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学生のキャッシング[2ページ目]
学生のキャッシング・総まとめ
学生でも消費者金融・銀行カードローンなどでキャッシングすることはできます。20才以上という条件ですが、18才・19才でもクレジットカードのキャッシング機能でお金を借りることが可能です!銀行カードローンは一部親権者の同意が必要ですが、大手の消費者金融の場合、親バレもせずに借入可能です!
若年層のキャッシングについて、最初に重要なポイントをまとめると、下のようになります。
- 消費者金融・銀行カードローン、どちらでも借入可能
- ただし、これらは20才以上から
- クレジットカードなら18才以上からOK
- ただ、クレカは「5万円~10万円」と融資枠が小さい
さらにまとめると、下の通りです。
- 当然「自分の収入」は必要
- アルバイトで「月収5万円」は最低必要
- できれば7万円~10万円の月収は欲しい
- アルバイトの勤続月数は最低3ヶ月、できれば1年
以下、若年層のキャッシングについて、総合的に詳しくまとめていきます。
銀行カードローン・消費者金融、どちらでもOK
まず、学生に限らず、キャッシングする借り入れ先は―。
- 銀行カードローン
- 消費者金融
のどちらかに大別できます。「クレジットカード」も一応ありますが、クレジットカードはショッピングが中心のサービスなので、キャッシング機能については弱いのです(限度額も少ないし、審査に通りにくい)。
なので、純粋にお金を借りることだけ考えると、消費者金融・銀行カードローンのどちらかで借りる方がいいわけですね。
で、若年層でも20才以上でアルバイト収入があるという条件を満たしていれば、このどちらでも借りることができます。では、どちらで借りた方がいいのか。
基本的に、消費者金融で借りる方がいい
若年層のキャッシングの場合、基本的に銀行カードローンではなく消費者金融で借りた方がいいです。理由は―。
- 若年層のキャッシングは、10万円以下の少額が多い
- このレベルでは、消費者金融・銀行カードローンの金利差はない
- なので、「申し込みやすさ」の方が大事
ということです。急いで借りて目の前の問題を解決し、アルバイトなどを探す方に専念した方がいい…ということですね。
実際「10万円以下の借り入れ」だと、月々の利息はそれぞれどのようになるのか、消費者金融・銀行カードローンの両方で比較してみましょう。
(借入金額ごとの、1ヶ月の利息です。)
■ 消費者金融の利息
- 1万円…150円
- 3万円…450円
- 5万円…750円
- 8万円…1200円
- 10万円…1500円
■ 銀行カードローンの利息
- 1万円…120円
- 3万円…360円
- 5万円…600円
- 8万円…960円
- 10万円…1200円
という風です。続いて「両者の利息差」も一覧にしてみましょう。
■ 消費者金融・銀行カードローンの利息差
- 1万円…30円
- 3万円…90円
- 5万円…150円
- 8万円…240円
- 10万円…300円
このように10万円借りても、1ヶ月で300円の利息差しかつかないということなんですね。そして、先に書いた通り若年層のキャッシングはほとんど10万円以下なので、どちらで借りても変わらない、ということです。
アルバイト探しに時間を使うべき
このように「消費者金融よりずっと低金利」といわれる銀行カードローンですら、若年層のキャッシングの場合、全然利息の差はない―。となったら、銀行カードローンだろうと消費者金融だろうと「低金利の借り入れ先」など、探すだけムダということです。
それよりも―。
- 好条件の日払いのアルバイトを探す
- そこでどんどん日銭を稼ぐ
- 片っ端から臨時返済に回す
というやり方で「稼いで返済」することを考えた方がいいんですね。
日本人は子供の頃からお小遣いをもらい、「働かずに学校に通う」のが当たり前になっているので、この自分でお金をもぎ取りに行くという感覚が不足しているのですが、要は何でも―。
- さっさと働いて稼いで
- 必要なお金をきっちり揃えればいい
というだけなのです。別にキャッシングの返済に限った話ではありません。「学校に行きたくない」なら中退して、家を出て働けばいいだけの話ですし、何につけても「さっさと稼げば解決する問題」なのです。(大抵の場合)
上に書いた通り、銀行カードローンでも消費者金融でもほとんど変わらない利息について、あれこれ比較するのは「時間のムダ」です。スーパーの特売で、10円しか違わないような野菜を買うために、時間を書けて買い物に行くというような感覚です。
冷静に、少し離れた視点で考えて「どの選択肢が最も利益があるか」を考えれば、自ずと―。
- 消費者金融で急いで借りて
- 目の前の問題をとりあえず片付け
- 日払いのアルバイトの仕事をすぐ見つけ
- ガンガン働いて、早期完済する
ということになるのです。これからキャッシングする学生の方は、こうした意識をぜひ持ってください(参考になれば)。
銀行カードローンでキャッシングするメリットは?
