専業主婦のキャッシングが家族や夫にバレる原因・理由

専業主婦のキャッシングが家族や夫にバレる原因・理由

専業主婦がキャッシングして、家族や夫・旦那にそれがバレる原因―。これはまとめると、下のようになります。

  • 夫・旦那の同意書が必要な業者・銀行で申し込んだ
  • 郵便物を夫が開封して、バレた
  • 重度の遅延をして、自宅に督促の電話・ハガキが来た

以下、それぞれの原因について詳しくまとめます。

夫・旦那の同意書が必要なキャッシング業者・銀行

主な銀行カードローンの半分はなしでOK

収入のない既婚者の女性がお金を借りるということは、当然業者・銀行は「夫・旦那の収入をあてにしている」わけです。だったら「夫・旦那の同意書が必要」というのは当然のようにも思えるでしょう。

しかし、実際には「夫・旦那の同意書なしでOK」という銀行カードローンはたくさんあるんですね。キャッシング業者など「銀行以外」の場合は「配偶者の同意書必須」ということが多いですが、銀行カードローンなら「無しでOK」というところが多いのです。

「銀行カードローンの方が審査が緩いのか?」と不思議に思う人もいるでしょうが、実はこのように「部分的に銀行カードローンの方が審査が甘い」ということは、よくあるのです。

これは金融業界で「銀行性善説」と呼ばれるもので―。

  • 銀行は、消費者金融のような問題は起こさない(と官僚が思っている)
  • なので、銀行に対する規制は甘くなる

実際、銀行は一時期の消費者金融のような「表立った問題」は何も起こしていません。なので、このように規制がゆるめになるのは当然なんですね。

何にしても、借りる方にとってはありがたいことです。三菱UFJ銀行・みずほ銀行・イオン銀行など、主要な銀行でも6行は「配偶者の同意書不要」なので、そこで申し込めば、「同意書をもらうときにバレる」ということはありません。

銀行でなく消費者金融で借りる場合

銀行カードローンでなく消費者金融で借りるという場合―。これは、下の通りです。

  • 大手の消費者金融はすべて、家庭に入っている女性には融資していない
  • 信販系など、中堅以下の消費者金融だったら「配偶者貸付」をたまにしている
  • しかし、大抵は「配偶者の同意書必須」という条件

「配偶者貸付」というのは、夫婦の年収を合算して、その3分の1(貸金業法第13条の2第2項の規定)まで借りられるようにするというシステム。別に片方の収入がゼロでもOKなので、この配偶者貸付を利用すれば「家庭に入っている女性(自分の収入があることが条件)でもキャッシングできる」ということです。

信販系などの消費者金融で借りる場合はこのルールを使うのですが、これでもやはり「夫・旦那の同意書が必要」というルールが多いので、これだと夫バレ・旦那バレしてしまいます。

夫・旦那の同意書の偽造はできない

当然ですが、「夫・旦那の同意書を偽造して申し込む」というのは禁止です。やってもキャッシング業者に訴えられるということはあまりありませんが、これも立派な私文書偽造罪という犯罪になります。

実際「偽造した申し込んだけど、バレずにそのまま完済した」という体験談も、ないことはありません。しかし、それは「運が良かっただけ」の可能性もありますし、万が一バレた時にはどうなるか、誰もわからないわけです。

それに、「すべての銀行が配偶者の同意書必須」というわけではなく、なしでOKという銀行カードローンが、かなりの数あるわけです。だったら、わざわざ同意書の偽造などしなくても「それらの銀行カードローンで申し込めばいい」ということなんですね。

ちなみに「配偶者の同意書なしでOK」の銀行カードローンを一覧にすると下のようになります。

  1. みずほ銀行カードローン
  2. 楽天銀行スーパーローン(カードローン)
  3. 東京スター銀行カードローン
  4. 三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」
  5. イオン銀行カードローンBIG
  6. 横浜銀行カードローン

家庭に入っている女性は、これらの銀行カードローンで申し込んでおけば、とりあえず間違いありません。

カードローンの郵便物によって、家族にバレる可能性

契約直後に「ローンカード」などが郵送されてくる

キャッシングで契約すると、直後に「ローンカード」などの郵便物が送られて来ます。ローンカードというのは、銀行の提携ATMでいう「キャッシュカード」のようなもので、提携ATMで借入・返済をする時は、これを使います。

それぞれの借り入れ先について、このローンカードの受け取り方をまとめると、下のようになります。

  • 大手の消費者金融…自動契約機で発行できる(郵送で受け取らなくてOK)
  • 銀行カードローン…大抵必須。しかし、「兼用型」の場合、郵送なしのことも
  • 中小の消費者金融…ローンカード自体がない。ただ、契約書類などの郵送物は必須のことがおおい

それぞれ詳しく説明します。

大手の消費者金融は無人契約機でカード発行できる

大手の消費者金融の場合、ローンカードの発行は無人契約機でできます。街中で「アコム・SMBCモビット」などの看板の建物をよく見かけるでしょうが、あのブースの中でカード発行の手続きもできます。

そして、「カードの受け取り方」は申し込みの時に選べるので、その時に「自動契約機で発行」という選択肢を選べば、それでOKです。あとは最寄の無人契約機に行って、そこで発行するだけです。

(審査自体がネット申込みで終わっていれば、すぐにカード発行できます)

というように大手の消費者金融の場合は「郵送物を完全なし」にできるのですが、家庭に入っている女性の場合は「そもそも大手の消費者金融で借りられない」ので、この方法は使えません。

(間違えて申し込みされないように、一応ここで扱いました)

