みずほ銀行カードローンのデメリットは? ~土曜日・日曜日のキャッシングができない~
みずほ銀行カードローンでお金を借りるデメリット…というのは特にありません。強いて言うなら、下のようになります。
- 土曜日・日曜日のキャッシングができない
- 平日でも、午前中の申し込みが必要
- 提携ATMの利用手数料がかかる(みずほ銀行のATM以外)
こういう三点でしょう。以下、これらのみずほ銀行のデメリットについてまとめていきます。
目次
みずほ銀行カードローンは土曜日・日曜日の借り入れ不可
まず、みずほ銀行カードローンのデメリットとしてよく指摘されるのが、土曜日・日曜日のキャッシングができないということ。土曜日・日曜日の審査自体、受け付けていないんですね。
当然ですが、下のように言えます。
こういうのは当然できます。みずほ銀行の「土曜日・日曜日の借り入れができない」というのは、下のように言えるからです。
- まだ審査に通ってない人が、土曜日・日曜日・祝日に最短即日審査を受ける
- そのままキャッシングをする
こういう意味ですね。それができない…ということです。
(補足ですが、上でいうローンカードというのは、みずほ銀行の場合「キャッシュカード一体型」のカードも含めます)
みずほ銀行カードローンは、平日でも午前中の申込みが必要
また、みずほ銀行カードローンは平日の最短即日キャッシングについても、時間制限が少々厳しくなっています。大体午前中には申し込んでいないといけない…という風で、遅くとも午後の1時かそのくらいまででしょう。
審査の所要時間について、最短即日としか書かれていないので、どのくらいまでに申し込めば即日借入できるのか…という明確な基準がありません。しかし、大体平日の午前中に審査申込みすることが必要と言われています。
これは三大メガバンクある三菱UFJ銀行・三井住友銀行と比較すると、かなり厳しい時間制限です。それぞれ平日だと下のように言えます。
- 三菱UFJ銀行…20時まで
- 三井住友銀行…21時まで
こういう時間条件で最短即日審査に対応していますし、この数時間前までに審査申込みすればいいようですから、大体下のようになります。
- 三菱UFJ銀行…18時まで
- 三井住友銀行…19時まで
くらいの時間に申し込めば、平日の最短即日キャッシングはできる…と考えていいでしょう。これと比較すると、午前中に申し込まなければいけない…という条件のみずほ銀行カードローンは、時間設定に関して、相当厳しい部類である…といえます。
みずほ銀行カードローンは、提携ATMの利用手数料が有料
また、みずほ銀行カードローンは提携ATMとしてコンビニの提携ATMも利用できますが、どれも利用手数料が有料となっています。つまり、これらの提携ATMで借入・返済をするたびに、利用手数料がかかる…ということですね。
みずほ銀行の提携ATMだったらもちろん無料で利用できます。しかし、みずほ銀行のATMでも「時間外手数料は有料」ということで、これもやはり、他の銀行カードローンよりも少々厳しい条件になっています。
他の銀行カードローンは、時間外でも無料
たとえば三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」だと、時間外であっても、三菱UFJ銀行のATMでの利用手数料は無料となります。つまり、普通の三菱UFJ銀行の預貯金の引き出しなどは有料となる時間であっても、三菱UFJ銀行・バンクイックの場合は、無料で借入・返済できる…ということですね。
こう書くとバンクイックのユーザーばかりが優遇されているように見えるかも知れませんが、そうではありません。
- その分は、利息で取られている
- つまり、長期間借り続けて、利息を払い続けている人は、他の人の提携ATMの利用手数料まで払っている
これは別にバンクイックだけに言えることではなく、クレジットカードのリボ払いなども同じです。
基本的にこういう便利なシステムが無料で使えるということは「どこかで、その分のお金をカード会社や銀行の側が回収している」ということなんですね。そしてキャッシングの場合は、その回収をするのは、言うまでもなく利息なのです。なので、ずっと利息を払っている人が、損をしている…ということなんですね。
利息は、自分が利用した分だけを払っているのではない
少しみずほ銀行カードローンの話を離れますが、重要なことなので、書いておくと、クレジットカードや銀行カードローンの利息というのは、「自分が利用した分」だけを払っているのではないのです。ここで書いた通り「多くの人が提携ATMを無料で使えるようにする費用」など「他の人の分」まで払っているわけですね。間接的に。