では、消費者金融でなく銀行カードローンでキャッシングするメリットはあるのか。あるから銀行カードローンが存在しているわけです。これをまとめると、下のようになります。
- バリバリ審査に通る自信がある
- ↑(銀行カードローンの厳しさでも通る自信がある)
- 高額・長期間借りるつもりである
- ↑(高額・長期間だったら、確かに金利は重要)
- 審査に通る自信あり
- 高額・長期間
という2つの条件ですね。この場合は確かに銀行カードローンでお金を借りることをおすすめします。
銀行カードローンは「学生不可」のところが多い
ただ、銀行カードローンで学生以外キャッシングしようとしても、最初から若年層への融資不可となっている銀行カードローンが多いことに注意してください。一覧にすると下のようになります。
- オリックス銀行
- 三井住友銀行
- イオン銀行
- 横浜銀行
- 静岡銀行
などの銀行カードローンが「最初から若年層への融資不可」となっています。大体、主要な銀行カードローンの半分程度が、若年層への融資不可というイメージです。
「親権者の同意が必須」の銀行カードローンも
また、若年層への融資自体はOKでも親権者の同意書が必須という条件になっている銀行カードローンも一部あります。メジャーな銀行カードローンだと三菱東京UFJ銀行(バンクイック)などですが、こういう銀行でキャッシングする場合、親バレは必須となっています。
もし「キャッシングが親にバレてもいい」という学生さんがいたらいいですが、実際にはそれはあり得ないので、三菱東京UFJ銀行のような条件の銀行カードローンも、実質学生では借入不可…と考えていいでしょう。
どの銀行カードローンならお金を借りられるのか?
では、どの銀行カードローンだったら親権者の同意書の提出などの条件もなく、学生が親バレせずにお金を借りることができるのか―。これを一覧にすると下のようになります。
- みずほ銀行
- 楽天銀行
- ソニー銀行
- じぶん銀行
…が主な銀行カードローンとなっています。それぞれのメリットをまとめると、下のようになります。
- みずほ銀行…低金利。メガバンクなので、郵便物が届いても家族バレしにくい
- 楽天銀行…比較的審査に通りやすい。楽天銀行の口座なしでも即日融資OK
- ソニー銀行…一番低金利。学生の融資枠は10万円まで
- じぶん銀行…auユーザーだったら、低金利
個人的に一番おすすめなのは、みずほ銀行・楽天銀行です。
中小業者の学生専用ローンについて
中小業者が提供するサービスで「学生専用ローン」というものもあります。これについてポイントをまとめると、下のようになります。
- 学生専用ローンでも、金利は大手の消費者金融と同じ
- 審査の難易度も同じ
- 通っている大学の偏差値が考慮されることもあるなど
- 名門大学に通っている学生にとってはメリットがある
金利も審査も、普通の消費者金融と変わらないという点に注意してください。そして何より、大手の消費者金融や銀行カードローンと違い自社・自行ATM&提携ATMでの借入・返済が不便(もしくはできない)というのが、こうした学生専用ローンの一番のデメリットです。
学生専用ローンは、自社・自行ATM&提携ATMでの借入・返済ができない
学生専用ローンは中小業者なので、コンビニ・銀行の提携ATMとの提携をしていません。一部していることもありますが、数は少ないです。(また、利用手数料もかかります)
これに対して、大手の消費者金融・銀行カードローンの場合、下のようになります。
- ほとんど全部のコンビニ・提携銀行のATMが使える
- 利用手数料なしの提携ATMも多い
たとえば消費者金融の場合
- 自社ATM・専用ATMは全部無料
- コンビニ・提携銀行のATMは有料
- プロミス・SMBCモビットのみ、三井住友銀行のATMが無料
というルール。そして、銀行カードローンの場合
このように一部手数料がかかるものはあっても、どのコンビニ・提携銀行のATMでも借入・返済できるということですね。で、これができない中小業者(学生専用ローン)は、なぜ不便なのか―。
返済・借入のたびに事前に電話連絡をする
私も実際に大学時代に学生専用ローンで借りていたのでわかりますが、こういう「提携ATMが使えない学生ローン」というのは、借入・返済のたびに、事前に電話連絡が必要というルールになっているのです。
で、このルールだと「借り入れ」の時はまだいいのですが「返済」の時に非常に困るのです。理由は―。
- 数千円の少額を臨時返済したい時も
- 毎回電話連絡しないといけない
