振込キャッシングでお金を借りるメリット ~ローン契約機に行けない時でも借り入れがしやすい!~
キャッシングの借入方法は、大別して2通りありますが、その―。
- ①…提携ATMでの返済
- ②…振込キャッシング
のうち、ここでは「振込キャッシング」のメリットについて語っていきましょう。
目次
キャッシングの最短即日振込サービスとは?
最短即日振込サービスとは、箇条書きすると下のようになります。
- 自分の銀行口座に振り込んでくれる
- たとえば銀行カードローンでお金を借りる場合も、別にその銀行の口座でなくてもいい
このように「どの銀行口座でもいい」というのが第一のポイント。
- 審査自体をその日に初めてするのであっても、OK
- 審査をその日にして、審査通過したら、そのまま振り込んでもらえる
このようなシステムになっています。もちろん、これは
- あくまで審査通過したらであり、申込み時間がある程度早くなければいけない
こういう制限はあります。ただ、地球に重力があるように、制限のない世界など、どこにもないので、この点は当たり前と思って下さい。
大体何時頃までに申し込めばいいのか?
こうして最短即日振込サービスを利用する時は、大体何時くらいまでに審査申込みをすればいいのか―。ということがしばしば話題になります。これは、下の通りです。
- 午前中が一番確率が高い
- 14時くらいまでなら、大丈夫なこともある
- もっとサービスのいい所だと、17時程度まで
- 一部の銀行カードローンだったら、20時程度まで
これらは、すべて「銀行カードローン」の場合です。
消費者金融だったら?
消費者金融だったら「最短即日審査」自体はもっと遅い時間に申し込んでも大丈夫です。大手の消費者金融だったらどこでも、21時から22時まで最短即日審査をしているので、その数時間~1時間前に申し込むのがギリギリ…となっています。
ただ振込キャッシングで借りる、となると別です。というのは、下のように言えるからです。
- 消費者金融が最短即日審査をしてくれて、振込手続きもすぐにしてくれても、土曜日・日曜日・祝日・夜間などは銀行が閉まっているので、消費者金融が振込手続きをしても、反映されない
そのため、下のように言えます。
- 提携ATM借入だったら、上のような時間で問題なくできるものの、振込キャッシングとなると、少々制限がある
どのくらいの制限があるのか?
簡単に言うと、下の例外を除けば、基本的に銀行の営業時間外(土曜日・日曜日・祝日・夜間など)は、振込キャッシングできないという風になっています。
- プロミスで借りて、三井住友銀行の口座に振り込む
- アコムで借りて、楽天銀行の口座に振り込む
このような例外です。これらだったら、土曜日・日曜日・祝日・夜間でも振込キャッシングで最短即日融資を受けることが可能です(もちろん、あくまで「最短」であって、申込み時間が早いなどの条件を満たしている必要があります)。
そして、こうした例外を除けば、他は基本的に「土曜日・日曜日・祝日・夜間では振込キャッシングできない」…という風になっています。
あくまで「振り込み」ができないだけ
ただ、これはあくまで「振り込み」ができないだけであって、最短即日キャッシング自体は、問題なくできます。つまり、冒頭に書いた2種類の借入方法のうち「提携ATM借入」については問題なく可能…ということですね。提携ATM借入というのは、下のように言えるからです。
- 自動契約機でローンカードの発行をする
- そのローンカードを持って、コンビニの提携ATM・提携銀行の提携ATMに行く
- その提携ATMから現金で直接借りる
このような方法です。わかりやすくコンビニの提携ATM・提携銀行の提携ATMと書きましたが、それぞれの消費者金融の専用ATMでもOKです。要はどこでもいいので―。
- カード発行をして、そのカードで、提携ATMを動かして、銀行の預貯金を下ろすように、提携ATMから現金で直接借りる
こういうやり方ですね。これだったら下のようになります。
- コンビニの提携ATMは当然いつでも開いているし、ローンカード発行は、自動契約機で土曜日・日曜日・祝日・夜間でもできるので、土曜日・日曜日・祝日・夜間の最短即日借入も可能
こういうわけです。
カードローンの自動契約機は何時まで営業しているのか?
