で、600円の利息差にしかならないということなんですね。

30万円という比較的大きな金額を、1年間借りてようやく「600円」という小銭の利息差…というわけです。年間で600円ということは、月間で換算すると「50円」ということになります。「30万円を1ヶ月借りて、50円の利息差しかない」ということなんですね。笑ってしまうくらいですが、そのくらい「0.2%」の金利差というのは、「大したことがない」のです。

こういう計算は複雑でわかりにくいので、ほとんどの人は計算せずに何となく「0.2%も高金利なのか」とか「0.2%も低金利なんて、お得だわ!」などと思ってしまいます。しかし「実際には、全然差がない」わけですね。

こういうのは「数字のマジック」のようなものですが、要はちばぎんカードローン クイックパワー<アドバンス>は、他の銀行カードローンと比較して、利息が高いということはないというわけです。金利の数字だけ見ると惑わされてしまいますが、実態はこういう風なので、金利面については安心して借りてOKです。

ちばぎんカードローンは、無利息期間はある?

こうした、他の銀行カードローン・消費者金融が提供している無利息期間は、ちばぎんカードローン クイックパワー<アドバンス>にはあるのか―。結論を書くと「ない」というのが現状です。ただ、今後はちばぎんカードローンも「初回30日間無利息」などのサービスを採用するかも知れません。

地方銀行のカードローンでも、トマト銀行などが初回30日間無利息を以前に実施していましたからね。もっと資本力が大きい千葉銀行が、初回30日間無利息などのサービスを始める…ということはあり得るでしょう。

ただ、とりあえず現状では、ちばぎんカードローン クイックパワー<アドバンス>に無利息サービスはありません。なので、無利息サービスを利用して低利息で借りたい…という方は、銀行カードローンだったら新生銀行カードローン レイクで借りるといいでしょう。初回30日間無利息と「5万円まで180日間無利息」の、2つの無利息サービスを適用することができるので。

ちばぎんカードローンのプレミアクラスは、圧倒的な低金利

ちばぎんカードローンには、クイックパワー<アドバンス>だけではなく「プレミアクラス」というものもあります。この「プレミアクラス」の場合、教育ローン並の低金利でキャッシングすることができます。

実質年率で「3.8%~5.5%」という低金利で、超低金利な分、年収が500万円以上…という制限があります。

日本人の平均年収が大体400万円~450万円程度なので、年収500万円というのは、多くの人にとってかなり厳しい審査基準でしょう。日本人の平均年収というのは、40代~50代の人もすべて入れて、この金額…ということですからね。20代や30代の人だと、ある程度安定した企業に勤務していないと年収500万円は厳しいでしょう。

という厳しい年収の基準はありますが、それさえクリアしていれば、カードローンなのに教育ローンのような低金利で借りられる…ということです。クレジットスコアに自信がある人にとっては、このプレミアクラスは、クイックパワー<アドバンス>以上におすすめできるサービスでしょう。

借入枠は300万円~500万円

ちばぎんカードローンのプレミアクラスは、与信枠もふるっています。最低でも300万円からという高額キャッシング専用のコースで、最高で500万円まで借りることができます。

貸金業法第13条の2第2項の規定の計算からいうと「年収の3分の1までしかキャッシングできないのが普通」なので、年収500万円で最低でも300万円から…というのは、計算が合わないと思う人もいるかも知れません。この辺は、公務員とか大企業勤務とか、「年収以上に、職業の安定性で評価できる」という人が借りられる…ということでしょう。

つまり、中小企業勤務で年収500万円という場合は、審査に通らない可能性もある…ということですね。特に個人事業主自営業の方々などは年収500万円だと厳しいでしょう。来年の年収がどうなるかわからない…というのは、ご自身が一番よく知っているはずです。なので、このようにやや不安定な独立系の職業の方々だと、年収は600万円程度は必要かも知れません。あくまで推測ですが。

