キャッシングの知識[2ページ目]

金融・お金の知識を持ち、損しない人生を

キャッシング・クレジットカードなどの全ての借り入れに関する知識をまとめます。住宅ローンや奨学金などの返済で苦しまないためにも、こうした借り入れ・金融の知識を持つことは大事です。多重債務・借入超過などで困っている人にも債務整理などの役立つ情報を提供します。

「金融」というと、多くの人は「自分には関係ない話」と思うでしょう。しかし、日本人は金融の知識がないことで、かなり損をしています。具体的な損の例は―。

  • 住宅ローンを組んでしまう(住宅ローンで得するケースは、現代ではかなり少ない)
  • 同じく、いろいろローンで買ってしまう(これについては後述)
  • リターンが少ない「奨学金」という借金をして、大学に通ってしまう
  • ポイント・マイルの還元率が低いクレジットカードを使っている

などです。以下、詳しく説明します。

金融・ローンについて知るべきこと

今の日本で住宅ローンを組んではいけない

一部の例外はありますが、基本的に、今の日本で住宅ローンは組まない方がいいです。マンションでも一軒家でも、どちらも同じです。理由は―。

  • 日本の不動産の価値は、今後どんどん値下がりする
  • ローンを払い終わる頃には、資産価値がほぼなくなっている
  • 今度の日本で「給料が年々上がる」ことはない
  • 実力がある人はガンガン上がるが、そうでない人は上がらない

ということは、大体わかるでしょう。で、この「実力のある人」ですが、この「実力」にはフットワークが軽いことも含まれます。つまり「ガンガン移動できる人」の方が、評価されることが多いのです(これも例外はありますが)。

そう考えると住宅ローンまで組んで、マイホームやマンションを買っても、不要になる可能性が高いのですね。もちろん、人によっては―。

  • そもそも雇われていないので、自分の住処は固定できる
  • 購入した自宅から通える職場が、極めて優良企業である

ということもあるでしょう。この場合は、住宅ローンを組んで住む家が固定されても、特に問題はありません。ただ大多数の人は、そうではないことは知っておくべきです。

(あと、震災など災害のリスクも考慮すべきです)

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自動車・ブライダルなどの各種ローンもNG

自動車ローン・ブライダルローンなどの、各種のローンも、組むべきではありません。理由は―。

  • 現時点で「すでにお金がない」からローンを組む
  • 現時点では、まだ「利息の支払い」がない
  • その状態でも、「すでにお金がない」
  • そこに「月々の利息」まで加わったら、さらに苦しくなる

ということです。よく考えれば、当たり前のことですね。頭が良ければ、小若年層でも気づくでしょう。

昔はこれでも良かったのです。というのは日本人の給料が、年々右肩上がりだったからです。悪名高い年功序列も、実は「それで助けられていた人」がたくさんいたんですね。

ボーナスも、昔は「出るのが普通」でした。しかし、現代では知っての通り「出ない or 減額」が当たり前になっています。

だからローンを組んで無理して買い物をすることに、もう何の合理性もなくなっているのです。もし見栄などの理由でそういう出費をしているなら、現時点でどれだけの年収があっても「破産者予備軍」と思ってください。

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「奨学金での大学進学」もおすすめできない

今の日本で、もう大学に進学する意味は、ほぼなくなっています。少なくともお金を稼ぐため、就職のためというなら、大学には行かない方がいいでしょう。高卒で働いて種銭を作り、それで自営業になる方がよほど稼げるし、「生きた勉強」ができます。

奨学金は平均で「約250万円」を借りていて、返済にかかる平均年数は、大体16年と言われています。16年ということは22才で卒業しても、38才になっているということですが、それだけ長い期間、借金を抱えたままということです。

支払う利子総額は、大体30万円~50万円にはなるでしょう。(480万円を、20年かけて返済した場合、大体50万円の利息です)

利息としては安いのですが、問題は数百万円の学費と、4年間の時間を費やすだけの価値が、今の大学にはほとんどないということです。カーネギーが「資産家になる条件」として「高等教育を受けていないこと」と語ったように「高等教育は、実は人間の『お金を稼ぐ力』を低下させる」のです。

これは『となりの億万長者』というロングセラーでも語られていて資産を形成する力は、社会に出た早さに比例するという法則があります。実際、ウォーレン・バフェットは6歳の頃から、自分でコーラやガムの転売などのビジネスをしていました。

というように「お金・仕事」のために大学に行くんだったら、「さっさと直接、お金を得る仕事に向かう」方が正しいんですね。よく考えれば当たり前のことです。

(これまでの日本の学歴社会が、おかしかったのです)

もちろん「学問のために、大学にいく」「出会いのために行く」というならいいでしょう。特に、損得を抜きにして研究する人たちが、いればいるほど国は豊かになります。

その人達の研究費を集めるため…と考えれば、多くの学生が大学に進学する意味も確かにあります。ただ、この「学費を払うだけの人たち」は、「自分は、ただの養分である」ということも、意識すべきでしょう。

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還元率が高いクレジットカードがおすすめ

クレジットカードにはポイント・マイルがつきます。この還元率が高いカードだと下のように言えます。

  • 1.5%~2%のポイント・マイルがつく
  • 年間250万円カードで使ったら―。

  • 年間約「3万円~6万円」のポイント・マイルが貯まる

ということです。「3万円や6万円かよ」と思われるかも知れませんが、それでも、タダでもらえるようなもの」です。

年間200万円以上をクレジットカードで決済するということは、つまり「現金を提携ATMから下ろさない」ということ。この引き出しにかかる―。

  • 手数料
  • 時間分の自分の時給

も節約できているわけです。提携ATMでお金を引き出す分の時給というのは、意外に重要です。というのは―。

  • 移動時間
  • 順番待ち

があるからです。「移動時間」についてはかなりバラつきがありますが、とりあえず「すべての時間で、平均8分」としましょう。それで「週2回」とすると、それで月64分、つまり「月1時間」になります。

時給6000円の人だったら、それで年間「7万2000円」を損しているわけです。さらにここに「引き出し手数料」もかかるわけですから、「常に現金で生活する」というのはデメリットもあるわけですね。

もちろん「金銭感覚がゆるまない」というメリットもあります。この点は「油断すると、金銭感覚がゆるむ人かどうか」というのがポイントです。ゆるまない人だったら、がんがんクレジットカードを使った方がいいでしょう。


というように、キャッシングやクレジットカードも含めた、金融に関する知識があると、あらゆる場面で得をするし、損をしなくなります。それが何十年と続いたら、老後の資産形成に、相当な差がつくことは言うまでもないでしょう。

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