学生のカードローン審査・まとめ ~在籍確認はある?就職活動への影響は?~
前回の記事に引き続き、「学生のカードローン審査」について、総合的にまとめていきます。
(前回の記事)↓
若年層のキャッシング審査のまとめ ~親バレ・職場バレ・提出書類・必要条件など~
主に在籍確認や、就職活動で不利になることがあるか―、などの点をまとめています。これから消費者金融・銀行カードローンなどでお金を借りたいと思っている学生さんは、ぜひ参考にしてみてください。
目次
若年層のキャッシング審査でも、在籍確認電話はあるのか?
若年層のキャッシングでも、職場への在籍確認はあります。学生がお金を借りるには20才以上で、アルバイトをしているというのが必須なので、「アルバイト先」は必ずあるわけですね。なので、そこに在籍確認の電話をかけます。
そして、学生の在籍確認として、会社員・OL・公務員の在籍確認と違う点は―。
- 本人あての電話がかかって来ること自体が珍しい、ということ
- また「保険会社の電話確認」など、会社員・OL・公務員だったら使えるような、在籍確認の言い訳が使えない
このような点も指摘できます。そして、具体的に対策だけ書くと下の通りです。
- 「クレジットカードの審査」という
- これなら、若年層でも違和感はないし、実際に学生のクレジットカードの審査でも、在籍確認はある
そのため、あれこれ余計な在籍確認の言い訳は考えなくていいので、シンプルにこれでいきましょう。もちろん、その職場やその学生さん独特の「もっと通じる言い訳」がある場合、そちらを使うといいでしょう。
その点はケースバイケースですが、特に思い浮かばない、あるいは「ない」という場合は、普通に「クレジットカードの電話確認」といえばOKです。こうした電話連絡は、たとえばアパート・マンションなどを賃貸する時にもあるものなので、別におかしなことはありません。
基本的にキャッシングの職場バレはない
そもそも、学生さんのキャッシングでも、社会人の借り入れでも―。
- 在籍確認の電話を警戒するのは、大体「職場バレが不安、ということである
- しかし、キャッシングによって会社バレすることはめったにないので、この点は特に心配する必要がない
なぜキャッシングで職場バレすることはないと言えるのか、その理由をまとめていきます。
会社バレして困るのは、業者・銀行の方である
人間は基本的に「自分の立場」だけでものを考える癖があります。なので、お金を借りる時でも「自分が職場バレしたくない」ということだけ考え、たとえば消費者金融・銀行カードローンなどを「場合によっては、職場バレの原因となる敵」のようなものと、とらえてしまったりします。
(こういうことはよくあるものです。私も昔マンガやイラストの仕事をしていましたが、漫画を新人賞に応募する時、新人はどこか「編集者を敵のように警戒している」という感じがします。あるいは逆に「なめている」かどちらかです)
ということで、別にキャッシングでお金を借りる人に限らず、人間はどこか自分と他人の利害は相反すると思う癖があるようですが、実はそんなことはないんですね。職場バレに関して言えば―。
- 消費者金融・銀行カードローンの側も、職場バレはしてほしくないと思っている
- その方が、その申込者は満足して、継続して完済後も使ってくれる可能性が高いし、周囲で誰かがキャッシングしようとした時も、その銀行カードローン・消費者金融を勧めてくれる可能性がある
もちろん、口コミに関してはキャッシングという性質上―。
- 銀行カードローンを勧めることはあっても、リアルの友達に消費者金融を勧める
- …ということはあまりないでしょう
これらしかし、下のようにも言えます。
- たとえばネット上を徘徊している時に、Yahoo!知恵袋や2ちゃんねるなどで、「SGファイナンスってどう?」などと、自分が借りている消費者金融についる
- 感想を求めている人を見つけた…
こういうことがあれば、満足していたら、その内容を口コミとして書くし、逆だったら、悪い口コミ・体験談を伝えるということが多いでしょう。少なくとも―。
- 本当に書き込むかどうかは別にして、在籍確認のせいで職場バレした人の方が、職場バレしなかった人よりも、悪い口コミ・評判を書き込む可能性が高い
こういうことは、物理的に間違いないといえます。
- 逆に会社バレせずにスムーズにキャッシングできた人の方が、そういう場面でいい口コミ・評判を書いてくれる、…と言う可能性が高い
こういうことも、誰でも納得するでしょう。
- 在籍確認で職場バレしないということは、申込者にとっていいだけではなく、めぐりめぐって、業者・銀行の側にも利益になる
。在籍確認の会社バレの有無に関して両者の利害は、相反しないのです。
基本的に、人間の利害は相反しない
キャッシングと向き合うということは、お金と向き合うことであり、お金と向き合うということは、人生と向き合うことです。
(ドストエフスキーいわく「貨幣は鋳造された自由である」ということですからね。貨幣=お金と向き合うことは、「自由と向き合う」ということなのです。なので、これは「人生と向き合う」ということと、ほぼイコールなのです)