何はともあれ、限度額が最低でも300万円からという高額借入専用のカードローンなので、普通の人が利用することはほとんどないでしょう。貸金業法第13条の2第2項の規定のルールからいったら、年収900万円が必要な金額ですからね。

ただ、こちらのプレミアクラスで借りられる人であれば、明らかにこちらで借りた方が断然低金利でおすすめなので、年収や属性情報に自信がある方は、ぜひ参考にしてみてください。

住宅ローンを利用している人は、ちばぎんカードローンのマイワレットもおすすめ

ちばぎんカードローンには「マイワレット」というコースもあります。これはメインのカードローンであるクイックパワー<アドバンス>よりも―。

  • 最高限度額が小さい
  • 代わりに、住宅ローン利用で金利引き下げができる

こういうメリットがあります。借入限度額は、クイックパワー<アドバンス>が「500万円」なのに対して、マイワレットは「200万円まで」となっています。つまり、かなり小口借入専用に近いカードローン…ということです。

(200万円でもほとんどの人にとっては大金ですが、最高限度額が200万円というのは、銀行カードローンとしてはかなり少額な部類です)

マイワレットの実質年率は「8.8%~14.8%」

マイワレットの金利は、実質年率で「8.8%~14.8%」となっています。上限金利の14.8%については、クイックパワー<アドバンス>と同じです。

上限金利と言われてもわからないかも知れませんが、基本的には、100万円以下の借り入れであれば、消費者金融でも銀行カードローンでも「上限金利が適用される」というシステムになっています。そして、ほとんどの人の借り入れは言うまでもなく「100万円未満」の金額ですから、「適用金利は、ほぼ常時上限金利」ということなんですね。

なので、上限金利が同じであれば、マイワレットもクイックパワー<アドバンス>も「同じ金利」ということです。下限金利は基本的に、キャッシングの金利比較では関係ないわけですね。

千葉銀行で住宅ローンを利用していると、金利引き下げ

先に書いた通り、ちばぎんカードローンの「マイワレット」では、千葉銀行で住宅ローンを組んでいる人は、金利の引下があります。通常の金利より「0.2%」安くなるので、特に借入金額が大きい時など、低利息でキャッシングすることができます。

50万円程度の借入総額だと、0.2%金利が安くなっても、それほど利息総額は変わりません。(これは先にも書いた通りです)

実際に計算すると下のようになります。

まず、50万円の「1%」は、「5000円」です。0.2%はその5分の1なので「1000円」です。そして、実質年率が0.2%違うということは、「年間利息が、50万円の0.2%違う」ということです。そして、その「50万円の0.2%」は「1000円」なので、年間利息が、1000円違うということです。

  • 50万円を、1年間借りて
  • 1000円の利息差

驚くかも知れませんが、「0.2%低金利」というのは、実はその程度の違いでしかないのです。金利差というのは、あまり意味がないんですね。

じゃあ、この住宅ローン利用による金利引き下げが意味がないのかと言ったら、もちろんそんなことはありません。たとえばこれが「最高限度額の200万円」の借り入れだったら、「4000円」の違いになるわけです。これだったら、そこそこ大きいでしょう。

(これでもまだ小さい…という方もいるかも知れませんが)

「0.2%低金利」というと、たとえば大手の消費者金融の上限金利で、プロミスの17.8%が、他のアコムなどの消費者金融の「18.0%」より「0.2%低金利」ということがよく言われます。

これも、上に書いた通り「実際の利子総額にしたら、大した違いはない」ということなんですね。ただ、企業・ブランドの側からしたら大きな違いなので、これを実現できているプロミスはすごい…というのは確かです。

フリーローンの金利は、ちばぎんカードローン・クイックパワー<アドバンス>と同じ

千葉銀行には、ちばぎんカードローン クイックパワー<アドバンス>と非常によく似た名前で「ちばぎんフリーローン クイックパワー<アドバンス>」というものもあります。「クイックパワー<アドバンス>」の部分は同じで―。