こう書くと、何やら銀行カードローンなどの金融機関側が「搾取」をしているように見えるかも知れませんがそうではありません。
- 企業である以上、サービスを無料で提供することはできない
- ただのランチ(フリーランチ)はない、というアメリカのビジネスで使われる言葉の通り、すべての商品やサービスは、基本的に有料である
- 無料となっていたら「どこかでお金をとって回収する」方法があるということ
- カードローンの利用手数料については、それは「利息」
こういうわけです。逆に言えば下のようになります。
- カードローンで借り入れしても、できるだけ早期に一括返済するようにして、利息をほとんど払わないようにしたら、「その人は」フリーランチを手にすることができる
ここで「損」をしている人は、いつまでも借りっぱなしで、完済しない人です。
アリとキリギリスとまったく同じ
この構造は特に目新しい話ではなく、アリとキリギリスの物語と、まったく同じなんですね。
- 勤勉に、やるべきことを先にやり続けたアリさんは、苦労しない(先に苦労しているが)
- やるべきことをやらなかったキリギリスは、後で苦労する
このようになるわけです。
- まじめに返済した人はほとんど損をすることなく、返済を先延ばしにして、いつまでも借金を続けている
こういう人は利息によって「他の人の利用手数料まで払う」というのは、別に間違っていないんですね。いつまでものが完済しないのが悪い…ということです。嫌だったら、早くお金を稼いだり、節約してお金を作ったりして、完済すればいいということですね。
こう書くと、「お金が必要な用事が立て続けに起きてしまうんだから、仕方ない」という人もいるかも知れません。しかし「それらの用事を捨てる」という所から含めて、すでに仕事なんですね。
- 見込みのない事業だったら、撤退する
- 友達の結婚式など、冠婚葬祭に借金までして出る必要はない
- 周囲に対する見栄で、お金を使う必要もない(所詮他人である)
生き方の問題のようですが、まったくその通りで、こういう「生き方の改善」からしていかないといけないのです。何が重要で、何が重要でないのかはっきり「色分け」する所から、借金返済というのは始まるのです。
なので「お金が必要な用事が連続で来るから仕方ない」というのは、ただの言い訳なんですね。捨てるべきものを捨てる勇気がない…ということです。2013年のベストセラーの『嫌われる勇気』ではありませんが、そういう勇気が必要なんですね。
このように、少々話が膨らみましたが、要は下の通りです。
- みずほ銀行は、提携ATMの利用手数料がかかりやすい
- しかし、こうした手数料が無料の銀行カードローンが、良いとは限らない
- というのは、それらの銀行カードローンでは、「誰かの利用手数料」を自分の利息で払っているということ
- つまり、利息を払い続けている人が、ひたすら損をしている
- しかし、これは金融機関が悪いのではなく、そうやって、いつまでも借金を続けているのが悪い
- 「人の利用手数料」や「貸し倒れ」のコストまで負担したくない…というのであれば、早く完済して、今後借金をしないようにすること
こういう結論になるわけですね。つまり銀行カードローンやクレジット会社・消費者金融などの下業者・銀行に原因があるのではなく、すべて自分に原因がある…ということです。
- 「原因他人説」ではなく、「原因自分説」で生きていく必要がある
厳しい生き方のようですが、そうして生きていると、キャッシングでも「人の利用手数料まで負担する必要がない」ということで、結果的に楽なのです。先憂後楽という言葉通り、先に苦労して、後で楽になる…というだけの話なのです。
みずほ銀行カードローンのメリットは?
ここまではみずほ銀行カードローンのデメリット・短所について書いてきましたが、当然みずほ銀行カードローンにはメリットも多くあります。メリットを簡単にまとめると、下のようになります。
こういう金利面のメリットがまず一つ。
こういう最高借入限度額の大きさが2つ目。
- みずほ銀行の口座を持っていなくても、最短即日融資可能
- その場合は、みずほ銀行の口座を当日開設して、借り入れできる
こういう「口座なしでも融資可能」というのが3点目。その他、多数のメリット・長所がありますが、主だったメリットはこれらでしょう。
このようなメリットがあるので、前半に書いてきたようなデメリットもありますが、総合的にみずほ銀行カードローンは非常におすすめな借入先です。