じぶん銀行カードローン・au限定割は、通常金利から最大1.0%低利息になる
じぶん銀行カードローンには「au限定割」というものがあります。もともとじぶん銀行自体が、KDDIと三菱UFJ銀行が合同で設立した銀行だからですね。
ここでは、じぶん銀行カードローン(じぶんローン)を、au限定割で使うと、どのようになるのか、そのメリットや特徴などをまとめていきます。
au限定割のメリット・まとめ
簡単にメリットをまとめると、下のようになります。
- 低金利になる
- 「誰でもコース」だと、通常より0.1%(実質年率)
- 「借り換えコース」だと、0.5%(実質年率)
それ以外のメリットとしては、下の通りです。
以下、誰でもコース・借り換えコースのそれぞれの申込条件を、公式サイトを参考に詳しく書いていきます。
「誰でもコース」の申込条件
じぶん銀行カードローンのうち、「誰でもコース」の申込条件は、まず「契約する時期」によって、2通りに分かれます。
- 2014年6月26日~2014年10月11日に契約した人
- 2014年10月12日以降に契約した人
こういう2通りです。そして、もう前者についてはほぼ終わっているので、ここでは省略して、後者だけ書きましょう。
後者(2014年10月12日以降に申し込んだ人)の場合、下の申込条件を満たす必要があります。
- au IDを登録する
- そのau IDに、利用しているauの携帯電話か、もしくは「通信サービス」が設定されている
携帯電話以外のauの通信サービスというのは、下のように言えるからです。
- ケーブルプラス電話
- auひかり
- au one net
要はKDDIで何か契約したな~という人は「それを登録しておいてください」ということです。
つまり、簡単に書くと下の通りです。
- au ID
- それに、携帯電話などの登録
をしていれば、じぶん銀行カードローンのau限定割は利用できる…ということです。それほど難しいことではありません。
「誰でもコース」の特典やその他の条件
au限定割の誰でもコースの特典や、その他の条件は下の通りです。
要は下の通りです。
- 毎月、au IDをチェックします
- それが有効になっていれば、常に「0.1%」低金利です
一度有効にしたら、わざと退会でもしないかぎりはずっと有効なので、この点は特に問題ありません。
「誰でもコース」その他の注意書き
誰でもコースのその他の注意書きは、要約すると下の通りです。
- 適用金利は、審査通過の後、個別に連絡
- 実質年率は変動金利で決める
- 変動金利なので、金融情勢によって変わることもある
- au限定割自体が、予告なく変更されたり、中止されたりすることもある
- じぶん銀行カードローンの審査に申し込んだ時の名義と、携帯電話などの契約の名義が一致していなければ、利用不可
- 判定日にau IDが無効になっていたら、優遇金利がストップすることもある
- au限定割の専用ページから申し込むこと
キーワードだけ簡単に書いていくと、下のようになります。
- 金利は個別
- 変動金利
- 申し込みと携帯の名義は同じ
- au IDが無効なら、優遇なし
- 専用ページから申し込む
「予告なく変更されることがある」などは、どんな商品・サービスでも必ず書かれていることなので、別にじぶん銀行カードローンの注意書きとして見る必要はないでしょう。
(一応、公式サイトの情報の完全網羅として、書かせていただきましたが)
「借り換えコース」の利用条件
じぶん銀行カードローンの、au限定割の借り換えコースは、下のような利用条件になっています。
(au IDの登録などは、「誰でもコース」と同じなので省略します)
- 特典…通常の借り換えコースより、0.5%低金利になる
- 返済計画の再編・借入先の変更を希望している
- じぶん銀行の審査結果で、融資枠が100万円以上となる
- 借りた資金で、必ず他社借入を返済すること
- 他社借入総額が100万円未満でも、対象になる
そして、少々わかりにくいのが―。
- 審査結果で、「100万円まで融資可能」とならないといけないのに、「他社借入金額が、100万円以下でもいい」というのは、どういうことか?
これは、下の通りです。
そして、もし「100万円融資するに値しない」と判断された(クレジットスコアが低かった)らどうなるのかというと、下の通りです。
- 借り換えコースは利用できない
- 「誰でもコース」になる
これはau限定割であろうとなかろうと、同じです。
- つまり、「低金利」なプランである分、それなりの信用度を要求しまっせ
「借り換えコース」の注意書き
その他、借り換えコースに書かれている注意書きをまとめると、下のようになります。
- 収入証明書が必要になることがある
- 他社を解約してもらうことがある
- 他社の解約をお願いする場合は、解約証明書を提出してもらうことがある
- 過払い金がありそうな時は、先に消費者センターなどに相談した方がいい
まず―。
これはじぶん銀行カードローンだけではありませんし、借り換えコースだけでもありません。キャッシングの基本中の基本です。そして、下のように言えます。
- 「他社の解約」については、じぶん銀行で返済計画の再編をした後、また他社で追加借入をするかも知れない
- と判断された場合
要はこれも総合的に信用度(クレジットスコア)が低い時は、そうしていろいろルールが追加されますよ…ということですね。
ちなみに、じぶん銀行カードローン以外の借入先では、他社の解約は必須…という所もあるので、これはかなり「やさしい」条件です。
(絶対に解約が必要…というわけではないですからね。)
過払い金がありそうな時は、先にチェックする
これは親切な注意書きですが―。
こういうデメリット・短所があります。これは返済計画支援のための融資の注意点としてよく知られているものです。なので、下のようになります。
- そういう過払い金が発生していそうなら、まず消費者センターなどに相談して、過払い金の有無を確かめて、発生しているようだったら、その返還請求をしてから、返済計画支援のための融資を利用すべき
こういう注意書きが書かれているというのは、とても親切だと思います。
(過払い金の返還請求をしてからとなると、要するにその申込者がじぶん銀行カードローンで借りるのが遅れる…ということですからね。じぶん銀行カードローンにとって不利益なのですが、いい注意書きだと思います。)