銀行の場合「キャッシュカード兼用型」なら郵送なし

銀行カードローンの場合、ローンカードはキャッシュカード兼用型というものもあります。これは、普通の預貯金で使うキャッシュカードで、そのままカードローンも使えるというもの。ポイントをまとめると、下のようになります。

  • すでに「その銀行の口座のキャッシュカード」を持っている場合
  • 銀行のセンターの方で「システム」をいじって
  • その「手元のキャッシュカード」でそのまま、カードローンの機能も使えるようにしてくれる

つまり、「郵送は何もなし」で、「いつものキャッシュカードを、コンビニ・銀行の提携ATMに挿入するだけ」で「カードローンのメニューが出てきて、利用できるようになる」ということです。

その銀行の提携ATMである必要もありません。普段コンビニでも預金の引き出しをしていると思いますが、預金の引き出しができるコンビニや、他の銀行なら、カードローンもすべて使えると考えてください(ただし、手数料がかかる場合があります)。

中小業者の場合、カードはないが書類の郵送がある

中小業者の場合、「ローンカード」は発行されないことが多いです。理由は簡単で自社・自行ATM&提携ATMでの借入・返済ができないので、ローンカードが必要ないということです。

では、どうやって借入・返済するのかというと、下の通りです。

  • 店舗で直接
  • 電話で手続きをした後、振り込み

こういうどちらかになります。どちらにしてもキャッシュカードのようなものは不要なので、カードはなしになります。

しかし、「契約書類」が送られてくることは多いです。これは「手続きのため」というより本当にその住所に住んでいる、という確認のためです。

これは銀行口座を開設した時も必須になる手続きですが、「確かにそこに住んでいる」という証明のためには「実際に郵送物を受け取る」のが一番いいのです。ということで、中小業者の中には「契約書類の郵送が必須」となっているところも結構あります。

(中小業者のルールは千差万別なので、業者によって違います)


以上、大手&中小の消費者金融、銀行カードローンの場合でそれぞれまとめました。これらの郵送物が送られて来る場合は、それが原因でバレることもあります。

重度の遅延・延滞をすると、キャッシングの返済の督促が来る

ほとんどの遅延は「自分の携帯」にしか連絡なし

かなり重度の遅延(1ヶ月以上など)をしていると、自宅に督促のハガキ・電話が来ることもあります。また、遅延日数は短くても「携帯電話への督促を連続で無視した」などの場合にも、やはり自宅に連絡が来ます。

これは「督促のため」というのもありますが、「万が一本人が突然死していたりしたら、誰かが早く発見する必要がある」という、人道上の理由もあります。実際、めったにないとは思いますが、ここで自宅に連絡することで、本人の異変にすぐに家族が対処できた…ということもあるかも知れません。(理論上はあり得ます)

とにかく、そのように「重度の延滞・滞納」をすると、自宅に催促がいくこともあります。逆に言えばそのくらい遅れない限りは、自分の携帯に連絡が来るだけでOK、ということです。

審査の段階では、自宅の電話への連絡はなし

このように「遅延」の時は自宅の電話にも連絡が来ますが、審査の段階では一切ありません。これは家庭に入っている女性(自分の収入があることが条件)でもその他のサラリーマン・OLなどの職業・属性でも、まったく同じです。

貸金業法では21条1項で第三者に借金の事実を知らせてはいけないというルールがあります。「自宅に電話する」というのは、家族という「第三者」に借り入れの事実を知らせる(バラす)ことになってしまうので、どの業者・銀行もやらないのです。

(法的には、家族は「親等」の条件を除けば、他人です)

ということで、家庭に入っている女性(自分の安定収入があることが条件)のキャッシング審査でも「自宅に電話確認が行く」ということはないので、安心してください。

夫の職場への在籍確認はある?

「夫・旦那の収入で借りるということは、夫の職場への在籍確認があるのでは?」と思う人もいるかも知れません。しかし、これもないので安心です。

夫の勤務先への在籍確認がなしでOKな理由は、下の通りです。

  • 女性が「家庭に入っている」ということは、夫・旦那の収入が安定している、ということ
  • つまり、仕事をしているに決まっているのだから、いちいち在籍確認するまでもない

「仕事していても、低収入かも知れない」と思うかも知れませんが―。

  • 専業主婦への融資枠は、銀行カードローンの場合「一律30万円~50万円」になっている
  • 貸金業法第13条の2第2項の規定のルール(年収の3分の1まで借りられる)の基準なら、年収が「90万円~150万円」あればOK、ということ
  • 家庭に入っている女性を養える夫・旦那なら、当然このくらいは稼いでいる

そのため、収入についても確認する必要がないわけです。なので、在籍確認も不要ですし、夫の年収証明書もなしでOK…ということなんですね。

まとめ「同意書不要の銀行カードローンで申し込めばOK」

以上、専業主婦がキャッシングして家族や夫・旦那にバレる原因…についてまとめてきました。簡単に一言でまとめると「夫・旦那の同意書不要な銀行カードローンで借りておけば、すべてOK」ということです。

(一応、何でそう言えるのかの説明のために、すべてのケースを書いてきました)

銀行カードローンということで低金利ですし、特に楽天銀行・イオン銀行だったら、家庭に入っている女性(自分の収入があることが条件)でも一律50万円まで借りられるというルールになっています(一部例外もありますが)。

ということで、申し込みやすさでも限度額の大きさでも、家庭に入っている女性(自分の安定収入があることが条件)のキャッシングとして、「配偶者の同意書不要」の銀行カードローンは、十分なスペックがあります。

収入のない既婚者の女性の方がお金が必要になった時は、ぜひこれらの銀行カードローンを活用してみてください。

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