学生がキャッシングでトラブルに巻き込まれるケース ~ヤミ金・現金化業者など~

学生がキャッシングでトラブルに巻き込まれるケース ~ヤミ金・現金化業者など~

学生がキャッシングをしてトラブルに巻き込まれるケース。これは主だったものを一覧にすると下の通りです。

  • 普通のキャッシング業者と間違えて、ヤミ金で借りてしまう
  • どれだけ損するかを知らずにクレジットカードの現金化をしてしまう
  • 同様に携帯キャリア決済の現金化をしてしまう
  • 単純に借りすぎて返済できなくなる
  • 特にクレジットカードのショッピングで、買い物しすぎる

以下、それぞれ詳しくまとめます。

普通のキャッシング業者と間違えて、ヤミ金でお金を借りる

学生だと世間知らずなので、特にお金に関する情報に疎い学生だと「普通のキャッシング業者とヤミ金を間違えて借りる」ということもしばしばあります。

たとえば『闇金ウシジマくん』には「大学生をしながらデリヘルの仕事」をしている「モコ」という女子大生のエピソードが出てきますが、彼女もやはり「普通のキャッシング業者と勘違いして、丑嶋のヤミ金から借りた」のでした。

これはもちろん漫画ですが、実際にこういう例はよくあるのです。『路地裏拝金エレジー』という、『闇金ウシジマくん』のモデルになったトキタセイジ氏の書籍を読むと、それがよくわかります。

紹介屋を仲介すると、ヤミ金から借りる確率がさらに高くなる

また、直接ヤミ金から借りるほど世間知らずな学生は少ないにしても―。

  • 最初に「紹介屋」に行ってしまう
  • そこで「ここの業者なら借りられる」と、ヤミ金を紹介される

このようなパターンだったら、大学生がヤミ金から借りる確率はかなり高くなります。この紹介屋というのはどのような手口を使うのかというと、下の通りです。

  • まず普通の業者を装って広告を打つ
  • 申し込み者が来たら「うちでは融資できない」という
  • 「しかし、ここだったら貸してくれそう」といい、ヤミ金を紹介する

これが紹介屋の手口です。特に急ぎでお金が必要という場面で借りに行くと、この手口に引っかかります。理由は簡単で―。

  • 紹介屋が「融資できますよ」と期待させつつ、ひっぱる
  • そうして申し込み者の時間を消耗させる
  • 時間を奪った上で「やはり融資できない」と言い、「ここなら融資してくれる」と、ヤミ金を紹介する
  • そのヤミ金でも、やはり期待させつつひっぱる

これはキャッシングでお金を借りる時に限った話ではありませんが、交渉というのは「時間がない方が不利」なのです。時間に余裕がある方は、最悪「その話を蹴る」こともできますが、時間がない方は、そこで決めるしかないわけですね。

紹介屋もヤミ金もそれをわかっていて、その学生が「急ぎでお金を借りたい」というのを感じると、あえて引き延ばすのです(もちろん、相手が学生でなく社会人でも同様の手口によって時間稼ぎをします)。

紹介屋やヤミ金に引っかからないようにするには?

では、学生がお金が必要な場面で、このようなヤミ金や紹介屋に引っかからないようにするにはどうしたらいいのか。いくつか主だった対策を箇条書きすると下のようになります。

  • 大手の消費者金融・銀行カードローン以外では借りないようにする
  • そもそも、キャッシング以外の方法で問題を解決することを考える
  • 時間がないからと言って焦らない(キャッシング以外でも全てで言えること)

まず、一番簡単で具体的なのは大手の消費者金融・銀行カードローン以外では借りないようにするということでしょう。大手の消費者金融というのは、下のように言えるからです。

  • プロミス
  • アコム
  • アイフル
  • モビット

こういった通常よく聞く名前の消費者金融ですが、これらで借りておけば、とりあえずヤミ金・紹介屋などに引っかかるリスクはありません。

「時間がない」という理由で焦ると、何でも失敗する

「急いては事を仕損じる」ということわざもありますが、お金を借りること以外でも、焦ると失敗するというのは基本です。上に書いた「紹介屋の手口」でも、「時間がない」といって焦る申し込み者の心理をうまく利用しているわけです。なので、焦らなければ彼らの手口に引っかかることはない、ということですね。

これは当たり前のことのようですが、学生以外でも社会人でも全然できていないことで、私たちはいつでもどこでも時間に追われて、焦っているのです。『エッセンシャル思考』というベストセラーを読むと、ある成功者のこういう格言が紹介されています。