ということで、少し人生論や仕事論に流れますが、見出しのように人間の利害は相反しないというのが基本なのです。
これは、経営学の有名な名言で、下のようなものがあります。
「科学的管理法は、下のルールに基づいている。すなわち、労使の真の利害は同一です。」
というものです。カンタンに言うと、下のようになります。
- 雇う側と、雇われる側の、利害は相反しない
この名言の詳細をまとめると、下のようになります。
- フレデリック・テーラーという、「科学的な現場の管理法」を唱えた人物が、『科学的管理の諸原則』などの本で、1910年ころに唱えたもの
つまりテーラーは―。
- 仕事の現場は、「科学的にマネジメントする」ことで、劇的に成果をあげられる
このように主張した一方で、下のようにも言えます。
- しかし、それは従業員を「ロボット扱い」することでもなく、「労働者」として搾取することでもなく、あくまで「ムリ・ムダ・ムラを排除する」ことであり、それは労使の双方にとって、幸せなことなのだ
「科学的管理法」という名前だけ見るといかにも人間を搾取しそうな感じがしますが、テーラーが主張したのは、そういうことではないんですね。
と、私の好きな名言をついつい紹介してしまいましたが、この言葉はキャッシングでも応用できます。
- 消費者金融
- クレジットカード会社
- 銀行カードローン
などの「融資する側」と、「借りる側」の利害は、本来一致しているものなのです。
「一致しない」という意見もあるが…
これについては、少し金融の知識がある人だと「いや、一致しない」という反論もあるでしょう。たとえば典型的なエピソードとして、『ナニワ金融道』の主人公・灰原のセリフがあります。灰原が、逃げた債務者の取り立てのために、市役所に住民票をとりに行くのですが、その時、窓口で役人の人と、こういう会話をするんですね。
- お役人「いやあ、しかし金融屋さんも大変ですなあ」
- 灰原「ええ、本当です。皆さんのような公務員の方だけだと、我々としてもありがたいんですけどね」
- お役人「いやあ、でも間に合ってますからなあ」
- 灰原「ええ、借りていただきたい人が来なくて、借りてほしくない人が来てしまう…というのが辛い所です」
このようなセリフです。正確なやり取りは、そのまま引用すると著作権に触れてしまうので、少々変えてありますが、大体こういうやり取りです。
そして、これを見るとほら、やっぱり消費者金融の場合、利害は相反するじゃないかと思う人もいるでしょう。しかし、これは、下の通りです。
- 灰原はコミュニケーションの達人である
- だから、ここではとにかく役人の機嫌をとっている
- 「安定」が最大の武器である公務員に取って、「安定している人は素晴らしい」という意味のことをいうのは、相手を立てることにつながる
つまり灰原は別に「借りてほしくない人」などとは思っていないのです。灰原のように、督促=約束を守らせるテクニックがある人にとって、多少信用度が低いだけの利用者など、別に困る相手ではないんですね。
消費者金融の世界で「ダメな利用者しか申し込んでこないから、貸し倒れが多くて困る」というような人は「督促の能力がない」のです。これは野球でも何でも一緒で―。
- バックが弱いし、打線も打ってくれないから、試合で勝てない
- と言っているようなピッチャーは、大抵本人が無能である
仮にバックが本当に弱かったとしても、「自分がひたすら三振を取っていれば、絶対にいつかは勝てる」わけですからね。実際、日本のプロ野球で圧倒的最多の400勝を記録した金田正一は、国鉄スワローズ(今のヤクルト)という、弱小チームで、この記録を残したのです。(最後の4年間だけ巨人でしたが、ずっと巨人にいたら、もっと勝っていただろう…と言われています)
このように、古き好きプロ野球の話になりましたが、このように消費者金融の世界でも―。
- 灰原のように、実力のある人であれば、別に誰が借りに来ても「最低限の信用度」さえあれば問題ない
- そして、基本的に大手の消費者金融の場合―。
- もともと「厳しい就職試験」をクリアしているし、現場で新人を教育する管理職のレベルも高いので、灰原が(演技で)言った「借りてほしくないような人」でも、問題なく融資し、回収し、利害を一致させることができる
このようになるわけです。
- 従業員の方々のレベルが、あまり高くないキャッシング業者だったらともかく、大手の消費者金融のように「スタッフさんのレベルが高い」業者・ブランドの場合は、借り手と貸し手の利害は相反しない
もっとわかりやすく言うと、イケメンと女性の利害は、相反しないということです。最初からこう説明すればよかったですね(笑)。
(私としては、あまり認めたくない事実…、というか現実ですが…笑)
このように、「人間の利害の一致」の話になりましたが、このように―。
- キャッシング業者・ブランドと、借り手の側の利害は、基本的に一致している
- 在籍確認に関しても、「職場バレしないようにしたい」というのは一致している
- それは、若年層のキャッシングの時でも変わらない
- なので、若年層も在籍確認でも安心していい
少々人生論的な話も混ざりましたが、要するにそういうことです。
具体的にどう職場バレの対策をしているのか?