  • カードローン
  • フリーローン

こういう違いですね。何が違うのかというと、下の通りです。

  • カードローン…限度枠の範囲内で、繰り返し借入・返済できる
  • フリーローン…一度決まった金額を借りたら、後は返済するだけ

フリーローンの方が「昔ながらの貸金業に近い」というイメージですね。(たとえば『闇金ウシジマくん』や『ナニワ金融道』などのお金の貸し方が、まさにそrです)

こういう違いはありますが、その他の部分は、「クイックパワー<アドバンス>」という名前がそっくりな通り、金利なども同じです。どちらも同じ実質年率「1.7%~14.8%」です。

フリーローンは、返済計画の再編・借入先の変更にも使える

最大の違いとしては、フリーローンの方は、カードローンと違って「返済計画支援のための融資」や「借入先変更のための融資」としても利用できる…という点でしょう。これは公式ページでも強調されているので、千葉銀行で返済計画支援のための融資といったら、基本的にこの「フリーローン クイックパワー<アドバンス>」のことだと思っていいでしょう。

返済計画支援のための融資というと審査が厳しいイメージがあるかも知れませんが、審査基準はともかく、千葉銀行のフリーローンは「最短即日融資も可能」となっています。つまり、状況・条件によっては「その日中に、返済計画の再編もできる」ということですね。

もちろん、そのようにすぐに返済計画の再編ができるかどうかは、借入件数や借入総額など、その人の多重債務の状態によっても異なります。当然ですが、厳しい状態の人ほど、審査時間も長くなります。

ただ、何はともあれこのように返済計画の再編・借入先の変更にも使える資金用途の広いフリーローンが、最短即日借入も可能となっている…ということです。

フリーローンでも、WEB完結で借りられる

ちばぎんカードローン クイックパワー<アドバンス>の審査では、「WEB完結」というシステムがあります。文字通りウェブのみでキャッシング審査が完了するというものですが、これだと運転免許証などの本人確認資料すら提出しなくていい…というくらい、スムーズな審査になっているんですね。

最近の消費者金融銀行カードローンの審査では、収入確認資料については、一定金額まで提出不要…というルールになっています。しかし、それらのカードローンの審査でも「身分証明書だけは必須」というのが普通です。

(WEB完結をうたっている審査でも、やはりそういう条件です)

しかし、ちばぎんカードローン クイックパワー<アドバンス>のWEB完結については、その本人証明書類すら必要ない…ということなんですね。そのため、提出書類の少なさについては、ちばぎんカードローンのWEB完結は、すべてのカードローンの中で最強なのです。

(もちろん、必要書類がないというだけで、審査基準自体は、銀行カードローンの平均レベルである程度厳しくなっています)

そして、このWEB完結のシステムがフリーローンでも採用されているので、返済計画の再編・借入先の変更をする時でも「身分確認資料なしでOK」ということなのです。この審査の簡便さは、他の地方銀行のカードローンはもちろん、大手の銀行カードローンやクレジットカード会社でもなかなか見られないものでしょう。

千葉銀行カードローンの金利・まとめ

以上、ちばぎんカードローン クイックパワー<アドバンス>の金利・利息面についてまとめてきました。最後に要点を整理すると、下のようになります。

  • 実質年率は「1.7%~14.8%」である
  • 他の銀行カードローンの上限金利より、0.2%程度高い
  • しかし、0.2%の金利差は、実際の利子総額で換算すると、全然違いはない
  • だから、千葉銀行は利息面で不利なことは何もない

そして、初回30日間無利息などの無利息期間は、現状ではない…というのがややネックです。しかし、無利息期間にこだわらないのであれば、収入のない既婚者の女性が申し込みやすいなど、特に審査基準の面でメリットが大きい銀行カードローンなので、首都圏に在住・在勤する方々であれば、ぜひチェックしていただきたいと思います。

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