そして、ここで気になるのは自動契約機・無人契約機は何時まで開いているのか。カード発行できるのか…、ということでしょう。これは、下の通りです。
- アイフル・プロミス・SMBCモビット…大体毎日21時まで(変動や店舗による違いもあり)
- アコム・プロミス…大体毎日22時まで(これもやはり変動あり。一部は21時まで、など)
このようになっています。これは消費者金融の無人契約機・自動契約機の場合で、銀行カードローンになると―。
- 三菱UFJ銀行…17時~20時程度まで
- 三井住友銀行…21時程度まで
- 新生銀行カードローン レイク…22時~24時程度まで
このようになっています。これらも消費者金融のローン契約機と同様、店舗や曜日、その他の状況・条件によって、時間が変動することもあります。
というように、これらのローン契約機の営業時間は絶対に固定されているわけではないので、この点は注意してください。特に土曜日・日曜日・祝日・夜間などギリギリのタイミングでカード発行に行く時は、事前に公式サイトで営業時間を確認していただく…というのがいいでしょう。
(特に新生銀行カードローン レイクは、第3日曜日など、時間がいつもとまったく違うこともあります。なので事前に確認していくようにして下さい)
振込キャッシングでお金を借りるメリットは?
そして、このように「いつでも借りられる」(消費者金融・銀行カードローンの営業時間の範囲内で)という点では、提携ATM借入の方が便利です。では、振込キャッシングのメリットは何なのか。これは、下の条件に該当する人でも、最短即日借入を申し込みやすいということです。
- 近所に自動契約機がないような、不便なエリアに住んでいる
- 体調が悪く、出かけられない
- 身体障害がある、介護が必要である
- 天候が悪く、出かけられない
- ローン契約機まで行く時間がないf…
キーワードだけ抜粋すると、下のようになります。
- 田舎
- 病気
- 障害
- 天候
- 時間
これの5つの条件で「悪条件」となっている人の場合、提携ATM借入よりも振込キャッシングでお金を借りる方が便利…ということですね。
田舎に住んでいると、振込キャッシングが便利?
これはどのくらいで「田舎」と言うかですが―。
- ほとんどの地域には、特に消費者金融の無人契約機・自動契約機が出ている
- 大体人口が10万人くらいの都市だったら、かなりの確率である
- なので、相当な田舎に住んでいても、片道1時間もあれば、ローン契約機に行ける
- なので、山間部など、僻地に住んでいる人でなければ、大体は大丈夫
このようなことがいえます。つまり田舎だけど、まあ普通の街に住んでいるという自覚がある方は、大体大丈夫…と思って下さい。正確には、やはりそれぞれの消費者金融や銀行カードローンの公式サイトで、ローン契約機の場所を確認していただくのが一番いいのですが。
(なお、余談ですが離島などは当然無人契約機・自動契約機はないので、こうした特殊なエリアに住んでいる方は、やはり振込キャッシングでお金を借りるしかありません。というより、離島で生活しているような方が、キャッシングを必要とするかはわかりませんが…)
体調が悪い時は、振込キャッシングが有利
もう一つ、振込キャッシングの方がいいケースというのは「体調が悪い」という時です。そういう時にキャッシングをする確率がどのくらいかはわかりませんが―。
- お金がない時は、ストレスもたまりやすいし、ストレスがたまっている時は体調も崩しやすい
こういうことで、このようにお金が必要なシチュエーションと、体調不良が重なるということは、ままあるでしょう。といことで、そのような時になったら―。
