100万円を今すぐ借りたい!ビジネスローンなら最短即日融資もしやすい
今すぐ100万円借りたい―。という場面は、普通の人にはほとんどないでしょう。
しかし、たとえば自営業・個人事業主の人などが資金繰りによって、100万円~数百万円のキャッシングを必要とするということはよくあります。ここでは、それらの理由によって今すぐ100万円借りたい、という場面の最短即日融資について解説していきます。
目次
100万円でも今すぐ最短即日借入できるのか?
100万円でも、理論的には即日借入できます。「理論的には」というのは、下のように言えるからです。
- 100万円レベルの高額キャッシングになると、審査にかかる時間が長くなる
- また、審査に通るかどうかも難しい
資金繰りで必要にしても、一日単位で借りないといけないというケースは限られているので、金融機関も「数日かける」ことはよくあるわけです。
消費者金融だったら、金額がいくらであろうと「最短即日融資が当たり前」なので、100万円の場合でも、申込み時間さえある程度早ければ、それで当日キャッシングできます。しかし、銀行カードローンの場合は、数日から1週間待たされることもある…と考えて下さい。
当日中に100万円借りたいなら、消費者金融
100万円の借り入れでも、数日ではなく即日・今すぐでないとダメという場合は、やはり消費者金融で申し込むことをおすすめします。プロミス・アコム・SMBCモビットなどの、多くの人がよく知っている大手のブランドです。
これらの大手の消費者金融で申し込む場合、下のようになります。
- 「普通のキャッシング」でも100万円借りられる
- 「ビジネスローン」でも最短即日融資が可能
ビジネスローンというのは事業者向けローンのことですが、事業者向けローンなので、当然100万円単位の借り入れにも対応しています。
「事業者向けローンだと、最短即日融資はできないのでは?」と思う人もいるかも知れませんが、そこは消費者金融の強みで、ビジネスローンであっても、しっかり当日キャッシングができるようになっています。
絶対に当日中というわけではありませんが、早目の時間に申し込めば、一定の信用度がある人であれば、ビジネスローンでも大体即日借入ができます。
ビジネスローンと普通のキャッシング、どっちがいい?
これは事業用に使うのであれば、ビジネスローンといえます。というのは、下のように言えるからです。
- 普通のキャッシングで「50万円以上」はなかなか借りられない
- 同じ信用度でも、ビジネスローンだったら100万円は申し込みやすい
消費者金融でも銀行カードローンでも1つの借り入れ先から100万円、いきなり借りられるということはまずありません。
- 最初は最大でも50万円から始まる
- その後、80万円、100万円という風にステップを踏んで増額していく
このようなやり方が普通です。キャッシングには「極度額」というこの融資枠の範囲内であれば、借入・返済自由という枠があり、これが徐々に拡大されていく…ということですね。
そして、最初は様子見として10万円~50万円の金額で始まるので普通のキャッシングで、いきなり50万円の限度枠ということはあり得ないのです。(よほどクレジットスコアが高い人を除けば)
なので「最初から100万円以上借りたい」という場合であれば、事業者向けローンを利用した方がいいでしょう。
会社員・OL・公務員の場合でも、今すぐ100万円借りられる?