私達は「イエス」を言うにも「ノー」を言うにも急ぎすぎるという言葉です。つまり、何かが起きた時、あるいは何かを言われた時に、よく考えずすぐに反射してしまう、ということですね。

  • 何が起きても、一度立ち止まる
  • 体も心も、一度止める
  • 止めた上で、冷静に考えてゆっくり答える
  • あるいは、一度回答を保留する

このような習慣をつけましょう…とう本です。これを見ても「時間がないからといって慌てない」というのは、お金が必要な場面以外でもどこでも、使える生き方、考え方と言えるでしょう。

下手な業者から借りるより、家族に頭を下げる方がマシ

多くの多重債務者や借入超過者の方々を見てきた私の経験から言わせていただくと、下手なキャッシング業者から借りるよりは、恥を忍んで家族から借りる方がマシといえます。理由は下の通りです。

  • 金利がつかない
  • 家族に借金がばれるので、その後ぜいたくができない
  • アルバイトを増やすことなどに、家族が協力してくれる
  • 今後、他の失敗でも家族に正直に話しやすくなる
  • 家族の側も、あなたに向かって話しやすくなる

たしかに、家族に借金がバレた瞬間、あるいは話す瞬間というのは怖いものでしょう。しかし、一度バレてしまえば全然大したことない、というのが現実です。

上に書いた通り、家族が自分の現状を知ってくれれば、アルバイトなどについても理解・協力を得られますし、変な贅沢をしないよう監視してくれます。監視されることについては少々窮屈な思いをするかも知れませんが、それでも一人で借金を抱えて、それをふくらませていくよりずっとましと考えてください。

クレジットカードの現金化業者からは絶対借りない

ヤミ金や紹介屋と合わせて、学生が引っ掛かりやすい悪徳業者がクレジットカードの現金化業者です。「ショッピング枠の現金化」とも呼ばれますが、まずこのやり方・手口を説明します。

  • クレジットカードのショッピング枠を使って、「新幹線の回数券」などの金券を買わせる
  • その金券をすぐ金券ショップで換金させる
  • これで「10万円」の金券を買ったとしたら、そのうち「2万円」が業者の取り分となり、学生は「8万円」だけを手にできる

この金額についてはあくまで一例ですが、このように、現金化した金額の10分の1か5分の1を、手数料としてとられるという仕組みになっています。

手数料が高い上に、クレカの金利も払う

クレジットカードの現金化の怖い所は、手数料を取られて終わりではないということ。クレジットカード会社からしたら、「この学生は普通にショッピングをしただけ」なので、ショッピング枠の利息も払っていく必要があるのです。

つまりクレジットカードの現金化をすると「ダブルで搾取される」ということなんですね。それを知っていても、お金で切羽詰まって手を出してしまう人が多いですが、学生がクレジットカードの現金化を利用する場合、それも知らずに手を出すということがあります。知っていて手を出すのとどっちがマシかはわかりませんが、そこまで困っていなかったのに、知らずに使ってしまったというのは、非常に残念なことです。

なので、そのよな事にならないよう、クレジットカードの現金化も含めて、こうした悪徳業者の知識、詐欺業者の手口を日頃からある程度知るようにしておいて下さい。

クレジット会社にバレたら、強制解約・一括返済

クレジットカードの現金化は当然どのクレジット会社にとっても規約違反です。なので、これを利用したことが発覚した時点で―。

  • 強制解約・退会
  • 借入残高の全額返済

全額返済を要求されても困らない…という借入残高だったらいいですが、クレジットカードの現金化に手を出すくらいなので、ショッピング枠の借入残高も相当たまっているでしょう。そう考えると、この「全額返済を要求される」というのも、強制解約と並んで大きなダメージです。

(人によっては、強制解約よりも強烈なダメージかも知れません。すぐにデメリットが発生するという分)

この「一括返済」の怖いところは―。

  • 当然、ほとんどの場合は返済できない
  • その瞬間から「遅延損害金」が毎日発生する
  • 借入残高「全額」に対して遅延利率をかけているので、普通の遅延の損害金よりも、金額がはるかに大きくなる

ちなみに、遅延損害金がどのくらいになるか、試しにシミュレーションしてみましょう。

全額返済を要求された時の遅延損害金の計算

遅延損害金の利率は、基本的に実質年率20%です。で―。

  • ショッピング枠の借入残高が30万円
  • これで一日あたりいくらの遅延損害金になるか

を計算してみましょう。

(ちなみに、ショッピング枠の限度額で30万円というのは、学生で一番一般的な最大金額です。以下、計算方法です)