消費者金融がしている職場バレ対策の一つは在籍確認の電話を、専用の携帯電話でかけるというものです。これだと下のように言えます。
- もし在籍確認の電話をかけて、職場に誰もいなくて、電話に出られなかった時でも、その着信履歴を見て、職場の人が電話をかけ直してくる心配がない
なぜなら通じなかったら、その携帯電話の電源を切ってしまえばいいからですね。そうすれば職場の同僚がかけ直してきても通じないので、そのままうやむやになり、職場バレのリスクは下げられるのです。
(こういう専用の携帯電話を100台くらい持って、ローテーションさせていけば、1週間程度ずっと電源を切っておいても大丈夫ですからね)
このように、このやり方をすべての消費者金融が使っているとは限りませんし、詳細は不正申し込み対策のために明かされていませんが、何はともあれ、下のように言えます。
- ただの携帯電話でかかって来るから、その電話番号によって職場の人にキャッシングがバレる
- …ということはないし、万が一着信履歴からかけ直しされても、このように電源を切っているから問題ない
あくまで職場バレ対策の一例ですが、このような工夫もされています。
ノーローンは「発信専用」の電話でかける?
今もやっているかはわかりませんが、「キャッシングのまとめ」さんというキャッシングの情報サイトによると、ノーローンは発信専用の電話番号で、在籍確認をとるというシステムのようです。(その記事は結構前に書かれたものなので、現在でもそうかはわかりません。また、そもそも在籍確認などのシステムは、消費者金融はあまり外部に明かしません。不正申し込みを防ぐためです)
ということで、あくまで「そういう情報もある」ということですが、ノーローンの在籍確認の場合は「発信専用」の電話番号からかける可能性があります。この場合、下のようになります。
- 勤務先の同僚が着信履歴を見てかけ直しても、「この電話番号は、発信専用となっております…」
- というアナウンスが流れるだけなので、これでキャッシングがバレることはない
こういうわけです。
発信専用だと、逆に怪しまれるのでは?
このように「発信専用の電話番号となっております…」というアナウンスが流れると、逆にキャッシングバレの原因になるのでは…と思う人もいるかもしれません。しかし、これは大丈夫です。というのは、下のように言えるからです。
- 確かに「怪しい電話」とは思われる
- しかし「誰にかかって来た」のかはわからない
- また「怪しい」とはいっても、ただのセールスかも知れないし(というか、大体それが多い)
- 「キャッシングの在籍確認」とは、誰も思わない
もちろん、その職場に、以前ノーローンでキャッシングしたことがある人がいたら(そして、その人がこの発信専用の電話番号のことを知っていたら)、という特殊なケースでは、確かに「バレる」リスクもあります。しかし、下のようにも言えます。
- その時も「何の用事の電話か」がバレるだけであって、「誰宛てにかかって来たのか」はわからない
と指摘できます。
- 仮にそういう経験がある「特殊な人」が気づいても、そもそも「発信専用の電話でかける」というのは、ノーローンだけでなく、普通のセールスマンなどもやるかも知れない
といえます。なので万が一知っていても、それをノーローンの在籍確認だと、断定できる人はいないわけです。
なので「発信専用の電話番号だから、職場にバレる」ということは「限りなくゼロに近い」わけですね。完全にゼロとはいえませんが「ほぼゼロ」と言っていいわけです。
ということで、ノーローンにしても、その他の消費者金融・銀行カードローンにしても、学生さんがキャッシングする時の在籍確認の電話で、職場の同僚の方々にキャッシングがバレる…という心配はしなくても大丈夫です。詳しくは、下の記事も参照してみて下さい。
学生がキャッシングすると、就職活動で不利になる?
学生がキャッシングで借り入れをしても、就職活動で不利になることはありません。最初にポイントをまとめると、下のようになります。
- そもそも、そんな情報をわざわざ企業は調べない
- 調べようとして、個人の借入・返済の情報は、個人信用情報機関という組織が管理している
- この情報を見ることができるのは、個人信用情報機関と提携している貸金業者や銀行のみである
そのため、たとえばトヨタ自動車や三菱商事などが調べようと思っても、調べられないわけですね。
たとえばトヨタでも「トヨタファイナンス」だったら、調べることはできます。しかし、下のようにも言えます。
- 個人信用情報機関の側からしたら、そうして企業が「就職活動の時期に」
- 「学生に集中して」個人信用情報の照会をしていたら、「就職の審査のために使っている」ということがわかってしまう
そして、これは本来の個人信用情報の使い方とは違うということで、あくまで推測ですが、個人信用情報機関から警告されるのではないかと思います。
また、場合によっては行政からの指導…ということもありえるでしょう(あまりに大々的かつ組織的にやっていた場合ですが)。
なので、仮に金融系の会社などで「個人信用情報を見られる立場にあったとしても」実際に見ることはまずないわけですね。なので、基本的には学生の就職活動で、キャッシングでの借り入れが不利に働く…ということはないのです。
借入先に就職する場合は、別
ただ、当然ですが、下のように言えます。
- 自分がキャッシングしている借入先で就職する
- …という場合は、当然その借入状況はあちらにわかる
こういうことになります。たとえば中小業者ですが―。
- 学生が「フクホー」に就職しようとする
- フクホーは一応「山田太郎」と検索してみる(自社のシステムで)
- そうすると、借入状況が出てくる
あくまで推測ですが、おそらくどの消費者金融でもやるでしょう(大手はわかりませんが。大手は件数が多過ぎますからね)
そして、そうして検索した時、どう判断するかは消費者金融によるでしょう。
- この人は、借り手の気持ちがわかる
- だから、入社したら活躍してくれるに違いない
とプラスにとらえるか―。
- キャッシングするくらい金銭感覚がゆるいわけだから、そんな人物に現金を扱う仕事はまかせられない
このようにマイナスにとらえるか…。この点は消費者金融によるというわけですね。
基本的にはマイナスに働くことが多い
繰り返しますがあくまで「キャッシングしているその消費者金融に就職する場合」の話です。普通の消費者金融や銀行(自分が借りているわけではない場所)に申し込む場合は、別にマイナスになることはありません(基本的に)。