- ローン契約機や提携ATMまで出かけるのも大変なので、(大変なだけではなく体調を悪化させる恐れもあるので)
- 振込キャッシングで借りた方がいい
こういう結論になります。これも、提携ATM借入より振込キャッシングの方がメリットがある…という場面の一つでしょう。
身体障害がある、要介護である
これも「体調不良」と似ていますが、その日の体調はいいのですが、もともと身体障害があるなどして、一人では移動しにくいというケースが、これに該当します。
たとえば「誰かの介添えがないと移動できない」という人だと下のように言えます。
- 普通の買い物などの用事だったら頼めるが、キャッシングのような用事では頼めない
こういうのが普通でしょう。もちろん、そうした立場の方々がキャッシングを利用するかどうかはさておき、仮に利用するとしたら、やはり「振込キャッシングがベスト」ということになるかと思います。
なお、大手の消費者金融のローン契約機は、最近ではバリアフリーになっている場所が多いようです。車いすの方でも、普通に仕事をしている方は多いですし、そうした方の資金需要にもこたえるべき…ということですね。
悪天候の時も、最短即日振り込みが便利
また、ここまで書いた条件に全て問題がなくても、台風・雨・雪・暴風…などの悪天候の時には、やはり外に出たくないし、出られない…ということもあるでしょう。特に無人契約機・自動契約機までへの移動手段によっては「電車が動いていない」とか、路面が凍っていて運転できない…ということもあるでしょう。
こうした時も、やはり振込キャッシングによってお金を借りる…というのが便利で楽ちんです。これは誰でも動物の本能で考えることなので、悪天候の時にはすぐに気づくと思いますが…。
(ただ、先に書いた通り「最短即日振り込みには時間や口座の制限がある」ということで、この点は注意してください。)
時間がない時は、振込キャッシングが申し込みやすい
そして、忙しくて時間がない…という時も、振込キャッシングによって借りられるというのは便利なことです。提携ATM借入だったら、ここまで書いた通り―。
- ローン契約機・自動契約機まで行く時間、が必要だし
- そこでカード発行する時間(五分程度だが)も必要
このようなことで、どうしても時間がかかるからです。少なくとも30分~1時間程度は見ておいた方がいいでしょう。都市部に住んでいる人だったら、あちこちに大手の消費者金融の無人契約機・自動契約機があるので、そんなに移動時間はかからないかも知れませんが。
何はともあれ「時間がない」というのは、キャッシングする時、ほとんどの人に共通していることなので、この理由によって振込キャッシングを希望する…という人は多いのではないでしょうか。これも時間内であれば問題なく対応できるので、この点も安心して下さい。
最短即日振込サービスでのキャッシングは、手数料がかかる?
これはかかるケースとかからないケースがあります。
- 銀行カードローンの場合―。
- その銀行口座に振り込むなら、かからないことが多い
- 消費者金融も「提携する銀行」だったら、かからないことも
- それ以外は、手数料がかかることが多い
このようになっています。この辺の利用手数料の詳細は、それぞれの公式サイトでチェックしてみてください。
提携ATM借入での利用手数料は?
振込キャッシングの手数料は上の通りですが、では、提携ATMでキャッシングする場合の手数料はどうなるのか?と思う人もいるでしょう。これは、まず消費者金融の場合、下のようになります。
- 自社ATM・専用ATMは借入・返済ともに無料
- ごく一部、提携している銀行の提携ATMも無料
- ↑(プロミス・SMBCモビットの三井住友銀行など)
- その他は、すべて有料(コンビニの提携ATM・提携銀行の提携ATMともに)