会社員・OL・公務員の方の場合、100万円を今すぐ借りるのは、自営業・会社代表者の人と比較すると、少々難しくなっています。理由は下の通りです。
- 事業者向けローンが使えない
- 個人向けで借りるにも、最低年収300万円は必要
- 年収300万円あっても、ある程度のクレジットスコアが必要
この「ある程度のクレジットスコア」というのがわからないと思うので、これについて補足します。
これまでの借入・返済の履歴が良好であること
その人のクレジットカード・キャッシングなど、すべてを含めた借入・返済の履歴のことを「クレジットヒストリー」といいます。このクレジットヒストリーが良好である場合、クレジットスコアが高くなります。
そして、どういう借入・返済の履歴だったら高評価になるのかというと、下の通りです。
- たくさん借りてたくさん返済している
- 返済の延滞・滞納が一切ない(あるいはほとんどない)
人によっては「たくさん借りて」という部分が意外と感じるかも知れません。「借りない方が、むしろ信用されるのでは?」ということですね。
確かに、一般の感覚だとそうです。『ナニワ金融道』の作者の青木雄二氏も、書籍の中で「僕は借金する人間は信用せえへん」と語られています。自身も借金をしていた青木氏がそういうくらいなので、一般の感覚からしたら「借金をしない方が偉い」というのは、当然の感覚でしょう。
しかし、キャッシングやクレジットカードの業界では、この感覚は逆になるんですね。たくさん借りて、しっかり返済してくれる人が一番ありがたいのです。
要は、金融業者の利益になる人が信用される
韓非子は「人間は利益によって動く」というのを信条とし、東洋の法律学の開祖となりました。その韓非子の思想ではありませんが、キャッシング業界では人間としてどうこうというより、金融機関の利益になる人が信用されるのです。
つまり「借金しない人」というのは、確かに信用できるかもしれませんが、「それは金融業者の利益にはならない」んですね。また、実際に借金した時、本当に返済できるかはわかりません。
その点「たくさん借りてたくさん返済してきた」という人の場合、下のようになります。
- キャッシング業者・クレジット会社の利益になる
- しかも「この金額までは返済できる」という実績がわかっている
このようなことで、2つの意味で高評価となるのです。「利益」になるし「予測」もできるわけですね。「ローリスク・ハイリターン」ということです。金融業にとって。
これが「クレジットヒストリー・スコア」の原理ですが、これが相当高い人であれば、会社員・OL・公務員でも100万円キャッシングすることは可能です。しかし、これはなかなか難しいと考えてください。
会社員・OL・公務員で100万円を最短即日融資で借りられる条件
会社員・OL・公務員で、100万円を即日借入できる条件―。これはあくまで目安ですが、簡単に書くと下の通りです。
- 年収は400万円程度
- 勤続年数は3年以上
- 他社借入がゼロ
この条件が絶対必要というわけではありませんが、大体このくらいの条件が必要…と考えてください。なお、これは「サラリーマン・OLの場合」なので、公務員だったらもう少しゆるい条件でも、100万円は申し込みやすくなっています。
年収は400万円はあった方がいい
理論的には、貸金業法の「貸金業法第13条の2第2項の規定」というルールによって、年収の3分の1まではキャッシングできるという風になっています。つまり、100万円借り入れするには、年収300万円あればいい…ということ。
しかし、これは「貸金業法第13条の2第2項の規定の基準ギリギリ」ですし、年収以外の部分でよほど信用できる人でなければ、まず「年収300万円で100万円借りるのは厳しい」と思ってください。
同じ「年収の3分の1」でも―。
- 年収60万円の人が、20万円借りる
- 年収300万円の人が、100万円借りる
こういうのでは、リスクが全然違うのです。当然、前者の方が返済はしやすいです。年収も少ないですが、本気で働けば20万円くらいは誰でも返済できますからね。
しかし、100万円の返済というのは、ある程度稼ぎがある人であっても、かなり大変です。なので、同じ「年収の3分の1」という金額であっても「100万円」のように借り入れ自体が多い場合、必要な年収は多くなっていくのです。
勤続年数は3年程度あった方がいい
勤続年数についても特に決まりはありませんが、大体3年程度は必要…と考えてください。理由は下の通りです。
- 100万円の返済は、数年がかりになる
- 業者・銀行にとって一番のリスクは「その人が仕事を辞めること」である
- 勤続1年程度では、まだ辞める可能性がある
- 「数年の勤続実績」があれば、すぐに辞める可能性は低い
そのため、ハッキリ決まっているわけではありませんが、勤続年数は数年は必要と思っておいて下さい。
公務員の場合、クビになるリスクがないのでもっと短い勤続年数でもOK…と思われるかも知れませんが、これはこれで―。
- 公務員が「勤続数年」程度で、年収400万円まで行くことは少ない
- なので、公務員の場合もどの道、勤続は数年以上になる
このようにいえます。なので、よほど特殊な高年収の職業でなければ、100万円のキャッシングには、勤続3年程度は必要と考えていいでしょう。
他社借入ゼロでないと、100万円は厳しい
50万円程度の最短即日借入であれば、他社借入件数がいくつかあっても、審査に通ることはあるでしょう。しかし「100万円の最短即日融資」となると、やはり「他社借入ゼロ」が条件となります。(これも絶対ではありませんが、大体こうなっています)
これは常識で考えてわかるでしょう。すでに他者で借金している人が、さらに100万円も借りるという時点で、かなり危ないと多くの人は考えるはずです。少なくとも「まともな理由」で、そのようなシチュエーションになるとは、考えにくいでしょう。
なので、100万円を今すぐ借りたいという場合には―。
- 他社借入件数
- 他社借入金額
…のどちらもゼロである必要があります(片方ゼロなら、両方ゼロですが)。
100万円をキャッシングで借りると、月々の利息・支払いはいくら?