そして、そうした「借入先」に就職する場合は、やはり基本的には不利になります。理由は下の通りです。
- キャッシング業者は、大量の現金を扱う仕事である
- ある程度のポジションになると、うまくやれば「会社のお金を着服する」ことができる
このようになるわけです。
- そうした着服は、普通の人はしない
- やりたいことはあっても「犯罪は怖い」からである
- しかし、借金などで「お金に困った」人は、やることがある
- だから、キャッシングしている学生は、「将来的にそうなるリスクがある」ということで、敬遠される
もちろん―。
- キャッシングしているからといって、そのようにお金に困って着服するとは限らないし、むしろそこまで行く人は当然ほとんどいない
- しかし、「借金したことがない」学生と、現時点でしている学生を比較すると、どう考えても、後者の方がリスクがある
そのため、下のように言えます。
- 「絶対値」の問題ではなく、「相対値」の問題で、「キャッシングしている学生」の方がリスクが高い
と判断されるわけですね。「比較の問題」ということです。
そもそも、借入先に就職希望を出すことに、問題がある
そもそも、読んでいて気づいたと思いますが、下のように言えます。
- 着服がどうこうというリスクよりも、そもそも、「自分がキャッシングしている借入先に就職しようとする」
- という時点で、相当社会常識から外れている
このような点が指摘できます。そして、当然ですが、就職活動というのは社会常識があることが一番要求されることなので、この点で違和感を持たれる…ということが多いのです。
なので、このような就職の希望を出す人は、まずいないとは思いますが、万が一「今、自分がキャッシングしている借入先に就職しようとする」という場合には、マイナスに働くことがある…と考えて下さい。
(あくまで推測ですが、比較的、その可能性が高いと考えられます。もちろん、逆にプラスになることも多いでしょうが)
以上、学生がキャッシングなどでお金を借りると、就職活動で不利になるか…という点をまとめてきました。さらに詳細な内容は下の記事に書いてありますので、よかったら参考にしてみて下さい。
若年層への融資・カードローンの返済方法は?
若年層への融資の返済をする方法―。これも当然と言えば当然ですが、会社員・OL・公務員など大人・社会人と違いはまったくありません。ポイントをまとめると、下のようになります。
- 返済方法は、コンビニの提携ATMや提携銀行のATMか、毎月の銀行口座からの引き落としか、指定の口座に銀行振込によって振り込む
こういう3通りになります。単語だけ抜き出すと、下のようになります。
- 提携ATM
- 引き落とし
- 銀行振込
こういう3通りです。そして、銀行振込をネットバンキングですると「インターネット返済」となります。これも入れると4通りですね。
銀行振り込みと提携ATMの違いは?
上の返済方法を呼んで、銀行振込で返済するのと、提携ATMでの返済をするのは同じでは?と思った人もいるかもしれません。違いは下のようになります。
- 提携ATMでの返済は、ローンカードを差し込んだ瞬間、「借入・返済」などのメニューが登場し、その「返済」を選んで、金額を入力し、そのお金を入れれば、それで返済ができる
そして「銀行振込」の場合、下のようになります。
- 同じように「提携ATM」を使う
- ただし、「返済する口座」を、自分で入力しないといけない
具体的に書くと下の通りです。
- 振り込み先の「支店名」「口座番号」などを、全部自分で手作業で入力しないといけない
断然、普通の提携ATMでの返済の方が楽…というのがわかるでしょう。手数料も変わらないですしね。
では「銀行振込での返済」は、何のためにあるのか
このように面倒な銀行振込での返済が、何のために存在するのか。箇条書きすると下のようになります。
- コンビニの提携ATMなどでの普通の返済は、「ローンカード」を持っていないといけない
- しかし「銀行振込」での返済だったら、ローンカードを忘れて「キャッシュカード」しかない
- …という時でも返済できる
こういうのがメリットです。
- ローンカードを紛失してしまった人でも、キャッシュカードさえあれば、銀行振込での返済はできる
こういうのもメリットです。もちろん、ローンカードを紛失しないのがベストではありますが、万が一紛失してしまった場合でも、OKということですね。
追加の借り入れをできないように、わざとカードを破棄する人もいる
実はこれは私の例ですが―。
- JCBのクレジットカードを使っている
- カードがあると、ついつい買い物してしまうので、わざとカードを処分したことがある
こういう経験があります。そして、こうなると―。
- 本来なら、クレジットカードをコンビニの提携ATM・提携銀行のATMに挿入すれば、それでカンタンに返済ができるのですが、それができないので、臨時返済をする時は、いつも銀行振込でしていた
こういうことがあります。実は―。
- その方が振込手数料がかかるし、事前に電話連絡をしなければいけない
こういうことで、実はデメリットが大きかったのですが、それでも当時のキャッシング癖がある自分にとっては「クレジットカードを使えないようにする」というのが、最優先事項だったんですね。
というわけで、少々特殊なケースではありますが、このように「あえてローンカードを捨てた」という人の場合、下のようになります。
- 提携ATMでの返済ができないので、銀行振込での返済しかない
こういうことになるのです。「しかない」というのは、「臨時返済」をしようとした場合です。(毎月の定期返済・約定返済であれば、銀行口座からの引き落としで、もちろんできます)
銀行振込での返済があるから、インターネット返済もできる
もう一つ、銀行振込での返済の存在理由としてインターネット返済の基礎になっているという点があります。箇条書きすると下のようになります。
- インターネット返済というのは、要するに「オンラインバンキング」を経由した返済である
- オンラインバンキングは「ネット」を使っているが、要は「銀行振込での返済」なので、銀行振込での返済に対応している消費者金融・銀行カードローンでないと、これはできない
そのため、インターネット返済という便利なシステムを利用するためには、「銀行振込での返済が基礎として、存在しなくてはいけない」ということなのです。
なので、一見「あまり意味がない」ように見えるかも知れませんが、実は必要なんですね。
ネットバンキングとは?