  • 実質年率20%ということは、1年借りたままだと、その残高の20%が利息になる
  • つまり「30万円」の20%=5分の1なので、「6万円」が一年間で利息になる
  • 1年=365日で6万円なので、「一日あたり」の損害金は、「6万円÷365」で出る

ちなみに、こういう計算が暗算で出来ると、お金に関する詐欺などに引っかからなくなるので、暗算のやり方を説明しましょう。

  • 1年を「365日」ではなく、「12ヶ月」と考える
  • 6万円÷12なので「5000円」になる
  • つまり「1ヶ月当たり5000円」の利息
  • 30日で5000円なので、1日100円で3000円
  • 残り2000円を30日で割る
  • 「1日60円」だと200円余り、「1日70円」だと100円オーバーする
  • よって「1日65円」となる
  • 「1日100円」と「1日65円」をプラスして、「1日165円」となる

再度まとめると、下のようになります。

  • 借入残高が30万円の時、一日あたりの遅延損害金は「165円」

ちなみに、遅延損害金は通常の利息とは別なので、これにさらに利息がプラスされる…ということも意識してください。

通常の利息は「実質年率15%」という金利で計算されるので、「この4分の3」です。165円の4分の3なので、「約120円」です。

つまり165円+120円で「毎日285円」の利息+損害金が発生する…ということなんですね。

30万円の借入残高を、何ヶ月で返済できるか?

そして、学生が30万円の借入残高を全額返済するには、確実に1年はかかるでしょう。普通の学生だったらともかくクレジットカードの現金化に手を出すくらいの学生ですから、通常よりかなり不利なはずです(貯金も当然ゼロですし、そもそも収支のバランスに問題があるわけですから)。

2年で返済するとすると、「毎月2万円~3万円」払うわけですが、これがおそらく精一杯でしょう。そして、これだと最初の半年は全然利息が減らないので、上に書いた遅延損害金+利息が、そのまま毎日発生します。で、計算すると―。

  • 「285円」×「180日」なので、「285円」×「10日」で、「2850円」
  • 「2850円」×18が、総額
  • 「2850円」×2=「5700円」
  • 「2850円」×20=「57000円」
  • 「2850円×18」=「57000-5700」円
  • =51300円
  • よって、遅延損害金の総額は「51300円」

このようになるわけです。まとめると、下のようになります。

  • 30万円の借入残高で、毎月「2万円~3万円」を支払って、2年がかりで完済する場合―。
  • 「最初の半年」で発生する遅延損害金+利息が、5万1300円

ちなみに、これは最初の半年だけなので、その後の遅延損害金と利息の合計も概算すると―。

  • 1年目の前半…5万1300円
  • 1年目の後半…4万円
  • 2年目の前半…2万円
  • 2年目の後半…5000円
  • 合計…11万6300円

借入総額は30万円だったのに、利息と延滞損害金で11万6300円を払うということですね。3分の1以上の利息・損害金なのです。

少々複雑な計算になりましたが、これを見ればクレジットカードの現金化がバレて、強制解約&一括返済になる怖さがわかるでしょう。そして、まだ強制解約の怖さはこの後からやってきます。

強制解約になったら、5年は借入審査に通らない

クレジットカードの強制解約というのは、個人信用情報機関で「ブラックリスト」(正確には事故情報・異動情報)として登録されています。そして、強制解約の記録がこれに登録されると、それから5年程度は、消費者金融・銀行カードローンなど、ありとあらゆる借入審査に通らなくなるというルールになっています。

これを聞いて「自分はもう借り入れなんてしないから大丈夫」という学生さんもいるでしょう。しかし、別に借金をしなくても、このように「ブラックリストになる」というのは問題があるのです。具体的にどのようなケースで困るのかをまとめます。

ブラックリストになって、借金以外で困るケース

ブラックリスト入りすると、借金以外でどのようなケースで困るのか―。一覧にすると下の通りです。

  • 住宅ローンを組む時
  • 学費の為に教育ローンを組む時
  • クルマを買うために自動車ローンを組む時
  • 高還元率のクレジットカードに申し込む時
  • 特定の商品の分割払いをする時

このような真面目な借り入れ全般ができなくなるということですね。住宅ローンや自動車ローンについては「クルマや家を欲しがらなければい医」という考え方もあるでしょう。しかし、誰でも絶対に役立つのは「高還元率のクレジットカード」です。