ただ、有料ではあるものの、主要な銀行の提携ATMやコンビニの提携ATMは全部使えるようになっています。特にコンビニの提携ATMについては、マイナーなコンビニでも使えるので、コンビニだったらどこでもOKと思ってください。ちなみに、マイナーなコンビニというのは、下のように言えるからです。
- セイコーマート
- ポプラ
- 生活彩家
- スリーエフ
- デイリーヤマザキ
- ココストア
- エブリワン
こういったようなコンビニです。これらは「E-net(イーネット)」に加入しているので、利用できるわけですね。他にもここで書ききれなかった他のコンビニや、スーパーなども利用できます。ちなみに、当然ではありますが―。
- セブンイレブン
- ファミリーマート
- ローソン
- ミニストップ
こういったメジャーなコンビニの提携ATMは、すべて利用できます。ただ、いずれにしても手数料はかかる…という点は注意してください。
銀行カードローンだと、コンビニの提携ATMは無料になる
全ての銀行カードローンがそう…というわけではありませんが―。
- 一部の例外を除いる
- 大手の銀行カードローンの借入・返済の手数料は、コンビニの提携ATMだとほぼ全部無料になる
こういうことが多いです。ちなみに、一部の例外というのは、みずほ銀行カードローンや横浜銀行カードローンなどです。この2つの銀行カードローンは低金利ということで有名ですが、その分こうしたサービスが一部削減されている…ということなんですね。
(もっともみずほ銀行の提携ATMや横浜銀行の提携ATMが大量にあるので *横浜銀行カードローンだったら、横浜銀行の対象エリアであれば、大量にあるので、この点は特に問題ないでしょう)
他の銀行の提携ATMでも、無料になることもある
また、銀行カードローンの提携ATM借入の手数料は―。
- その銀行の提携ATMだけではなく、他行の提携ATMでも、ある程度無料になることが多い
特に利用手数料が無料になりやすいのは、セブン銀行のATMです。セブンイレブンが無料なので、それと合わせて純粋なセブン銀行の提携ATMも無料になる…ということですね(東京などの都市部だと、地下鉄の駅構内などによくありますね)。
ネット専業銀行は、他の銀行の提携ATMでも無料になりやすい
他の銀行の提携ATMで無料で借入・返済しやすいのは、いわゆるネット専業銀行です。
- 楽天銀行スーパーローン(カードローン)
- オリックス銀行カードローン
- ソニー銀行カードローン
こういったような銀行カードローンですね。また、ネット専業銀行というかわかりませんがイオン銀行カードローンBIGも、他の銀行の提携ATMで利用手数料がただになりやすい…という風になっています。
そして、なぜこれらの銀行カードローンが他の銀行の提携ATMでも無料で借入・返済しやすいのかというと、下の通りです。
- 実店舗や提携ATMを持たない銀行なので、普段の預貯金の時から「他行と提携」する必要がある
- つまり、「他行の提携ATMで引き出しや預け入れができます」としないと、誰もその銀行を利用しない
これはわかりますね。たとえば楽天銀行は専用ATMや店舗がないですが、これでコンビニの提携ATMなどが使えなかったら、一体どこで利用するのかとなりますから。なので、下のようになります。
- 普段の預貯金の業務から、他行と提携している
- それをそのまま活用して、キャッシングでも利用できるようにしている
つまり、幸か不幸か―。
- もともと自行の店舗や提携ATMを持っていないということが、銀行カードローンの借入・返済では、プラスに働いている
「イノベーションのジレンマ」にも似ているかも知れません。
余談…イノベーションのジレンマとは?