今の時代、ほとんどの人はネットバンキングは知っているとは思いますが、一応説明しておきましょう。箇条書きすると下のようになります。
- 銀行振込や残高照会などを、すべて「ネット上」で出来るものである
- スマートフォンでもパソコンでもできるので、インターネット返済ができる銀行カードローン・消費者金融なら、出先でもいつでも自由に返済できる
そのため、オンラインバンキングにさえ事前に登録していれば、提携ATMでの返済よりもさらに便利な方法…ということなんですね。
- 提携ATMでの返済だと、コンビニの提携ATM・提携銀行のATMまで足を運ぶ必要があるが、インターネット返済なら、自宅やカフェから、思い出した時に、いつでも自由に返済できる
このようになるわけです。
事前にオンラインバンキングの登録が必要
唯一の条件としては、インターネット返済は、事前にオンラインバンキング(ネットバンキング)に登録している…ということがあげられます。オンラインバンキングというのは、下のように言えるからです。
- 三菱UFJ銀行…UFJダイレクト
- ゆうちょ銀行…ゆうちょダイレクト
- みずほ銀行…みずほダイレクト
- 三井住友銀行…SMBCダイレクト
こうしたものです。要は「○○ダイレクト」という名前のサービスですね。今はどの銀行でも、これを整備しているので、まだ登録していない人は、登録するといいでしょう。
これがあると、キャッシングでの借入・返済も便利ですが、それ以上に―。
- 普段の買い物でも振り込みもしやすいし、いつでも残高照会ができるので、家計の管理や節約術でもプラスになる
このような点が指摘できます。なので、今の時代、オンラインバンキングにまだ登録していない人は、ぜひ登録した方がいいと言えるでしょう。
できるだけ臨時収入を得て、任意返済をすすめる
これも若年層のキャッシングに限った話ではなく、すべての人々(会社員・OL・公務員でもアルバイト・パート・フリーターでも)に言えることですが、下の点が指摘できます。
- キャッシングの完済を早めるためには、できるだけ日払いのアルバイトなどで臨時収入を得て、早期返済を自主的にどんどん進めていく
こういうのがベストです。こう書くと下のような指摘があるかも知れません。
- 別に日払いのアルバイトでなくても、アルバイトのシフトを増やして、毎月のお給料を増やして、それで毎月の返済金額を増やせば問題ない
このように。これは確かにそうですし、人の性格や仕事にもよるのですが、私が臨時収入と日払いのアルバイトを推奨するのは、下のような理由です。
「稼いで返済する」という行動を、習慣化する
人間は「習慣によって生きる」動物です。これは心理学・脳科学でも証明されていて人間の行動の9割は、習慣で決まっているということが判明しています。
ということは、単純計算すると下のようになります。
- 稼いで返済することが「習慣化」したら、返済にかかる労力が「9割削減できる」
こういうことなのです。あくまで単純計算ですが。
実際、この「習慣の力」というのは絶大で―。
- 成功する人は、どんなジャンルでも、びっくりするほど「毎日同じこと」をしている
- だから、人から見たら「大変なトレーニング」でも、本人はむしろ「惰性の力」で、「楽に」こなしている
こういうことなのです。「惰性的」というと言い過ぎかも知れませんが、わかりやすくいうとそういうことです。
イチローは、大リーガーで、最もルーティンを重視している
最近はさすがに年齢で衰えてしまいましたが、イチローがかつて大リーグを代表する選手だったことは、言うまでもないでしょう(よく考えると、日本人がそうなったというのは、本当にすごいことですよね)。
そして、そのイチローの練習や日常の特徴として徹底して、毎日同じことをするという点がありました。箇条書きすると下のようになります。
- 毎日朝食にカレーを食べる
- 毎日、練習前のストレッチを1時間する
- そのストレッチのメニュー・順番も完璧に決まっている
- ネクストバッターズサークルから、バッターボックスまで歩く歩数も決まっている
- ボックスに入った後、バットをピッチャーに向ける動作も決まっている
書きだすとまだまだいくらでもあるのですが、このようにとにかく、サイボーグか修行僧のように、毎日同じことを繰り返すというのが、イチローの特徴だった(今もですが)のです。
「千日回峰行」も同じ
他にも「習慣の力」の具体例としては、比叡山の荒行として知られる「千日回峰行」があります。箇条書きすると下のようになります。
- 千日間、毎日35km程度の山道を歩く修行
- どんな体調不良でも、悪天候でも、絶対にやめてはいけない
- 途中で座ることも許されない。一歩も戻ってはいけない
- 忘れ物をとりにいくことも許されない(そのくらい、一歩も戻ってはいけない)
- もし一日でも休んだら、自決用の短刀で、切腹しなければいけない
- ↑(現代では、銃刀法の問題で「首吊り用の縄」に代わっている)
- 千日の間、睡眠時間は3時間程度しかとれない