- その度に、オペレーターさんの時間を奪うことになる
- なので、少額だと返済がしにくい
- よって、返済が先延ばしになる
そして、人間の性として、先延ばしにしたことは、大抵やらなくなるもので、結局その数千円は「何かの買い物」に使ってしまい、返済に回せなくなるわけです。
で、そうやって完済がのびのびになれば、当然最終的な利子総額も大きくなっていきます。なので、ただ不便というだけではなく利息総額が増えるという点でも、デメリットなのです。
なので、よほど特別な事情がない限りは、このような学生専用ローンではなく、大手の消費者金融・銀行カードローンで借りるようにしてください。
20才未満で借りたい場合は、クレジットカードのキャッシングで
ここまで書いてきた銀行カードローン・消費者金融は、20才以上でないと借入不可、というルールになっています。20才以上で、自分の収入があるというのが融資条件となっているのです。
なので、消費者金融・銀行カードローンでは「18才・19才の学生」は借入不可なのですが、そうした20才未満の若年層でもクレジットカードのキャッシングならお金を借りられるようになっています。これについてポイントをまとめると、下のようになります。
- クレジットカードは若年層でも発行できる
- それに「キャッシング機能」がついてくる
- 限度額は0~10万円。それ以上は増えない
- ショッピング枠も含めると、最大で30万円~50万円まで増える
- キャッシング枠は、ショッピング枠をある程度利用してからつく…という場合も
以下、詳しくまとめていきます。
クレカのキャッシング枠は、ショッピング枠より小さい
これは若年層のキャッシングに限った話ではなく、クレカのキャッシング枠はショッピング枠より小さくなるというルールになっています。この理由は―。
- クレジット会社は「ショッピング枠」を使ってほしい
- ショッピングで使ってくれれば「加盟店の利益」になる
- そうすれば加盟店が増える
- 加盟店が増えると便利なので、利用者も増える
- 利用者が増えれば、加盟店もまた…という好循環が起きる
ということでショッピング枠を多めに使ってほしいというのが1つ目の理由。そしてもう一つの理由が―。
- ショッピング枠なら投資・ギャンブルなどに使えない
- つまり「破産のリスク」が低い
- 破産のリスクが低ければ、カード会社にとっては「全額回収」がしやすい
この破産のリスクが低いというのは利用者のためもありますが「回収する」というカード会社側の利益のためなんですね。(企業が良いサービスを提供できるのは、利益を求める気持ちがあるからです。この点は勘違いしないでください)
ということで、若年層のキャッシングに限った話ではなく、社会人などのその他の職業・属性のキャッシングでも「ショッピング枠はキャッシング枠より小さい」というのが常識になっています。学生のクレジットカードでも同じようになりますが、その点は理解しておいて下さい。
現金の借り入れでなく「買い物」でいいならクレカもあり
多くの人は「キャッシング」の意味を厳密に定義していません。クレジットカードでショッピングをする、ということも「キャッシング」と呼んでいることがしばしばあります。
なので、もしこういう意味で「学生でのキャッシングをしたい」と考えているようであれば、別に銀行カードローン・消費者金融などで「現金」を借りなくても、クレジットカードで買い物すればいいということになるのです。
もしそのような「クレカのショッピング」で良い場合、先に書いた通り18才・19才でも、最大で30万円~50万円まで利用できるようになっています。こうして「ショッピング枠も込み」で極度額を比較すると、クレジットカードも銀行カードローン・消費者金融に負けていない…と言えるでしょう。
まとめ「若年層のキャッシング」
以上、若年層のキャッシングについて多方面からまとめてみました。特に重要だったポイントを再度まとめると、下のようになります。
- 20才以上で、アルバイト収入があるというのが基本
- この条件なら消費者金融・銀行カードローンで借りられる
- 銀行カードローン・消費者金融の極度額は、最初は10万円程度
- 返済実績を積み重ねると、最大30~50万円まで増える
- クレカのキャッシング枠なら、18才・19才でも借入可能
- ただし限度枠が最大でも5万円~10万円と、かなり小さい
- ただ、ショッピング枠も含めると、最大30万円~50万円まで増える
これからお金を借りようとする学生さんの参考になれたらと思います。