簡単に書くと下の通りです。
- イノベーションを起こした企業は、他社に先駆けて、その技術に「巨大な投資」をできる
- たとえば「巨大な工場ライン」を作ることができる
- しかし、その技術が「古く」なった時、つまり「新しいまったく別のイノベーション」が起きた時、「先行投資をしていた」ことが、むしろあだになる
そして、これを銀行カードローンでいうと、下のようになります。
- 専用の店舗や提携ATMを持っていなかったことは、「銀行カードローン」が広まる前は、当然不利だったが、「銀行カードローン」が広まったら、むしろ有利に働いている
有利というのはあくまで利用者から見た場合ですが、実際―。
- ネット専業銀行と、都市銀行(三菱UFJ銀行・みずほ銀行など)の、銀行カードローンの自社・自行ATM&提携ATMでの借入・返済を比べると、断然、ネット専業銀行の方が便利
となっていることがわかります。そして、ネット専業銀行が高金利かというとそうでもなくむしろ楽天銀行スーパーローン(カードローン)などは、初回30日間無利息も考慮すると、一番低利息な銀行カードローンとなっています。
(金利だけだったら、ソニー銀行・イオン銀行・みずほ銀行の方が低金利なんですけどね。初回30日間無利息があると、実際の利子総額で圧倒的に有利になる…ということです)
ということで、ネット専業銀行の「提携ATMや店舗がない」というのが、銀行カードローンではむしろ有利に働いているのです。
「お金とは何か」ということにもつながる
これは余談ですが―。
- ネット専業銀行が、店舗や提携ATMなしでもうまく機能している、という事実は、そもそも「お金とは何か」という根本的なヒントでもある
こういうことがいえます。もともと、お金というのは、下のように言えるからです。
- 金や銀などで作られていた
- それは「金や銀」自体に価値があったからである
- その「価値のあるもの」を、単純に「大判」などの形にまとめただけ
このようなことで、最初は「実際に価値のあるもの」をやり取りしていたわけです。(もちろん、金銀に価値があるというのも、人間が勝手に決めただけですけどね)
そして、やがて「貨幣」自体にみんなが慣れてくると、これ、別に金銀じゃなくてもよくね?となり、銅銭が当たり前になるわけです。そしてやがて「そもそも、金属でなくてもよくね?」という話になり「紙幣」に発展していくわけですね。
そして今「そもそも、紙幣でなくてもよくね?」となっているわけです。つまり「データだけでよくね?」と。
ここまでは誰もが知っていることでしょう。クレジットカードの請求でも、銀行のオンラインバンキングでの振り込みでも「データだけ」でやり取りしていることが、非常に多いですからね。
しかし、話はここで終わらず―。
- 「データ」だけでいいということは、そもそも「国」以外がお金を発行してもいいのでは?
「紙幣」がないといけないなら、国立印刷局のような大規模な施設が必要になりますし「銀行などに流通もさせる」ということが必要ですから、「国が発行する」しかありません。
しかし、「データだけでいい」となると「強力なサーバー」や「よくできたシステム」さえあれば、誰でも通貨を発行できてしまうということなのです。
そうして生まれたのが「ビットコイン」である
こうした流れの中で、今、新しい貨幣といえる「ビットコイン」が登場しているんですね。ビットコインは現時点では―。
- 「投機」の対象になっている
- 「まともな貨幣」には、まだほど遠い
こういう状態です。しかし政府以外の組織が貨幣を発行できるというのは、歴史的に見ても革命的なことであり、これは経済の歴史を変えかねないことなんですね。もし―。
- 米ドルやユーロよりも、ビットコインの方が信用できる、と皆が思い始めたら、米政府やユーロの権力自体も薄れる
こういうことなのです。途上国の通貨の価値が低いのを見てもわかりますが―。
- 貨幣の価値は、その国の信用度とイコールであり、逆に言えば、貨幣の価値が落ちたら、その国の信用度や権力自体も落ちる
こういうことですからね。具体的にどう権力が落ちるかというと、たとえばビットコインで「稼いだ」人の税金はどうするのか?ということです。
ビットコインの税金はどうするのか?