- (寺に戻ってくる時間が遅れたら、睡眠ゼロでまた出発することもある)
- 食べ物は、毎日握り飯2つだけである
このように、書き出したらきりがないくらいとにかく人体の限界を超える修行です。戦後これを達成(満行)した人は、酒井雄哉氏・光永覚道氏なども含め、数人しかいません。
このように、千日回峰行の説明が長くなりましたが、私は彼らの本を合計20冊ほど読みましたが、共通して語られているのは―。
- 実は、人が思うほど厳しくない
- 確かに最初の2週間ほどは「限界」と感じるが、それを過ぎると体が適応し、「疲れない歩き方」に自然となったり、毎日、山道で「どの場所を踏むか」まで、決まる
そうして「習慣化」すると、千日回峰行も「実は、そんなに無理のない修行」なんですね。いや、凡人には無理なのですが、下のように言えます。
- 実際に長年比叡山の僧侶たちが実践してみて、「毎日やっていれば、このレベルだったら死なずにできる」
- …というのを確かめて、千日回峰行のルールを設定した
こういうことなのです。つまり習慣化したら、1000年以上の比叡山の歴史でも、ほとんど達成した人がいないような荒行でも、人間はクリアしてしまう、というわけです。これだけ「人間の体は、習慣によって変わる」ということなんですね。
なので、返済も「習慣化」するといい
…と「習慣化」についての説明が深くなりましたが、要するに「習慣化は、人間の限界を、簡単に超えさせる」わけです。私が好きな名言で、「好奇心は恐れを超える。勇気よりも簡単に」というものがあります。これは「習慣」と置き換えてもいいでしょう。
- 借金返済でも何でも、難しい仕事をこなす時は、気合を入れて無理をするよりも、むしろそれを「習慣」にしてしまった方がいい
そうすると、気合など入れなくても、根性などなくても、自動的にそれを達成してしまうということなんですね。
何度も提携ATMでの返済をしていると、それが当たり前になる
なので、例えば日払いのアルバイトをして臨時収入を稼いで、それをスグにコンビニの提携ATMで返済する…。ということを繰り返していると、脳がその行動を記憶するのです。具体的には下の通りです。
- コンビニの提携ATMにカードを入れる時の感覚
- その時の映像を視覚野が記憶する
- その時の音、提携ATMがしゃべる言葉なども、聴覚野が記憶する
- その時のコンビニのおでんやコーヒーなどの匂いも、嗅覚野が覚える
- お札を入れる時、カードを差し込む時などの触覚を触覚やが記憶する
つまり「味覚野以外の、すべての五感」で、キャッシングの臨時返済という行為を、脳の各部位が記憶するということなのです。
正確に書くと、聴覚野や視覚野などは「直接暗記する」のではなく、「記憶を担当する海馬」と連携して、覚えるわけですが。何はともあれ、そのように「それぞれの感覚野の記憶と連合して」キャッシングの返済という行動を、脳が覚えるわけです。何度も繰り返すと。
脳は、覚えた行動は、カンタンに再現する
人間の脳というのは実に神秘的で、一度こうして「覚えた」行動は、簡単に再現します。
- 簡単に再現できるから、さらにやるようになる
- 少なくとも「やることが苦痛」ではなくなる
- そうして繰り返すと、またさらに簡単になる
- そのうち「それが生活そのもの」になり、やがて生活から「人生そのもの」になる
もちろん、「返済はやがて終わる」ものなので、返済が人生になる必要はありませんが。稼いで、必要な支払いをするということが、人生の習慣になる…というのは良いことです。例えば―。
- 年金を前もって二年分前納する
- 税金や保険料も早めに払う
こういうことが当たり前になると、生活は実に快適になるんですね。ちなみに、年金は1年分でなく2年分前納すると、大体「1万円」程度得するようになっています。二年で割ると「年間5000円得する」ということですね。これはかなり大きいです。
「高還元率」と言われるクレジットカードでも、大体還元率は1%です。
- そのクレジットカードだけで、年間100万円買い物し、それでようやく「1万円」
- 年金の二年分前納は、高還元率のクレジットカードで、100万円買い物するのと、同じ効果がある
正確に書くと「年金の前納は2年分」なので、50万円の買い物と同じですが…。とにかく、必要な支払いをどんどん進める習慣というのは、このように―。
- 金銭的にも有利になるし、ストレスの原因もなくなり、ありとあらゆる点でプラスになる
こういうことなのです。これは「夏休みの宿題を常に前倒しでしていた」という人なら、感覚でよくわかるでしょう。
(私はいつも、夏休みが終わってから宿題に手を付けていたので、この感覚はずっとなかったのですが…。最近ようやく、いいお仕事をいただけるようになって、わかるようになりました)
だから、日払いのアルバイトで稼いだ方がいい
ということで、あくまでキャッシングする金額や、その人のライフスタイルにもよるのですが、下のように言えます。
- 可能なら日払いのアルバイトをして、すぐに稼いで、すぐに返済する