高還元率のクレカが作れないのは痛い

高還元率のクレジットカードが発行できないと痛いのは―。

  • 高還元率のクレジットカードを発行して、年間の支払をすべてそれに集中させると、それだけで毎年3万円~5万円程度得する

わかりやすく言うと毎年無料で海外旅行に行けるようなものなんですね。韓国や台湾などの近場なら。

そして、このような「お金のシステムをフル活用するテクニック」というのは、貧乏を脱して、借金の必要がなくなってからも重要となることです。むしろ高額所得者になればなるほど、この「クレカのポイント・マイルの力」が大きいので、高還元率のクレジットカードは必ず欲しくなります。

しかし、過去にクレジットカードの強制解約になった履歴があると、こうした新規のクレジットカードの審査に、大抵通らないわけですね。なので、クレジットカードを発行するだけで得られた数万円のお金を、毎年損することになる、というわけです。

というように、もし学生がクレジットカードの現金化に手を出し、それが原因で強制解約になったらお金に関して得をする、ありとあらゆるチャンスを失うというわけです。なので、くれぐれもクレジットカードの現金化には手を出さないようにして下さい。

携帯キャリア決済の現金化も同様

学生なら携帯電話は割と身近なものなので、携帯キャリア決済の現金化という方法も知っているかも知れません(少なくとも携帯キャリア決済は知っている人が多いでしょう)。

携帯キャリア決済の仕組みを簡単に説明すると―。

  • 携帯電話自体が「クレジットカードの役割」を果たす
  • 「この学生は、携帯電話で10万円まで買い物OK」など、携帯会社が「携帯電話に対してショッピング枠」をつける
  • このショッピング枠を使って買い物した分は、来月の電話料金と一緒に払う

これが携帯キャリア決済の仕組みでこれを使ってお金を借りる方法は、クレジットカードの現金化とまったく同じです。

携帯キャリア決済の現金化のデメリット

そして、このデメリットもクレジットカードの現金化と同じで―。

  • 法外な手数料を取られる
  • しかもショッピングの利息も払う
  • 携帯キャリア決済は一括払いなので、「最初の1ヶ月」は利息がないことが多いが、そこで返済できなければ、以後は遅延損害金が発生する
  • また、バレたら携帯電話の強制解約になる

そして、強制解約になった時のデメリットが、携帯キャリア決済の場合、クレジットカードの現金化以上に大きくなっています。

携帯電話の契約が、今後できなくなる可能性も

携帯キャリア決済でブラックリスト入りすると、ただ借入審査に通らなくなるだけではなく、今後携帯電話の契約ができないという可能性があります。これは言うまでもなくかなり痛いことです。

たとえばソフトバンクでブラックリスト入りした場合、ドコモやauだったら契約できる…という可能性はあります。しかし、その時バレた携帯キャリア決済の現金化の悪質度に応じて、他の携帯会社にもこの履歴が共有される…という可能性はあります。

実際、こういう履歴は業界内で共有しないと、余計なコストが発生し、全体の利用者の不利益になりますからね。なので、こうしたブラックリストの情報はしっかりと共有し、このような人は審査を通さないようにしないといけないのです。

このような理由でもう、主要な携帯キャリアでは、携帯電話の契約ができなくなると言う可能性もあります。最近では通話機能もあるSIMカードが登場しているので、三大携帯キャリアを利用しないという方法もあるのですが、いくらSIMカードが便利になっても、やはり電話だけを見たら、ソフトバンク・au・ドコモの三大携帯キャリアが一番便利でしょう。

それが契約できなくなるというのはかなり痛いことなので、そうしたリスクがあるという意味でも、携帯キャリア決済の現金化は避けるようにして下さい。

まとめ「学生のキャッシングのトラブル」

以上、学生がキャッシングをしたりお金を借りたりする時に起きやすいトラブルをまとめました。再度まとめると、下のようになります。

  • 普通の消費者金融と間違えて、ヤミ金で借りてしまう
  • 特に紹介屋経由でヤミ金を紹介されてしまう
  • クレジットカードの現金化に手を出してしまう
  • 携帯キャリア決済の現金化で借りてしまう

このようなものです。もちろんこれらは学生だけでなく、お金に困っている人全般によくあるトラブルなので、大人の方も注意が必要です。

とにかく、大人でも引っかかるような詐欺の手口も多いので、学生の方は特に注意してください。

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