100万円借りた場合の月々の利息はいくらになるのか―。これは、下の通りです。
- 消費者金融…約1万5000円
- 銀行カードローン…約1万2000円
実際には「100万円を境に、金利が変わる」ので、「100万円」ジャストまで借りたら、これより低利息になります。
しかし、実際には消費者金融・銀行カードローンも「できるだけ高金利で融資したい」ので「99万円」で止まることが多いです。なので、ほぼ上の通りの利息になります。
普通の収入では、100万円の返済は厳しい
上に書いた数字は、あくまで「利息だけ」です。たとえば消費者金融で借りた場合、下のようになります。
- 毎月「2万円」を払っても、元金は「5000円」しか減らない
それを1年続けても「6万円」しか元金が減らないのです。100万円から6万円減るだけなので、借入残高はまだ94万円あります。94万円だったら利息はほとんど変わらないので、これがもう2年、3年…とい続くわけです。
4年目から多少利息も減りますが、それでもやはり「月1万3000円」くらいの利息。これだけの期間「毎月2万円」という支払いをしても、全然減らないのです。このペースで支払う限り、途中のトラブルも想定すると、100万円ん完済には、8年程度かかると考えてください。
100万円借りるなら、最低月5万円は返済しないといけない
こうした計算からして、もし100万円キャッシングするのであれば、毎月5万円は支払うということを覚悟しておきましょう。こうすれば「月3万5000円」ずつ利息が減っていくので、最初の1年で「42万円」の元金が減ります。つまり「ほぼ半分」にできるわけです。
これだったら「2年で完済」は可能です。そこまで急がなくてもと思う人もいるかも知れませんが、このくらい急がないと、100万円の借り入れでは、利子総額がどんどん大きくなっていきます。
先の「毎月2万円」の場合は、最初の1年だけで「約18万円」の利息を払っているわけですからね。若いサラリーマン・OLの「1ヶ月分の給料」を、利息で払っているということです。つまり、1ヶ月タダ働きするようなものなんですね。
キャッシング地獄に陥る方、多重債務に陥る方というのは、こういう計算をまったくしていません。「1ヶ月タダ働き」と言われたら誰でも嫌なのに、100万円を、毎月2万円ずつ返済という悠長なことは、ついついやってしまうのです。その返済ペースが何を意味するか、パット見はわからないからですね。
ということで、100万円を借りるのであれば、月2万円や3万円程度の返済ではダメです。最低毎月5万円は返済する…というつもりで借り入れしてください。
(ダメということはありませんが、上に書いた通り「1ヶ月タダ働きでもいいのか?」とよく考えてください)
まとめ「100万円を今すぐキャッシングする方法」
以上、100万円を今すぐ借りたい、という方のための必要知識をまとめました。要点を整理すると、下のようになります。
- 普通のキャッシングとビジネスローンの2通りがある
- 即日借入したいなら、ビジネスローンの方が申し込みやすい
- 普通のキャッシングで、100万円いきなり借りられることは少ない
- 最初は多くても50万円で、そこから融資枠が徐々に拡大していく
- なので、すぐに借りるのであれば事業者向けローン
- 100万円借りるには、最低でも年収300万円が必要
- できれば年収400万円で、勤続3年以上はほしい
- 100万円借りるなら、毎月5万円は返済した方がいい
- 月々2万円の支払いだと、完済まで8年程度かかる
100万円のような高額キャッシングをする方はめったにいないとは思いますが、もし必要な時があれば、これらの知識を参考にしていただけたら幸いです。