と言う習慣をつけた方がいい…ということなんですね。そして、そうやってお金をもぎとる感覚を身につけると、それはその後の人生(借金完済をした後の生活)でもプラスになるということです。少々解説が詳細になりましたが、このような「習慣化する」ということを、日常生活や他の仕事でも、参考にしていただけたらと思います。
(ちなみに、何かを習慣化するには「他の用事を断る」必要があります。つまり、「仕事に入ると楽」だけど「その前の段階で、何かを捨てる覚悟がいる」ということなのです。決断は決定とは違い「何かを断つ」必要があるのです。決定と決断の違いは「覚悟」なんですね)
未成年者の契約取消権と、若年層への融資
学生がキャッシングするにあたって、知っておいた方がいい知識として「未成年者の契約取消権」があります。箇条書きすると下のようになります。
- 未成年が親権者の同意書なしでした契約は、いつでも破棄していいというもの
- なので、例えばキャッシングでも、親権者の同意書なしで、18才・19才がした場合は、その借入金額は返済しなくていい
こういうことなのです。信じられないかも知れませんが、クーリングオフと同じような要領でその借り入れは、なかったことにしていいということなんですね。
だから、未成年ではキャッシングできない
そして、当然ですが、これでは銀行カードローン・消費者金融としても「商売にならない」ので、未成年・10代に対しては、基本的に「キャッシング不可」という条件を貫いているのです。
ただ、未成年者の契約取消権というのはあくまで「親権者の同意書がない場合」ということなので、10代・未成年・20才未満であっても「親権者の同意書があれば借りられる」ということになります。
なので、「何でその条件で融資しないのか?」と消費者金融・銀行カードローンに対して疑問に思う人もいるかも知れません。この理由を説明していきます。
なぜ、銀行カードローン・消費者金融は親権者の同意書を提出させないのか?
箇条書きしていくと、下の通りです。
- 親権者の同意書の提出を必要にすると、それを審査するためのコストがかかる
- ↑(従業員の労働=企業のコストである)
こういうことで、コストが発生した以上―。
- それを上回る売上のアップが必要
- なので、こうして「18才・19才」のキャッシングを許可することで、彼らが「たくさん審査申込みしてくれる」必要がある
このようになるわけです。
しかし、親権者の同意が必須だと、申し込んでこない
ただ、学生さんだったらすぐわかると思いますが、下のように言えます。
- 親権者の同意が必須ということは、要するに親バレするということなので、結局、学生は申し込んでこない
このようになるわけです。絶対に申し込んでこないとは言いませんが、親に内緒でキャッシングしたい学生がほとんどなので、この条件だと、大部分の学生は借りようにも借りられない…となるわけですね。
- 審査コストが増えた分、売上が増えないといけないのに、実際には、ほとんど申し込みがない
- なので、売上は増えない
- ということで、やる意味がない
やる意味がないというと「企業の身勝手」のようですが、そうではありません。
未成年のうちに、借金を覚えない方がいい
キャッシングというと言葉はきれいですが、要するにキャッシングというのは借金です。(これを言うと、住宅ローンでも奨学金でも全部借金なので、別にキャッシングが悪いという意味ではありません。当然ですが)
そして、そのように「キャッシング=借金」である以上、やはり、10代・未成年のうちに、あまりくせにしない方がいいわけです。そんなことは当たり前と思われるかも知れませんが―。
- 実際には、人間はもともと動物なので、享楽的な方向に流れやすくなっている
- 「流れられない」システムが整備されていると、「それに逆らう」のは面倒なので、まじめに生きるが、「流れられる」システムになっていると、そっちの方が楽なので、そっちに流れる
そのため、10代・未成年・20才未満という若いうちは、借り入れをしにくくする方が、教育的な配慮からしても、正しいのです。これは誰でも納得できますよね。
ということで、先に書いたような「経営的な理由」もあるのですが、こうした「教育的な理由」もあって、学生への融資は、銀行カードローンでも消費者金融でも、基本的に「未成年では控える」という風になっているのです。
社会人でも、未成年・10代は融資不可
「学生」と書いてきましたが、10代・未成年である限り(18才・19才である限り)、会社員・OL・公務員としてすでに働いている方であっても、銀行カードローン・消費者金融ではキャッシング不可…という風になっています。ただ、下のように言えます。
- 働いているなら、ろうきんカードローンは借りられる
- ろうきんカードローンなら、18才以上で、年収が150万円以上あれば&勤続1年あれば借入可能
- しかも銀行カードローンの半分程度の低金利
こういう選択肢もあるので、18才・19才でも、しっかり働いているという方であれば、キャッシングは問題なくできると思ってください(もちろん、ろうきんカードローンやその他の借入先の審査に通れば…という話ですが)。