たとえば「オンラインゲーム」の中で貯めたお金―。これに対して課税することは無理でしょう。「ファイナルファンタジーのお金」に税金をかけるなんて、ギャグ以外の何者でもないですからね。
しかし、ビットコインは「これと同じ安全圏に逃げる」ことができるのです。要は「サイト上で使えるポイント」のようなものですから、課税のしようがないんですね。今の法律では。
そして、たとえば日本政府が強引に「課税する」としたとしても「じゃあ、ビットコインに課税されない国に行こう」…という風に、ビットコインで活発にやり取りする企業などは、外に出て行ってしまうわけです(IT系などでしょうが)。
そして、こうして「税金がとれない」ようになると、どんどんその国の権力も落ちていくし、国力も落ちていくわけです。なので政府以外の組織がお金を発行するということは、一種の革命なんですね。もしかしたら、これが発展して「世界史が変わる」きっかけになるかも知れないのです。
(事実、インターネットは世界史を変えていますが、1998年頃までは「そのうち衰退する」と、ノーベル経済学賞学者が、予言していたくらいです。そのくらい期待されていなかったインターネットが、これだけ世界を変えているので、ビットコインが世界史を揺るがす可能性も、ある程度あるわけですね)
今後、銀行カードローンはもっと便利になる
このように、少々ビットコインの話が長くなりましたが、このように―。
- 「お金」は年々「データ化」している
- データの方が、当然「実際のお金」より扱いやすいので、キャッシングもデータ化が進むことで、さらに便利になっていく
実際にこれがすでに起きているのが、上で書いた「ネット専業銀行の借入・返済」ですからね。
振込キャッシングと銀行口座開設の関係
そして、また最短即日振込サービスについて話を戻すと、こうした振込キャッシングを利用するには(あるいは無料で利用するには)口座開設が必要…ということもあります。
たとえば、例を出すと下の通りです。
- アコムで24時間、365日振込キャッシングをするには、楽天銀行の口座が必要
- (それ以外の口座だと、土曜日・日曜日・祝日・夜間はできない)
もちろん、これは、下の通りです。
- 楽天銀行の口座がなければ、アコムでは振込キャッシングができないということではなく、手数料無料で、24時間いつでも振り込める、…というのは楽天銀行の口座だけ
こういう意味です。そして、そうしたサービスを受けるには―。
- 楽天銀行の口座を開設する必要があるが、最短即日開設したい場合、できるのか?
こういうことが、問題になるでしょう。これについて解説していきます。
銀行の最短当日口座開設は、半分程度はできる
銀行の口座を最短即日開設するのは―。
- 半分程度の銀行はできる
- 半分程度はできない
このようになっています。これについてポイントをまとめると、下のようになります。
- リアル店舗がある銀行の場合、店舗に行けば最短即日開設できる
- ネット専業銀行はできないことが多い
- ただ、静岡銀行の「インターネット支店」など、ネットの口座でも、最短即日開設できることはある
このようになっています。もっとも、静岡銀行はリアル店舗を持っているので、ネット専業銀行ではないですから、「ネット専業銀行は、基本的に全部最短当日口座開設できない…と、考えてもいいかも知れません。
なぜ、最短当日口座開設できないのか?
これは「キャッシュカードの郵送」があるからです。キャッシュカードが自宅に届いて初めて「口座開設が完了した」ということになるわけですね。
- キャッシュカードの郵送は、大体1週間はかかる
- だから口座開設の手続き自体は、最短即日完了しても、実際に口座開設ができるのは、1週間程度後
このようになるわけですね。そして、何でキャッシュカードを郵送しなければいけないのか?と思う人もいるでしょう。これは、下の通りです。
- 郵送で本人限定郵便にしたら、実際にその住所に本人が住んでいないと、受け取れない
- だから、確実にそこに本人が住んでいるという「住所確認」の代わりになる
実際、この「郵送によって、確かに本人かどうか確かめる」というのは、たとえば役所が、保険証などの郵送でもやることです。それを銀行もやる…ということですね。
というわけで、振込キャッシングを便利に利用するために、最短当日口座開設をしたいと思っても「できないことも、半々くらいの確率である」と思ってください。
(先に書いた通り、ネット専業銀行は大体できません。最短当日口座開設できるのは、リアル店舗がある銀行の、窓口に行った場合に限られます)
キャッシングの最短即日の振込融資・まとめ
以上、消費者金融や銀行カードローンの最短即日振込サービスについて、関連する話題を多角的にまとめてきました。最後に要点を整理すると、下のようになります。
- キャッシングの借入方法は2通り
- 提携ATM借入か、銀行振込である
- 振込キャッシングで借りるメリットは、ローン契約機が自宅から遠いとか、体調不良とか、「自動契約機でローンカードの発行をするのが大変」という時でも、自宅にいながら簡単に借りられることである
- ただ、銀行の営業時間でないとダメという制限はあるので、注意
特に「無人契約機・自動契約機でカード発行するのが難しい理由がある」という方には、振込キャッシングで資金調達することを、おすすめします。