ということで、しっかり働いていて、安定収入がある若者の方であれば、20才未満でもろうきんカードローンなどでキャッシングすることはできます。なので、未成年者の契約取消権の壁を超えたいという方は、こうした選択肢も参考にしていただけたら幸いです。
以上、未成年者の契約取消権について、詳しくまとめてきました。学生さんだけでなく、働いていても、18才・19才であれば関係する法律ですが、興味がある方は、下の記事も参考にしてみてください。
学生がキャッシング業者・ブランドを選ぶ時のポイント
続いて、若年層への融資の借入先・業者・銀行を選ぶ時のポイントや注意点をまとめていきましょう。最初に箇条書きすると下のようになります。
- 大手の消費者金融だったら、どこでもほぼ同じ
- どこでもいいので、借り入れには時間をかけず、それよりアルバイトを増やすことを考えた方がいい
「どこも同じ」というと適当なようですが、これは適当に言っているわけではなく―。
- 貸金業というビジネスは、そもそも個性を出しにくい
- 資金力がものを言う世界なので、中小業者と大手の差は、たしかにすさまじい
- しかし、だからこそ「中小業者はほとんど淘汰」されてしまい、今はもう「ほとんど大手しか残っていない」ので、大手の消費者金融だったら、どこでも同じ
こういうことなのです。ちなみに、大手の消費者金融というのは皆さんも知っているだろうブランドである―。
- プロミス
- アコム
- SMBCモビット
- ノーローン
- アイフル
などです。そして、これらの消費者金融の看板の建物は、駅前などでよく見かけると思いますが、そこに行って審査したり、カード発行したりすれば、方法的には割とシンプルに即日借入が可能…となっているわけですね。
(最短即日キャッシングできるかどうかは、申込み時間やその人の信用度(クレジットスコア)によって異なるわけですが)
何はともあれ、これらの大手の消費者金融であれば―。
- 若年層への融資でも、特に違いはない
- 強いて言うなら、初回30日間無利息で借りられるのが重要
- ノーローンは初回30日間無利息がない
- SMBCモビットもないが、代わりに「最短即日審査のシステム」は、SMBCモビットが特に便利
このような点も、最高にしてみてください。
銀行カードローンで借りる必要は、あまりない
そして、このように学生がキャッシング先を選ぶ時「銀行カードローンでなく、消費者金融を選ぶ」という必要は、あまりありません。理由は下の通りです。
- 銀行カードローンを選ぶメリットがあるとしたら、「低金利」ということである
- しかし、消費者金融と銀行カードローンの金利差が影響するのは、大体「30万円~50万円」を超えるラインから
- それまでの金額だったら、金利差はほとんど関係ない
- だから、消費者金融の金利でも十分
- 特に初めてキャッシングする場合―。
- 学生は10万円以上借りることは難しい
- 消費者金融でも銀行カードローンでも、ほぼ10万円が限度
- ↑(相当アルバイトをしている学生なら話は別)
そのため、10万円という少額キャッシングだったら、どの道利息差はないに等しいので、消費者金融で借りようと、銀行カードローンでキャッシングしようと、どちらでも変わらない、ということです。
10万円を1ヶ月借りた時の利息差
ためしに、10万円を1ヶ月借りた時の、消費者金融・銀行カードローンの利息差を計算してみましょう。簡単に書くと下の通りです。
- それぞれの1ヶ月の利息は、消費者金融は「約1500円」
- 銀行カードローンは「約1200円」
- なので「月300円」の利息差である
これは「1万円」の借り入れではなく「10万円」です。
- 若年層のキャッシングは、大体3万円~10万円の範囲である
- たとえば3万円なら、450円の利息差しかない
- 5万円でも、750円
このように、実は若年層への融資程度の小口借入だったら、消費者金融でも銀行カードローンでも、実際の利子総額はほとんど変わらないわけですね。なので、「どっちで借りても、ぶっちゃけ同じ」なのです。(利息的には)
むしろ、最初の5ヶ月は消費者金融の方が低利息
どちらもあまり変わらないどころか、むしろ―。
- 消費者金融で「初回30日間無利息」で借りられる所の場合―。
- 最初の5ヶ月は、一般的な銀行カードローンよりも、実際の利子総額が安い
- なので、最初の5ヶ月で完済できるなら、むしろ金利面・利息面でも、消費者金融の方が有利
このようになるわけです。そして、初回30日間無利息でキャッシングできる消費者金融というのは、下のように言えるからです。
- プロミス
- アコム
- アイフル
これら3つの消費者金融であれば、最初の5ヶ月は、銀行カードローンよりも低利子というわけですね。なので、低金利でお金を借りたいと思っている学生さんも、実質年率(金利)を見るだけではなく、こうした「実際の利子総額」で計算して比較するといいでしょう。